月刊 百四丈滝 4月号
- GPS
- 07:54
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,876m
- 下り
- 1,871m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:54
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山したら笈ヶ岳狙い?の車が何台か |
コース状況/ 危険箇所等 |
今朝は雪が固く滑落しやすい状態でした。 大きな雪庇はだいたい崩落してますが、まだ残ってます。 尾根部分では雪がなくなっており、歩行の難易度は以前より上がってます。 |
写真
感想
残雪期も真っ盛り、行きたい山を優先したり予定があったりとなかなか百四丈滝 4月号の発刊ができなくてだんだんプレッシャーになってきて、しかも今週末は日曜日が仕事、土曜日も午後から用事と滝どころではなかったのですが、午後から用事ならスタートを早めて全力で歩けば良い!とばかりに行けるかどうかコンディション次第、ともかく行ってみようとばかり前夜23時起きで23:40出発、登山開始3:30という計画となりました。
いつもの駐車地に到着。気温は5℃。岩間線はしっかり除雪されています。檜新宮参道も下部は雪がないと見てアプローチシューズを履き、兼用履とシールを付けた重いスキーをザックに取り付けて背負い歩きます。
午後の用事を考えると12〜13時の下山で計画しないといけません。となると9時になったら引き返すという計画となるか〜と考えながら急ピッチで歩きます。
ハライ谷登山口では登山ポストが顔を出してましたので早速利用します。階段はまだ埋もれてますので登るのが少々難しいですが滑らないように登って夏道を忠実に登ります。
標高が上がるとところどころ雪が出てきます。幸いアイゼンのトレースがありましたので活用させてもらいます。
標高1000mくらいになるとようやく雪が安定してつながりだしましたので、アプローチシューズとバイク用雨具をデポしてシール歩行に切り替えます。ザックが軽くなった分だけ楽になります。とにかくタイムを縮めるためガンガン登ります。気温は低めですが長袖シャツ一枚でも汗をかきます。
しかり場分岐まで前回よりもさらにタイムを短縮できましたが、これは雪のないところを歩く比率が増えたからだと思います。
さて第一の核心部がどうなっているか・・・もう夏道が露出してました。ここは潔く兼用履で夏道を歩いてクリアします。ただ丸石谷側に落ちるとただでは済まない垂直の壁になってますので、とにかく慎重にしてください。
ここを過ぎるとまたスキーのシール歩行、クトーをダブルにしたりシングルにしたり、下りでは外したりと忙しいです。口長倉もパスして3時間半で奥長倉避難小屋に到着しました。この時間は積雪期ならしかり場分岐までが精一杯というものです。
ここで初めて休憩して補給します。
さてここからはいよいよ本物の核心部の美女坂です。今朝は雪も固めでダブルクトーがよく食い込みますし、稜線沿いは雪庇崩落とクラックの危険があるので右に大きく巻いて斜面を登ることにしました。スキー背負ってアイゼンの方がいいかな?とも思いましたが食いつきはいいのでスキーのまま登りました。標高差があるので楽々とは行きませんが、それでも特に問題なく美女坂の頭に到着。強風を予想してましたが嘘のように静かな美女坂の頭でした。
あとは展望台のあるところまで歩いて滝を拝むだけです・・・見えてきました。やはり氷壺の口は大きく広がり汚れてますが、それでも5時間以内でここまで来れたということに感動。写真を撮ったら早速シールを剥がして滑ります。
雪が固めなので振動は激しいですがスピードが出るので少しの漕ぎで美女坂の頭に到着しました。美女坂の滑りは雪が固いので振動地獄でしたが、安全にクリア。ガスの中、鞍部まで下りたらシールを貼って登り返し、このあとは時間節約のためシールのまま滑り登りを繰り返しました。シールでの滑りだとバック滑りが出来ないことに気がつきます。先週の継子岳でチャオのゲレンデも滑ったので後ろ向き滑りを練習してたので、ますますそれが不自由に感じられました。
都合2回ほど板を外して夏道を歩き、しかり場分岐までもどればあとはもうシールを剥がしてデポ場所まで滑るだけです。薮が以前より出てきてますので、先ほどのバック滑りを駆使して薮を避けながら滑ります。滑るとあっという間です。
アプローチシューズを回収して、ギリギリまでスキーで滑ってあとは我慢のシートラ下山。そんなに距離がないので早く終わりました。
最後の岩間線歩きではちょっと8時間切りが際どくなってきたので少し走りましたが(笑)、結果11:30前に下山して午後の予定も30分早くスタートできてやれやれです。
この時期の氷壺はさすがに汚れが目立ちますが、体力と筋力をかなり使ったこの山行、なかなかの充実したものでした。来月号はもうスキーでは無理かも知れないな、と思った今回の滝見物山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
やっぱりプレッシャーはあったのですね。それでも色々忙しいなかあっさりクリア!やっぱり余裕のmomochannですねf^_^;
氷壺もかなり茶色くなっているし青氷も無くなりましたか。これだけ気温上がれば当然でしょうが一気に出来栄え点が下がった気がします。やっぱり2〜3月がピークなのかな?
BCの方はシートラの距離が段々増えていく時期で大変そう、来月は無理でしょう。
これで厳しい時期は終わりましたかね(^。^)
kabukiyaさんコメントありがとうございます!
余裕なように見えて実際は心拍数かなり上げて必死で頑張ってました
筋肉もプルプルしてましたよ〜
やっぱり気温が上がると氷壺が汚れた感じで今ひとつですね。贅沢な話ですが(笑)
昨日の駐車地の様子を見るとかなりの人数が笈ヶ岳アタックされていたように思えます。笈ヶ岳の雪もだいぶ減ってきたみたいです
この時期はさすがに雪も氷も少ないですね。
それだけに歩行ルートも見極めが難しそうです。
やはり青い氷を纏った姿が一番ですね!
夜中の時間でも5℃なんですか。
この時期にしては高いのか低いのか僕にはまだわからないですが^^;
今回もご無事の投稿ありがとうございます。
henjintakkunさん毎度コメントありがとうございます!
贅沢な話ですが純白の氷壺と青氷を見るとこの時期を見てもあまりテンション上がりませんでした…
5月号からは消化試合になりそうです〜(-。-;
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する