身延山〜身延駅から

2017年02月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,199m
• 下り: 1,111m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:10

8:45 身延駅
9:26 9:26 総門
9:43 9:43 三門
9:57 10:08 久遠寺本堂
10:27 10:30 十如坊
11:09 11:11 大光坊
12:26 12:39 身延山
12:41 12:53 奥の院（思親閣）
12:56 13:15 身延山ロープウェイ奥の院駅
12:37 12:38 感井坊
14:35 14:37 妙石坊
14:54 15:03 御廟所
15:13 15:13 三門
15:17 身延山バス停

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「42　塩見・赤石・聖岳」（2013年版）
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド14　山梨県の山　「46　身延山」

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田→八王子→大月→甲府→身延　JR横浜線・中央本線・身延線　2,590


起点：身延駅
終点：身延山バス停

身延山→身延駅　山交パス　290
身延→甲府→八王子→町田　2,590　特急ふじかわ　650　特急あずさ　930

○アクセスメモ
・身延線はICは使えません。神奈川における御殿場線のように。
・身延駅←→身延山の山交バスはICが使える。

コース状況／危険箇所等

・難しい所はない、どころか全面で段差すらほとんどなく、登山靴もいらなそうなほどに歩きやすい道。
・山門から久遠寺の階段が一番の急坂。女坂もあるので回避は可能。
・駅から総門近くまでの車道歩きは、ほぼ歩道あり。
・総門から先の三門までは、ほぼ歩道なし。参道で店が多くある。狭めの道で一般車両も通れるので注意。

写真

2/25 6:46

中央本線の車窓から。
いつもながら勝沼辺りは絶景。
南アルプスの白い峰と甲府盆地。

2/25 7:12

甲府駅で身延線に乗り換え。

2/25 7:34

身延線の車窓から、八ヶ岳。

2/25 8:43

そして、身延線の身延駅。

2/25 8:45

バスもあるけど、今回は駅から歩いて身延山へ。
駅前のしょうにん通り。
それぞれの家に家紋が大きく付けてある。

2/25 8:48

富士川に架かる身延橋、奥には目指す身延山。

2/25 8:52

富士川と身延山。

2/25 8:53

身延橋で富士川を渡る。

2/25 8:53

身延山の山頂が見える。
けっこう急斜面な山...

2/25 8:54

富士川と身延山。

2/25 8:54

富士川の向こうに、八ヶ岳。

2/25 9:14

身延山を眺めながらの町歩き。

2/25 9:26

久遠寺の総門。
ここまでで駅から45分くらい。

2/25 9:28

正面に身延山を見上げながら、身延川を渡る。

2/25 9:30

道々に社寺があるけど、寄っていたら切りがないので通過...

2/25 9:31

登るに連れて店が多くなってくる。

2/25 9:38

商店街の真ん中に、身延山バス停。

2/25 9:42

そして、巨大な三門。

2/25 9:45

三門を潜ると趣のある杉の参道。
ん？奥に見えるのは...

2/25 9:46

壁のような階段...
菩提梯という名前。
まさに梯。

2/25 9:48

階段の脇にある、南部實長（さねなが）公の像。
日蓮上人をこの地に招いた人。
身延山周辺13里の地を日蓮上人に寄付したのだとか。

2/25 9:56

地獄の階段を登りきると、真っ赤な五重塔。

2/25 9:57

そして久遠寺の本堂。

2/25 10:02

数々の建物が並ぶ広〜い境内。

2/25 10:03

境内では梅が満開。

2/25 10:04

2/25 10:10

駐車場と境内を結ぶ斜行エレベーターがある。

2/25 10:12

本堂の裏手で道がフォーク。
真ん中がロープウェイ、右が奥の院への参道。
もちろん右へ。

2/25 10:16

少し登るとすぐに古い建物。

2/25 10:17

ちょうど祖師堂の裏手辺り。

2/25 10:17

左が篠井山。
右奥は十枚山かな？

2/25 10:20

上の山八幡神社。

2/25 10:26

十如坊。
鬼子母神堂。

2/25 10:35

小さな桜。
十月桜だろうか。

2/25 10:37

大きな銀杏。

2/25 10:38

瘡守稲荷。

2/25 10:40

莚師廟堂。
29世日莚上人の廟。
29世といっても1600年台。
長い歴史だな〜

2/25 10:41

周辺には古い墓塔が並ぶ。

2/25 10:42

シジュウカラ。
墓地で水浴び。

2/25 10:43

これも歴史。

2/25 10:46

丈六堂。
中には金色の釈迦像があった。

2/25 10:47

ヒノキは皮を剥がれて真っ赤になっている。

2/25 11:08

大光坊に到着。
ここで登りの半分くらい。

2/25 11:09

大光坊の三光堂。

2/25 11:09

大光坊の釈尊像。

2/25 11:10

大光坊はけっこう広い。
天気が良ければ山並みも見えそうだけど、雲が残念。

2/25 11:12

大光坊までは舗装されているが、この26丁目でようやく山道になる。

2/25 11:50

山道といっても道はとても歩き易い。
しばらく登ると、法明坊。

2/25 11:50

色付く杉...

2/25 11:55

41丁目の東照宮。

2/25 12:02

眼下に富士川。

2/25 12:11

麓の商店街が見える。

2/25 12:16

そして、山頂近くの展望台。
残念ながら富士山は不在。

2/25 12:16

富士川と富士川に注ぐ波木井川。
下は山の裾が見えないほどの急斜面。

2/25 12:16

久遠寺の境内も見える。

2/25 12:17

さっきまでいた大光坊が見える。

2/25 12:17

ここに富士山がいるはずなのだが...

2/25 12:17

向こうは毛無山。

2/25 12:18

さて、奥の院へ。

2/25 12:20

日蓮上人お手植えの杉。
樹齢700年超という巨木。

2/25 12:22

思親閣。
左手奥から展望台へ。

2/25 12:23

思親閣の横にも釈尊像があった。

2/25 12:26

展望台に到着。
北側が開けている。

2/25 12:26

展望台には山梨百名山の標柱。
いつの間にかデザイン変わったのね。

2/25 12:27

塩見岳。

2/25 12:27

脇から覗く八ヶ岳。

2/25 12:30

南アルプスが一望できる。

2/25 12:31

白根三山には雲が...

2/25 12:31

ちょこっと頭が見えるのは、上河内岳かな？

2/25 12:32

身延山の展望台。
それにしても、雪が全くないのが意外だった。

2/25 12:39

少し雲が流れて、北岳と間ノ岳。

2/25 12:41

思親閣に戻ってきた。
大佛の背中。

2/25 12:42

思親閣。
日蓮上人が故郷の安房を想って何度も登ったのだとか。
さすがに房総は見えないだろうけど、駿河湾の海を見て故郷を想ったのだろうか。

2/25 12:43

思親閣の仁王門。

2/25 12:53

日蓮上人像。

2/25 12:54

七面山遥拝所から。
隣の七面山は、雲の中。

2/25 12:56

今度は身延山ロープウェイの展望台。

2/25 12:57

富士川と天子山地。

2/25 12:57

身延山ロープウェイ。

2/25 13:06

ロープウェイの山頂駅で昼食。
身延山ゆばカレー丼。

2/25 13:15

身延山ロープウェイの山頂駅。

2/25 13:26

山頂から少し下っただけで舗装路になる。

2/25 13:31

橋の下は急な崖。

2/25 13:37

感井坊。
ここを直進すれば七面山方向。
でも左に折れて下山。

2/25 13:46

道は歩き易いけど、道脇は急傾斜の岩だらけ。

2/25 13:47

沢に架かる橋の欄干がぐにゃぐにゃに曲がっているのが怖い。

2/25 13:51

身延山の千本杉。
巨木も散在する。

2/25 13:56

身延山はこんな地質。
って見てわかるといいんだけどな〜

2/25 14:06

久遠寺と富士川。

2/25 14:15

眺めのいいところがあった。

2/25 14:15

三門と商店街。

2/25 14:16

松寿庵の眺め。

2/25 14:17

松寿庵。
日蓮上人の袈裟掛松の伝説がある。

2/25 14:18

やっぱり富士山は見えないか...

2/25 14:19

松寿庵の周辺にはスイセンが植えてある。

2/25 14:19

白梅一本。

2/25 14:35

しばらく下って、妙石坊。

2/25 14:37

これが妙石なのかな？

2/25 14:37

透明感のあるロウバイ。

2/25 14:39

妙石坊の入口。

2/25 14:43

川沿いに歩道があったけど東屋はボロボロ。
増水して流されたのか。

2/25 14:48

しばらく下ると、日蓮上人の廟所。

2/25 14:54

ここに日蓮上人の遺灰と遺骨の一部が納められているらしい。

2/25 14:54

御廟所の拝殿。

2/25 14:58

草庵跡。
日蓮上人はここに9年ほど暮らしていたらしい。

2/25 15:03

御廟。

2/25 15:09

川沿いを下ると、消防車が放水していた。
設備の点検だろうか。

2/25 15:13

三門に戻ってきた。
やっぱり巨大。

2/25 15:17

身延山バス停。
次のバスは40分後...

2/25 15:18

バスの時間まで商店街を見て回ろうかと思ったら、大半の店はもう閉まっている...

2/25 15:55

バスに乗って身延駅へ。

2/25 16:15

バスは意外にもICが使える。
（身延線の電車は使えないのに...）

2/25 16:15

身延駅。
次の電車は、またしても40分後。

2/25 16:23

富士川と身延山。

2/25 16:23

身延橋越しの八ヶ岳。

2/25 16:24

広〜い富士川。

2/25 16:39

駅前の店で食事。
ソーススパゲッティ。
やきそばでもなくナポリタンでもない。

2/25 17:06

帰りは特急ふじかわ。

2/25 17:11

電車のおやつは...
駅前で買ったみのぶまんじゅう。
ロープウェイの駅で買った身延山ぬれせんべいのゆばカレー味。

2/25 18:02

特急ふじかわ。
甲府駅でさらに乗り換え30分待ち...

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

WashiTabi

今週は信仰の山、身延山。
七面山登山口から登ろうかと思っていたけど、ちょうどいい時間のバスがなく、定番の久遠寺からの周回コースに変更。
でもこれだと少しもの足りないので、身延駅から歩くことにした。

700余年の歴史を誇る日蓮宗の総本山。
けっこうな急傾斜で険しそうに見える山だが、山頂に至るまで道はきれいに整備され、登山靴でなくてもよさそうなくらい。
歩いて登れば道々にお堂と石塔が並び、歴史の長さを感じることができる。

登山道は基本的に杉林で展望は少ないけど、山頂のいくつかある展望所からは、なかなかの絶景。
残念ながら富士山は雲に隠れて見えなかったけど、南アルプスに遠く八ヶ岳、広い富士川の向こうに天子山地。
七面山に安倍奥の山々も見える...はずだけど雲の中だった。

○すべての写真
https://goo.gl/photos/ApwXte3U69ADgERz9

○関連
・2015年12月　房総　日蓮上人の故郷（安房小湊の誕生寺）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-780576.html