金剛山 もみじ谷〜県境尾根（県境尾根の変化に驚く）

2017年03月25日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.2km
• 登り: 635m
• 下り: 623m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:23
• 休憩: 0:46
• 合計: 4:09

9:31 水越峠
10:07 10:07 もみじ谷入り口
10:52 10:52 第６堰堤
11:04 11:04 本流ルート分岐
11:30 12:16 山頂広場
12:25 12:25 大日岳
12:34 12:34 六道の辻
12:45 12:45 太尾塞跡
12:46 12:46 県境尾根下山口
13:25 13:25 県境尾根入口（越口）
13:25 13:25 水越峠
13:40 ゴール地点

天候

うす曇り〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水越峠公共駐車場、バス停横の駐車場（いずれも無料）があります。
どちらも満車でしたので、バス運行の邪魔にならない水越峠に路駐しました。

コース状況／危険箇所等

・もみじ谷
もみじ谷は途中の分岐が多いので、初めての方はテープの多い「もみじ谷本流」を歩かれるのが無難です。
第5堰堤上部で谷が大きく二つに分かれます。左が昭文社の登山地図に登山道として記載されているルート。右のV字谷が「もみじ谷本流」ルート。その後、第6堰堤上部で再び分岐が来ますが、右が本流ルートです。
道は沢を何度か渡渉しますが、いずれも水量わずかで石伝いに渡れます。ただ、滑り易いので注意は必要です。崖状の細い道もあり通行時は注意して下さい。

山頂周辺の極一部に残雪・氷結部分あり。通行は油断せず。

・県境尾根
大阪と奈良の県境の尾根です。一般登山道ではありません。
（昭文社の登山地図、国土地理院地図には登山道として記載なし）
ルートには大量のテープが付いており、迷う心配はありません。
尾根の分岐が3ヶ所程ありますが、テープに従えば大丈夫。
植林帯の急坂が続き踏み跡が固まっていないので、特に下りは注意して下さい。展望はありません。おすすめルートを取れば藪はありません。

写真

3/25 9:31

水越峠からスタート。

3/25 9:34

大阪方面はうす曇り。

3/25 9:45

越口。

3/25 9:47

その先の右側に県境尾根の入口。

3/25 9:47

橋を渡って少し入ってみると表示あり。下山に利用します。ダイトレ道に戻ります。

3/25 10:07

先に進んで、もみじ谷へ入ります。

3/25 10:25

小鳥がよく鳴いていました。

3/25 10:39

第5堰堤で小休止。

3/25 10:48

V字谷。新緑はまだ先。

3/25 10:53

第6堰堤。

3/25 10:53

ここ数日の寒さで、小さなツララができていました。

3/25 11:04

第6堰堤から進んだ先にある分岐点。右に行きます。

3/25 11:24

ドングリ尾根を登って、この標識が出てくれば山頂は近い。

3/25 11:26

まだ、こんな凍結道が残っているので、ご用心。

3/25 11:30

カマクラもまだ頑張っています。

3/25 11:31

山頂は0℃。薄曇りで、遠くの展望はかすんでいる。

3/25 12:00

12時のライブカメラ。標識右側でストック振ってます。

3/25 12:25

下りはガンドカコバ道から県境尾根へ。ここは大日岳。

3/25 12:25

大峰方面はかろうじて見えていました。稲村ヶ岳、山上ヶ岳の山並み。

3/25 12:34

六道の辻。

3/25 12:41

葛城山。

3/25 12:46

太尾塞跡。ガンドカコバ道へ入ります。右へ。

3/25 12:47

入って直ぐに左へ分岐あり。ここが県境尾根の入り口。植林帯へ向かう。

3/25 12:48

テープはこれでもかと言うほど付いている。

3/25 12:49

尾根道は判り易いが傾斜は急です。足元柔らかいので注意。

3/25 12:51

3年前より明るくなっている。

3/25 12:55

新しい切り株。伐採作業が進行中。

3/25 12:57

かなり古い、誰かの忘れ物？

3/25 13:00

黄色の杭は県境の標識か？

3/25 13:03

林業関係者の休憩所のようです。道具類、チェーンソーの燃料などが置いてあります。

3/25 13:04

伐採作業中の表示。作業者には会いませんでしたが、チェーンソーの音はしていました。

3/25 13:05

親切なテープは続く。

3/25 13:06

尾根の分岐点。おすすめコースに行きます。3年前は表示もテープも無く、地図とコンパスで確認しました。

3/25 13:07

こちらは「おすすめしないコース」。もちろん行きません。前回も偵察してこれは困難と判断した道。

3/25 13:16

越口が見えて来ました。

3/25 13:20

無事、おすすめコースの取り付きに着地。3年前は藪をかき分けましたが、すっかり様変わり。

3/25 13:22

かつての林道だったのでしょうか。

3/25 13:24

こちらがおすすめしないコースの取り付き。

3/25 13:24

その表示。

3/25 13:25

ダイトレ道に合流し、橋を振り返ったところ。あっけ無く到着。

3/25 13:26

越口から見る県境尾根。

3/25 13:38

もうすぐ水越峠。金剛山を振り返る。中央の尾根が県境尾根。右は太尾。左奥が山頂。

3/25 13:40

水越峠へ無事帰着。

撮影機器：

PowerShot A4000 IS CANON

感想

abek3

　いつもの金剛山へ。この時期は見どころが少ないので、普段行かないルートの再訪へ。本日は最近レコが多くなった県境尾根ルート。前回行ったのは3年前の2014年1月。下りに使用しました。
　その時の感想は、植林帯で展望なし、急坂で大変、テープもほとんど無くルート判り難く藪ありと、あまり楽しくないので2度目は無いな・・でした。

　今回行って見てあまりの変わりようにビックリ。まず、山のようなテープ表示。こんなに要るのというくらいありました。多少経年劣化してもこれだけあれば大丈夫。3年前に悩んだ尾根分岐も、おすすめルートと、おすすめしないルートにきっちり分離されていました。もう悩みようがありません。地形図とコンパスも出番なし。

　さらに、伐採作業が進行中で林の中が明るい。前回は暗い印象の植林帯でしたが、すっかり雰囲気が変わって一般の尾根ルート並み。
前回は一人で下りていたのでテープ探しとルート確認で多少緊張していましたが、今回は鼻歌まじりで下りれました。

　県境尾根、どなたの命名か判りませんが的を得た名称ですね。昔のプチ冒険的な要素は失われましたが、新規ルートを探されている方には向いているかもしれません。