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Yamareco

記録ID: 117139
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沢登り
支笏・洞爺

風不死岳・大沢を登り楓沢を下る

2011年06月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:55
距離
9.0km
登り
822m
下り
836m

コースタイム

7:00大沢口-10:45風不死岳頂上11:15-紋別橋15:55
天候 腫れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
紋別橋近くの林道横に一台デポして、北尾根登山口手前にある大沢へ。
車1台は駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
大沢、歩き始めて30分ほどは伏流の涸れ沢。最後F4の滝の上からほどなく
水が又伏流になります。最後の詰めはガレを登ってから、右の夏道に
エスケープするか微妙な判断でしたが、春先でガレも浮き石が多いだろうと
ガレを詰めずに夏道へトラバース。30分弱の藪コギで夏道8合目の下にでました。
楓沢、昨秋とは違う標高800mあたりから沢へとむかいましたが、
藪と倒木を避けながら獣道をたどったりと、ショートカットになったかは疑問。
でも、変化があってワイルドで面白いルートかも。
大沢入り口で準備中(6:53)
大沢入り口で準備中(6:53)
砂防ダム。以前は左へ行く矢印があったようですが、左岸を越しました(7:10)
砂防ダム。以前は左へ行く矢印があったようですが、左岸を越しました(7:10)
岩が苔蒸してきた(7:30)
岩が苔蒸してきた(7:30)
やっと水の流れが見えてきた(7:48)
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やっと水の流れが見えてきた(7:48)
F1の滝と言われているようですが滝に見えない(7:53)
F1の滝と言われているようですが滝に見えない(7:53)
F2チョックストーンの滝が見えてきた(8:08)
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F2チョックストーンの滝が見えてきた(8:08)
岩の横を直登(8:10)
岩の横を直登(8:10)
微妙なバランスで乗越す(8:13)
微妙なバランスで乗越す(8:13)
上から見るチョックストーンの奥に支笏湖(8:15)
上から見るチョックストーンの奥に支笏湖(8:15)
F3の滝。右岸を高巻く【kon写真】
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F3の滝。右岸を高巻く【kon写真】
たまには集合写真【iwa写真】
たまには集合写真【iwa写真】
F4の滝。左岸のルンゼ状を登る(8:39)
F4の滝。左岸のルンゼ状を登る(8:39)
F4の滝下から振り返ってみる支笏湖(8:41)
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F4の滝下から振り返ってみる支笏湖(8:41)
岩がだんだん大きくなって伏流になる(9:00)
岩がだんだん大きくなって伏流になる(9:00)
雪渓と岩壁に突き当る(9:20)
雪渓と岩壁に突き当る(9:20)
ガレ場の下で支笏湖を眺めながら休憩(9:25)
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ガレ場の下で支笏湖を眺めながら休憩(9:25)
北尾根の夏道へトラバース(9:38)
北尾根の夏道へトラバース(9:38)
根曲がり竹を避けながらトラバース(9:49)
根曲がり竹を避けながらトラバース(9:49)
夏道8合目下に出ました(10:02)
夏道8合目下に出ました(10:02)
頂上へ(10:44)
山頂記念撮影(^_-)(11:15)
山頂記念撮影(^_-)(11:15)
楓沢へ向かって登山道を外れる(12:10)
楓沢へ向かって登山道を外れる(12:10)
獣道を歩いたり(12:44)
獣道を歩いたり(12:44)
鹿の集会場(?)でルートの確認(13:00)
鹿の集会場(?)でルートの確認(13:00)
楓沢に入りました(13:53)
楓沢に入りました(13:53)
懸垂下降、その1(14:21)
懸垂下降、その1(14:21)
下から見る(14:29)
岩に足場が彫られている(14:50)
岩に足場が彫られている(14:50)
綺麗な苔の洞門(15:03)
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綺麗な苔の洞門(15:03)
懸垂下降、その2(15:17)
懸垂下降、その2(15:17)
懸垂下降、その3(15:23)
懸垂下降、その3(15:23)
倒木のジャングルジム(15:32)
倒木のジャングルジム(15:32)
そろそろ終わりです(15:45)
そろそろ終わりです(15:45)
紋別橋到着(15:55)
しらリーダーGPSログ
しらリーダーGPSログ

感想

*****【iwaさんブログより】*****

6月18日風不死大沢から楓沢へ

メンバー
シラネアオイ(L)、カトちゃん、marikka、ヨメさん、konちゃん、iwa(SL) 6名

支笏湖線開発局P6時集合

今回はいつもの沢仲間に今話題のヨメさん参加 また何かが
現在のヨメさんのあだ名 YOSHI、ヨメガー、ヨメさん、ganも

はげのおとーちゃん参加予定だったが前日北見で徘徊もどれないメールで不参加
レスキュー保険も入って万全だったが残念である、懸垂下降を覚えてほしかった。
シラちゃんがはげのおとーちゃんの為に久々に赤い糸を持参万全を期すが。

5名がkon車に乗り風不死紋別橋に向かう
現着するとシラネアオイさんが丁度来て
車を紋別橋と大沢入口におき準備をして7時入渓、天気も上々暑い。

カトちゃんお勧めスパイク地下足袋デビュー、軽くてグリップ良いし、草付には最高で歩きやすい。

大沢は伏流水で涸れ沢を上がって行く
約1時間で水があらわれしょぼいF1の2段の滝が現れる
なんなくのっこし10分で F2チョックストーンの滝へ
去年来た時より崩壊してさらに上に二つの岩がのっかっていた
6人で直登、ちょっと滑るがのっこす

またまた10分でF3綺麗な滝が現れ手前右岸に巻き道があり、ザイルと足場がはっきり。
ここもなんなく高巻く

浮き石の岩場が続き30分でF4苔生した綺麗な滝、左岸ルンゼを間をあけて高巻く。
急斜面じゃれで落石が、登りきるとザイルがあり滝上に簡単に上がれる。

これで滝は終わりでこれからが核心部です。
シラリーダーと打ち合わせをしC860ぐらいからトラバース気味に
夏道北尾根逃げる。今回は何合目に行けるか。

藪こぎ30分でシラリーダーから夏道だよ〜と、なんなく夏道8合目へ

いよいよ頂上か
先頭にヨメさんがいきなりしゃしゃりでる
10時30分風不死岳頂上へ

6人ぐらいが休んでいた。
いつものように変なステッキを出し、私がganもですとモーションをかける。
おとなしげのmarikka姉御は鼻の穴が少し
ヨメ VS marikka 互角か

昼飯を食べ、三の沢か楓かどちらに降りるか
カトちゃんが見ていないきれいな楓に決定、三の沢は次回に。
11時15分 、樽前側に降りC800から楓に向け降りる

倒木と大きなシダが道なき道を楓に向け沢筋を遠吠えをあげながら降りて行く
去年も降りているが途中GPSで確認補正しながら楓沢にたどりつく

いつ来ても楓沢は綺麗だ、苔生した洞門、本家の洞門より綺麗で神秘的である
はげのおとーちゃんにここを見せたかったなぁ
傾斜が緩く標高が変わらない、カトちゃんから下らない沢だと言う

1回目の懸垂が現れ次々降りて行く、中間部からオーバーハングで高さ10mくらい降りる
残地あぶみを使うが安全を期し2カ所から取る
ヨメさんが降りるのに何か技を見せてくれるかなと見ていると
顔が真剣で余裕が無い、体が硬そうで棒のようだ
全員降り小さな穴を抜けたり、ザイルのところを降りたり、
去年konちゃんが飛び降りて小指骨折した場所通過
konちゃんは高い処が嫌いなようだ
赤岩4テラで通行のハイキングのおばちゃんのヤジの餌食になったようだ
後2回の懸垂早く終わらないかなと気にしている。

倒木がかかって隙間をぬけて降りるのに微妙なところが現れる
ヨメさんがザイルをだそうと言う
懸垂で降り出すとバキット木の折れる音で空中に投げだされる。
大正解であった、ザイルが無ければドボンだが水は無い、多分怪我をしたようだ。
ヨメさんは感が強く怪我をしないそうだ。
これから危ないとこは先頭で行ってもらおう
昔の事を良く言うが35年前の話らしいのであてにならない。
またあだ名が「35年前 」

5mと10m懸垂2連ちゃんへ
5mは白樺の木からザイルを、10mは残地あぶみからザイルをかけ降りる
marikka姉御納得の懸垂が出来、また鼻の穴が

この頃から雨が少し降り始めるが小降り
砂防ダムを超え16時車へ
シラリーダーとここで別れ17時開発局Pへ

皆さん、9時間、気持ちいい疲れで無事今日も終わり良い顔してました。

秋の楓も良いが初夏緑の楓も中々良い、C800からのショートカット
途中ワイルドであったが面白かった。ちょっとの冒険はいいなぁ

シラリーダー参加の皆様、ありがとうございました。
また楽しい企画します。

感謝


*****【marikkaの感想】*****

風不死岳の大沢、支笏湖の湖畔を通る時に見える大きな沢です。
話には聞いていましたが、険しそうで自分が挑戦出来るとは思っていませんでした。
今回のサブリーダーiwaさんから、大丈夫だからと声をかけていただき、
緊張して参加しました(*^^)v 緊張しなくても大丈夫な沢だった。

しばらくは涸れ沢ですが踏み跡らしき物や沢形を進みます。
気温が高いので、さっさと水ぅ〜出てこいと言いながらです。
小一時間で水の流れが出てきて、沢登りらしくなります。
F1の滝、苔蒸した岩に水が流れて涼しげです。でも、滝じゃないな。
F2のチョックストーンの滝。高い双璧にいくつもの岩が挟まっています。
岩の横をクライミングの技術を生かして乗越します。楽しい♪
F3の滝、落差10mほどかな、美しいですね。ここは滝の手前右岸に巻き道があり
残置ロープもあります。でも、なんか心配で使わないように登るのですが
使わずには登れませんでした。
F4の滝。落差15mほどでしょうか。この沢一番の滝ですね。左岸にあるルンゼ状を
登るのですが、ガレガレで足がずり下がる。四つん這いになって
だましだまし上がると、残置ロープがあるので、掴まって体を引き上げます。
最後、上に上がる所が必死。リーダーシラちゃんがシュリンゲ出してくれたので
それを頼りに上に登り切りました。ヒョェ〜(@_@;)

これで滝は終わりです。F4の滝から登ること15分ほどで、
なんかジェット機の爆音のような音が聞こえます。
雷かと音を確認すると、足元から聞こえてます。突然水が伏流になったんです。
面白いね。すぐ音も聞こえなくなり、岩だらけの沢形を登ります。
湖畔を通る時に見えていた雪渓が目の前に見えてきました。
沢形もここで岩壁に突き当りです。右へ移動するとガレ場が上に続いてます。
ガレを登るか北尾根の夏道にトラバースするか、悩みどころ。

去年iwaさん達はガレを詰めたそうですが、今回は北尾根にトラバースです。
藪コギ開始!鹿道を使いながら根曲がり竹を避けながら30分弱で夏道8合目にでましたわ。
藪コギ嫌いだな。たぶん、この藪コギでダニオに取り付かれたと思います。
あとは夏道を一登りで頂上着です。一般登山者の数が思っていたほどでもなく
「沢から登ったんだぜ!」と鼻の穴ふくらましたかったけど膨らまなかった。

30分ほど休憩の後、山頂を後にします。初めは三の沢を下る予定でしたが
直前情報で懸垂下降は一回だけで、苔の洞門も楓沢ほどでもないと。
今回のメンバーに楓沢を知らないメンバーがいたので、楓沢を下りる事にしました。
楓沢は四の沢になるんですね。秋の楓沢も黄葉と苔の緑が綺麗でしたが
初夏の楓沢、緑・緑・緑で最高でした。でも、所々で蚊柱が(+_+)
虫よけネット初めてかぶりました。でも、所々なので
さほど苦にはならなかったです。

以上、両沢まるで違う雰囲気の沢で楽しかったです。
我らが名リーダーシラちゃん、サブリーダーiwaさん、歩いても歩いても
標高が下がらない(サガラナイ)楓沢を「下らない(クダラナイ)沢」と言ったカトちゃん、
嵐を呼ぶ威力がすっかり無くなったkonさん、説明が丁寧すぎるヨメガーさんのおかげで
満喫出来ました。ありがとうです♪
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