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Yamareco

記録ID: 1120143
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ハイキング
近畿

小野尻峠ー石金山ーイタリ山

2017年04月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:02
距離
10.5km
登り
1,017m
下り
1,117m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:28
休憩
1:34
合計
8:02
7:03
234
スタート地点
10:57
12:31
154
15:05
ゴール地点
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小野尻峠トンネルの西出口にある公園(無料の駐車場)に停めさせて頂きました。
コース状況/
危険箇所等
境界線尾根を縦走するコースです。
歩きやすい尾根道となっている場所もあれば、踏み跡の全くない雑木林を突破したり、立ち木を掴みながらじゃないと進めない激登り/激下り斜面のあるコースでした。
ほとんど高低差の無い尾根道ではあるものの、想定していた時間よりもだいぶ時間が掛かってしまい、また体力もヘロヘロになるくらい消耗しました。
比較的新しいピンクテープが数多くありましたが、踏み跡がほとんどないことが多いので登山経験が必要と感じました。危険な場所はありませんが、ルートロスによる道迷いをおこしそうな場所がたくさんあるので(自分は2回やらかした)、GPS/コンパスは絶対持参をお勧めします。

なお、石金山から360°見渡せる連山風景は、ここが508mの低山であることを忘れさせてくれます。
小野尻峠トンネル西口の駐車場に停めさせて頂きました。
2017年04月30日 06:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 6:58
小野尻峠トンネル西口の駐車場に停めさせて頂きました。
ちょっとした公園にもなっています。
2017年04月30日 07:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:01
ちょっとした公園にもなっています。
さて、まずは取付きを探します。
トンネル入り口は切り立っていて無理そうなので、Pの看板からか、もう少し右の旧道からトンネル上部の山に取付けそうです。
2017年04月30日 07:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:00
さて、まずは取付きを探します。
トンネル入り口は切り立っていて無理そうなので、Pの看板からか、もう少し右の旧道からトンネル上部の山に取付けそうです。
少しうろうろして、旧道入ってすぐ左の斜面から取り付きました。
2017年04月30日 07:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:07
少しうろうろして、旧道入ってすぐ左の斜面から取り付きました。
ピンクテープに出合い、小野尻峠の鞍部に乗りました。ここから方向を変えて尾根道に進みます。
2017年04月30日 07:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:18
ピンクテープに出合い、小野尻峠の鞍部に乗りました。ここから方向を変えて尾根道に進みます。
終始境界尾根を歩くこととなるので、この「境界明確化」という杭を多く見かけることとなります。
2017年04月30日 07:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:26
終始境界尾根を歩くこととなるので、この「境界明確化」という杭を多く見かけることとなります。
快適な尾根です。
2017年04月30日 07:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:30
快適な尾根です。
快適快適
2017年04月30日 07:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:46
快適快適
木漏れ日がいい気分
2017年04月30日 07:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:47
木漏れ日がいい気分
快適な尾根は最初の方だけで、尾根が荒れてきました。
立ち木を縫うように進みます。
2017年04月30日 07:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 7:58
快適な尾根は最初の方だけで、尾根が荒れてきました。
立ち木を縫うように進みます。
立ち入り禁止看板(*)でルート喪失。しばしルート探しでウロウロ。
(*)松茸栽培のため、9月〜12月は立ち入り禁止だそうです。
2017年04月30日 08:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:03
立ち入り禁止看板(*)でルート喪失。しばしルート探しでウロウロ。
(*)松茸栽培のため、9月〜12月は立ち入り禁止だそうです。
少し右に振ったところのシダの茂る箇所を下れそうなので進みました。 (あまりシダの中を突破するのは好きじゃないですが)
2017年04月30日 08:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:04
少し右に振ったところのシダの茂る箇所を下れそうなので進みました。 (あまりシダの中を突破するのは好きじゃないですが)
途中の鞍部に「嫁入り峠」という看板がありました。
昔ここを通って隣町に嫁入りしたのだろうか?
でも、こういうのって悲しい昔話が多いんだよね。
2017年04月30日 08:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:18
途中の鞍部に「嫁入り峠」という看板がありました。
昔ここを通って隣町に嫁入りしたのだろうか?
でも、こういうのって悲しい昔話が多いんだよね。
看板アップ
2017年04月30日 08:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:18
看板アップ
セミの抜け殻が2個も残っていたのでパシャリ。
もちろん、去年の夏のものだと思うけど、よく残っていたな〜と思う。コース真ん中の木で、目線の高さなんですが、誰も取らなかったのか、そもそも誰もここに立ち入っていないのか・・・。
2017年04月30日 08:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:20
セミの抜け殻が2個も残っていたのでパシャリ。
もちろん、去年の夏のものだと思うけど、よく残っていたな〜と思う。コース真ん中の木で、目線の高さなんですが、誰も取らなかったのか、そもそも誰もここに立ち入っていないのか・・・。
ほんとまっすぐ歩けないので、それで結構時間が掛かってしまった原因の1つです。
2017年04月30日 08:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:22
ほんとまっすぐ歩けないので、それで結構時間が掛かってしまった原因の1つです。
またもやルート喪失! 前方の雑木林を突破するしかルートはなさそうです。
コンパスで突入する方向を見定めます。
2017年04月30日 08:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:27
またもやルート喪失! 前方の雑木林を突破するしかルートはなさそうです。
コンパスで突入する方向を見定めます。
雑木林を突破中!!
もちろん、踏み跡なんてありません。
2017年04月30日 08:29撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:29
雑木林を突破中!!
もちろん、踏み跡なんてありません。
ここはまた別の場所です。
全体的に倒木も多く跨いだり/潜ったり、また横に伸びている枝にザックが引っかかったりとなかなかワイルドコースです。
2017年04月30日 08:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:32
ここはまた別の場所です。
全体的に倒木も多く跨いだり/潜ったり、また横に伸びている枝にザックが引っかかったりとなかなかワイルドコースです。
ザックが引っ掛からないように、細い立ち木をすり抜けるにも神経を使います。
2017年04月30日 08:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:37
ザックが引っ掛からないように、細い立ち木をすり抜けるにも神経を使います。
小野尻峠から南下してきた地形図の359.6m地点です。
ここから東へコースが変わる転換点です。(後で調べるとこの地点をヲコサカと呼ぶらしい)
コンパスで踏み出し方向を確認したものの、地形図の磁北線の南北を逆に合わせてしまい、真逆の尾根に進んでしまうというミスをやらかしてしまいました。すぐ気づきましたが・・・
2017年04月30日 08:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:47
小野尻峠から南下してきた地形図の359.6m地点です。
ここから東へコースが変わる転換点です。(後で調べるとこの地点をヲコサカと呼ぶらしい)
コンパスで踏み出し方向を確認したものの、地形図の磁北線の南北を逆に合わせてしまい、真逆の尾根に進んでしまうというミスをやらかしてしまいました。すぐ気づきましたが・・・
それまでほとんどなかったピンクテープが、この359.6m地点を過ぎたあたりから急に増えました。ほとんどテープに劣化がなくきれいでしたので、最近付けられたのではないでしょうか?
2017年04月30日 08:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 8:48
それまでほとんどなかったピンクテープが、この359.6m地点を過ぎたあたりから急に増えました。ほとんどテープに劣化がなくきれいでしたので、最近付けられたのではないでしょうか?
とある鞍部から杉林を登るところ。
コースなんてないので、歩きやすいところを選んで登って行きます。
2017年04月30日 09:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 9:01
とある鞍部から杉林を登るところ。
コースなんてないので、歩きやすいところを選んで登って行きます。
ピンクテープがなかったら、絶対ルートロスしていると思ってしまう。 だんだんこの景色が当たり前と思ってくる。
2017年04月30日 09:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 9:05
ピンクテープがなかったら、絶対ルートロスしていると思ってしまう。 だんだんこの景色が当たり前と思ってくる。
やっと展望のあるところがあった。
長坂池っぽい。
2017年04月30日 09:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
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4/30 9:12
やっと展望のあるところがあった。
長坂池っぽい。
椿(だよね) 植物はほとんど名前を知らないんです。
2017年04月30日 09:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
4/30 9:21
椿(だよね) 植物はほとんど名前を知らないんです。
長かったワイルド尾根に奮闘し、やっとこさ待望の石金山に到着です。誰もいません。
南側の風景
2017年04月30日 10:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
3
4/30 10:57
長かったワイルド尾根に奮闘し、やっとこさ待望の石金山に到着です。誰もいません。
南側の風景
北西方向。 千ヶ峰方向となります。
2017年04月30日 10:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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4/30 10:57
北西方向。 千ヶ峰方向となります。
北東方向
2017年04月30日 10:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
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4/30 10:58
北東方向
南東方向
以上で360°のパノラマです。
2017年04月30日 10:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
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4/30 10:59
南東方向
以上で360°のパノラマです。
ベーコン炊き込みチャーハンとオイルサーディンの野菜炒めを作りました。固形燃料とアルコールストーブでまったりと作っています。
2017年04月30日 11:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
2
4/30 11:56
ベーコン炊き込みチャーハンとオイルサーディンの野菜炒めを作りました。固形燃料とアルコールストーブでまったりと作っています。
向こうに見える千ヶ峰を見ながら・・・
2017年04月30日 12:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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4/30 12:01
向こうに見える千ヶ峰を見ながら・・・
石金山からは激下りが続きます。
ゴールのイタリ山は町中なので、イタリ山〜石金山の登山道は比較的整備されています。
2017年04月30日 12:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 12:35
石金山からは激下りが続きます。
ゴールのイタリ山は町中なので、イタリ山〜石金山の登山道は比較的整備されています。
石金山から1km進んだところで2回目のルートミス。
この案内板を見落とし、別の下山コースをしばらく進んでしまった。この山頂地点で左に折れないといけないが、まっすぐ道が続いていると気づきにくい。
2017年04月30日 13:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 13:02
石金山から1km進んだところで2回目のルートミス。
この案内板を見落とし、別の下山コースをしばらく進んでしまった。この山頂地点で左に折れないといけないが、まっすぐ道が続いていると気づきにくい。
クサリ場。 このクサリも真新しい。
2017年04月30日 13:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 13:04
クサリ場。 このクサリも真新しい。
見えてる川は加古川で、その奥に見える橋(井原橋)が本日のゴールです。
2017年04月30日 13:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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4/30 13:04
見えてる川は加古川で、その奥に見える橋(井原橋)が本日のゴールです。
別のクサリ場
2017年04月30日 13:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 13:06
別のクサリ場
なが〜い階段。確かこの後も下りで1個、登りで1個階段があったと思う。もう、足がフラフラでこの規則正しい階段が苦しかった。
2017年04月30日 13:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 13:39
なが〜い階段。確かこの後も下りで1個、登りで1個階段があったと思う。もう、足がフラフラでこの規則正しい階段が苦しかった。
イタリ山の激登り。
ロープもなく、立ち木を掴んで登らないと登れないほど、本当に急傾斜でした。
2017年04月30日 14:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 14:26
イタリ山の激登り。
ロープもなく、立ち木を掴んで登らないと登れないほど、本当に急傾斜でした。
イタリ山からの下山。
激下りのうえ、雑木林の密集度が半端ない。
ゴールは目の前なんだけど、絶対通常の登山道じゃないと思う。意を決して突入。
2017年04月30日 14:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 14:39
イタリ山からの下山。
激下りのうえ、雑木林の密集度が半端ない。
ゴールは目の前なんだけど、絶対通常の登山道じゃないと思う。意を決して突入。
公園がチラリと見えたので、笹薮を突破。
2017年04月30日 15:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 15:00
公園がチラリと見えたので、笹薮を突破。
公園の東屋に飛び出し、達成感より安堵感が強かった
2017年04月30日 15:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 15:01
公園の東屋に飛び出し、達成感より安堵感が強かった
「山南であい公園」というらしい。
無料駐車場もあり
2017年04月30日 15:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 15:02
「山南であい公園」というらしい。
無料駐車場もあり
公園にタクシーを呼んで、スタート地点まで戻りました。
2017年04月30日 15:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
4/30 15:22
公園にタクシーを呼んで、スタート地点まで戻りました。

感想

本日は寒くもなく暑くもなく丁度いい気温でした。
夏になると暑すぎて低山は厳しいので、それまでに一度行きたかったコースでした。
本当は快適な尾根歩きを期待していたのでしたが、実際は真逆で、ルートロスしないよう気の抜けない登山でした。しかし、バリルートはもともと好きなので、今回コンパスで方向を見定めながら歩くスタイルを久々に楽しむことができました。

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