三浦半島（衣笠、林、初声）御開帳ハイキング

2017年05月27日(土) [日帰り]

• GPS: 48:00
• 距離: 9.3km
• 登り: 115m
• 下り: 90m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:40

11:40 京急・県立大学駅
11:50 11:50 浄蓮寺
12:00 12:10 京急堀之内駅からバス
12:50 12:50 衣笠十字路バス停からバス
13:10 13:10 岩戸二丁目バス停
13:30 13:40 満願寺
14:00 14:00 岩戸二丁目バス停からバス
14:10 14:20 満昌寺バス停
14:10 14:10 満昌寺
14:40 14:50 大善寺
15:10 15:10 衣笠城址バス停からバス
15:20 15:20 佐野六丁目バス停
15:20 15:30 曹源寺
15:40 15:40 衣笠十字路バス停
16:10 16:10 林四丁目バス停
16:20 16:30 天養院
16:40 16:40 林四丁目バス停からバス
16:50 16:50 赤羽根バス停
16:50 17:00 福泉寺
18:10 18:10 三崎口駅
18:10 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

5/27 11:51

浄蓮寺（堀之内）は、応永年間（1394~1427）に創建された。京浜急行堀之内駅から歩いて10分の場所にある。お寺の本堂は、改修中で仏様は仮の場所に安置されていた。

5/27 11:51

三浦半島の名家・石渡家の先祖が真龍院を浄蓮寺とし、開祖浄蓮房日充聖人が法華経広通の道場に利用していた。幕末に寺子屋を開いていたようである。

5/27 13:26

満願寺（岩戸）は、横浜横須賀高速道路の佐原ICの近く岩戸バス停から歩いて5分の場所にある。京急北久里浜からバスで岩戸停留所で下車する。

5/27 13:26

緑に囲まれた境内の中にある。鎌倉時代の創建で三浦一族ゆかりの寺で佐原十郎義運公を開祖とする。

5/27 13:29

国指定の不動明王を始めとする伝、運慶の仏像軍は立派で一見の価値がある。コンクリ造りの堂に入っている。

5/27 13:32

緑がいっぱいの境内の様子である。駐車場も整備されている。

5/27 13:33

不動堂の入る口付近の様子である。御開帳を示す赤い幟と緑の色合いが綺麗である。

5/27 13:33

本堂の様子である。不動堂は、本堂のみず右脇に建っている。

5/27 14:11

満昌寺（衣笠城址）は、バス停衣笠城址から5分の場所の場所にある。建久5年（1194）、源頼朝の意志に基づき三浦大介義明追善の為に建てられた。

5/27 14:21

満昌寺の由来を記した説明板である。

5/27 14:11

本堂である。鎌倉時代末期に、佛乗禅士天岸彗広が入山して当時を開山したとある。本尊は、華厳釈迦如来像、三浦大介義明などがあると書かれている。

5/27 14:19

地蔵堂と御開帳の柱から仏様へ繋がっている紐の様子である。

5/27 14:20

多くの人が、御開帳で仏様を参拝する為に訪れていた。

5/27 14:42

大善寺（衣笠城址）は、衣笠城址バス停からトンネルを越えた先の左手の坂道をしばらく登った場所にある。

5/27 14:42

本堂は、高い階段を登った先にある。階段下の柱から仏様につながる長い紐が本堂へ向かった貼られている。

5/27 14:46

本堂の屋根である。天平元年（728年）、諸国行脚中の僧行基が金峯蔵王権現と不動明王を祀ったと言われている。

5/27 14:48

大善寺の横須賀市指定重要文化財である阿弥陀三尊像、伝毘沙門立像を説明した板である。

5/27 14:46

衣笠城址は、お寺の脇にあるハイキングコースから行ける。本尊の不動明王は、戦役で三浦為継を敵の矢から守ったという伝説があり「矢取不動」と呼ばれている。

5/27 14:47

本堂の中が外から伺えるガラス窓の景色である。

5/27 15:24

曹源寺（衣笠）は、衣笠駅から佐野六丁目バス停へ行きそこから6分位歩いた場所にある。

5/27 15:20

曹源寺（衣笠）は、奈良時代後期行基菩薩創建と伝える古刹である。

5/27 15:23

往時の伽藍規模は、相模国分寺に倣したもので、相模国内でも有数の一大寺院だったと想像されているようである。衣笠周辺の御開帳を拝観してから衣笠十字路バス停からバスで林四つ角バス停にある正住寺へ行く。

5/27 16:21

正住寺（林）は、林四つ角バス停から134号線から山側へ曲がった場所にある。こじんまりしたお寺である。このお寺は、銀閣寺を建立した足利義正を開祖とする由緒正しきお寺のようである。

5/27 16:24

正住寺（林）は、仏様のお姿を撮影可能ということで拝観後に撮影させて頂いた。本尊は、如来像のように印を結んでいる観音菩薩である。

5/27 16:25

閻魔大王の像である。

5/27 16:27

本堂の様子で開帳を示す板が立っており、本堂の柱、棟などは赤色に塗られている。

5/27 17:00

天養院（初声）は、正住寺へ行く134号線を三崎口方面へバスで行った赤羽根バス停から3分の場所にある。134号線から緩い坂を少し登った場所である。

5/27 17:01

永禄2年（1559年）に長澤和泉が開祖、性誉上人が開山。本尊は、阿弥陀如来である。薬師三尊は、神奈川県重要文化財である。藤原時代行基作十二神将、和田義盛像が安置されている。

5/27 17:05

天養院の参詣を終えて134号線を三崎口駅までぶらぶらしながら歩くことにした。沿道脇には綺麗な夏の花が咲いていた。

5/27 17:14

三浦海岸駅近くのマホロバ・マインズ三浦の建物が見える。その前にはキャベツ、大根、スイカなどを植える広い畑地が広がっている。

5/27 17:15

三浦半島の小高い山並みが見える。木々のまだら模様の緑が青空の下でイキイキとしていた。

5/27 17:38

134号線を多くのマラソンランナーが走っていた。この日は、100km,50kmのみちくさウルトラマラソンの大会が行われていた。

5/27 17:09

次から次へとマラソン人が、思い思いのカラフルなウエアを着て楽しみながら走っている様子であった。

5/27 17:29

青空の下の畑でネギが育っていた。

5/27 18:06

空には薄雲が出ていた。景色を楽しみながら歩いて京急三崎口駅へ到着した。

撮影機器：

Nikon 1 J1 ニコン

感想

mkatoh

5月27日は、衣笠、堀之内、林、初声付近の御開帳中のお寺を参拝をしながらハイキングをしてきた。この日に訪れたお寺は以下の通りである。

　堀之内：浄蓮寺
　衣笠：満願寺、満昌寺、大善寺、曹源寺
　林：正住寺
　初声：天養院

お寺のある場所が、広域に広がっていたのでバスを使って回った。京急バス総合路線案内を衣笠十字路バスセンターで入手して、それを利用して回った。これがルートを確認したり回る順序を決めるのに役立った。

御開帳の時間は、8時から17時までである。この日の最後のお寺である天養院へ到着したのは16時10分前でぎりぎりの時間であった。