敦賀 残雪少なく薮漕ぎに手こずったアシ谷支線から芦谷山
- GPS
- 07:47
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 812m
- 下り
- 824m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:13
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒河林道アシ谷支線、林道崩壊2箇所 黒河林道アラ谷支線 林道終点橋流失 何れも雪解け水で増水 渡渉要注意 |
写真
装備
個人装備 |
ワカン
Wストック
|
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感想
野坂岳から高島トレイルの三国山まで辿る山旅を、昨年から何回かに分けて実施して未踏の野坂岳芦谷山間を残雪の時季に辿ろうと3月に予定したが悉く悪天候で延期になり、4月になり漸く好天に恵まれ実施しました。
「福井の雪山Ⅱ」に紹介されている黒河林道のアシ谷支線を利用した名前の無い尾根ルートを登ってきましたが、林道上には鹿の骨が散乱しています。白骨化した角が二本の頭蓋骨も発見。
山影には残雪も増え壺足では踏み抜きで疲れるのでワカン装着。橋の崩落もあり渡渉にも手こずる始末、肝心の尾根の乗越し付近では雪が解けて雑木の薮を登る羽目になりました。
600mを超える頃から幾分雪も残ってはいるが、ユヅリハや雑木も雪の上に起き上り進むのに時間が掛り予定も大幅に遅れ、標高600m付近の平坦部でお昼を摂る。
標高700mを超えると雑木も雪に押さえられ快適な雪稜となる。南には高島トレイルの山々、東には伊吹山から北へ連なる湖東の山々、更にその奥には奥美濃の山々が顔を揃えて疲れも吹っ飛びます。稜線まで登り切るとその先の芦谷山(岳)に到着。初夏の沢登りと秋の紅葉の時季に続き3度目の残雪の芦谷山です。暫く休憩して稜線を北へ向かいます。
予定では、野坂岳まで登り山集落へ降る計画ですが、残念ながら時間が足らないので下山予定の山集落分岐から下山に変更です。
野坂岳南尾根とも呼ばれている稜線を北へ辿るルートは展望も良く山々を眺めながらのプロムナードですね。
途中に4等三角点点名:茶屋谷 727.04mが在りますが、雪に埋もれて発見できませんでした。このピークにも北東に尾根が張り出し、末端付近にも4等三角点雨谷(422.2m)もある冬のルートとして登られているようです。
山集落への分岐点で最後の休憩をして、目の前に聳え立つ野坂岳を横目に尾根を降ります。午後に入り増々雪もザラメに変わり、ワカンも重たく滑り易い斜面を慎重に降りると鉄塔に出て(ここでワカンを外す)、次の鉄塔から沢へ降りる。
雪解けの沢はゴウゴウと流れていて、最初の渡渉も緊張するが、林道終点の沢の渡渉では橋も落ちて簡単には渡れない。
渡渉点を探して右往左往、少し水に浸かるが浅い所を見つけ、辺りの石を投げ入れ一気に渡る。靴の中まで入ること無く無事渡り終え、広くなった林道を降り山集落へ出て、雨谷集落まで舗装道を歩いて車まで戻ってきました。
本日の歩数は23600歩、良く歩きました。同行の山友さん、お疲れ様でした。
追記
最近(3/25)舞鶴若狭道に敦賀南スマートICが開通し、黒河川沿いの岩籠山や野坂岳等の登山には打って付けの立地条件です。
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