山行記録: 六甲山（東六甲縦走）

記録ID: 1075327

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ハイキング

六甲・摩耶・有馬

六甲山（東六甲縦走）

2017年02月28日(火) [日帰り]

mesner

GPS: --:--
距離: 15.4km
登り: 769m
下り: 1,093m

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コースタイム

　阪急有馬バス停発　9：00
　魚屋道登山口　9：14～9：23
　トンネル跡　10：06
　山頂　11：16～11：36
　石の宝殿　11：58
　水無山　12：10
　船坂峠　12：43
　大平山　13：18～13：32
　大谷乗越　13：53
　鉄塔下（展望所）　14：36
　塩尾寺　15：00
　阪急宝塚着　15：40

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2017年02月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バスアクセスを調べる my出発地登録

感想

mesner

　◆　今日の天気予報は、晴れ。気温　1～11℃。
　天気は良いが、風は冷たく、寒い。
　今日は、カムバックして、徐々に歩きに自信が出来てきたので、10ヶ月ぶりに、東六甲を歩くことにする。果たして最後まで歩けるか、自信は50％だ。何しろ、最近は腰を痛める前でも7時間は掛かっていたからだ。カムバックしてから初めての7時間コースに挑戦だ。

　◆　有馬からの紅葉谷への林道が、’15/1に突然崩落して以来通行止になってから、炭屋道経由でしか行けなくなって、それ以後、魚屋道を利用するようになった。谷へ降りたら行けないこともないが、時間がかかるので、それまで殆ど利用したことが無かった、魚屋道ばかりになった。

　◆　山頂では、少し風があった。冷たい風だ。大阪湾の煙突の煙は真っ直ぐ上がっているのに、山の上では風がある。しかし、日差しはもう春で、日が当たる太ももは焼けるようだった。
　先週は、登りに4時間かかったが、今日は下りが4時間の予定だ。宝塚に16時着が目標だ。下りと言っても単純な下りではない。途中、宝塚まで9回のアップダウンがある。そして、最後のとどめが塩尾寺から阪急までの、アスファルト道の300mの下りだ。弱った脚には大変な痛手だ。

　◆　山頂からドライブウェイを、石の宝殿へ向かって下って行く。石の宝殿の東側が宝塚への縦走路の入口だ。道標があり「宝塚まで12km」とある。ここで山道に入る。（私の登山地図は’12年版だが、この入口が間違っている。）
　しょっちゅう行ってるので、休憩場所も決まっている。最初の休憩地は水無山だ。ここまでの二つのピークも結構しんどい。
　水無山は笹薮の中で、三角点は無い。あまり気持ちの良い所ではない。

　◆　次は船坂峠だ。ここも2つの尾根を越えるので登りがある。これもしんどい。二つ目の登り坂を上ると大きく崩落した所があり、高巻道ができた。　
　ここの下りがこのコースの中で最も急で、難しい。逆方向から上る時もここは最後の難所だ。しかし、雪があり、凍結した時など面白い処だ。
　船坂峠も笹薮の中で、船坂部落に下る道がある。

　◆　次は、大平山だ。此処も二つの尾根を越えるので、2つのピークがある。
　峠と云ふのは、大抵尾根の低い所にあるので、縦走する時は、次は必ず登りとなる。ここの登りは大した傾斜では無いが、何しろ一番長い上り坂で段々しんどくなる。そして尾根を越える。もう一つはあまり長くは無い坂だ。
　ここが、大体中間点になる。
　大平山にはNTTのアンテナがあり、林道が走っている。今日はその林道の両脇の樹木を切り払っていて、今までうす暗い道がとても明るくなっていた。工事中の関係者は誰もいなくて、何をするのか聞けなかったが、夏場は暑いだろうと思った。

　◆　次は、大谷乗越だ。此処には登り坂は無い。急激な下りの石段を注意しながら下りる。
　ここは西宮から船坂へ抜ける車道が通っている。それを渡った所に、小さな広場がある。高度　500mだ。

　◆　次は最後の休憩地だ。ここは峠から少し登りが続くが、もうしんどい上りはない。しかし、距離が最も長い区間だ。でも道は良いので、その分楽な気分だ。
　ここは、関電の鉄塔の下で、関電が高圧線の下の木を伐ってるので、このコース唯一の展望所になっている。
　芦屋、西宮、左前方に大阪のビル街が見える。以前はもっと良く見えていたが、最近は天気が良いのに良く見えない。中国のPM2.5のせいだと思う。今日は金剛山も見えなかった。
　ここまで来ると、後は下るだけだ。今日も無事終わったといふ気がする。
　しかし、まだ300mの激下りが待っている。

　◆　自信は無かったが、何とか時間内に歩くことができた。気候も幸いしたかもしれない。これでまた武奈へ行けると思うと嬉しい。