一の沢より常念岳〜大天井〜燕岳〜中房下山

2017年05月16日(火) 〜 2017年05月18日(木)

• GPS: 22:00
• 距離: 27.9km
• 登り: 2,649m
• 下り: 2,556m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:45
• 休憩: 0:52
• 合計: 10:37

7:30 一ノ沢登山口
7:40 7:42 山ノ神
8:30 8:44 王滝ベンチ
9:06 9:14 烏帽子沢
9:50 9:50 笠原沢
14:40 14:44 常念小屋
16:36 16:59 常念岳
18:03 18:04 常念小屋
18:07 宿泊地

2日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 1:15
• 合計: 8:37

5:50 宿泊地
8:03 8:03 東天井岳
9:43 9:53 大天荘
10:15 10:33 大天井岳
10:58 11:08 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
11:10 11:18 小林喜作レリーフ
12:57 13:10 大下りの頭
13:35 13:51 蛙岩
14:27 燕山荘

3日目

• 山行: 2:35
• 休憩: 3:50
• 合計: 6:25

4:32 燕山荘
4:35 4:35 いるか岩
4:45 5:09 めがね岩
5:13 5:35 燕岳
5:35 5:37 めがね岩
5:56 5:56 いるか岩
6:02 8:00 燕山荘
8:22 8:22 合戦山(合戦沢ノ頭)
8:27 8:37 合戦小屋
8:52 8:59 富士見ベンチ
9:10 9:24 第３ベンチ
9:44 9:56 第２ベンチ
10:11 10:24 第１ベンチ
10:49 10:57 中房温泉登山口
10:57 ゴール地点

初日のコースタイムは途中でログが停止してしまったり、不正確な部分があります。
下山日は、バスの時刻を調整しながら後半ゆっくり歩いてます。
雪は多いですが、無積雪の時と同じくらいの所要時間ではないかと思います。

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

穂高登山者駐車場に車を止め仮眠。
翌朝予約しておいたタクシーで一の沢へ。（4800円でした）

コース状況／危険箇所等

私の行った時の状況で、これから刻々と変わると思います。

一の沢〜常念
烏帽子沢の先より乗越まで全面雪面。慣れていればアイゼン無しでも可能ですが、乗越直下が急なのであった方が良いです。（楽です）
常念は山頂直下に雪がありましたが、その他は夏道。

常念〜燕
東天井岳のトラバースは、去年は雪が少なく平坦な部分がなくなり斜度がある所を歩くしかなく、アイゼンを持っていなくてやめました。
今年は雪も多く、比較的平坦な部分があるのでそこを歩けばツボ足でも大丈夫でした。大天井の登りは斜度も緩くアイゼン無しでも大丈夫ですが、燕側は斜度があるので付けた方が良い。（こちら側は雪は少なくもう少しするとなくなるかも）
蛙岩の冬ルートを始めて通りましたが、足場が非常に悪く大岩の先端の突起状の狭い部分に乗りながら下降。最初は前向きに降りて行きましたが、足が届かないところが多く、後ろ向きになり岩に釣り下がるようにしながら次の足場に足を置くような状況。足を滑らして落ちたらただでは済まないような所でした。（想像ですが、早い時期なら雪で岩の隙間が埋まっているのかな？）

燕〜中房
第三ベンチ位までは雪が多いです。
アイゼンは登りなら合戦小屋から。下りなら第三ベンチ位まででしょうか。

全行程中残雪はいたるところにあり、必ずと言っていいほど踏み抜く所があり、テン泊装備で何度も股まで踏み抜くと、さすがに勘弁してくれという感じでした。

写真

5/16 7:25

一の沢の登山口。登山届はここで。

5/16 7:28

5/16 7:40

山の神

5/16 8:18

最初はなだらかな樹林帯を行きます。

5/16 8:26

一部河原を行くところも

5/16 8:29

何度か沢を渡りますが丸太が何本か置いてあるだけ

5/16 9:07

烏帽子沢だと思います。
丸太を渡って直進ではなく、上流の（写真の真ん中上）の丸太の梯子を行きます。

5/16 9:29

すぐに雪も本格的に

5/16 9:48

右からの笠原沢は雪で完全に埋まってます。

5/16 9:48

ここは樹林帯なのですが、雪崩でしょうか？
木がなぎ倒され、災害の後みたいになっていました。

5/17 12:42

去年の笠原沢

5/17 15:00

去年。すぐ先の一の沢を渡る橋。これも今年は雪の下。

5/16 10:31

今年の新兵器。
10本爪ですが両足で390gしかありません。

5/16 11:00

夏道への階段は出ていますが・・・・・。

5/16 11:01

しばらくまっすぐ進みます

5/16 11:17

途中で左の雪渓に入ります。
右からは夏道が雪渓に入っています。（なので夏道を着てもここに出ます。）
ここから左に入ります。
雪渓自体はまっすぐに伸びていて、左の雪渓は入り口が荒れていて、ここから斜度が増えるので、赤旗とロープが無ければ間違えると思います。

5/16 12:27

雪渓の終わり

5/16 12:27

振り返って

5/16 12:33

乗越到着

5/16 14:30

テントを立てて

5/16 14:39

小屋と槍ヶ岳

5/16 15:11

常念へ登ります

5/16 16:13

雷鳥君がお迎え

5/16 16:16

5/16 16:40

山頂。誰もおらず

5/16 16:42

槍・穂がガスに

5/16 16:43

前常念方面の尾根

5/16 17:08

帰りにも

5/16 17:13

ペアで

5/17 4:51

次の日槍が岳

5/17 4:52

穂高岳、曇ってはいたけどどうにか見えましたが

5/17 6:39

すぐにガスに

5/17 6:58

横通し岳あたりの登山道

5/17 6:58

ガスは撮れてきましたが、雲が・・・・

5/17 7:57

東天井岳のトラバース、上部の傾斜の緩くなった部分を進む

5/17 8:06

トラバースを終えた所

5/17 8:11

雷鳥がお出迎え

5/17 8:13

これが大天井か？大天荘見えないな、やっぱり違った、まだこの先です。

5/17 8:44

トラバース中は景色が見えませんでしたが
終わったらガスも切れこの景色

5/17 9:05

雲が綺麗

5/17 9:37

大天荘に到着

5/17 9:49

冬季小屋と槍ヶ岳

5/17 10:29

大天井岳山頂で、燕側から来た方に撮ってもらいました。
人とほとんど会うことも無く、自分の写真はこれだけ。

5/17 10:16

山頂には、アマツバメの群れ

5/17 10:17

燕岳は、山容が燕が羽を広げているようだとか、燕が多いからだとか言われていますが。後者かな？

5/17 11:12

小林喜作レリーフ

5/17 11:49

大天井で逢った方はずっとガスだったと言っていたが、その通りだった。

5/17 12:29

大下り直前の雪面。比較的長い残雪で踏み抜き多数。いい加減に勘弁してください。終わった所で振り返る。

5/17 13:07

なんとか踏み抜き地獄から生還して大下りを登った所。

5/17 13:47

蛙岩の冬ルート、しゃがんで通るだけだと思っていたらとんでもない、最後に苦戦し燕山荘へ向かう。

5/18 4:29

夜はミゾレが降り続きました

5/18 4:48

朝は綺麗に晴れてご来光が

5/18 4:52

槍ヶ岳

5/18 4:53

燕山荘

5/18 4:54

雲海

5/18 5:06

眼鏡岩

5/18 5:07

穴から月が

5/18 5:18

5/18 5:21

裏銀座

5/18 5:22

山頂

5/18 5:24

三角点

5/18 5:27

歩いてきた道

5/18 5:27

遠く立山方面

5/18 5:50

とりあえず

5/18 7:47

帰りに一枚

5/18 8:12

しばらくこんな雪面を行きます

5/18 8:34

合戦小屋。ここでアイゼンを外してしまいましたが、もう少し下まで付けた方が良かった。

5/18 8:34

小屋前の斜面

5/18 9:21

第三ベンチ

5/18 9:50

第二ベンチ

5/18 10:16

第一ベンチ

5/18 12:14

中房温泉

5/18 12:14

帰りはこのバスで

撮影機器：

α7S ILCE-7S SONY

感想

hideooto

去年も一日違いで常念へ行きましたが、雪の量が全く違い笠原沢あたりの景色の違いにびっくり。
初日の常念では夜・朝共温かかったのですが、燕では夜はミゾレか雪が降り気温差が一日で全然違いました。
今回ストック一本で、（普段ストックは使わないので）ピッケルは持って行こうか迷い、結局車に置いてきましたが必要ありませんでした。今後は当然必要ないでしょう。