大山(剣谷〜中宝珠越〜元谷)

2017年04月18日(火) [日帰り]

• GPS: 04:41
• 距離: 7.7km
• 登り: 825m
• 下り: 824m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 1:05
• 合計: 4:40

11:00 中の原スキー場
11:45 11:45 宝珠山
11:50 12:10 下宝珠越
12:20 12:30 宝珠越
13:00 13:20 中宝珠越
14:50 15:05 元谷小屋
15:40 豪円山キャンプ場Ｐ

天候

雨・ガス・風のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大山環状道路から大山寺方面
中の原スキー場
豪円山キャンプ場駐車場

コース状況／危険箇所等

◎中の原スキー場〜宝珠山〜下宝珠越
　…雪なし宝珠山までは残雪によりルート見失いがち。
　　枝が被ってルートがわかりづらいぶぶんあり。
下宝珠越〜剣谷
　…踏み抜き注意。とくにスノーブリッジ危ない。前夜の豪雨で水量が多かった。
　　落石、雪崩れ。
中宝珠越〜元谷
　…看板の通り、崩壊がひどい。
　　雪・地面の切れ落ちたところはシュルンドが深く危険。ロープ要。
元谷
　…各所に水流、デブリ。
　　堰堤。

その他周辺情報

大山寺
大神山神社
豪円湯院　380円
モンベル大山店10:00〜19:00

写真

4/18 8:39

前夜は豪雨。
あんまり回復しないので待つ。

4/18 11:01

博労座で数名のハイカー見送る。
そろそろかと思ったけど、結局11時になった。

4/18 11:29

宝珠山を目指す。
笹が被ってわかりづらい。

4/18 11:45

宝珠山着。
雨が降ったりやんだり。

4/18 11:49

左側、剣谷の気配。
阿弥陀滝だったらやだな、とか思ってたが
そう近い距離ではないらしい。

4/18 11:51

下宝珠越まですぐだった。
装備を変えて左へ下降。
雨なのでカッパだ。

4/18 12:08

簡単に下りられる。

4/18 12:15

悪天になったら引き返すので、
目印を凝視。

4/18 12:19

沢を越えたところに宝珠越の道標。
こりゃ困った。

4/18 12:23

崩してみるか…
前日の雨ですごい勢いだ。

4/18 12:25

（対岸を剣谷と思っていたので）
ここはあきらめてこっちの谷でいいやと
すぐ右側を遡行。

4/18 12:26

常に水流をの音が聞こえるので
いやな感じです。
ところどころに穴あり。

4/18 12:27

詰めていく。

4/18 12:31

水の音と落石の音。
そして雨。

4/18 12:40

三鈷峰の麓か。
ここで(剣谷)よかったんだと気付く。

4/18 12:45

堆積した土砂がこぼれている。
これも豪雨の跡だろう。

4/18 12:47

えぐれて落ちている。
新しそうです。

4/18 12:51

雨風強くなって、
帰ろっかなーと迷う。
これから良くなるはずだけど。

4/18 12:52

ヨコに一筋の亀裂。
何箇所かあった。

4/18 12:53

ユートピア・上宝珠は残念して
早めに宝珠尾根に逃げよう。

4/18 12:54

ここらからの三鈷峰、
雪景色が見てみたい。

4/18 12:56

右へ右へ。

4/18 13:03

あれ？
と思うほどの近距離に中宝珠越道標。

4/18 13:13

ちょっと栄養補給。
大きな音が2回した。

4/18 13:16

このルンゼも登攀の対象なのでしょう。
なんてとこかは知らない。

4/18 13:20

背が高い。
もしかして雪で全部埋まる？

4/18 13:20

ここから元谷へ。

4/18 13:27

右下に道標。

4/18 13:28

元谷と標記。
これ道？
荒れててよくわからなかった。

4/18 13:33

ここに手掛かりがなく難儀した。
ロープ出すべき。

4/18 13:33

着地と同時にたぶんはまる。
あぶない。

4/18 13:40

下りた。
大きな川のような音。

4/18 13:43

小川があちこちにある。

4/18 13:45

ふきのとう。

4/18 13:46

どうやら天気悪いのは
大山だけらしい。

4/18 13:56

いいベンチがあったので、
お茶出して天気の回復を待つ。

4/18 14:01

主稜線上のガスはなかなかだけど

4/18 14:04

ユートピア側は晴れた。

4/18 14:04

弥山沢からのデブリ。

4/18 14:15

うーんまだかな。
中ノ島まで来た。

4/18 14:25

大ガレ。
ずっとカラカラと音がしています。

4/18 14:25

三鈷峰〜ユートピア。

4/18 14:26

迫力の大屏風岩。
青空が徐々に…

4/18 14:25

やってきた。
天狗沢・元谷沢だそうで。
(北壁は詳しくない)

4/18 14:29

弥山側はまだだ。

4/18 14:29

大ガレの右に回り込む。

4/18 14:29

墓場尾根がよく見える。

4/18 14:30

どこ撮ったかよくわからなかったが、
どうも剣ヶ峰沢らしい。

4/18 14:30

横から見る大屏風岩。

4/18 14:31

大ガレ、剣ヶ峰沢。

4/18 14:31

絶景です。

4/18 14:33

大屏風の上とか
大変興味深い地形です。
冬にいけるものなら行ってみたい。

4/18 14:35

こういうのがなければ…。

4/18 14:38

なにがって、スピードとか距離とか。
横から見てるとここまで流れるの？ってくらいの
ロングトレイル!?

4/18 14:39

手前に誰かの滑ったような跡がありますが、

4/18 14:40

ずっと辿っていくと…

4/18 14:41

この大きな岩が転がったか滑ったかの跡でした。
巾1.5mほどの大型爆弾です！驚!!

4/18 14:42

弥山沢からの雪崩れ跡を観察。
右と左では時期が違うことがわかります。

4/18 14:48

破壊力。

4/18 14:50

元谷小屋着。

4/18 14:52

内部の様子。
わりと広い。

4/18 14:59

昼の雨が嘘のよう。
ポカポカしてて眠くなるなあ。
装備をはずして干す。

4/18 15:05

いい景色だなあ。

4/18 15:06

もう少し雪山できそうだけど…

4/18 15:18

木に緑がついてくると
もう冬じゃないですねー

4/18 15:55

ありがとうございました。

撮影機器：

PowerShot S200 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ゲイター 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック カメラ

感想

fli-fla

前日夕方に思い立って、夜出発。大山に行ってきました。
道中、とんでもない豪雨に巻き込まれ、道間違えたりしてやめようかとも思いましたが、山の雪はどんどん融けてっちゃうので、がんばって行くことに。
当日、天気の回復は遅く、雨が降ったりやんだり。
結局、出発したのは11時になってしまいました。行けるとこまでで止めます。
今回は剣谷へ下りてみます。
先輩方のレポでなんとなく風景を頭に入れたのですが、雪景色でガスっぽいと
まったく思った景色と違ってわかりづらいところがありました。
ここもかなりの雨が降ったと思われます。すごい水流の音が響いていて、
ばっくり口を開けた沢の流れにびびります。
とくに行先ココって決めてるわけではないので、この流れを越えるのはあきらめて
下降地点から右へ進んでいくことにしました。ここが剣谷で正解でした。
踏み抜きと落石に注意していれば谷自体は平易な感じですが、
ガスが広がってきて、雨と風が出てきたので中盤で剣谷は撤退、中宝珠から元谷へ降りることにしました。
しばらくだらだらと元谷を徘徊。
時間にまだ余裕があったので、しばらく青空待ちです。
行者谷あたりは通ったことがあるので、元谷を奥に行ってみました。
間近に見る大屏風岩、大ガレは凄い迫力で、角度を変えては何枚も写真をとってばかり。中ノ島の上からは三鈷峰までが見渡せる絶景ポイントだったのですね。
ただ、北壁との距離が近く、落石の音はひっきりなし、
大きなデブリが目の前にあるので、周囲に敏感になっていきます。
元谷小屋に近いところまで堆積してるので、その力と破壊力に驚愕しました。
雪はだいぶ少なくなってきましたが、沢筋にはまだ雪が繋がってるところがあるので、もう少し雪山できるかもしれないですねえ。