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ヤマレコ

記録ID: 108887 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走白馬・鹿島槍・五竜

強風の後立山 五竜岳へ

日程 2011年05月03日(火) 〜 2011年05月04日(水)
メンバー
 stk(CL)
 t-kinjou(SL)
天候1日目:曇り
2日目:曇り〜晴れ〜曇り(午前中は風速15m程の強風)
アクセス
利用交通機関
タクシー、 車・バイク、 ケーブルカー等
長野自動車道(豊科IC)-県道310-県道306(北アルプスパノラマライン)-国道147-国道148

<往路>
・八方池山荘までは白馬八方尾根スキー場のゴンドラ(ゴンドラリフトアダム)、リフト乗り継ぎ利用(片道\1,400)
 アダム山麓駅周辺には有料駐車場が多数有(利用した駐車場は1泊2日\1,500)。
<復路>
・遠見尾根の白馬五竜スキー場のゴンドラ(テレキャビン)を利用(片道\860)。
・ゴンドラ山麓駅(とおみ)隣接するエスカルプラザのタクシー乗り場からタクシー利用で駐車場戻り(\2,780)
 (エスカルプラザ内に公衆電話あり)

往路、復路に利用したゴンドラはGW後、休止期間があります。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
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コースタイム [注]

1日目:12:25八方池山荘-15:05唐松頂上山荘(泊)
2日目:7:55唐松頂上山荘-10:25五竜山荘11:15-12:25五竜岳12:35-13:32五竜山荘13:45-15:56テレキャビン(アルプスだいら駅)
※2日目五竜山荘〜テレキャビン間の途中でGPSロストしています。
コース状況/
危険箇所等
・登山ポストは八方池山荘に有り。
・唐松岳頂上山荘は2食1泊¥9,000。6人一緒の2段ベットに一杯でした(雪に埋まっており建物の一部しか利用出来ていない状態です)。
・唐松岳頂上山荘〜五竜山荘間では、大黒岳前後の岩場がクサリの連続(1箇所氷結した斜面がありましたが、クサリ場に雪の付着は少ない)。
・五竜岳最後の急登は雪壁となっていました。

・下山後、倉下の湯(入浴料\500)を利用
 源泉掛け流し茶褐色の日帰り温泉。露天が1つですが、後立山を遠望できます。
 かなり混雑していました。

以下写真
Nikon D300 TAMRON SPAF 17-50mm F2.8 XR Di LD Aspherical[IF] (stk)
PENTAX Optio W80
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図 [pdf]

写真

八方池山荘。
ゴンドラリフト「アダム」、アルペンリフト、グラートクワッドリフトを乗り継ぎ、終点のリフトの隣にあります。
2011年05月05日 12:37撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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八方池山荘。
ゴンドラリフト「アダム」、アルペンリフト、グラートクワッドリフトを乗り継ぎ、終点のリフトの隣にあります。
雷鳥親子(つがい?)に遭遇。吹雪の中、元気そうでした。驚く事に、この後飛びます!
2011年05月05日 14:45撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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雷鳥親子(つがい?)に遭遇。吹雪の中、元気そうでした。驚く事に、この後飛びます!
3
今回泊まった唐松岳頂上山荘。
2011年05月05日 17:34撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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今回泊まった唐松岳頂上山荘。
建て替えられたばかりで、わりと綺麗です。水は苦労している小屋のようです。
2011年05月05日 17:33撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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建て替えられたばかりで、わりと綺麗です。水は苦労している小屋のようです。
テン場を眺める雷鳥。ナワバリあらすんじゃね〜よ、とでもいいたげ?
2011年05月05日 14:39撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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テン場を眺める雷鳥。ナワバリあらすんじゃね〜よ、とでもいいたげ?
3
バッチリ目が合いました(笑) 
2011年05月05日 14:54撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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バッチリ目が合いました(笑) 
ちょいアップで
2011年05月05日 14:42撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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ちょいアップで
1
吹雪が止み曇天の日没。
2011年05月05日 14:47撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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吹雪が止み曇天の日没。
2
2日目。
朝方、五竜方面。山小屋以外は何も見えない状態でした。
2011年05月05日 17:34撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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2日目。
朝方、五竜方面。山小屋以外は何も見えない状態でした。
意を決して五竜へ向かう。スタート直後は岩場の連続だ。
2011年05月05日 17:25撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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意を決して五竜へ向かう。スタート直後は岩場の連続だ。
ここは鎖が氷の下になり、緊張するトラバースとなった。
2011年05月05日 17:27撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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ここは鎖が氷の下になり、緊張するトラバースとなった。
3
先行の大人数パーティーに追いつく
2011年05月05日 17:28撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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先行の大人数パーティーに追いつく
岩場を登るt-kinjou
2011年05月05日 17:29撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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岩場を登るt-kinjou
1
唐松〜五竜間で一番風が強いところ。地面がむき出しになっていた。
2011年05月05日 17:30撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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唐松〜五竜間で一番風が強いところ。地面がむき出しになっていた。
雪庇の根っこの方は、クラックが。
2011年05月05日 17:30撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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雪庇の根っこの方は、クラックが。
崩壊を始めていた雪庇
2011年05月05日 17:34撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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崩壊を始めていた雪庇
光があたった雪庇はモノクロが合う
2011年05月05日 17:34撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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光があたった雪庇はモノクロが合う
2
今日の下山に使う予定の遠見尾根
2011年05月05日 17:37撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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今日の下山に使う予定の遠見尾根
1
五竜岳への登り。高度感が出てきます。ステップがあり登り易い状態でした。
2011年05月05日 12:37撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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五竜岳への登り。高度感が出てきます。ステップがあり登り易い状態でした。
リッジを進むt-kinjou
2011年05月05日 17:36撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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リッジを進むt-kinjou
3
五竜岳、最後の急登。トレースに沿って登っていきます。
2011年05月05日 12:37撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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五竜岳、最後の急登。トレースに沿って登っていきます。
ほれぼれする稜線。
2011年05月05日 17:20撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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ほれぼれする稜線。
1
頂上直下の雪壁を登るt-kinjou。自分はつま先に力入れすぎてふくらはぎがパンプした。。
2011年05月05日 17:19撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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頂上直下の雪壁を登るt-kinjou。自分はつま先に力入れすぎてふくらはぎがパンプした。。
雪庇の左には鹿島槍
2011年05月05日 17:21撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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雪庇の左には鹿島槍
1
頂上直下の急登を越え振り返る。五竜山荘からここまでのルートが一望できる。右の岩には残置スリングもありました。
2011年05月05日 18:16撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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頂上直下の急登を越え振り返る。五竜山荘からここまでのルートが一望できる。右の岩には残置スリングもありました。
頂上付近からは鹿島槍が間近に! ガスが多かったのが残念
2011年05月05日 17:23撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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頂上付近からは鹿島槍が間近に! ガスが多かったのが残念
3
頂上で記念撮影
2011年05月05日 17:24撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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頂上で記念撮影
1
頂上で記念撮影2
2011年05月05日 15:50撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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頂上で記念撮影2
1
頂上直下の雪壁を慎重に下るstk。
2011年05月05日 12:38撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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頂上直下の雪壁を慎重に下るstk。
1
雪壁を下るt-kinjou。ここは絶対滑落できない場所。
2011年05月05日 16:49撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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雪壁を下るt-kinjou。ここは絶対滑落できない場所。
1
雪壁は下りの方が危険を伴う
2011年05月05日 16:50撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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雪壁は下りの方が危険を伴う
途中の休憩ポイントに付き、ホッと一息
2011年05月05日 16:48撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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途中の休憩ポイントに付き、ホッと一息
山ガールパーティーにすれ違い待ちをしてもらった
2011年05月05日 16:59撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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山ガールパーティーにすれ違い待ちをしてもらった
雪壁へ挑むパーティー。最上部が一番の難関だ。
2011年05月05日 16:57撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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雪壁へ挑むパーティー。最上部が一番の難関だ。
1
なにげに危ないトラバース
2011年05月05日 16:58撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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なにげに危ないトラバース
1
唐松、白馬方面を望む
2011年05月05日 17:06撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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唐松、白馬方面を望む
西側斜面はここでも雪庇崩壊
2011年05月05日 17:05撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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西側斜面はここでも雪庇崩壊
記念撮影 無事五竜岳を制覇!
2011年05月05日 17:08撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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記念撮影 無事五竜岳を制覇!
3
急いで遠見尾根をくだる。バックは五竜岳と五竜山荘
2011年05月05日 17:05撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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急いで遠見尾根をくだる。バックは五竜岳と五竜山荘
白岳を下る。
2011年05月05日 18:35撮影 by PENTAX Optio W80, PENTAX
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白岳を下る。
やや陽が傾き、立体感のある雪庇
2011年05月05日 17:04撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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やや陽が傾き、立体感のある雪庇
鹿島槍にも少し陽が射した。
2011年05月04日 14:09撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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鹿島槍にも少し陽が射した。
五竜〜鹿島槍
2011年05月05日 17:12撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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五竜〜鹿島槍
1
遠見尾根の最上部。雪庇崩壊が始まっている。
2011年05月05日 17:27撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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遠見尾根の最上部。雪庇崩壊が始まっている。
五竜岳。コントラスト強い場面は、モノクロに限る
2011年05月05日 17:14撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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五竜岳。コントラスト強い場面は、モノクロに限る
1
遠見尾根の下部は春山の雰囲気タップリ
2011年05月05日 17:17撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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遠見尾根の下部は春山の雰囲気タップリ
相当急いで下ったので写真は少ない。。
2011年05月05日 17:16撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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相当急いで下ったので写真は少ない。。
駐車場へ戻るタクシーから撮影
2011年05月05日 14:41撮影 by NIKON D300, NIKON CORPORATION
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駐車場へ戻るタクシーから撮影

感想/記録
by stk

いろいろと誤算が多い山行となった。 <ルートの詳細は、先にt-kinjouの感想をお読みください>

■誤算その1・・・初日の悪天候
直前で予報が変わったかどうかは定かではないが、八方池山山荘から登るにつれて天候は悪くなっていった。頂上について一休み。荷物をデポして、さあ唐松ピストンしようかと外へ出ると外はかなりの吹雪だ。薄手の手袋ではまたたく間に手が凍え、視界もほとんど途絶える。登る意味がないので中止決定。ただ、かわりといってはなんだが小屋そばに雷鳥がうろうろしていて、寒い中の撮影タイムとなった。カメラ、ビデオとかなり近距離で撮ることができ大満足。夕方天候が「やや」回復したが、期待していたアーベントロートなどまったく見られず。明日のモルゲンロートへお預けとなった。

■誤算その2・・・混み過ぎ山小屋
今回は身軽な登山を目指すため、テント泊はとりやめて小屋泊とした。唐松小屋は2年前訪れた際、GWでも大して混んでなかったので空いていると思ったが。。ギュウギュウであった。。4人で寝ると丁度よいところに6人。しかも夜中の間中ガサゴソとうるさい人がいて。。2時間くらいしか眠れなかった。。涸沢が大規模雪崩の影響で横尾より上部が入山禁止になったため、こっちに流れてきた客もいたのだろうか。2年前テント3,4張だったのが、写真のとおり相当な数が張られていた。

■誤算その3・・・翌朝も悪天。。
4:40の日の出を唐松岳で迎え、五竜や剱のモルゲンロートを拝もうと4:20出発予定。3:30には起きて準備を始めた。しかし、、一向に明るくならない。外に出るとガスで視界50m。晴れるはずだと信じ準備を進めるが、全く回復せず。晴れれば不帰景まで行って迫力ある写真を撮ろうと思ったが断念。五竜に進むにしても視界と風が厳しいため、天候回復まで停滞する事にした。(結局回復しないまま、五竜へ出発する事となる)


とまあさんざんな事ばかり書いたが、結果としては大満足の山行であった。理由は?と言われれば「五竜岳制覇」その一言につきる。
唐松からの稜線上から見える五竜は、山体がデカく雄大なイメージが常にあった。五竜山荘につき、そこから見上げる五竜は相当な威圧感がある。風が相当な強さで吹き付けるため、敗退も覚悟で望んだ。ただ日本海方向から吹くため、登山道では谷から山側への風になり、バランスを崩す事はまずない。体力を消耗はするが退却しようとは思わない風だった。偶然ではあるが、自分は富士山、t-kinjouも尾瀬で4末の嵐の風を味わっていたので「まあ、なんとかなる風かな?」という思いだった。富士山に較べれば風が「素直」なのだ。
その後、個人的に恐怖を感じたのは2点。雪崩と雪壁。GW前半、北アルプスでは雪崩があちこちで発生。今日は早朝に小屋で停滞したため、一番陽の高い時間のアタックとなった。雪もゆるむのでちょっと危なげな谷状の場所を通過するときは恐怖を感じ、一刻も早く通過したい思いだった。2点目の雪壁は頂上直下のものだ。冬山ルート本では、雪の状態によってはロープ確保が必要とされている。今回はステップが切ってあったので確保必須ではないが、急な事には変わりない。滑落すれば数百メートル落ちるのは確実な場所。そうとうに緊張した。足を上げる時にアイゼンの爪がスパッツのゴムに引っかかってヒヤリとする場面もあった。下山時はロープを使おうかとも思ったが、補助ロープ20mでは中途半端な場所で終わり、逆に余計な操作が増え危ないので出さなかった。
そんな困難もあったので、頂上に達した時のうれしさはかなりのものだった。誰もいなかったのが、またいい気分であった(大多数の人は雪が締まった、朝にアタック)。さらに個人的事情を加えると、DNS Trekで自分がCLとして参加した山行で3連続敗退中。とりあえず連敗ストップだ。今回もしくじればCLクビ?って事はないと思うが、4連敗で不名誉な記録には違いない。

以上、感想でしたが。。さらに誤算(というより時間見積もり誤り)として、遠見尾根ダッシュ下山となった事。朝小屋で停滞したので、テレキャビン最終便16時に危うく乗り損ねるところだった。。2時間10分で降り発車2分前到着。あと高速道路混みすぎ。。家に着いたのは2:30。おかげで今日は昼過ぎまで寝てました(笑)

p.s. Pro Trekなくしました。。5年以上使い愛着あったので結構ショック。。遠見尾根で拾った人は連絡ください。。










感想/記録

GW後半戦は北アに挑戦!
唐松岳と五竜岳を目指しました。が、残念ながら唐松岳は悪天候。時間切れタイムアウトで登頂できず。
五竜岳オンリーの山行となりました。

しかし、かなり充実した山行となりました。

<1日目>
●唐松岳頂上山荘へ
初日は八方尾根から唐松岳頂上山荘を目指します。
幅広の八方尾根は、斜度の緩やかな登りが続きます。
ストック装備で登る登山者も多く、雪道も踏み固められており
登り易い状態で、アイゼンを装着することなく小屋に着きました。

予定では小屋に荷物をデポした後、唐松岳に向かう予定でしたが
視界が悪く、風も出てきたので唐松岳は翌日にご来光を拝むこととし翌日としました。。
(小屋受付の前にあった天気予報(NHK)では白馬村は朝から晴れの予報だったんです。。。)

<2日目>
●唐松岳頂上山荘〜五竜山荘
3時半起床。前日に用意してもらった小屋の弁当を食べて4時20分出発。。。予定でしたが、
悪天候。風が強く(風速10m程)、視界も50m程。ご来光はとても無理で、天候待ち3時間。
結局、天候はほとんど回復せず、午前8時に唐松岳を諦め今回の本命、五竜岳を目指し出発しました。
五竜向けてのルートでは、朝よりも視界は若干回復(立山連峰が見られる程度)してきたものの、風は依然強く
最初からアイゼンを装着し、特に牛首の岩稜帯では十分注意をしながら通過します。

●五竜岳へ
五竜山荘に到着後、軽く昼食を取り、11時過ぎに五竜岳への登頂を開始します。
五竜岳への登頂時間としては遅かったようで、昼食中に下山してくる方々を
大勢見かけましたが、登頂時には数組のパーティとすれ違った程度でした。
この時点で天候は回復して青空も見えるようになりましたが、
風は西から常に吹きつけており、相変わらずコンディションとしてはイマイチの状態が続きます。

今回、五竜山荘から五竜岳への登りで一番厳しかったのが、山頂直下にある20mの雪壁。
なかなかの急斜面で、高度感もあり、足を踏み外したら止める自身が無い固い雪面です。
しかしステップが多数あり、手足をステップに合わせて慎重に慎重に登降ました。

五竜岳頂上に立つと、いきなり展望が開け、鹿島槍、立山、白馬と一望できます。
ここまで、天候に悩まされてきており五竜岳の登りでは、かなりの緊張感もありの登山でしたから
雄大な五竜の山塊に立った時に、この眺望にはニヤケてしまいました。

●遠見尾根を下山
五竜岳からの下山は時間との勝負となりました。
五竜山荘より白岳、遠見尾根抜けてテレキャビン(ゴンドラ)を利用して下山しますが、
夏山のコースタイムで4時間45分を越える長丁場。テレキャビンの最終は午後4時。
それにも関わらず午後1時45分時点で五竜山荘にいました。
つまり、テレキャビンに間に合わせるには2時間15分で降る必要があります。
残雪期の雪面で多少前倒しを考慮しても苦戦は目にみえてました。

さらに、白岳〜西遠見山の雪を大量に抱えた斜面はグズグズになっており、
まともにステップは切れず、足が安定しない斜面で数歩歩くと体勢が崩れる状態でした(イラつく!)※。
その後高度を下げると、雪は締まっており(足首からひざ下程度は入りますが)、ペースを上げることができるようになります。
しかし、さすがに長丁場の尾根道で登り降りを繰り返しで、登り返しが堪えます。
時には尻セードをし斜面は駆け下りつつ、なんとかテレキャビンに最終4分前に到着しました。
(ここは、自分のペースぎりぎりで降り切れたと思います。ほんと疲れた。。)
※stk曰く、西遠見山の下りは滑るように降りると良かったらしい
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ゲスト
登録日:
投稿数: 0
2011/5/5 21:51
 またまた素敵な写真ですね!
5/4は唐松に登りながら、五竜を見ていました。
1日違いでしたね。

もともと鹿島槍には惹かれていたのですが、五竜は今回初めて近くで見て、かっこいいと思いました。
白黒の五竜の写真、本当に素敵です☆

天候に苦しみながらの山行、おつかれさまでした!
stk
登録日: 2010/5/30
投稿数: 980
2011/5/5 23:15
 hariさん
ご訪問どうもです〜
ニアミスでしたね^
昨日(4日)は風強かったですよね〜〜。
後立山は晴天率低いといいますが、まともに晴れたのは1回もないです。。
自分も鹿島槍は憧れの山なんですよね〜^
五竜も今回ホレこみました(笑)
登録日: 2010/12/5
投稿数: 1917
2011/5/6 22:31
 五竜、かっこよかったです
五竜の登頂、おめでとうございます。

前々から鹿島槍には登りたいと思っていて、五竜とセットにしようかキレットを避けようか迷っているところですが、やっぱり2峰セットで行きたいですね

お二人の鹿島槍の迫力ある写真等、とても素敵です!

ところでDNSは社名では?!と最近気づいたのですがいかがでしょうか。

私たちも4日のバスが東京に着いたのは、自宅への最終がなくなった12時半でした(4時半に乗ったのに。。)
stk
登録日: 2010/5/30
投稿数: 980
2011/5/7 2:41
 tamaoさん、
どうもです〜〜
さすがtamaさん、八峰キレットも含めるとは欲張りですね〜〜(笑)
ちなみに社名とは、、、するどいツッコミ!
tamaさんもIT系なのでしょうかね^
渋滞はバスも平等ですね。自分はなんと中央〜東部富士五湖〜東名〜1国〜横浜〜海老名を辿りましたよ。。
5日は起きてヤマレコやってねました(笑)
登録日: 2010/12/5
投稿数: 1917
2011/5/8 9:44
 いい忘れましたが
八峰キレットは夏の話ですよsweat01
縦走好き&欲張り?なので、五竜も鹿島槍も両方いきたい!って感じです(笑)。

仕事場IT系ではないんですが、聞いたことあったので…confident

最近なかなかレコをゆっくり見れてないので、また後日動画など拝見させていただきますねshine
stk
登録日: 2010/5/30
投稿数: 980
2011/5/11 0:28
 tamaoさん、
いや、さすがのtamaさんでも八峰にいきなり冬特攻 するとはおもってませんよ(笑) 自分も冬は一生八峰キレットは行かないと思います(笑) なにしろ晴天率低いですから。。
けど、夏か秋ならそこ歩けたらサイコーだと思いますよ^
登録日: 2008/8/12
投稿数: 98
2011/5/13 12:17
 素晴らしい登頂記
stk さん
こんにちは

唐松〜五竜の記録お疲れ様です!
まるで記録映画の迫力です

五竜の登下降は富士のトレーニング効いてますネ
それにしても北アの風も強烈ですねー!

最終に間に合って良かったー
お疲れ様でした
stk
登録日: 2010/5/30
投稿数: 980
2011/5/13 23:55
 daidabooさん、
動画も見ていただきどうもです^
富士山はこの冬2回行き両方とも7合目で敗退ですが、風にはなれました^ 北アもすごかったですが富士山を思うと進むことが出来たというのはありますね。
最後は五竜頂上から3時間くらいで駆け下りました(笑)

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