ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1131117
全員に公開
山滑走
尾瀬・奥利根

平ヶ岳ーススヶ峰・至仏山BC 夜明けのクマと大斜面滑走

2017年05月03日(水) 〜 2017年05月06日(土)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
39.3km
登り
2,231m
下り
2,242m

コースタイム

1日目
山行
0:350
休憩
0:10
合計
0:00
9:50
60
10:50
11:00
15
11:15
11:15
275
2日目
山行
0:620
休憩
0:100
合計
0:00
8:40
10:00
230
13:50
14:10
190
17:20
宿泊地
3日目
山行
0:580
休憩
0:65
合計
0:00
6:30
195
宿泊地
9:45
10:50
55
至仏山
11:45
11:45
225
15:30
15:30
105
17:15
17:15
0
17:15
ゴール地点
天候 2017/5/3 〜 5/5 ほぼ晴れ〜快晴無風の山日和。
日中は半袖Tシャツ1枚ですが、明け方は両日ともテントの外張りに霜が付く寒さでした。
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
※新前橋駅前のビジネスホテルに前泊
JR上越線 水上行 新前橋06:32 - 沼田07:08 ¥583
関越交通 鎌田線 沼田07:20 - 鳩待峠行バス連絡所08:43 ¥2,050
関越交通 乗合バス 鳩待峠行バス連絡所08:55 - 鳩待峠09:30 ¥980
--- 山中2泊3日 ---
※5/5 鳩待山荘泊。
片品観光タクシー 鳩待峠行バス連絡所08:40 - 戸倉第一駐車場09:15 ¥980
高崎駅まで同室だった山スキーヤーの自家用車に乗せて戴きました。感謝。
コース状況/
危険箇所等
尾瀬ヶ原から北へ延びる上越国境稜線を平ガ岳まで往復する、残雪期のバリエーションです。[ ] 内のGPS座標を電子国土Webにコピペで地図表示できます。http://maps.gsi.go.jp

>鳩待峠〜山の鼻(尾瀬ヶ原、標高1410m)
一般登山道。5/3入山時は十分雪があったのでシール歩行で楽ちん。5/5下山時には木橋と木の枝が露出し始めていて、途中で一回板を外しました。

>山の鼻〜猫又川二俣 [36.934474,139.179665]
シール歩行。猫又川の右岸に終始し、明るい疎林で平坦な地形。出だしの尾瀬ヶ原は溝や穴だらけですが終盤落ち着きます。途中に小さな高巻きが一箇所あり。

>猫又川二俣〜等高線1760m [36.954745,139.185233] 〜JP
シール歩行。猫又川が左右の沢に分岐する二俣にかかっていたスノーブリッジ(5/3時点の話)からその中間尾根に取り付きました。等高線1640mの西面には崩壊地があり近寄らないこと。等高線1760mより大白沢山の南西斜面をトラバースしてJPへ。JPは片品村とみなかみ町、新潟県の境に位置するピークで標高1910m。

>JP〜白沢山 〜平ヶ岳最高点2141m
シール歩行。稜線歩きで前半は東側に雪庇が発達、クラックが入り出しており注意。白沢山までは途中西側の栂林に入ったり、雪庇自体が波のようにうねっている箇所あり。白沢山を下りきった後半は広大な緩斜面で、平ヶ岳直下は中斜面。

>平ヶ岳最高点2141m〜白沢山〜JP
滑走+担ぎ。白沢山の登り返し地点までは小ピークを巻くことで板を担ぐ事なく滑走でき(多少スケーティングあり)その先は担いで履いての繰り返し。平ヶ岳からの滑りだしが最高。

>JP〜ススヶ峰〜1800m平坦地 [36.947234,139.167681] 〜 猫又左俣沢の二俣 [36.938024,139.177830]
JPからススヶ峰山頂へは急登あり。その先は出だしに少し手漕ぎがあるものの、終始滑走できました。1800m平坦地は稜線から猫又左俣沢へ至る尾根の下降開始地点なので、見逃さないこと。尾根は末端のみ急斜面で、他は緩斜面〜中斜面が続きます。下部のブナ林は波状雪で凸凹あり。

>猫又左俣沢の二俣〜猫又川二俣〜山の鼻
雪たっぷりの広い谷をひたすらシール歩行します。ここでバテました。

>山ノ鼻〜至仏山往復
一般登山道。足跡の凸凹で広く荒れた急登。高天ヶ原から先は木道が露出しているため担ぎます。滑走は北尾根を使ってムジナ沢へ(5/5山頂から直には滑走不可)。

<幕営の適地>
猫又川二俣の中間尾根 [36.949978,139.183624] にワル沢の水を確保できる平坦地があります。次にJP頂上付近の栂の疎林 [36.963540,139.181585] もテント適地で数張あり。自分はそこに張りました。その他多くの入山者が猫又川二俣の先の左俣沢からススヶ峰へ登り(本レコの逆ルート)途中に張っている模様。
その他周辺情報 鳩待山荘は原則要予約。
新前橋駅にて。赤羽から「スワローあかぎ」を乗車券+1000円で利用
2017年05月02日 21:27撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/2 21:27
新前橋駅にて。赤羽から「スワローあかぎ」を乗車券+1000円で利用
ビジネスホテルに素泊まりして翌朝、6:32発水上行に乗車
2017年05月03日 06:16撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 6:16
ビジネスホテルに素泊まりして翌朝、6:32発水上行に乗車
大清水行き路線バス。乗客は地元民が多く登山者は4名だけ
2017年05月03日 07:13撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 7:13
大清水行き路線バス。乗客は地元民が多く登山者は4名だけ
一人旅の終着点、乗合バスで鳩待峠へ。残雪が多い
2017年05月03日 09:15撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/3 9:15
一人旅の終着点、乗合バスで鳩待峠へ。残雪が多い
約1時間で山の鼻。テント村が出来ていました
2017年05月03日 10:50撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 10:50
約1時間で山の鼻。テント村が出来ていました
雪解けの尾瀬。平らな雪原をイメージすると思いますが、実は穴だらけ
2017年05月03日 11:13撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5/3 11:13
雪解けの尾瀬。平らな雪原をイメージすると思いますが、実は穴だらけ
顔を出したムジナ沢。雪の波模様がはっきりしてます
2017年05月03日 11:23撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
5/3 11:23
顔を出したムジナ沢。雪の波模様がはっきりしてます
猫又川二俣の分かれ道。写真右上の尾根に取り付きました
2017年05月03日 11:57撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 11:57
猫又川二俣の分かれ道。写真右上の尾根に取り付きました
二俣のスノーブリッジを渡ると最初の急登が待ってます
2017年05月03日 12:09撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 12:09
二俣のスノーブリッジを渡ると最初の急登が待ってます
赤テープがありました。15分板を担いで登れば平坦な尾根に
2017年05月03日 12:23撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/3 12:23
赤テープがありました。15分板を担いで登れば平坦な尾根に
樹間に覗く等高線1640mの崩壊地。ここを直進せず右へ
2017年05月03日 13:12撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 13:12
樹間に覗く等高線1640mの崩壊地。ここを直進せず右へ
そこから20分足らずで左手にワル沢が見えました。平坦地でテント3張あり
2017年05月03日 13:31撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 13:31
そこから20分足らずで左手にワル沢が見えました。平坦地でテント3張あり
平坦地から先は一気に高度を上げます。途中至仏山がどっしり。この角度良いですね
2017年05月03日 13:55撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
3
5/3 13:55
平坦地から先は一気に高度を上げます。途中至仏山がどっしり。この角度良いですね
等高線1760mでお昼休憩
2017年05月03日 14:11撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 14:11
等高線1760mでお昼休憩
ここから左手、大白沢山南西尾根に乗り換えるトレースが分岐してました
2017年05月03日 14:14撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 14:14
ここから左手、大白沢山南西尾根に乗り換えるトレースが分岐してました
分岐から振り返り見るとこの枯れ木。目印として有効かも
2017年05月03日 14:17撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 14:17
分岐から振り返り見るとこの枯れ木。目印として有効かも
筆者セルフタイマー撮影
2017年05月03日 14:36撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5/3 14:36
筆者セルフタイマー撮影
正面、黒い岩肌の山が大白沢山
2017年05月03日 14:47撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 14:47
正面、黒い岩肌の山が大白沢山
シールを効かせて、大白沢山の南西尾根を直登します
2017年05月03日 14:50撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 14:50
シールを効かせて、大白沢山の南西尾根を直登します
登り切るとススヶ峰の全容が見えました
2017年05月03日 15:04撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/3 15:04
登り切るとススヶ峰の全容が見えました
JPへ向かって緩やかに斜上
2017年05月03日 15:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5/3 15:16
JPへ向かって緩やかに斜上
至仏山と栂の森。良い雰囲気。この先にテント設営しました
2017年05月03日 15:19撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/3 15:19
至仏山と栂の森。良い雰囲気。この先にテント設営しました
テントから見える会津の山々。明朝ジッパーを開ければ日の出が真正面
2017年05月03日 17:02撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
5/3 17:02
テントから見える会津の山々。明朝ジッパーを開ければ日の出が真正面
水つくります。1L作るのにも結構時間かかるんですよね
2017年05月03日 17:29撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 17:29
水つくります。1L作るのにも結構時間かかるんですよね
もう夕日の時間。一人テン泊だと時が経つのが速いなあ
2017年05月03日 17:45撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/3 17:45
もう夕日の時間。一人テン泊だと時が経つのが速いなあ
食事も出来たので、トリスハニーを氷割り
2017年05月03日 18:04撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/3 18:04
食事も出来たので、トリスハニーを氷割り
薄曇りの夜。山って漢字を描いて遊ぶ。この時は呑気だった
2017年05月03日 20:07撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
5/3 20:07
薄曇りの夜。山って漢字を描いて遊ぶ。この時は呑気だった
午前3:27。震える手が押したシャッター。ああ死ぬと思った
2017年05月04日 03:27撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 3:27
午前3:27。震える手が押したシャッター。ああ死ぬと思った
午前4:11。2頭は立ち去った。怖くてシュラフから出られない
2017年05月04日 04:11撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 4:11
午前4:11。2頭は立ち去った。怖くてシュラフから出られない
午前4:34。ジッパーを少し開ける。見回すと足跡は...
2017年05月04日 04:34撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
5/4 4:34
午前4:34。ジッパーを少し開ける。見回すと足跡は...
正面から朝日が昇ってきました
2017年05月04日 04:52撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/4 4:52
正面から朝日が昇ってきました
穏やかな1日の始まり
2017年05月04日 04:52撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/4 4:52
穏やかな1日の始まり
頼りないようで、実はもっと儚い命を守ってくれたテント
2017年05月04日 05:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
3
5/4 5:20
頼りないようで、実はもっと儚い命を守ってくれたテント
JPに数張りあり。ここならそれでもテント村と呼べる
2017年05月04日 05:26撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
4
5/4 5:26
JPに数張りあり。ここならそれでもテント村と呼べる
朝日を浴びる越後駒
2017年05月04日 05:31撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6
5/4 5:31
朝日を浴びる越後駒
燧ケ岳と鶏冠のような景鶴山
2017年05月04日 05:31撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6
5/4 5:31
燧ケ岳と鶏冠のような景鶴山
モルゲンロートの至仏山
2017年05月04日 05:32撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7
5/4 5:32
モルゲンロートの至仏山
JPから更に北へ
2017年05月04日 05:43撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
5/4 5:43
JPから更に北へ
遂に姿を現した平ヶ岳。眺めるだけで爽快な気分に
2017年05月04日 05:49撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/4 5:49
遂に姿を現した平ヶ岳。眺めるだけで爽快な気分に
波打った雪の稜線をシール滑走
2017年05月04日 05:49撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/4 5:49
波打った雪の稜線をシール滑走
この残雪と雄大なバーン。スキーで来て良かった
2017年05月04日 05:49撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/4 5:49
この残雪と雄大なバーン。スキーで来て良かった
シール剥がして滑りたいけど、この先また登ります
2017年05月04日 05:54撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 5:54
シール剥がして滑りたいけど、この先また登ります
新潟方面。奥只見湖と尾瀬沼山峠の間くらい
2017年05月04日 05:58撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5/4 5:58
新潟方面。奥只見湖と尾瀬沼山峠の間くらい
そして下り。幸せな朝の滑走
2017年05月04日 06:02撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5/4 6:02
そして下り。幸せな朝の滑走
昨夜を連想したくはないが、稜線上に2頭の大型獣の足跡発見
2017年05月04日 06:21撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
4
5/4 6:21
昨夜を連想したくはないが、稜線上に2頭の大型獣の足跡発見
クマです。55cmピッケルは居合わせた方々が撮影用に設置
2017年05月04日 06:33撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
5/4 6:33
クマです。55cmピッケルは居合わせた方々が撮影用に設置
見晴らし良ければクマだって来たいもの。と自分に言い聞かせる
2017年05月04日 06:35撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/4 6:35
見晴らし良ければクマだって来たいもの。と自分に言い聞かせる
リスクは他にもたくさん。ここ雪庇の崩壊真っ最中です
2017年05月04日 06:41撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 6:41
リスクは他にもたくさん。ここ雪庇の崩壊真っ最中です
広い稜線といえ、ここをストンと滑降して森に入ることも
2017年05月04日 06:47撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 6:47
広い稜線といえ、ここをストンと滑降して森に入ることも
そんな時こそ短い板。キックターン要らずの機敏性が本領発揮
2017年05月04日 06:48撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
3
5/4 6:48
そんな時こそ短い板。キックターン要らずの機敏性が本領発揮
利根川源流の山々が勢揃い。本当に奥深いです
2017年05月04日 06:49撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 6:49
利根川源流の山々が勢揃い。本当に奥深いです
白沢山を過ぎると広大な尾根に
2017年05月04日 06:50撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
5/4 6:50
白沢山を過ぎると広大な尾根に
平ヶ岳、だんだん近づいて来ました。穏やかで重厚な山容
2017年05月04日 06:52撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5/4 6:52
平ヶ岳、だんだん近づいて来ました。穏やかで重厚な山容
稜線。タイトルの通り、帰路は大斜面の滑走
2017年05月04日 07:24撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 7:24
稜線。タイトルの通り、帰路は大斜面の滑走
最後の登り。山の優しい表情。雪質も広さも圧雪ゲレンデ並み
2017年05月04日 07:28撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
5/4 7:28
最後の登り。山の優しい表情。雪質も広さも圧雪ゲレンデ並み
平ヶ岳最高点の目印はこれだけです。観測用の何か
2017年05月04日 07:49撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/4 7:49
平ヶ岳最高点の目印はこれだけです。観測用の何か
撮っていただきました
2017年05月04日 07:52撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6
5/4 7:52
撮っていただきました
雪原のような頂に、登山者とスキーヤー数人のみ
2017年05月04日 07:54撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
4
5/4 7:54
雪原のような頂に、登山者とスキーヤー数人のみ
平ヶ岳最高点よりズーム。燧ケ岳
2017年05月04日 08:10撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
5/4 8:10
平ヶ岳最高点よりズーム。燧ケ岳
中ノ岳と手前に兎岳
2017年05月04日 08:11撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6
5/4 8:11
中ノ岳と手前に兎岳
存在感が大きい越後駒ヶ岳
2017年05月04日 08:11撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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5/4 8:11
存在感が大きい越後駒ヶ岳
赤倉岳。残雪期に登られてるとのこと
2017年05月04日 08:15撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
5/4 8:15
赤倉岳。残雪期に登られてるとのこと
谷川連峰
2017年05月04日 08:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
5/4 8:16
谷川連峰
平ヶ岳三角点峰より最高点
2017年05月04日 08:16撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 8:16
平ヶ岳三角点峰より最高点
巻機山。今年こそは
2017年05月04日 08:17撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
5/4 8:17
巻機山。今年こそは
越後駒と中ノ岳
2017年05月04日 08:19撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
5/4 8:19
越後駒と中ノ岳
絵になる荒沢岳。まるで冬のような景観
2017年05月04日 08:19撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
5/4 8:19
絵になる荒沢岳。まるで冬のような景観
池ノ岳。玉子石がどこかにあるはず
2017年05月04日 08:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 8:20
池ノ岳。玉子石がどこかにあるはず
会津駒ヶ岳。屏風のように広がった山容
2017年05月04日 08:37撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
5/4 8:37
会津駒ヶ岳。屏風のように広がった山容
滑走開始。稜線そのものが大斜面。景色最高
2017年05月04日 08:39撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 8:39
滑走開始。稜線そのものが大斜面。景色最高
右から2本目が自分のシュプールと教えてもらいました
2017年05月04日 08:46撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 8:46
右から2本目が自分のシュプールと教えてもらいました
緩斜面はドライブ気分で滑る
2017年05月04日 08:47撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 8:47
緩斜面はドライブ気分で滑る
小さなピークは巻いて漕いで、滑走を繋げます
2017年05月04日 09:00撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 9:00
小さなピークは巻いて漕いで、滑走を繋げます
白沢山登り返しまで来ました。板を担ぎます
2017年05月04日 09:10撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 9:10
白沢山登り返しまで来ました。板を担ぎます
登りつくと再び滑走天国
2017年05月04日 09:32撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 9:32
登りつくと再び滑走天国
栂の林間にシュプールを描く
2017年05月04日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 9:51
栂の林間にシュプールを描く
ここまで快適だっただけに、JPの登りが辛い
2017年05月04日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
5/4 10:19
ここまで快適だっただけに、JPの登りが辛い
すると水平な虹のアーチが出現。あそこがゴール。頑張ろう
2017年05月04日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
4
5/4 10:19
すると水平な虹のアーチが出現。あそこがゴール。頑張ろう
登りきってランチタイム
2017年05月04日 10:44撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
5/4 10:44
登りきってランチタイム
テントを回収してススヶ峰へ。まずは正面コルへ向けて斜滑降
2017年05月04日 13:07撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 13:07
テントを回収してススヶ峰へ。まずは正面コルへ向けて斜滑降
ススヶ峰の登りは急斜面。板を担いで登ります
2017年05月04日 13:39撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 13:39
ススヶ峰の登りは急斜面。板を担いで登ります
頂上は奥利根の山々に囲まれた展望台。平ヶ岳が立派
2017年05月04日 13:53撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 13:53
頂上は奥利根の山々に囲まれた展望台。平ヶ岳が立派
至仏山も凄く大きいです。次回はここにテントかな
2017年05月04日 13:54撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
5/4 13:54
至仏山も凄く大きいです。次回はここにテントかな
ススヶ峰を後にして
2017年05月04日 13:56撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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ススヶ峰を後にして
下山の滑走準備開始
2017年05月04日 13:56撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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下山の滑走準備開始
平ヶ岳とはここでお別れ。雲が模様を描いてました
2017年05月04日 13:56撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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平ヶ岳とはここでお別れ。雲が模様を描いてました
緩急を繰り返しながら、至仏山を正面にして滑ります
2017年05月04日 14:19撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/4 14:19
緩急を繰り返しながら、至仏山を正面にして滑ります
雪はグサグサでも、このロケーションには感動しきり
2017年05月04日 14:25撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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雪はグサグサでも、このロケーションには感動しきり
スキー場の尾根コースみたい。滑りやすいです
2017年05月04日 14:25撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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スキー場の尾根コースみたい。滑りやすいです
さて、この位置から下山に入ります。GPSで現在地を再確認
2017年05月04日 14:37撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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さて、この位置から下山に入ります。GPSで現在地を再確認
BCトレースあり
2017年05月04日 14:40撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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BCトレースあり
上部は疎林の中斜面。小刻みに気持ち良く滑りました
2017年05月04日 15:02撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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上部は疎林の中斜面。小刻みに気持ち良く滑りました
下部は緩斜面を一直線に滑走
2017年05月04日 15:06撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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下部は緩斜面を一直線に滑走
が最後が難関でした。このようにストンと落ちた尾根の先端
2017年05月04日 15:34撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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が最後が難関でした。このようにストンと落ちた尾根の先端
ズルズルとデラパージュ。もっと木の葉落としを練習しよう
2017年05月04日 15:36撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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ズルズルとデラパージュ。もっと木の葉落としを練習しよう
無事滑りきって長い河原歩きが始まりました
2017年05月04日 16:40撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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無事滑りきって長い河原歩きが始まりました
疲れた。この浮島に妙に癒されて、テントを張ることに
2017年05月04日 16:49撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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疲れた。この浮島に妙に癒されて、テントを張ることに
夕方、木々が燃えてました
2017年05月04日 17:14撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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夕方、木々が燃えてました
夕空
2017年05月04日 18:11撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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夕空
煮炊き開始。今日は水を汲めるので楽々
2017年05月04日 19:04撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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煮炊き開始。今日は水を汲めるので楽々
よく冷えた翌朝。寝坊してしまい6時。空気が澄んでます
2017年05月05日 06:08撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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よく冷えた翌朝。寝坊してしまい6時。空気が澄んでます
テントを出発。GWフィナーレは至仏山の滑走
2017年05月05日 06:35撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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テントを出発。GWフィナーレは至仏山の滑走
尾瀬ヶ原の池塘。2日前に比べてかなり雪解け
2017年05月05日 07:11撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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尾瀬ヶ原の池塘。2日前に比べてかなり雪解け
至仏山へは登りやすい斜面をハイクアップ
2017年05月05日 07:50撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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至仏山へは登りやすい斜面をハイクアップ
大きな残雪に出ました。ここからが本格的な登り
2017年05月05日 08:08撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/5 8:08
大きな残雪に出ました。ここからが本格的な登り
振り返ると雄大な燧と尾瀬
2017年05月05日 08:15撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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振り返ると雄大な燧と尾瀬
日光連山。登るに連れて斜度が増して来ました
2017年05月05日 08:50撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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日光連山。登るに連れて斜度が増して来ました
下りは気持ち良さそう。ただ登りは腐り雪でバックしてしまう
2017年05月05日 08:53撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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下りは気持ち良さそう。ただ登りは腐り雪でバックしてしまう
というのも99cmだから。この板の短所はシールの限界
2017年05月05日 08:55撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/5 8:55
というのも99cmだから。この板の短所はシールの限界
高天ヶ原につくと木道が出ていました
2017年05月05日 09:35撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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高天ヶ原につくと木道が出ていました
至仏山頂上にて。かなりの人混みでした
2017年05月05日 10:13撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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至仏山頂上にて。かなりの人混みでした
北に大きく聳えるのは、昨日登った平ケ岳
2017年05月05日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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北に大きく聳えるのは、昨日登った平ケ岳
谷川岳、ならまた湖方面
2017年05月05日 10:32撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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谷川岳、ならまた湖方面
巻機山方面
2017年05月05日 10:32撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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巻機山方面
地図上ここからドロップインは規制あり。尾根伝いに進みます
2017年05月05日 11:06撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
5/5 11:06
地図上ここからドロップインは規制あり。尾根伝いに進みます
雪たっぷりのエリアに着き、ムジナ沢を滑走
2017年05月05日 11:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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雪たっぷりのエリアに着き、ムジナ沢を滑走
尾瀬ヶ原と燧がどんどん近づいてくる
2017年05月05日 11:36撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5/5 11:36
尾瀬ヶ原と燧がどんどん近づいてくる
ゆっくり26分で下山。とは言ってもあっという間
2017年05月05日 11:43撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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ゆっくり26分で下山。とは言ってもあっという間
テント回収
2017年05月05日 12:34撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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テント回収
さようなら尾瀬ヶ原
2017年05月05日 15:14撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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さようなら尾瀬ヶ原
川上川を渡る木橋が雪解けしていました
2017年05月05日 15:26撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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川上川を渡る木橋が雪解けしていました
鳩待山荘に一泊
2017年05月05日 17:17撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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鳩待山荘に一泊
帰宅時の荷物。普通電車で帰ります
2017年05月06日 07:50撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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帰宅時の荷物。普通電車で帰ります

感想

その昔Rossignolが出してたフリートレックというショートスキーの後継板。昨年末に上州武尊と川場で試走した時、残雪期に兼用靴なら行けるかもと思った。奥地や秘境が好きな性分なので、平ヶ岳は前から気になっていた山。そこで電車&バス利用テント2泊の行程を組んで、GWは初めての単独スキーツアーに挑戦してみることにした。

仕事を終えてスキーを括りつけたザックを背負って、そのまま埼京線で赤羽に向かう。満員電車では周囲の視線が痛い。20kgの重りが両肩に食い込む。迷わずスワローあかぎの指定席特急券を買った。1時間半座れて1000円は良心的だと思う。

翌朝、上越線始発で沼田駅へ。鳩待峠に上がると雪の壁が高い。たっぷりの残雪に安心して板を履いて滑り出すが、沢は割れていて夏道は登り返しが疲れる。途中でシール歩行に切り替えて山ノ鼻を通過、雪原をひたすら北へ行く。最初波状に一面凸凹していた残雪も、上流に進むにつれて落ち着いてきた。尾瀬ヶ原はもう雪解けが近い。

猫又川は本当に静かな谷だ。ただ唯一、雪面にしっかり残るトレースがGWであることを物語っていた。二俣でスノーブリッジを渡り中間尾根に取り付いても、無数の足跡とシートラが先へと続いている。それらを当てにしてこの山域に入るのは論外だが、それでも人の痕跡を見つけると有難く感じる。ワル沢の水が取れる尾根上の平坦地にはテントが3張あった。もう少し登ることにし、途中から大白沢山の岩壁から派生する南西尾根に乗って広い雪斜面をトラバースする。斜陽が照らし、まばらに生える栂の大木と至仏山、ススヶ峰の風情が素晴らしい。いよいよ奥地に来た。会津駒ケ岳を正面に望む平坦地を整地し、3シーズン用のテントを張った。中は冷えたがサーマレストとウイスキーが効果を発揮し、21時前には眠りに落ちた。

翌朝3時15分。

仕事の夢を見た。ゆっくり目を開けてみる。
恐らく空が白みかけており、テント内の様子も薄っすら確認できる。
まばたきする時にまつ毛がシュラフカバーをこする音。そして…ズ, ズ, ズズ...
耳元で何かかじるような音がする。何だ?

最初に閃いたのは、ネズミがテント内の食料を齧っていることだった。
先月旅行中、某国の安宿で痛い目にあったばかりだからだ。
だがネズミがテントの前室ジッパーを開けて、さらに本体の二重ジッパーまで突破して
この氷点下の中、入ってこれるだろうか。

次の瞬間、全身の毛が逆立つ出来事が起きた。

ググッ…ググッ……グググッ…ググッ…
頭の真後ろから、重くゆっくりとした足音。雪はカチカチにクラストしている。
同時に足元からも
ググッ……グググッ…グッ…

それは、人間より大きなサイズの忍び足が
大粒のざら目雪に食い込む時に生じる、鈍い音だった。
鼻息のような音もする。

身体は金縛りにあってしまい、動かない。
2頭はその間、テントの周囲をぐるぐる徘徊し始めた。
恐怖が頭を支配する中、カモシカであって欲しいと必死で願う。

勇気を振り絞って震える手を伸ばす。指先が触れた冷たい金属を掴んで
さっと枕元に引き寄せる。が、それはコンパクトカメラだった。

その時だった。
ナイロン生地を擦る音とともに、テントの布が内側にせり出した。
同時にもう1頭が爪で雪を掘り出したと思われ、ザクザクと大きな連続音が響く。

必死で息を殺そうとしたが、力んだ途端に全身が勝手にガタガタと
激しく震えだしてしまった。
止まらない。
何を考えていたのか、コンデジのシャッターボタンを押した。。。
赤いオートフォーカス補助光が光る。

…ザクザク掘る音が止まった。

様子を伺っているのだろうか。無音の中、背筋が凍りつく。
やがて、ググッ…という鈍い音が始まったが、それらは一歩ずつ耳元から遠ざかっていった。
それと連動するように、自分の心拍数が下がっていくのが分かる。

その後40分、シュラフの中でじっと動かずに考えごとをしていた。昨日夕食を作るとき、ご飯粒を落とさなかっただろうか。なぜか冬眠から覚めた動物の気持ちになっていた。山を汚さないって基本中の基本だけど、自分の命を守ることにも繋がるんだと思った。テントのジッパーを恐るおそる開けて見ると、足跡は昨夕の自分のブーツ以外残っていない。ペグが不自然に1本抜けていたのと、微かな獣臭が残っていた以外は普通だった。やがて、テント正面から朝日が差し込んでくる。

最終的にテントはデポする決断をしたが、食料は全部ザックに詰め込んだ。JPに登ると大きな平ヶ岳が顔を出した。そしてススヶ峰から来た登山者達に会った。嬉しい。目の前に広がる残雪の大斜面に向かって、シールを付けたまま滑り出す。時々雪庇にクラックが入っており、栂の森に迂回するがショートスキーなので取り回しが楽だ。重心の取り方さえ慣れてしまえば安定性も悪くはない。

やがて登山者たちが立ち止まっている場所に着くとそこは朝日が当たり緩んだ雪で、ひと目でそれと分かるツキノワグマの新しい足跡が残されていた。2頭、仲良く稜線を平ヶ岳に向かって歩いている。まだ近くにいそうな雰囲気だ。午前3時半の訪問者が彼らだったのか確証はない。ただこんな見晴らしの良い稜線を歩きたいのは、目的は違うにせよクマも一緒なんだなと、何とも言えない親近感と恐怖心が同時に湧いた。

平ヶ岳の頂上は百名山の標識も何もなく、観測用のアンテナが1本立っているだけの雪原だった。秘境の山に相応しいと思った。三角点が埋まった丘も往復し、板からシールを剥がして滑走開始。時間帯が良かったせいで大展望の中、最高のターンが出来た。緩斜面になるとスピードはそれほど出ないが、それだけ長く滑走を楽しめる。白沢山コルまで下りきった後はアップダウンを繰り返し、JPで無事だったテントを回収。

ススヶ峰の登りは板を担いだが、着いた頂上からの景色と稜線の滑走はやはり素晴らしかった。猫又川左俣に落ちる尾根を目視とGPSで確認し、谷底まで滑りきって大満足。シール歩行を再開し、山ノ鼻まで行く予定だったが疲労でスピードがまったく上がらない。途中に顔を出した池の真ん中にあった 雪の浮島に惹かれ、その畔にテントを張った。すぐに夜の帳が降り、半月が雪面を明るく照らす。

その夜、テントに訪問者は誰も来なかった。

安心感からか翌朝は寝坊してしまった。テントは置いたまま山ノ鼻から至仏山を登り、植生保護区域や残雪の消えたエリアを避けるため、北尾根を下ってから大きなカール状のムジナ沢へ滑り込んだ。荷物をまとめて鳩待峠に向かい、山荘に1泊素泊まりでお世話になり、最後は普通電車で帰宅。こうして人生初のテン泊スキーは幕を閉じた。

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コメント

すぐそこにある恐怖
taksizmさん、恐怖の3:15、何事もなくよかったですね。
それにしても、いますぐそこにある恐怖、それを経験した人でないとわからないのだと思いますが、藁をもつかむ思いでつかんだカメラ、その赤外線が効果があったのですね。頭の片隅に入れておきたいと思います。
2017/5/9 8:06
Re: すぐそこにある恐怖
harehareyamaさま

コメントありがとうございます!
単独だと余計に怖いですね。たまたまAF補助光だけで、もしAUTOでフラッシュONなら逆に刺激してオワッてたかも
ただ「クマ 赤外線」で検索してみたら、目元のクマ対策(美容)しか出て来ないですね ちゃんとした撃退法、これを機に私もしっかり調べたいと思ってます。
2017/5/10 7:16
Re[2]: すぐそこにある恐怖
ええ、taksizmさんの文章を読みながら、補助光でなく、フラッシュ光だったらどうだったのだろう、と思いました。検索したら、やはり、フラッシュは熊をビックリさせるので危険と、と出てきました。今回のAF補助光程度が、熊に適度な注意喚起になって、熊自ら冷静にリスク回避してくれた。なんか府に落ちる気がします。
「クマ 赤外線」の検索で目元のクマ対策(美容)しか出てこなかったのですね。余計な手間暇をかけさせてしまい申し訳ありません。
とにもかくにも、無事帰還、何よりでした。
2017/5/10 23:36
Re[3]: すぐそこにある恐怖
情報有り難うございます!やっぱりフラッシュNGなんですね。

あの時の状況を思い出すと、シャッター押下はカメラを強く掴みすぎて意図せずでした。ただ前夜に露光撮影(発光禁止)した記憶はあったかも。無意識的にどこまで先読みが働くか、自分でも全く検討がつきません 汗

何より遭遇率が低い設営地を選ぶのが一番です。バリルートのテン泊は気をつけたいと思います
2017/5/11 10:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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