乗鞍岳・肩の小屋へ バックカントリー
- GPS
- 03:50
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 793m
- 下り
- 782m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:10
7:50 安曇野穂高発 波田経由 158号線
9:10 乗鞍高原(Mt.乗鞍スノーリゾート)駐車場
カモシカゲレンデで少し滑ってからスタート
<復路>
15:00 駐車場発
16:10 自宅着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない |
その他周辺情報 | 乗鞍温泉 湯けむり館など 蕎麦屋も多くある とうじ蕎麦有名 稲核 わたなべ蕎麦 お薦め |
写真
感想
2017年(平成29年)4月4日(火)
乗鞍高原・肩の小屋へ 山スキー
「クラストに シュプール描くも 雪の罠」
天気が最高!
ということで乗鞍高原へ出かけた。
昨夜の麓の雨が10cm弱の新雪になっていた。
この雪が大敵となった。
滑らない。
大ブレーキ、急ブレーキ、シールに付着!
天気は良く絶景を楽しむことはでき
クラストの上を気持ちよく滑ることもできたが
この春の新雪にストレスがたまった。
かもしかゲレンデで2本滑り、
滑らない雪にすでに足が張り、
汗までかいてしまった。
準備運動ができたところでリフト上部を歩き始めた。
重たい新雪のためかシールが良く効き歩きやすく
どんどんと急斜面も快調に歩くことができた。
しばらく歩き高度が上がると
目の前に剣ヶ峰と高天ヶ原の絶景が目に飛び込んできた。
青空に真っ白に輝く乗鞍高原の山々の絶景だ。
ここで初めて滑り降りてきたボダーの方と話をした。
エコーラインのトイレ付近から滑って来たと言う。
全く進まない雪で大変ですとのことだった。
予想通りの答えが返ってきた。
エコーラインを横切る平の部分になると
クラストの上に新雪が乗っている状態。
ポールで雪面をつつくと表面の固い部分から
かなり深く突き刺さる感覚がある。
さらに滑らない新雪が積もっている。
これは難しい雪で
思うようには滑ることができないだろうと思いつつ、
目的の肩の小屋までは行こうと登り続けた。
トイレ付近には10名ほどの団体が先行していた。
ここで全員を抜かし、先頭に出てしまった。
肩の小屋までのスキーの跡はなく先頭を切った。
最初は良かったが、
シールに雪が付き始め進まなくなった。
シールに雪いが付着したことはほとんどなく、
これほど歩き難く、体力を使うものかと思い知らされた。
先頭を歩くということは、このようなリスクがある。
重いスキーを引きずりながらようやく肩の小屋に到着。
風が吹き少し寒さを感じるが
TシャツとロンTの2枚だけで登ってくることができた。
体力を使い、それに春の日差しのおかげか。
肩の小屋で少し休み、
早速スタート。
クラストに注意してゆっくり滑り始める。
すると意外にもスキー板がのめりこむことはなく、
表面を滑らかに滑ることができるのだ。
一端滑り始めると
リズムに乗り直線的に
真っ新な雪面をぐんぐん加速し滑り降りた。
エコーラインの平に辿り着き、
大きく曲がろうとした途端
転倒!
2本のスキーは外れ
前のめりで飛ばされていた。
まさにクラストでありそうな転倒で
もう少し慎重にスピードを緩めてゆけばよかったのにと
後悔先に立たずであった。
転倒のついでに、
そこまでの気持ちよい滑りを思い出しつつ、
自己満足のシュプールを眺め
遅いカップ麺とおにぎりで昼食にした。
お昼を食べていると蚕玉岳と朝日岳の稜線から
くねくねとしたシュプールを描きながら
下って来る人がいるではないか。
しばらくすると私の近くまでやって来た。
今日は山頂方面にはスキーで登った跡はなかったので
不思議ではあったが、なんとショートスキーだったのだ。
かなり年配の爺さんが格好良く滑り下りてきたのだ。
クラストの時はショートスキーはかなり難しいと思うのだが
後傾になりスキーの先端を浮かし
クラストを蹴散らして滑っていくのだった。
私はというと、
エコーラインの辺りから下りコースへは、
スキー板が思うように動かず体に力が入りっぱなしの
情けない滑りをして下ることになった。
さらに滑らない雪が追い打ちをかける。
足をパンパンにさせて下山となった。
ふるちゃん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する