一難場山・蒲原山（突坂山断念、急きょ選んだ山はクマのち晴れ）

2017年04月23日(日) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,018m
• 下り: 1,002m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:36
• 休憩: 2:31
• 合計: 8:07

9:30 駐車地点
11:51 11:53 一難場山
12:30 12:32 蒲原山北峰
12:30 14:07 蒲原山
14:21 15:00 蒲原山北峰
15:32 15:43 一難場山
17:35 駐車地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

突坂山の登山口である黒部峡谷鉄道笹平駅は4月30日までトロッコが停車しますが、帰りの便が指定され滞在時間は20分。登山は無理です。

写真

4/23 7:24

宇奈月温泉に行く途中で、白馬岳、旭岳、清水岳の展望。

4/23 7:48

黒部峡谷鉄道宇奈月駅に到着。
いよいよ突坂山の登山口、笹平に向けて出発と思ったのですが、まさかの展開。帰りの便が指定され、笹平の滞在時間は約20分。これでは登山は無理です。駅員さんに帰りの時間を変えられないか、頼んでみましたがダメでした。
安全上、登山利用は無理のようです。

4/23 9:38

急きょ、目的地を変更して、一難場山、蒲原山へ向かいます。
林道の除雪終了点に駐車してスタート。

4/23 9:43

木地屋川沿いに登ります。

4/23 10:13

地図にある林道の橋を渡ろうと思っていたのですが、見つかりません。
ちょうど丸太が倒れていたので、ここを渡りました。

4/23 10:19

進んでいくと、バキッと音がします。音の方を見ると木の上に大きなクマがいます。
クマに会ったら背を向けて逃げるなと言いますが、いざとなるとダメですね。背を向けて逃げました。
ちょっと距離が取れたので写真を1枚。さらに拡大して写そうと思ったのですが。

4/23 10:19

やばい。下りて来る。
慌てたので、写真はブレブレ。
走るのはマズイと思い、足早に来た方に戻ります。

4/23 10:34

さて、予定したコースに行けなくなったので、ルート変更です。
少し急かなと思っていた北側の尾根から登ることにしました。
北アルプス方面の展望が開けますが、雲の中です。

4/23 11:23

急登を登り切り主尾根に出ましたが、ガスガスです。

4/23 11:47

さすが、山スキーで人気の山。
ゲレンデのような斜面です。

4/23 11:55

ゲレンデの上が一難場山の頂上でした。
何にもないので、ピッケルで記念撮影。
いつもは、ピッケルカバー付けているのですが、今日はクマ対策。カバーを外して戦闘モードです。

4/23 12:00

この辺りから霧氷が出現。
たくさん落ちてます。

4/23 12:02

可愛いのが残ってました。

4/23 12:20

更に登ると栂の木にビッシリ付いてます。

4/23 12:20

拡大してみます。

4/23 12:27

こんなのもあります。

4/23 12:31

葉先だけが白いのも味がある。

4/23 12:37

え〜。この足跡はあの方？
薄っすらと雪が積もっているから新しくはないか。

4/23 12:45

蒲原山頂上の一角。
スキーツアーの案内看板。古そうだけど。

4/23 12:52

広くてどこが頂上化分からない。
とりあえずGPSが示した頂上らしきところ。

4/23 13:09

昼飯を食べていると薄日が射してきた。
がんばれ太陽。

4/23 13:59

で、1時間後。
少し青空も覗くようになった。

4/23 14:08

白く凍り付いた木は青空が似合う。

4/23 14:19

ガスったり晴れたりの繰り返しなので、諦めて帰ります。
広い山頂。GPSを頼りに散策。

4/23 14:27

北側のピークに戻って来ると北アルプス方面が一瞬、見えた。

4/23 14:39

妙高方面もガスが薄くなった。

4/23 14:41

焼山と雨飾山が登場。

4/23 14:42

焼山。

4/23 14:44

焼山、金山、天狗原山、妙高山。

4/23 14:44

ついに北アルプス登場。

4/23 14:44

朝日岳、五輪山、黒負山。

4/23 14:47

すっかりガスのとれた蒲原山北峰から妙高方面の展望。

4/23 14:46

乙妻山・高妻山と戸隠連峰。

4/23 14:46

金山、天狗原山、妙高山。

4/23 14:47

雨飾山、焼山、金山、天狗原山。

4/23 14:48

雨飾山と焼山。

4/23 14:51

振り返ると北アルプス。

4/23 14:53

鉢ケ岳、雪倉岳、赤男山、朝日岳、五輪山、黒負山。

4/23 14:53

乗鞍岳、小蓮華山、鉢ケ岳、雪倉岳、赤男山、朝日岳、五輪山。

4/23 14:55

横前倉山、箙岳、乗鞍岳、小蓮華山。

4/23 14:59

横前倉山、箙岳。

4/23 14:55

地蔵山、堂津岳、乙妻山、高妻山、戸隠山、本院岳、西岳、東山。

4/23 14:59

鉢ケ岳、雪倉岳。

4/23 14:59

雪倉岳アップ。

4/23 15:00

朝日岳アップ。

4/23 15:00

朝日岳、五輪山、黒負山。
このテカテカ感がいいですね。

4/23 15:01

朝日岳、五輪山、黒負山。

4/23 15:02

妙高山アップ。

4/23 15:03

乙妻山と高妻山アップ。

4/23 15:05

蒲原山のガスも取れて広い山頂が姿を現す。

4/23 15:09

展望を満喫したので帰ります。
ガスが晴れると、あの方の足跡もハッキリと見えます。

4/23 15:26

鋸岳が現れた。

4/23 15:32

北ア方面は、また雲が出てきた。

4/23 15:36

一難場山まで戻って来ました。

4/23 15:41

北ア復活。

4/23 15:41

雪倉岳。

4/23 15:41

蒲原山を振り返る。

4/23 15:42

鉢ケ岳、雪倉岳、赤男山、朝日岳、五輪山、黒負山。

4/23 15:43

鉢ケ岳、雪倉岳、赤男山。

4/23 15:46

雪倉岳、赤男山、朝日岳。

4/23 15:46

朝日岳、五輪山。
下に見えるのは、白池かな。

4/23 15:47

朝日岳、五輪山。

4/23 15:49

乗鞍岳、小蓮華山、鉢ケ岳、雪倉岳。

4/23 15:48

鉢ケ岳、雪倉岳。

4/23 15:48

乗鞍岳、小蓮華山。

4/23 16:04

一難場山を後にして下ります。

4/23 16:21

クマの出た所を避けて、北側の尾根を下ります。
こっちは、妙高方面の展望が開けます。
雨飾山、焼山、金山、天狗原山、妙高山。

4/23 16:22

雨飾山、焼山、金山。

4/23 16:23

雨飾山と焼山。

4/23 16:27

雨飾山〜戸隠連峰。

4/23 16:28

駒ケ岳〜妙高山。

4/23 16:32

鋸岳、鬼ケ面山、駒ケ岳。

4/23 16:34

尾根を下ります。
前方に明星山、黒姫山、赤秀山。

4/23 16:40

明星山と黒姫山。

4/23 16:53

一難場山方面を見上げる。

4/23 17:24

渡渉地点をどこにするか、迷っていたら山仕事の方にお会いして案内してもらいました。

4/23 17:24

渡渉するのに鉈で杖を作っていただきました。ありがとうございます。
山の男は、カッコいいですね。

4/23 17:57

林道の下り。
雨飾山が美しい。

撮影機器：

OLYMPUS PEN mini E-PM2 オリンパス

PowerShot SX720 HS CANON

感想

makomo

本日の登山、当初の目的地は突坂山でした。
突坂山は、笹平が登山口です。かつてはガイドブックにも笹平からの登山ルートが載っていましたが、最近は笹平で一般客の降車ができなくなってしまい登山が難しくなっています。
今年のトロッコの時刻表を見ていると4月30日までは、笹平に停車する便が載っていました。今がチャンスと思って喜び勇んで出かけたのですが、なんと帰りは折り返し便に乗ってほしいとのことです。
20分では、さすがに登山は無理。せっかく来たのだからと頼んでみましたが、安全面からダメということでした。窓口の方には上司にも相談して頂き、どうもありがとうございました。会社で決めたことは簡単に変えられませんよね。駐車料金500円と1時間のロスです。調査不足でした。
気を取り直して、次の目的地を考えます。今はスマホで地理院地図を見ることができるので、こんな時に便利です。それで、決定したのが一難場山と蒲原山。
木地屋川を渡って、いよいよ登りに差し掛かった所で、突然、木の上からガサッと音がしたので見ると大きなクマがいました。
背を向けて逃げたらダメと言いますが、そんな余裕はなく背中を向けて逃げました。
少し距離を置いたのでそっと写真を撮っていると、フーと大きな鼻息を出して下り始めました。ヤバいと思って今度は真剣になって逃げました。
もうクマのいた所には戻れないので、ルートを変更。一難場山は、いろいろなルートが取れるので助かります。
一難場山から蒲原山にかけては、ずっとガスの中。山頂で晴れるのを待ちましたが、時々青空がのぞく程度。諦めて帰ることにしました。蒲原山の北峰に来た時にガスが晴れ始め、しばらくすると別世界に。山でガスが晴れる瞬間って、本当にうれしいですね。
最後はクマを避けて別の尾根を下りました。木地屋川を渡れるか、心配でしたが運よく山仕事の方にお会いして渡渉地点を案内していただきました。少しの間ですが、山の話も聞かせて頂き、ありがとうございました。