谷川岳 一ノ倉沢烏帽子沢奥壁 南稜
- GPS
- 10:00
- 距離
- 14.6km
- 上り
- 2,859m
- 下り
- 2,828m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 9:51
天候 | 曇りガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
05:03 ベースプラザ
06:05 一ノ倉沢出合
07:23 南稜取り付き(順番待ち)
08:22 1P(登攀開始)
09:01 2P
09:13 3P
09:32 4P
09:51 5P
10:30 6P
10:46 7P
11:12 登攀終了
11:27 下降開始
12:49 南稜取り付き
13:59 一ノ倉沢出合
14:54 ベースプラザ
梅雨入りしたにも関わらず梅雨空らしくは無い晴天が続く中、まだ雪渓が残り容易にアプローチが出来る一ノ倉沢南稜へ行ってきました。
前夜、水上の道の駅まで入ります。天気予報では夜半から快晴の予報でしたが、天気予報に反し、断続的では無いものの雨。翌朝の登攀に不安を感じながらも、仮眠を取り起床。
心配していた雨は上ったものの、谷川連峰には分厚いガスが掛かり、アプローチ敗退覚悟で一ノ倉沢出合を目指します。 出合より天候兆しはあまり期待を持てないまま、天気予報を信じ南稜取り付きへとテールリッジを詰めて行きます。濡れたテールリッジは、予想以上にフリクションが効かず慎重に進み取り付きへ。
驚く事に、すでに取り付きには3パーティーが準備中。順番待ちをしている内にもう1パーティー合流し計5パーティーが平日にも関わらず南稜を登攀する事になりました。
順番待ちの時間を利用し、ゆっくり準備をし登攀開始。
1P スラブから左上した後、下部核心であるチムニーを登る。
出だしより岩は濡れ、フリクションは効かず慎重に高度を上げチムニーへ。ビショビショに濡れたチムニーはグレード以上の難易度に感じた。
2P 急なフェースを右上気味に進んだ後、直上。 残置が少なく、ランナウト気味に高度を上げる。相変わらずフリクションの効きは甘いが、ホールドスタンスは豊富。
3P 草付。 コンテで進む。
4P 頭上のハング下を左から回り込み、上部リッジ末端でピッチを切る。
5P 出だし残置が少なくランナウト気味に高度を上げ、馬の背リッジへ。ホールドスタンス豊富なピッチで、高度感が気持ち良い。
6P リッジから短いチムニーへ。ホールドスタンス豊富で快適。
7P 核心ピッチの垂璧。細かいながらホールドスタンスは豊富に有り、おそらく乾いていれば快適なフェース。
しかし本日は濡れていて、ホールドは有るもののスタンスが取れなくもたつきながらも抜け、登攀終了。
下降は6ルンゼを2P懸垂した後南稜へ戻り、細かく3P懸垂し取り付きへ戻りました。
ルートグレード的には、難しくはないものの岩全体が濡れていて快適な登攀とはかけ離れ、再び好条件の際に訪れ、次回は国境稜線を目指します。
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