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Yamareco

記録ID: 1167294
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ハイキング
日光・那須・筑波

中倉山&沢入山♪負の遺産が残した足尾の絶景と孤高のブナ♪

2017年06月11日(日) [日帰り]
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sho0120 その他1人
GPS
--:--
距離
13.7km
登り
1,046m
下り
1,052m

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
1:15
合計
7:30
7:35
50
銅親水公園駐車場
8:25
0:00
95
10:00
10:05
10
10:15
10:25
35
孤高のブナ
11:00
0:00
20
波平ピーク
11:20
12:20
10
12:30
0:00
30
波平ピーク
13:00
0:00
10
孤高のブナ
13:10
0:00
65
14:15
0:00
50
15:05
銅親水公園駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○国道122号線を北上し、足尾町にある「田元」の交差点を直進します。
○わたらせ渓谷鐵道終点の「間藤駅」を過ぎ、突き当たりにある「銅親水公園」の駐車場に駐車。
<自宅から1時間>
コース状況/
危険箇所等
○登山口から尾根までは、強烈な急登。アキレス腱が伸びます。
○孤高のブナの先にある岩稜部分を慎重に。
その他周辺情報 ○国民宿舎サンレイク草木で日帰り入浴 400円(地元市民が対象)  一般は500円
 http://sunlake-kusaki.net/
中倉山&沢入山
銅親水公園の駐車場に駐車。7時30分で7割程度。目指す中倉山がよく見えます
銅親水公園の駐車場に駐車。7時30分で7割程度。目指す中倉山がよく見えます
ゲートをくぐり、工事車両用の道路を歩きます
ゲートをくぐり、工事車両用の道路を歩きます
快晴の空に中倉山が聳えています
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快晴の空に中倉山が聳えています
皇海山へ続く松木沢を渡って
皇海山へ続く松木沢を渡って
紫色の花
アップで
山肌が黄色
こちらもアップで。エニシダ
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こちらもアップで。エニシダ
ひたすら舗装路を進んで、長〜いウォーミングアップになりました
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ひたすら舗装路を進んで、長〜いウォーミングアップになりました
火の用心の看板とケルンが登山口の目印に
火の用心の看板とケルンが登山口の目印に
いきなりの急登です
いきなりの急登です
葛籠折れと直登の連続です
葛籠折れと直登の連続です
やっとこ尾根にでましたが、
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やっとこ尾根にでましたが、
まだまだ急登の試練です。ご褒美を授かるには見返りが必要なのでしょうか?
まだまだ急登の試練です。ご褒美を授かるには見返りが必要なのでしょうか?
思いっきり終盤のヤマツツジでしたが、いくつかの株がきれいに咲いていました
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思いっきり終盤のヤマツツジでしたが、いくつかの株がきれいに咲いていました
疲れた心に癒しの朱色です
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疲れた心に癒しの朱色です
キター(^o^)〜〜〜!!遂に稜線にでました
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キター(^o^)〜〜〜!!遂に稜線にでました
本当は左側から登ってくるはずだったのですが、回り込んできたので、先ほどの綺麗なヤマツツジに出逢えました
本当は左側から登ってくるはずだったのですが、回り込んできたので、先ほどの綺麗なヤマツツジに出逢えました
ヤマツツジの稜線を進むと、
ヤマツツジの稜線を進むと、
すぐに中倉山の山頂が
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すぐに中倉山の山頂が
かっこいい山頂標と記念撮影
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かっこいい山頂標と記念撮影
さあ、ここからが本番!シアワセの稜線歩き
さあ、ここからが本番!シアワセの稜線歩き
ご褒美をいただいています
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ご褒美をいただいています
そして、本日のメインイベント!
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そして、本日のメインイベント!
孤高のブナとの出逢い。ついにその時がきました
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孤高のブナとの出逢い。ついにその時がきました
それも貸し切り。パワーをガッツリいただいちゃいます
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それも貸し切り。パワーをガッツリいただいちゃいます
どの角度からも絵になるブナと稜線
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どの角度からも絵になるブナと稜線
ブナのすぐ先には、両側が切れ落ちている岩稜帯。それほど長い距離ではありません。でも緊張します
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ブナのすぐ先には、両側が切れ落ちている岩稜帯。それほど長い距離ではありません。でも緊張します
岩稜帯を越えると、稜線上で登りになります。ブナからもらったエネルギーでがんばると、波平ピークに。
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岩稜帯を越えると、稜線上で登りになります。ブナからもらったエネルギーでがんばると、波平ピークに。
本日の最終到達ポイントである沢入山も見えてきました
本日の最終到達ポイントである沢入山も見えてきました
稜線は、ハルゼミの大合唱です
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稜線は、ハルゼミの大合唱です
吸い込まれないように
吸い込まれないように
4時間かけて沢入山に到着です
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4時間かけて沢入山に到着です
沢入山の向こうには、ピラミダルな皇海山。オロ山、そして庚申山が並んで見えます
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沢入山の向こうには、ピラミダルな皇海山。オロ山、そして庚申山が並んで見えます
オロ山。時間があれば、あそこまで行ってみたかった
オロ山。時間があれば、あそこまで行ってみたかった
庚申山。たおやかな山頂台地。今は、コウシンソウとコウシンコザクラがいい時期ですね
庚申山。たおやかな山頂台地。今は、コウシンソウとコウシンコザクラがいい時期ですね
ぎざぎざのピーク群は、袈裟丸連山。今年もアカヤシオを見に行けませんでした。群界尾根に向かう林道の通行止めが解除されるまで待ちましょう
ぎざぎざのピーク群は、袈裟丸連山。今年もアカヤシオを見に行けませんでした。群界尾根に向かう林道の通行止めが解除されるまで待ちましょう
皇海山。この方角からのビューが一番かっこいい。日本百名山の一座である勇壮な姿
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皇海山。この方角からのビューが一番かっこいい。日本百名山の一座である勇壮な姿
武尊山。まだ雪をかぶっていますね
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武尊山。まだ雪をかぶっていますね
日光白根山がとても近くに見えます
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日光白根山がとても近くに見えます
中禅寺湖南岸の大平山と黒檜岳方面。次のターゲットは黒檜岳だよ
中禅寺湖南岸の大平山と黒檜岳方面。次のターゲットは黒檜岳だよ
男体山。いつ見ても雄大なり。日本百名山の風格があります
男体山。いつ見ても雄大なり。日本百名山の風格があります
社山。阿世潟峠からの登りが大好き
社山。阿世潟峠からの登りが大好き
半月山。大きな稜線が山の大きさを感じさせます
半月山。大きな稜線が山の大きさを感じさせます
沢入山山頂のツツジ。太陽の光を浴びて、これからもぐいぐい伸びそうです
沢入山山頂のツツジ。太陽の光を浴びて、これからもぐいぐい伸びそうです
しっかり山頂ランチを食べたので、ピストンで戻ります
しっかり山頂ランチを食べたので、ピストンで戻ります
あっという間に波平ピーク
あっという間に波平ピーク
稜線の北側と南側では、植生がまったく違います
稜線の北側と南側では、植生がまったく違います
足尾銅山鉱毒事件の「負の遺産」が、こんな素晴らしい稜線と眺望を残したのです
足尾銅山鉱毒事件の「負の遺産」が、こんな素晴らしい稜線と眺望を残したのです
工場からの煙の影響が無かった南側の斜面。広葉樹がたくさん育っています
工場からの煙の影響が無かった南側の斜面。広葉樹がたくさん育っています
鉱毒の影響をそのまま受けた北側。森林限界を思わせる山肌が露出したままの斜面です
鉱毒の影響をそのまま受けた北側。森林限界を思わせる山肌が露出したままの斜面です
過去の人災をわかっていて登るべき山、楽しむべき山だと思います
過去の人災をわかっていて登るべき山、楽しむべき山だと思います
唯一どきどきの岩稜帯
唯一どきどきの岩稜帯
それを越えれば…、また逢えたね
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それを越えれば…、また逢えたね
ぽっかり浮かぶ雲とのコラボもいい絵になります。秋の紅葉も見てみたくなりますね
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ぽっかり浮かぶ雲とのコラボもいい絵になります。秋の紅葉も見てみたくなりますね
中倉山まで戻り、たっぷり稜線歩きを楽しみました
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中倉山まで戻り、たっぷり稜線歩きを楽しみました
さあ、分岐を右に下り、これから急斜面との戦いです
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さあ、分岐を右に下り、これから急斜面との戦いです
膝ががくがくです
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膝ががくがくです
ノンストップで直滑降もあり
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ノンストップで直滑降もあり
疲れ切って登山口
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疲れ切って登山口
平和な工事車両道路歩き
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平和な工事車両道路歩き
松木沢の水は本当にきれい。とってもクリアです
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松木沢の水は本当にきれい。とってもクリアです
通行止めを渡らなくても大丈夫
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通行止めを渡らなくても大丈夫
あんなに高い中倉山から一気に下ってきたのですね
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あんなに高い中倉山から一気に下ってきたのですね
ゴールの銅親水公園に無事到着です
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ゴールの銅親水公園に無事到着です
まだ車はたくさん駐まっています
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まだ車はたくさん駐まっています
足尾の前衛、備前楯山
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足尾の前衛、備前楯山
草木ダムの左岸にある国民宿舎サンレイク草木で日帰り入浴。地域住民は400円。露天風呂と水風呂があって、リーズナブルでラッキーなお温泉でした。再訪ありです!
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草木ダムの左岸にある国民宿舎サンレイク草木で日帰り入浴。地域住民は400円。露天風呂と水風呂があって、リーズナブルでラッキーなお温泉でした。再訪ありです!

感想

満を持しての中倉山&沢入山登山を決行。
稜線までの登りがきついことやその他の理由により、これまで躊躇してきたのですが、中禅寺湖南岸の山々や備前楯山から見てきた中倉山の稜線と、孤高のブナの人気ぶりを見て、前夜に決行を決めました。

登山口から稜線までの登りは、きついの一言。ひたすら続く葛籠折れと直登の繰り返し。足を使い切らないようにゆっくり登ったのですが、稜線まででると、もうたくたでした。それでも、中倉山山頂から見る日光の山並みや、これから歩く稜線に心奪われ、心は切れずに歩を進めることができました。また、中倉山の先に立つ孤高のブナを独占し、ぜいたくなパワースポット・タイムになりました。

沢山までの稜線歩きは想像以上のスケールの大きさで、男体山や皇海山など雄大な山々を眺めながら更に登り上げ、本当に贅沢な時間を過ごせました。

沢入山から先のオロ山まで行きたい気持ちがあったのですが、帰りの激下りを考えると、今回はこの辺にしておこうと自分に言い聞かせて、沢入山でゆっくりランチを済ませ、ピストンしてきました。

また、秋の紅葉シーズンに訪れたい山域です。

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