花の岩稜縦走:海谷三山「鋸岳、鬼ケ面岳、駒ケ岳」
コースタイム
天候 | 6月10日:15:00〜雨 6月11日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・鎖、ロープ、梯子の連続する岩稜の破線ルート。危険個所多数。 ・この時期だと、雪渓やスノーブリッジの通過あり。 |
その他周辺情報 | ・雨飾山荘(雨飾温泉)090-9016-3212 海谷三山縦走路の整備(草払いや梯子・ロープの点検やメンテナンスは 雨飾山荘で行ってくれている。出来れば宿泊や入浴をしがてら、感謝を 伝えたい。 |
写真
感想
・数年前に、金山沢から焼山(新潟)に登った。山頂から眼下に見えたのが岩の鎧を身にまとったような海谷三山の姿。渓谷から岩稜を浮かび上がらせた姿が強く印象に残った。
・海谷三山は、雨飾山の北方〜北西にかけて連なる山稜。屹立する岩稜を踏破する破線ルートだが、麓の雨飾山荘が整備をして下さっているおかげで縦走が可能だ。鎖や梯子、フックスロープのセクションの連続で、危険個所も多く長丁場。また、この時期は、残雪のトラバース箇所や、スノーブリッジ上の通過もあり、対応した装備と細心の注意が必要。勿論、10時間近い長丁場を歩き通す体力が入る。
・前日は、今回の下山口の雨飾山荘に宿泊して温泉でまったり。体力を温存して翌日のハードな山行に備える ’シルバー展開’
・ちなみに、’若者展開’ とは、前夜発で夜通し運転、登山口で2〜3時間の仮眠後、翌早朝から行動開始。こんな展開では、もう体力が持たない。
・早朝、駒ケ岳登山口へ移動。コースタイム総計は、9時間20分。
・いつものフリークライミングの仲間達2〜4人パーティーなら、休憩を含めても8時間〜8時間30分あれば十分だが、今回は人数も多いし経験や体力も様々。結局、11時間20分もかかった。
・ペースが遅いので、コシアブラ、ヤマウド、ネマガリタケ の採取が出来た事、また、お花の観察がじっくり出来たのは、望外の喜びだった。
・残雪がまだら模様を描く雨飾山や焼山、まだまだ真っ白な雪を抱く北アルプスの峰々、真っ青な日本海・・・、 美しかった。
・そして、何よりも興味をそそられたのは、対岸に連なる海谷高地の険しい山々。今度はクライミング仲間だけで、あちらをやりたい。
海谷山塊にお越し頂きありがとうござます。
お花、素敵でしたね。
夏は渓流を散歩、冬はスノーシューと年中海谷に出没しております。
谷から鉢山、金山、鋸と見上げる海谷の山々は存在感ありますよね。
5月に雨飾山荘の湯とラーメン(これが美味しいのです)を食べに行った時、
「鋸山の登山道整備に行かないか」と小屋のスタッフさんに誘われました。
「いやいや、無理無理(頚椎症ありなのです)」とお断りしてしまいましたが、小屋の方の地道な努力がかいま見られ、自分でも出来ることはないかな・・と反省。
海谷山塊は、隠れファンも多いようですが(イラストレーター沢野ひとしさんも海谷は日本一のテント場と本に書いていただいたりして)、ひっそりとしているので秘境感ばっちりで、まあそれも良いのですが、もう少し楽しんでいただけれれ人が増えると良いなーと思っています。
またクライミングにお越しくださいませ。秋の海谷もおススメです。
kibakoさん、こんにちは。
コメント、有りがとうございました。
ずっと気になっていた山・・・、私の場合は、他の山から見て魅力的だと登りたくてたまらなくなり、「登りたい山のリスト」に書き加えていきます・・・、今年、機会を得て登る事が出来、本当に充足した気分になりました。
お花の種類も新鮮さも美しさも、そして、切り立った岩稜も、期待を裏切らない山でした。急峻な地形に足を運び、登山道の整備をするのは、大変なご苦労。
山荘の御主人はもとより、kibakoさんのようなボランティアの方々のお力添えのおかげです。感謝いたします。
秋の紅葉も見事なのでしょうね。
雪の鎧をかぶった駒ヶ岳のバットレスも魅力的です。
行きたいところばかり!
あ〜あ、分身の術をつかえないかな〜!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する