熊野街道06（山中渓→布施屋）

2017年04月17日(月) [日帰り]

• GPS: 04:02
• 距離: 19.6km
• 登り: 249m
• 下り: 311m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:58
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:59

7:28 山中渓駅
7:50 7:51 境橋（大阪府・和歌山県境）
8:25 8:25 雄ノ山峠
11:27 布施屋駅

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車

In：JR山中渓
Out:JR布施屋

コース状況／危険箇所等

すべて舗装路です。
ただ、歩道のない区間がほとんどで、峠越え、国道部分など交通量が多いです。
注意が必要な区間です。
なお、和歌山県側に入ると、とたんに案内表示が豊富になります。
複雑なルートをたどりますが、道標と道しるべを頼りに歩くことができます。

その他周辺情報

コンビニは、和歌山県道7号線の谷交差点のローソンのみです
トイレは、山中渓駅の後は、そのコンビニ、力待神社、布施屋駅のみかと思います。

写真

4/17 7:27

山中渓駅からスタート

4/17 7:29

山中渓の桜は終わっていました

4/17 7:30

山中関所跡
南北朝時代からあり、河内の観心寺の法華堂を造営するために使われたとか。

4/17 7:34

シャガが咲く季節ですねぇ

4/17 7:35

白いツツジも咲いています

4/17 7:49

和歌山県に入りますが、大阪と和歌山の府県境は、川なんですね。山だと思っていました。
川なので、登りはまだ続きます。。。

4/17 7:50

府県境の川なので、境川といいます。
ここが、日本で最後の仇討ちが行われたといわれている場所。
文久3年（1863年）のことでした。

4/17 7:50

同時に、葛城山の修験道者が身を清める場所でもあったそうです。

4/17 7:52

まさしく！

4/17 7:53

タヌキオナクナリ

4/17 7:53

この小屋の右手が、旧街道の痕跡のように思えます

4/17 7:56

ここで県道を離れます。

4/17 7:56

和歌山県に入ると、途端に道標などが充実してきます（笑）

4/17 7:57

第一滝畑踏切を渡ります

4/17 7:58

踏切を渡ったところが、和歌山県（紀伊国）最初の中山王子です。

4/17 7:59

案内板があったので、地図を確認。
渡し場の位置を確認したり。
事前にログを登録していた経路が、若干間違っていたようでした。

4/17 8:01

滝畑の集落をのんびり歩きます

4/17 8:02

こういう昔の家も残っています

4/17 8:05

第二滝畑踏切を渡って県道へ戻ります

4/17 8:09

まぁ、正しいんだけれど、1000年の歴史があるのは熊野古道の方であって、参勤交代を並列する？？

4/17 8:17

なんの案内表示だろうと思ったら、警察署の担当界かい！
ただ、この岩出署方面を指している道が、旧道な気もするんですが、この辺は高速道路の開削で山が大胆に削られているので、確認するすべがありません。

4/17 8:20

200mくらいで、また担当が変わった。
この辺は合理的にしたら？と思わないでもないけれど、単純な話ではないんでしょうね。

4/17 8:22

この辺が尾ノ山峠です

4/17 8:27

峠を下ったところで、峠の不動明王というのがありました

4/17 8:30

お、紀ノ川方面が見えた

4/17 8:41

京奈和自動車道の下を、JRが通過していきます

4/17 8:45

ここを左手へ。やっと交通量が少なくなります。。

4/17 8:46

すぐに山口王子

4/17 8:50

湯屋谷の集落もよい感じです

4/17 8:57

イチゴの花

4/17 9:01

新しい道標ですが、左大阪　右ねごろ　と書いてあるようです

4/17 9:01

その根来寺までは5km。粉河寺までは12km。
粉河寺は西国三十三か所3番札所なので、そのうち行くはず。

4/17 9:01

いい感じのお宅ですね

4/17 9:02

ここで右手に入りますが塀の向こうに道標が頭をのぞかせていますね

4/17 9:03

右　加太淡島神社
左　和歌山紀三井寺
とあるようです

4/17 9:03

こういう道しるべもあり、和歌山県は親切！

4/17 9:06

シロツメクサ

4/17 9:07

山口神社の石鳥居前で道を曲がります

4/17 9:29

ここは右手が旧街道のような気がします

4/17 9:31

なにやら梵字が書いてあるようですが意味不明

4/17 9:34

ネギ坊主

4/17 9:39

ここで曲がりますが、道標が分かりにくい場所にあるので注意。
私は間違ってまっすぐ行っちゃって、100mくらいで気づいた

4/17 9:39

道標はちゃんとあります

4/17 9:43

川辺王子跡
この辺からは、紀ノ川の氾濫などの影響により、道が何度も付け変わっているらしく、王子社の位置や道には、諸説があるようです

4/17 9:45

キジ（オス）がおるぞ

4/17 9:48

このあたりから雨がぽつぽつし始めました

4/17 9:49

レンゲソウ

4/17 9:49

雨が降ってまいりました・・・

4/17 9:53

神波の集落も墜ちちぃた雰囲気です

4/17 9:54

ご立派なおうち

4/17 9:58

川永団地のふちを歩くのですが、団地の中の水路の桜並木。
満開の時はさぞきれいでしょうね。

4/17 10:01

和歌山市のマンホールは、てまりですね。

4/17 10:03

中村王子社跡

4/17 10:07

力待（りきし）神社の横は、レンゲ畑でした

4/17 10:07

力待神社参道
この力待神社は、川辺王子社の跡と推定されている場所の一つです。

4/17 10:13

この地図いいな〜〜〜

4/17 10:13

力待神社

4/17 10:21

川辺集落

4/17 10:22

川辺集落にて
水害の備えてでしょうか、かなり高く積んでありますね。
左手の窓のような場所の下には水路があり、昔はそこから水路に船をつけて出し入れしていたのでしょうか？

4/17 10:23

左　北　大阪みち
三国一錘讃不動尊と書いてあるのかな？

4/17 10:24

もはや解読不能

4/17 10:26

ここで紀ノ川の土手に上がり、川辺渡し場となります。

4/17 10:28

この辺が渡し場。
最初は上流の吐前（はばざき）に渡していたようですが、のちに布施屋に渡すようになったらしいです

4/17 10:32

でも、今は下流いに200mほど行った川辺橋で渡ります

4/17 10:34

歩道はしっかりしていますが、2kmくらいありそうな気がしたけれど、755.5mだそうな。
和歌山県下で最も長い橋だそうです。

4/17 10:36

紀ノ川の上流方向

4/17 10:46

あの高速の下を下りてきたんだよね

4/17 10:48

花吹雪でした！

4/17 10:49

正直でよろしいかと（笑）

4/17 10:50

布施屋の渡し場跡

4/17 10:54

ハナミズキが色づいてきましたね

4/17 10:56

桜が終わりましたので、藤の花が咲き始めています

4/17 11:00

和歌山線の踏切を渡ります

4/17 11:00

その踏切の横に、本日の廃（車掌）車

4/17 11:01

だいぶ雨がしっかり降ってきました

4/17 11:02

吐前（はばざき）王子跡
紀ノ川で身を清めて、お参りしたそうです

4/17 11:06

吐前（はばざき）の集落

4/17 11:11

禊しないといけんのか？と空見

4/17 11:21

川端王子社跡

4/17 11:24

ここで街道を離れます

4/17 11:27

布施屋駅で終了です

撮影機器：

IXY 180 CANON

感想

faroe

雨が降る前にと思い、早めに出発しましたが、紀ノ川を渡ったところで、本格的な雨に。
しかし、大阪府内での道標はあまりないのに、和歌山県内に入ると、一気に道標やら道しるべやらが増えますね。
さすが、熊野古道の本拠地和歌山県。
道が狭い割には交通量の多い道が結構長く、疲れました。
　
今回も、大阪府の歴史街道ウォーキングマップを使用しました
http://www.pref.osaka.lg.jp/doroseibi/kakusyusesaku/rekishikaidou.html