冠山（ニッコウキスゲを探して）

2017年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 02:06
• 距離: 5.3km
• 登り: 432m
• 下り: 435m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:26
• 合計: 2:06

14:09 冠山峠
14:55 15:02 冠平
15:15 15:34 冠山
16:15 冠山峠

◆冠山の次に登った部子山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1174237.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

冠山峠の駐車場を利用

写真

6/17 14:07

林道冠山線が越美山地の稜線を越える冠山峠から冠山を目指します。石碑の脇から歩き始めると、

6/17 14:10

足下にはマイズルソウや、

6/17 14:11

ヘビイチゴが見られます。

6/17 14:12

登山道脇は薄紅色のタニウツギに飾られます。

6/17 14:17

色鮮やかさでは、ヤマツツジや、

6/17 14:18

アザミも負けていません。赤紫色の花の中をハチさんがゴソゴソしています。

6/17 14:23

最初のピーク、1156mピークを越え、烏帽子のような山容の冠山を見定めます。

6/17 14:26

この先は小刻みにアップダウンを繰り返しながら進む道。これは見事な曲がり具合。

6/17 14:30

新緑が美しいブナ林の中を進みます。

6/17 14:35

木々の合間には目指す冠山。

6/17 14:38

湿地を横目に進んでいくと、ユキザサが点々と続くようになり、

6/17 14:51

冠山の北面の巻道に差し掛かるとイワカガミも現れます。

6/17 14:53

視界が開けたところが冠平への分岐点で、チシマザサに覆われた冠平を見渡します。冠山の頂上は後回しにして、まずは冠平へ向かいます。

6/17 14:54

ニガナが点々と続く道を緩やかに下って、

6/17 14:57

冠山を背にして鞍部の小広場に立つと、早速ニッコウキスゲ探し。

6/17 14:58

笹原の中に伸びる道をそぞろ歩くと、茂みの片隅に、山吹色の花を見つけます。

6/17 14:59

こちらは咲き始めでしょうか？まだ時期には早いのか、蕾の方が目立つばかりでしたが、お目当ての花に出会えて満足。

6/17 15:00

冠山を背後に従えて咲くニッコウキスゲ。青い空、緑の笹とコントラストも鮮やかです。

6/17 15:07

続いて冠山の山頂に向かいます。垂らされたロープを頼りに急傾斜の岩肌に取り付くと、

6/17 15:11

タテヤマリンドウが顔をのぞかせています。

6/17 15:15

急坂を登り切り、頭上にはナナカマド、

6/17 15:15

足下にはアカモノを見つけながら、

6/17 15:18

冠山の頂上に到着します。冠山三等三角点が置かれた狭い頂上からは、遮るものなく素晴らしい展望が広がります。

6/17 15:21

南方から西方にかけては、幾重にも折り重なりながら奥美濃の山並が続き、

6/17 15:24

満々と水を湛える徳山湖を見下ろします。

6/17 15:25

北方から東方にかけては、冠平の先に伸びる越美山地の稜線越しに部子山、銀杏峯、姥ヶ岳、能郷白山を望み、荒島岳の彼方に見通すのは、

6/17 15:26

白山連峰。残雪の山肌がおぼろげに見て取れます。

6/17 15:28

北西方向の突端に立ち、冠山峠を隔てて向き合う金草山を眺めます。

6/17 15:30

ふと傍らに目をやると、ウスギヨウラクが垂れ下がっています。

6/17 15:32

冠山の頂上を後にして、この後向かう部子山を眺めながら急斜面を下り始めます。

6/17 15:36

往路では気づかなかったお花を眺めながら進みます。こちらはガマズミの仲間でしょうか？

6/17 15:38

タニギキョウ、

6/17 15:42

ツクバネソウを見つけながら、

6/17 15:45

ブナ林を進みます。

6/17 16:02

林床ではギンリョウソウがにょきにょきと。ほどなく冠山峠に行き着きます。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　ニッコウキスゲ目当てに、午後から登り始める冠山。事前情報ではまだあまり咲いていない様子なので期待せずに向かいましたが、頂上直下の冠平では、笹の茂みの中にぽつり、ぽつりと山吹色の花を見つけることができました。確かに咲いているのはごく僅かで、蕾の方が目立つ感じでしたが、青い空、緑の笹とコントラストも鮮やかに花開かせるニッコウキスゲにお目にかかれたので、良しとしましょう。