また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1129989
全員に公開
雪山ハイキング
道東・知床

海別岳(一等三角点:海別岳)

2017年05月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:40
距離
12.0km
登り
1,167m
下り
1,158m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:28
休憩
1:12
合計
9:40
4:57
298
スタート地点
9:55
11:07
210
14:37
ゴール地点
休憩時間をふくむ。登り、下りともに長時間休憩が多い。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
海別林道からアプローチ。鹿柵を過ぎて、尾根取り付きの標高300m付近に駐車。
コース状況/
危険箇所等
本来は十二線川沿いの林道を砂防ダムまで行き、尾根によじ登るのがメジャーなルートらしいが、残雪状況から急斜面には雪が張り付いていないと判断。シマトツカリ川側の海別林道からアプローチした。
その他周辺情報 前日は車中泊。
後泊は民宿斜里温泉「湯元館」に素泊まり。日帰り温泉(400円)も可。
夕食は「しれとこ里味」に。色々と海の幸を堪能したが、お店の名物「つぶのかき揚げ」がとても美味だった。
車中泊で4時に起床。
昨夜は暗くて分からなかったが、雪が少ない!大丈夫か?
2
車中泊で4時に起床。
昨夜は暗くて分からなかったが、雪が少ない!大丈夫か?
鹿柵を開けて、海別林道を尾根取り付きの、標高300m付近まで車で入る。
鹿柵を開けて、海別林道を尾根取り付きの、標高300m付近まで車で入る。
何とか雪はつながっている。帰りはかなり減っていたから、この連休中が最後かな?多少の藪漕ぎ覚悟なら、まだ数週間は大丈夫だと思う。
1
何とか雪はつながっている。帰りはかなり減っていたから、この連休中が最後かな?多少の藪漕ぎ覚悟なら、まだ数週間は大丈夫だと思う。
林間地帯を抜けて振り返ると、斜里から網走の能取岬までの海岸線が見渡せた。
1
林間地帯を抜けて振り返ると、斜里から網走の能取岬までの海岸線が見渡せた。
這松地帯に突入。漕ぐのは大変。かわしながらニセピークへと高度を上げる。
這松地帯に突入。漕ぐのは大変。かわしながらニセピークへと高度を上げる。
右に目をやると、手前に小海別岳、遠くに斜里岳がそびえている。
3
右に目をやると、手前に小海別岳、遠くに斜里岳がそびえている。
ニセピークから海別岳山頂への稜線。左には知床半島の山々が…飽きることがない。
5
ニセピークから海別岳山頂への稜線。左には知床半島の山々が…飽きることがない。
一等三角点「海別岳」山頂。厳冬期には雪の下にある山頂標識。残念ながら三角点を掘り出すことはできなかった。
12
一等三角点「海別岳」山頂。厳冬期には雪の下にある山頂標識。残念ながら三角点を掘り出すことはできなかった。
山頂からニセピークを振り返る。背後はオホーツク海。
2
山頂からニセピークを振り返る。背後はオホーツク海。
南に広がる山々。とりわけ、今回の山行では終始、斜里岳の存在感は半端なかった!
4
南に広がる山々。とりわけ、今回の山行では終始、斜里岳の存在感は半端なかった!
何といっても北に目を移すと知床半島。奥の羅臼岳を初めとする知床連山。いつまでも眺めていたい景色だった。
8
何といっても北に目を移すと知床半島。奥の羅臼岳を初めとする知床連山。いつまでも眺めていたい景色だった。
下山途中、ニセピークあたりから小海別岳。積雪の多い時期に登ってみたい。
1
下山途中、ニセピークあたりから小海別岳。積雪の多い時期に登ってみたい。
帰り道、海別林道入口付近から海別岳。
4
帰り道、海別林道入口付近から海別岳。
温泉に向かう途中の道路から斜里岳。
3
温泉に向かう途中の道路から斜里岳。

感想

海別岳は夏道登山道は無く、登頂は残雪期が比較的容易だ。
予報によれば好天の今年のGW。5月2日の仕事を終えて、海別岳へと車を飛ばした。
2時ころアプローチ付近に到着。車中で2時間ほど仮眠をとる。
明るくなってきた4時ころ起床。
平地に雪は無く、山も麓に白さが無い。。。絶望感が押し寄せるが、車で海別林道を行けるところまで入る。
ちょうど標高300mの尾根取り付き付近から、残雪深くて車は入れない。
意外と林の中は残雪がある。嬉しい思いで、雪を見つけながらスノーシューで出発する。あとは標高を上げた時の、這松の具合が心配だ。

比較的なだらかな尾根を行き、標高700m付近からは森林を抜けて視界が開ける。背後には斜里から網走までの海岸線が見渡せる。右には小海別岳と斜里岳。好天の中で、眺望に励まされながらだんだん斜度はきつくなる。
標高850m付近で這松が邪魔をし出す。だが北寄りに進路を変えて、漕ぐことはなく行けた。
間もなく這松地帯も抜けて、ひたすらニセピークに向けて高度を上げる。気温の上昇とともに雪の表面がザラメ状になり、多少歩きずらい。
ニセピークからは知床半島側も視界が開けて、一挙に360度の眺望が広がる。
心配していた稜線上の強風もそれほどではなく、冷たくないのにも助けられた。
快晴の上に知床連山、斜里岳の勇姿にオホーツクの海原。どちらを向いても飽きることの無い景色に目を奪われた。
ニセピークをピークと誤認していたなら少し長めの稜線を行き、山頂に到達。
山頂標識はこの時期顔を出しているものの、一等三角点を容易に掘り出せるほど積雪は浅くない。
しばし、山座同定を楽しみ、ポカポカ陽気に昼寝までしてしまう。決して楽な山域ではないのに、コンディションに恵まれて、登りも下りものんびりとしたハイクを楽しむことができた。

ニセピークまでに1人に抜かされ、下山中に8人ほどが登ってきた。あまりのノンビリ下山に、全員に抜かされた模様。。。笑

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1124人

コメント

GPSトラックがよかった
yoshioです。私はもう行くことは無いと思いますが、興味がありGPSトラッックをダウンロード。これは皆さん、参考になると思います。yamajiiもヨコさんも来年行きたいと言っていました。ミニチュアポスト(いいね!)
2017/5/7 10:56
Re: GPSトラックがよかった
yoshioさん、こちらでもコメントをありがとうございます
今回のGPSのデータは、いかにダラダラした山行であったかがバレてしまいますのでお恥ずかしいです。ルートはさておき、所要時間は全く参考になりません
来シーズンはスケジュールが合えば、遠音別岳をご一緒させてください!運転手はお任せください
2017/5/7 21:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら