雲仙岳
- GPS
- 05:43
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 864m
- 下り
- 855m
コースタイム
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
感想
雲仙普賢岳といえば1991年に起きた火砕流。その前の三原山の噴火とともに、まだ若いころに衝撃を受けた噴火のひとつです。今は噴気は出るものの平穏な状態になっているようです。その時にできた平成新山が現在の雲仙の最高峰。さすがに平成新山には登れませんが、すぐ近くの過去の主峰であります普賢岳には登ることができます。グルリと海に囲まれた雲仙は独特のロケーション。とても楽しく歩いてこれました。
2日間別行動していたまきchin隊と再合流です。泊まっていた道の駅『みずなし本陣ふかえ』を6時ごろに出たのかな。仁田峠への道は朝8時に開通なので、一段下にある池ノ原園地の駐車場に止めました。
池ノ原園地から仁田峠までは300m近い登り。仁田峠まで車で上がれるので複雑ですが、まあ登山の人はここに止めて…とのことなので。一応は遊歩道っぽいけど、だいぶ荒れてしまった感じの道を登っていきます。山の西側なので太陽は刺さず、仁田峠までは暗くて重い雰囲気でした。
仁田峠で景色は開け、これから本番といったところ。広い駐車場には車が1台も止まってません。静けさが漂ってますが、開通すると途端に大賑わいになるんでしょうね。大賑わいになる前にサクサクと歩いていきましょう。普賢岳へは尾根通しルートと巻きルートがあります。ただいま快晴なので尾根通しルートでいきましょう!後回しにして曇っちゃいけないんでね…
仁田峠から上は灌木になり、見晴らしもよくなります。登るにつれて展望が!海が見えてきましたね〜。昨日までいた天草がよく見えます。朝モヤの中にたくさん島が浮かんでて幻想的です。東の海には太陽が反射して、これまたいい感じ。半島と島の違いはありますが、山の形としては利尻山とよく似てます。でも、利尻は周囲が全部海なのに対し、雲仙は九州本土や、天草、長崎県の複雑な海岸線が展望できます。展望はこっちの方が面白いかな…と思ったり。
さらに下に目をやると、火砕流が流れ下った跡が生々しく残っています。市街地まで到達してるのがよくわかります。地形図を見ても実物を見ても、まさに焼山北面台地です。今は今は荒涼としてるけど、時と共に緑が復活していくのかな。雪が積もったら良い斜面だな…とか思ったりもして。
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