鍋山(春の知多半島ニシヘヒガシヘ)
- GPS
- 06:47
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 253m
- 下り
- 262m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 6:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所全くなし。オレンジラインの標識プレートが道路上に貼ってあり、また、道が交わる所では、看板があり、迷わないようになっている。 |
その他周辺情報 | 知多半島西側の坂井温泉へ。500円/人。無色と赤色の温泉2種。露天なし。風呂は5階にあり、砂浜と海が綺麗に見える。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | デジカメの電池が切れていて、またデジカメが使えなかった。トホホ |
感想
リハビリ2回目。低山で良いところはないか探していて、この週末はまだ桜が咲き始めだったので、少しでも開いているところを求めて、暖かい知多半島を選んだ。全日まで雨が残っていたが、日曜はよく晴れて、ハイキング日和となった。
往路(時志観音から名鉄知多奥田駅)…「愛知県の山」掲載のコース
復路(名鉄知多奥田駅から時志観音)…恋の水神社を通るショートカットコース
【往路1/3(時志観音から鍋山)】
8:07 時志観音から開始。気温12℃だが、海から風が吹き、体感温度は低い。5枚でスタート。
時志観音は、事前にネットで見ていた限りでは、かなり変わったお寺という印象だったが、実際行ってみると、それほどではなかった。
本日の立ち寄り場所のメインの一つであり、けっこうじっくり見て回る。
境内に桜が植えられていたが、まだ1分咲きだった。でもこのくらいの桜もとても好きなので、見れたのは嬉しかった。
時志観音から階段を下ると、もうそこは海。せっかくなので、砂浜に下りて、水にタッチする。まだ冷たい。
北上し、緑色の壁の寿司屋の角で左折する。ここから、オレンジライン。今日は、これをずっと辿っていく。
すぐに線路に出る。鮮やかな菜の花の向こうを赤色の電車が通っていく。
坂に家が建ち並ぶ箇所を抜けると、小さな果樹園や畑が多くなる。
桜のトンネルという場所も通ったが、まだ蕾がほころびかけたところで、来週4/8頃が見頃だと思った。
道は徐々に山道っぽくなってくる。
道が交差するポイントには、ほぼ必ずオレンジラインの立て看板が設置されているので、迷わずに歩くことができる。
9:10 広場に到着。桜が1本咲いていた。帰宅後に調べたところ、大寒桜という品種か?
http://roku-go.my.coocan.jp/hanamain/jumoku/sakura.htm
海や半島の先も見える。しかし、やはり春の空で、水平線の辺りはクリアに見えなかった。2週前の春日井三山の時は、ずっと雨が降っていなかったので、仕方ないかと思ったが、金曜・土曜と雨が降った後の今日なのに、この霞加減は、やはり春ならではか。
道もいつの間にか舗装道ではなくなり、林もウバメガシなど、大きな木々がうっそうと茂るようになってくる。
身体が熱を発し、また、海岸からの風も来ないので、だいぶ暑くなる。気温15℃。
本道から標識に従って、左に入り、鍋山山頂に到着。9:58。海抜81.6m。「標高」ではなくて、敢えて「海抜」と書いているようだ。
山頂からは、知多自動車道の美浜ICが見えた。
【往路2/3(鍋山から海)】
本道に戻り、再び海を目指す。
しばらく行くと、鵜の生息地と書かれた標識に出会う。右折すると、池があり、鵜が1羽悠々と泳いでいた。農業用の水として使う用の汲み上げ設備もあった。
池の畔まで下りることもできる。池の中は藻が繁茂しているのだろう、すごい緑色だった。畔の木々には、少し鳥の糞がついて白くなっていた。きっと、夕方になると、ここをねぐらにしている鵜が戻ってくるのだろう。
養鶏場のそばを通っていく。
下って、一旦、車道に出る。その後、再び山道に入るよう左折の指示があるので、それに従う。
そのうち、南知多道路に出て、歩道橋を行く。
再び畑ののどかな風景が広がる。
と思ったら、用水路があった。愛知用水管理事務所とあるが、愛知用水がこんな所まで引かれているのか!?
豚舎らしき臭いに包まれながら歩くと、鵜ノ池に出る。11:00。さっきの生息地よりも大きな池で、史跡天然記念物に指定されているそうだ(「鵜の山ウ繁殖地」昭和9年指定)。鵜の数が多く、糞で木々が枯れ、今はさっきの生息地の方に移ったらしい。
亀が十数匹、一列に並んで日向ぼっこをしているのが面白かった。
里山に入り、畑や田んぼの中を歩く。鷺がこれまた悠々と飛んでいた。
時折、桜が1本だけ咲いているのが分かり、写真を撮る。1年の中でこの1週間だけ、自分がここにいることを主張しているかのようだ。
徐々に民家が多くなり、町に戻ってきた感じになる。
ずっと行くと、車通りも多くなってきて、247号線に出る。ここまで来ると、向こうにもう海が見えている。
葬儀会館を左に直進すると、海に出る。ちょうど12:00、知多半島横断達成!!
浜では貝殻を拾っている人がいた。
その傍らで、中部国際空港(セントレア)から飛行機が離陸するのをずっと見ていた。春霞でよく見えなかったが、右手前方にしっかり飛んでいくのが見えた。
海風で身体が冷えてしまった。クライムアーマーを着る(3枚目)。気温は15℃。やはり海からの風で体感温度がだいぶ変わる。
【往路3/3(海から名鉄知多奥田駅)】
ここからは海沿いの道路を南下する。
南知多ビーチランドの明るい音楽が聞こえてくる。この辺りが「愛知県の山」のルートによると知多奥田駅への左折ポイントなのだが、あれだけずっとあったオレンジラインの標識がなかった。Google Mapで見ても、地図のルートはここで曲がっているので、最後の最後で突き放されたような気になりながら、曲がる。南知多ビーチランドの中を突っ切る道。
その後は、247を抜け、小学校の前を通って、知多奥田駅へ。12:50到着。
知多奥田駅の建物の1階にある観光案内所で、「完歩証明書」を受け取る。
こういうのもらうの初めてだなぁ。記念になって、いいね。
【復路(名鉄知多奥田駅から時志観音)】
友人と、これからどうするか相談。電車で河和口駅まで戻ってもいいけど… まぁ今の道を戻ると大変だけど、このまま山を越えていく道だったら、6kmだから、歩けるんじゃない? よし、歩こう。12:55出発。
日本福祉大学のキャンパスがあり、体育会なのか、大きな掛け声を出しながら、スポーツに励んでいた。
車道の脇を歩いて行く。車がすぐ側を通るので、少し危ない。
13:21 恋之水神社に到着。リラックマの絵の絵馬がいっぱいかかっていた。
この後は、それほど車も多くなく、ちらほら畑がある位の中を歩く。
また小さな池があり、その近くでイタチに出会った。トカゲのようなものをくわえながら、車道を横切って行った。
山の中、畑が多いところを歩いて行く。鷺が悠々と飛んでいた。
今日は、けっこう歩いているので、もう疲労が出ている…。
ようやく民家が出てきて、線路の下をくぐり、しばらく行くと、海に出る。出発地点に帰ってきた〜!また、海にタッチ!
飴文で、大砲巻を試食し、お茶をもらって、小休憩。甘い物が身体に染みわたる。
14:54 時志観音に帰って来る。19kmの長距離ハイキング、ようやく終了〜。
【まとめ】
暖かいだろうと見込んだ知多半島だったが、桜はまだだった。しかし、今が満開の品種もあって、所々で目を楽しませてくれた。
病み上がりに19kmはなかなかキツかったが、東と西の両方の海岸で海にタッチするというカイキョを成し遂げた!w
知多半島の特性なのか、林でも色んな木の種類があり、歩いていて飽きることがなかった。標高差は80m程度だが、そう感じさせない程変化に富んでいた。
観光案内所の方に紅葉の時季も勧められたので、次はその時期(12月上旬とのこと)に来てみよう。
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