記録ID: 1109142
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雪山ハイキング
富士・御坂
富士山中腹ハイク(須山口)
2017年04月16日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 7:04
6:05
235分
水ヶ塚駐車場
10:00
0:00
50分
五合目分岐
10:50
11:01
128分
2548m地点
13:09
駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
快晴の下、登山道に入る。周囲の樹林の中には雪はかけらほどしか残っていないが、道の上だけは断続的に残っている。表面はカチカチだが、地面と半々なのでアイゼンも付けられず、ストックでバランスを取りながら歩く。やがて枯れ木地帯のようなところを過ぎると急にべったりの雪になった。春先の雨と雪の境目だったのだろう。適度のザラメで歩きやすい。青空に針葉樹の緑が映え、気持ち良い残雪ハイクだ。岳樺も混じり、八ヶ岳の中腹を歩いているような雰囲気だ。いくつかの分岐を過ぎ、いよいよ矮性のカラマツ帯の向こうに青空が広がってくる。森林限界を抜ける、心ワクワクする瞬間だ。目の前に現れる、宝永火口のすさまじい大きさと、まだ白装束の山頂の神々しさには圧倒されるばかりだ。見ているうちに、全く突然に風下側の山腹に雲が湧き起こり、炎のようにゆらゆら揺れる。異世界のような景観を眺めながら、冬山気分で右手の雪堤の上を歩く。実に楽しい。背後には春霞を透かして駿河湾岸のカーブが遠い。標高差1000mを登ったところで、時間との兼ね合いもあり打ち止めとする。季節を早回しするように、雪を惜しみながら下る。短いアプローチでたっぷりと雪山を楽しめる、富士山のありがたさを感じる一日だった。
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