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Yamareco

記録ID: 1102809
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山滑走
十勝連峰

三段山ナマコ尾根

2017年04月09日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.1km
登り
420m
下り
422m

コースタイム

日帰り
山行
2:40
休憩
0:20
合計
3:00
10:10
100
11:50
12:10
50
13:00
13:00
10
13:10
13:10
0
13:10
ゴール地点
当直明けだけど遊びに行きたい私、晴れそうだという予報を信じて金曜日から準備していた。本日は8時20分に脱兎のごとく出発。

10時過ぎに白銀荘前を出る。前日に黒岳で滑落事故があったと聞いたとおり、最初から雪は硬い。気温も予想したより低い。簡単な冬用服装と雨着しかないけど、まぁいいか。足はT2に1000円のAtomic MegacarvX624+銀チリ。カメラはフジカGF670。ルートは間違えないように、前十勝への尾根の直前まで沢をわたってトラバースして取り付く。

森林限界超えた1550mあたりで踏み込んでも凹まない雪になった。ここまでもかなりスリップしていたので、当初行くつもりだった1700mあたりのテラスへは行かないことにした。12時で終了、パン1個食べて滑降へ。

ところが、最初は完全なアイスバーン、といっても微細な凸凹はあるので、細かい突き上げで足裏はマッサージされているように振動する。何事も修行じゃ、と滑っていくと、すぐに状況が変わった。

片足に全体重かけた場合にはちょっとだけ沈み込む、やたら硬いモナカになった。昨日は暖かくて溶けかかり、今日の低温で表面が凍ったらしく、えらく苦労した。ボーゲンで両足均等加重に気をつけつつ、回転外側スキーのエッジを少しずつかけて曲がる以外に方法がない。抜重、加重動作なんてご法度、やった途端に雪に板を掴まれて外側に転ぶ。テレマーク姿勢もとれない。

まともに登路に付き合って登り返しで苦労するのはイヤなので、1300mあたりで左にトラバース、ちょうど三段山へのルートの一段目下あたりに出た。駐車場には13時過ぎに到着。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
雪がカリカリ
白銀荘出たところから意外に低温で雪面はカリカリ、ただし片方のスキーに全荷重を乗っけると凹む。ここで滑降の困難は決定。
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白銀荘出たところから意外に低温で雪面はカリカリ、ただし片方のスキーに全荷重を乗っけると凹む。ここで滑降の困難は決定。
前十勝岳に向かうパーティ。
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前十勝岳に向かうパーティ。
天候自体は、晴れときどき雲がかかる、絶好の写真日和。
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天候自体は、晴れときどき雲がかかる、絶好の写真日和。
前十勝岳との間の沢
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前十勝岳との間の沢
主稜線が見えてくる。
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主稜線が見えてくる。
三段山。フリコ沢から降りてきたトレースがいくつかある。
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三段山。フリコ沢から降りてきたトレースがいくつかある。
1000円スキー。安くてもギタギタ雪を滑るのは痛ましい。
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1000円スキー。安くてもギタギタ雪を滑るのは痛ましい。
森林限界上はまったく沈まないアイスバーン
3
森林限界上はまったく沈まないアイスバーン

装備

個人装備
Atomic MegacarvX 624 銀チリ T2 Fujica GF670(蛇腹カメラ)

感想

ツイッターで前日に黒岳で滑落事故が報じられていたように、厳しい雪だった。傾斜が緩いので降りてこられた。アイゼン、ピッケルで登るなら最高のコンディションかもしれない。
フリコ沢からは何日か前のトレースがいくつか付いており、それなりに雪面はえぐれていたので、柔らかい時に降りたんだろうと思う。ナマコ尾根と三段山通常ルートの間の谷にも下りのトレースは多数ある。

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