マスキ嵐沢

2017年04月15日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.0km
• 登り: 618m
• 下り: 606m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:30

8:00 スタート地点
8:30 8:30 マスキ嵐沢標識
13:30 14:00 権現山(箒沢権現山)
15:30 ゴール地点

天候

晴れ一時雨

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

写真

大滝沢林道終点に4人が集まりました。
今日は私がリーダー、たまさんがサブリーダーとしてマスキ嵐沢に挑みます。二人とも初級者なのでuconさんとpopoさんがにらみをきかせます。

8時過ぎマスキ嵐沢に向かいます。楽しみですがビビリなので緊張が隠せません。

気持のいい朝日が差し込みます。uconさんの新しいヘルメットが眩しい。

ここから入渓です。
uconさん、popoさん、撮られ方も慣れています。私は出遅れました（〜〜;

しばらく歩くと初級者にも優しい滝が出迎えてくれます。

以前来た時よりもナメが多い気がします。滑ります。
いちおうリーダーなのでブザマに滑るわけにはいきません。慎重に進みます。

皆さん楽しそうに突破してきます。

あぶなくカエルを踏むところでした。

4月ですがまだ水は冷たいです。

気持のいいナメ滝が続きます。

むむ・・
濡れずに登るにはどうしたものか・・

ロープを出して、リーダーっぽさを出してみましたが・・

早速、uconさんのダメ出しを頂きました(汗)
アッセンダーでの登攀もロワーダウンさせることを考慮したロープワークが必要。なので必要な長さだけロープダウンすることも大事。でも・・こんなに手際良くできない・・帰って練習です。

次は癒し系の滝

次の滝は楽しめそうです。

ナメが多くて気が抜けませんがやっぱり楽しい。

たまさん。
けっこうしっかりした足取りで登ってきます。
でもここではセミになる恐れが高いのでアッセンダーよりもトップが確保した方がより安全だったでしょう。と、popoさんから助言をもらいました。・・おっしゃる通り！

次の滝はuconさんが到着する前に支点構築完了。ちょっと雲行きが怪しいもので急いでみました。けっして逃げているわけではありません(^^;

次の滝もuconさんが来る前に到着。支点を取ります。

ちょっと雲ゆきが怪しいんです！けっして逃げているわけじゃありません！

沢の分岐。逃げることに・・いやいや、登ることに集中しすぎて現在地を見失い、あらぬ方向に進むところでした。頭の中で先々をイメージしていませんでした。地図読みは現在地確認ではなく先を読むことと改めて教わりました。

もう沢は枯れているので、ここではアルパインクライミングが楽しめます。

ここでまたuconさんのご指導を頂きました。
私は流動分散で支点を取っていましたがそれでは力が一点に集中し易いとのことで固定分散にて取り直しです。・・それにしてもuconさんは手際がいいです。

たまさん。ちょっと苦戦しながらもなんとか突破。

たまさんの手助けに降りたつもりが懸垂下降を楽しんでしまっている私。ホントすみません

沢の詰めはいつもながらしびれます。

権現山山頂にて集合写真

いい眺めですが西から明らかに雨雲が近づいています。

地図読みしながら尾根に沿って下山します。一時けっこうな雨が降ってきましたがすぐにやんでくれました。よかった

下山途中にサクラ、ツバキ、ミツマタなどが楽しめました。

15時半下山。約7時間半の山行でした。
皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保器 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング アッセンダー 渓流シューズ ルート図 防寒着 レインウェア

共同装備

ロープ２０ｍ×１ ロープ30m×2 ツェルト×1 コンロ

感想

KadoJiro

初級者にリーダーとサブリーダーを任せて頂けたことでプレッシャーを感じながらの山行でした。いままでは先輩方の後をついて行くだけで楽してましたが、uconさんとpopoさんがにらみをきかせてくれている安心感はあるももの今回は自分達の判断で動かなければならい。しかしながら、とにかく登るための道筋をつける程度が精一杯で視野を広く持って行動することはまだまだ難しい。個々の技術とは別に皆で力を合わせて登る楽しさ、それぞれがそれぞれを気遣い、助けになって登る奥深さを少し学べた気がします。

今回はたまさんが沢登り技術向上のため、uconさんに山行の同行をお願いしたところからスタートしました。私は乗っからせてもらった感じですが初心者に任せることを快諾して頂いたuconさんの器と賛同して頂いたpopoさんに感謝です。また、発端となった、たまさんの向上心にも感謝です。ありがとうございました。

コメント

ucon

流動分散は力が一点に集中？
一点に集中しないから分散と呼びます。
「流動だと１つの支点が壊れると残った支点へのショックが大きい」のです。今回は１つがリングボルトで不安があったため固定分散を薦めました。（説明不十分で済みません）
いづれにしても物事はメリット＆デメリットなので状況に応じ素早く判断し、手早く作業することが大事でだと言いたかったのです。
ブログは他の読者もいるのであえて付け加えました。

KadoJiro

Re: 流動分散は力が一点に集中？
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。コメントも深く考えないといけないですね。素人丸出しですみません。こんなところでも助けてもらってしまいました(^^;