厳冬期の西穂独標は綺麗で、厳しい (>o<)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 606m
- 下り
- 616m
コースタイム
天候 | 晴れのち吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第2ロープウェイ西穂高口駅〜西穂山荘 雪は多いですが、迷うところはありません。凍結個所も特になし。大体の人がアイゼンを着用していましたが、登山靴で登る強者もいました。 西穂山荘〜丸山 部分部分に表面が凍結した個所あり。表面だけなので、6本爪で丸山までなら行けそうです。 丸山〜独標 一気に難易度が高くなります。それなりの雪山経験と12本爪アイゼン+ピッケル+ヘルメットが必須です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
ヘルメット
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共同装備 |
ビーコン
スコップ
ゾンデ
|
感想
西穂高岳は毎年5月にチャレンジする山で、3年前が独標まで、2年前がピラミッドピークまで、1年前が山頂まで歩いている、思い出深く、そして我々を育ててくれる山です。
今回は2月の厳冬期に、独標までチャレンジすることにしました。
早朝から新穂高ロープウェイには人がたくさん集まっています。
登山をする人、観光する人、日本人、色々なアジアの人たち...
みなロープウェイ駅からの景色を期待しています、期待できるほど天気は素晴らしく良かったです。
私もロープウェイ窓側の所に立って、景色を撮っていました。
ふと隣を見ると、会長がちょっと涙ぐんでいます。
こんな景色を見たかった...と。
ちょっとしんみりした後で、いよいよ西穂山荘に向かいます。
青空の下、山荘まで危険地帯もなく、西穂高岳の美しい姿を眺めながら歩きました。
ついつい写真を撮ってしまい、なかなか先に進むことができません。
山荘から歩いて10分程度で丸山に到着、ここでも天気は良かったです。
ただ、稜線を吹く風にちょっとだけ違和感がありました。
それからわずか30分後、辺りはすっかり吹雪になっていました。
ちょうど正午がポイントでした。
前を歩いている人と、自分の後ろを歩く人、そのちょうど中間を歩くようにしていました。
お互いが目印になるように。
一度撤退も考えましたが、まだ前を歩く人がいるのを見ると、つい進みたくなってしまうのが、今思うと反省しています。
独標直下に来て、始めて山容を眺めることができました。
それはよく知る独標とは違って、来る人を拒む壁のように見えました。
晴れた日に来ていれば、また違った感想を持ったと思います。
装備を改めて確認し、登ります。
最初は左に、次に鎖が張った所まで右にトラバースします。
鎖とピッケルで岩場を登り、最後はピッケルとアイゼンの前爪を頼りに登り切りました。
会長とがっちり握手して、登頂を喜びました!
独標頂上では近くでヘリのホバリング音が響いていました。
難しいのは下山の方で、まずは頂上から左に歩き、岩の近くで体を山側に向けて、ピッケルで確保し、足でステップを作りながら鎖のそばまでゆっくり降ります。
ここは5〜8m程度でしょうか。
ある程度降りると、鎖の近くでは右側にあった岩がなくなるため、強風で雪面ががっちがちに凍っています。このためステップを作ることができません。体勢を低くして、アイゼンの前爪とピッケルを氷にしっかり刺して、鎖に近づきます。ここは1〜2m程度ですが、一番怖いところと思います。
鎖を左手に持つことができたら、だいぶ安心感が出てきます。鎖をつかってゆっくり降りて、無事核心部を通過となりました。
この後も、吹雪の中下山するのは大変でした。
とにかく前がよく見えませんし、だれも歩いていないので方向を見失います。
頼みの踏みしろも、ゆきがかぶさって見えにくくなっています。
あの時我々と一緒に歩いて下さった方々には感謝します。
やっと無事に西穂山荘に着いたら、急にお腹が空いてきました。
西穂山荘で出してくれる本格高山ラーメン(醤油・みそがあります)、食べたらほっとしました。
お腹を満たして、ロープウェイまで戻ったら、今回の西穂独標チャレンジも終了です。
前半はとても美しい雪山を、後半はとても厳しい雪山を教えてもらいました。
やっぱり西穂高岳は、すばらしいです。
午後は吹雪のようになってしまいましたが、午前中は滅多に程の素晴らしい景色でしたね!
一日で二度おいしい?(笑!
こんにちわ❗
書込みありがとうございます(*´∀`)♪
レコを見させていただきましたが、たぶん我々と同じロープウェイに乗って、西穂高岳山頂まで往復したのですね❗凄いです❗
午前は最高の天気、午後は悪い天気と、まるで2食パンのように味わえました。
(≧∇≦)
お疲れ様でした。
ホワイトアウトしたときを思うとゾッとします。
でも冬の山は荘厳さを更にましますね。
目指す方々の気持ち判ります。
こんにちわ❗
コメントありがとうございます(*´∀`)♪
雪山はやはり冬の怖さがあって、そして美しさがあって、つい登ってしまいますね。
(≧∇≦)
さぁ、今週末も雪山に入ります❗
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