青森労山創立20周年県境縦走 三十釜〜須郷岬
- GPS
- 28:15
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
(2月21日)テント7:20→H703m 7:23→県境7:40-7:46→H650m 8:13 →H599m 10:00→小入川源頭10:29→H600m ll:28-12:08→H550m12:53-H508m 13:30-13:47 →H620m 14:14 →H625m 14:25-14:31→ 310m15:10→国道15:46→駐車場15:55→三十釜16:25-16:30→青森19:50
アクセス |
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写真
感想
(2月20日)雪の青森を発ち一路西へ。須郷岬の路端の休業中の店の前に一台駐車し、八森町立石から真瀬川沿いに三十釜へ。雪の杉林の急斜面を登る。始めツボ足で、H250mからわかんをつける。昼からの行動なので、しかも、雪が深く、底の雪も柔らかいためかヒザ上のラッセルを強いられる。H470mの降りで、ロールマットがヤブに取られて落としたことから、箕輪は、拾いに戻る。その間に空身でラッセルしておく。H703mまで斎藤空身でラッセルしトレースをつけてくれる。H703m100メートル手前をテント場と決める。県境までの予定が大幅に遅れてしまう。明日、一日で抜けられるか気になる。八森の街の灯が見える。夜も穏やかで降雪もない。寒さもなく一日目が暮れた。
(2月21日)4時25分起床。八森の街の灯がしっかり見えている。天気も今日一日は大丈夫との予報。昨日の疲れが残っているか体が重いと箕輪。とにかく県境までと出発。くもり空も陽が差し青空も見えてくる。真瀬岳、ニツ森方面が見え出す頃県境に着く。営林署のNo103の境界標識有る。入良川の源頭である。皆伐されていて森林の面影全くなし。斎藤の行くという言葉に力づけられて、縦走に向かう。秋田県側は、杉林、青森県側は伐採が目につく。県境H700メートルからは、降りが多いのと、尾根上でラッセルもヒザよりは下となり順調に進む。H599mの降りで小入川源頭となっている所では、ルートファインデイングに時間を要した。見通しが良いのに。浅い細長い沢や窪地があったから。H61lmの次のH600mで 日本海を眺め、真瀬岳、ニツ森方面と、我々が歩いて来た県境の尾根を振り返りながら昼食とする。大鉢流山も目の前に立ちはだかる。後は、H600mから降って、大鉢流山を登ればいいのだと、元気が出る。それにしても今日は、天気に恵まれた。悪天では、とても一日では無理だ。標高が低くなると、春の陽に雪は融け、わかんに付き出し、足は重い。前日の疲れもなんのその斎藤は、いつもトップを行く。やはりトレーニングしている人は違う。彼がいなかったら、とても、こんなに順調に縦走は出来なかったであろう。H470mの最低鞍部から一気にH620mへ登る。大鉢流山で最後の小休止。白神岳の姿も、春ガスミのためかくもり空のためか明瞭でなく天気もそろそろくずれ出し始めるのだろう。県境は、青森と秋田の営林署の境界であり、青森営林署の境界標識があるので、それが目印になるが、伐採の入っていない所にはないので、ルートには気をつけなければならない。大鉢流山からは、樹の間越しに日本海岸を見ながらの下山となる。H31lm付近から雪は急に少なくなり出す。しばらくすると、何のためか鉄柱にバラ線を張った樹が県境に立っている。バラ線が人の通れるように巻き上げている所から林道に出て、そのまま国道に出る。そこには、八森町教育委員会で建てた"境界神堂"の標柱があった。
JR五能線の陸橋のそばである。昨日の雪は全くなく、靴のドロを流れ水や雪で落として置いた車へ到着。眼下の青い海の水に目をやる。新ためて長かった、きつかった山行に思いを馳せた。良くぞ歩き通せたものだ。メンバーの二人に感謝します。これで、須郷岬から、ニツ森手前までつながったことになる。
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