小川山 烏帽子岩左稜線
- GPS
- 10:01
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 715m
- 下り
- 728m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
04:56 廻り目平
05:32 取り付き点
06:03 1P(登攀開始)
06:16 2P
06:40 3P
06:55 4P
07:38 5P
08:05 6P
08:42 7P
09:45 10P
10:53 13P
12:01 15P
12:39 17P
13:09 18P
13:43 登攀終了
14:12 下山開始
14:58 廻り目平
関東甲信越も梅雨入りし、本格的な雨のシーズンへ突入する前の晴れ間を狙い、小川山烏帽子岩左稜線へ行ってきました。
今回のルートは、途中2Pの懸垂下降を含め18Pと長大なルートで変化に富み、残置も少ないうえに各ピッチの終了点であるアンカーは無く、ピナクル 立木 NPなどでの支点構造、ピッチを切るルーファイなどアルパイン的要素満載のルートです。
辺りがすっかり明るくなってからアプローチ開始。林道を辿り少し進むと明瞭な踏み跡に導かれ西股沢堰堤の上流で渡渉し、再び踏み跡に導かれ進むと、ガレ場へ突き当たります。傾斜の強いガレを一息詰め進むと右側の樹林帯へ入り込む踏み跡を辿り取り付き点へ。
日の当たり難い鬱蒼とした樹林帯の中、湿っぽい浅い凹角より登攀開始。
本日は出だし4Pのみtanukigoが担当、以降はtanukigo妻がリードしました。
1〜4P 鬱蒼とした樹林帯からの登攀。思いのほか嫌らしい。残置、アンカー無し。NPでランナー、支点構造しながら高度を上げる。4P目を抜けると稜線上に突き上げ、陽の日差しが降り注ぎ快適。
5〜9P 快適な稜線の登攀。しかしピッチの切り方が難しい。
10P 短いトラバース。ホールドが少なく、しゃがんでアンダーをホールドにして通過。
1112P L字に曲がる高度感の気持ちの良いリッジを進み、少し下った後リッジを辿りクラックの基部へ。
13P 短いハンドサイズのクラック。クラックに慣れていないためピッチグレード(5.7)以上に体感は有った。
14〜16P 20m程懸垂し、再び25m程チムニーを登りかえした後、ギャップを再び10m程懸垂した後5m程登り返し15m程歩きワイドクラック基部まで進む。
17P ワイドクラックの登攀。下部と上部2段に分かれ、下部の登攀が嫌らしい。
18P 最終ピッチ。ルート上の核心部であるチムニーの登攀。出だしはホールドスタンスは有るものの、中間部より乏しくなりバックアンドフットでジワジワと高度を上げる。残置は無く不安定なムーブの中、NPを決めながらの登攀は精神的に痺れる。上部抜け口にガバを取りバックアンドフットの体勢から、強引に反転しムーブを変え抜け登攀終了。
下山は、薄っすらと残る踏み跡に導かれ西股沢へと下りました。
梅雨入りとは思えない程の好天の中、気持ちの良い登攀を楽しむ事が出来ました。
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