空木岳ー丸山
yama-take
体力度について
- GPS
- 10:14
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,674m
- 下り
- 1,669m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
ここまで5分で過ぎたが、雪があれば通れない。連休には死亡事故があったよう。
古い足跡をたどる。場所選べば、ほとんど踏み抜き無し。
8:10夏道は右へ捲いていくところ。古い足跡が登っていくので、こっちを選択する。
雪がやらかいけど、急なのでアイゼンをつける。
2
古い足跡が登っていくので、こっちを選択する。
雪がやらかいけど、急なのでアイゼンをつける。
アイゼンどうしようと思いながら、そのまま進む。
短区間だったので、何とか泣き出す前に着いた。
雪がやわらかくて快適ではない。('ω')
ワタシの足跡が残っているのみ。
意外にも今日はワタシだけだったんだ。
ペットボトルが置いてあるけど、人影は無し。小屋の方にでも行っているのかな？
感想
5月の空木岳に行くには小地獄の雪のようすが心配だ。毎年のように滑落事故発生を聞くし、今年の連休も死亡例があったようだ。
今年は各地の残雪が多いと言うし、ヤマレコにも5/5以降載ってこないので様子がわからず、心配しながら行くことにした。小地獄に雪があったら引き返すつもりだ。
ドキドキしながら登っていったが、小地獄にはさいわい雪の塊が一個あっただけで無事通過。樹林帯の稜線（2300-2400m）の雪も快適だった。2400mから夏道が右に捲いていく所はアイゼン履いて直登していったが、少し夏道をすすんだ後に尾根に出た方が良かったようだ。帰りはそのようにしたのだけど、年によって雪の残り具合は違うので判断は難しいところだ。
雪の尾根の登りは快適だったが、右の谷からあがってくる風の音が大きい。まずい！ と思ったのは、今長袖シャツ1枚で歩いているけど、あとは夏のカッパ持ってるだけなのだ。この先でそのカッパを着て、歩いているうちは良いけど、装備不全で撤退ってことにならないといいが。
空木小屋分岐からは（標識埋まっているのではっきりわからないけど）夏道が出ている方が多いので、アイゼン外して手に持つ。雪が出ているところもやわらかいので問題ない。でも駒石を過ぎてからは、いよいよ軟らかすぎて踏み抜きが多くなる。ここまではまあまあ快調だったので、これは5時間程度で行けるかなと楽観していたのだけど急に失速、結局5時間半かかった。頂上直下の急登はスパッツ上までもぐって、貧弱装備のズボンが濡れてしまった。
それでも一歩一歩すすめば頂上到着。岩陰に入れば寒いこともなくゆっくり休憩。アイゼン・ピッケルはしまって、ストックを出す。
ひとりの時は何か気恥ずかしさがあってお滑りはしないのだけど、（イヤ、歩く方が好きなのです）念のためにソリも（肥料袋です）準備。オーバーズボンも履く。
さて空木平への散歩に踏み出す。でもさっき見てきたようにこれだけ軟らかい雪だとなかなか快適というワケには行かない。さいわいさっきほどではなく10〜20�僂�らいのもぐりだけど、いつものサクサク走るように・・・という感じではない。なので歩くのがイヤになって、はじめてお一人様ソリをやりました。
静かな空木平を楽しんだあと登山道に戻ったら、自分の往きの足跡があるだけだった。そのあと2400mくらいから下りの足跡があり、登ってきた人がいたようだ。帰りも樹林帯は踏み抜きはなく、ゆっくりと下山した。
空木岳で1日だれとも会わないのは、はじめての珍しい体験だ。上部の雪質はちょっと快適さに欠けて残念な思いもあったけど、終わってみれば、とても良い山行だった。
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