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Yamareco

記録ID: 1174421
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山滑走
北陸

毛勝山 今シーズンの板納め

2017年06月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:47
距離
15.4km
登り
1,911m
下り
1,913m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:07
休憩
2:38
合計
9:45
4:58
4:58
69
6:07
6:16
34
6:50
7:05
30
7:35
7:35
130
10:46
10:59
11
11:10
11:13
2
11:15
11:17
14
11:31
12:25
7
12:32
12:48
4
13:11
13:12
4
13:16
13:17
28
13:45
14:01
36
14:37
14:38
2
14:40
ゴール地点
林道舗装最終地点で自転車デポ予定が、ヘルメットを忘れたためザックをデポして自転車で取りに戻り、結局自転車は車に残し徒歩で戻る。30分近くロス。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
片貝山荘まで入れます。阿部木谷への林道は平日は発破作業などがあるようで制限ありそうです。
コース状況/
危険箇所等
最終堰堤までわずかな残雪のみ。最終堰堤後に2箇所スノーブリッジあり。色んな角度から眺めた結果では厚みが十分にあり安全と判断して渡った。ただし片斜面で滑るとドボンなので注意。毛勝谷三又中央に入ると何箇所かクレバス状に雪割れあり。一番深いものは3mほどあり、上から滑ってきても見えない位置だった。落ちたら簡単には這い上がれないと思う。位置を覚えておいて滑走時には注意。
こういう看板を見ると躊躇が…(汗
今日は日曜なので作業はなし。
2017年06月18日 04:55撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
6/18 4:55
こういう看板を見ると躊躇が…(汗
今日は日曜なので作業はなし。
左岸の支沢からの雪渓。落ちても大丈夫。
2017年06月18日 05:52撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
6/18 5:52
左岸の支沢からの雪渓。落ちても大丈夫。
右岸の谷からの滝水でブリッジ融解中。このあとスノーブリッジ2箇所あり。
2017年06月18日 06:11撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
6/18 6:11
右岸の谷からの滝水でブリッジ融解中。このあとスノーブリッジ2箇所あり。
スノーブリッジを超えると雪がつながる。
2017年06月18日 06:32撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
6/18 6:32
スノーブリッジを超えると雪がつながる。
二又(大明神沢出合)過ぎたところから毛勝山が見えてきたところ
先行二人あり。
2017年06月18日 07:20撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 7:20
二又(大明神沢出合)過ぎたところから毛勝山が見えてきたところ
先行二人あり。
少し近づいて三又手前。
目指すボーサマのコルが見えてきた。
2017年06月18日 07:30撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 7:30
少し近づいて三又手前。
目指すボーサマのコルが見えてきた。
この少し先にクレバスが開いてます 見えませんよねー
右上稜線には未だ落ちていない雪庇があり崩れると右の谷筋から雪崩れてくるのかな。
2017年06月18日 08:32撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 8:32
この少し先にクレバスが開いてます 見えませんよねー
右上稜線には未だ落ちていない雪庇があり崩れると右の谷筋から雪崩れてくるのかな。
岩に沿って出来たクレバスを覗き込む。3mほどはありそうで落ちたら簡単には上がれない。
2017年06月18日 09:00撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
6/18 9:00
岩に沿って出来たクレバスを覗き込む。3mほどはありそうで落ちたら簡単には上がれない。
直登ルンゼ出合を過ぎて、一部土が出てます。
2017年06月18日 09:52撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 9:52
直登ルンゼ出合を過ぎて、一部土が出てます。
右稜線に雪庇。
2017年06月18日 09:52撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 9:52
右稜線に雪庇。
9時57分 振り返ると富山平野が見えてきた。追い越した2名が後ろに。僧ヶ岳も見える。
9時57分 振り返ると富山平野が見えてきた。追い越した2名が後ろに。僧ヶ岳も見える。
南峰から釜谷山に向かう稜線上にある雪庇。崩れると毛勝谷まで雪崩れそう。
2017年06月18日 10:02撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
6/18 10:02
南峰から釜谷山に向かう稜線上にある雪庇。崩れると毛勝谷まで雪崩れそう。
南峰への登り途中から剱岳と猫又山と釜谷山。
2017年06月18日 11:03撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
6/18 11:03
南峰への登り途中から剱岳と猫又山と釜谷山。
アップ!
2017年06月18日 11:10撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
2
6/18 11:10
アップ!
猫又山
3週前と比べると大分雪が減っています。
2017年06月18日 11:10撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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6/18 11:10
猫又山
3週前と比べると大分雪が減っています。
南峰から北峰越しに見えているのは白馬三山とその前にある清水岳とか旭岳が重なっているところ?
2017年06月18日 11:11撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
6/18 11:11
南峰から北峰越しに見えているのは白馬三山とその前にある清水岳とか旭岳が重なっているところ?
朝日岳かな。
2017年06月18日 11:11撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
6/18 11:11
朝日岳かな。
鹿島槍ヶ岳でしょう。
2017年06月18日 11:11撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
6/18 11:11
鹿島槍ヶ岳でしょう。
拡大すると山荘が見えるので旭岳と白馬岳ですね。右端に杓子岳。
2017年06月18日 11:33撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 11:33
拡大すると山荘が見えるので旭岳と白馬岳ですね。右端に杓子岳。
左から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、天狗山荘あたり、天狗の頭ですか。
2017年06月18日 11:33撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 11:33
左から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、天狗山荘あたり、天狗の頭ですか。
北峰ゲットー
2017年06月18日 11:41撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
6/18 11:41
北峰ゲットー
MAMMUTの宣伝ではありませんが…
2017年06月18日 11:42撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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6/18 11:42
MAMMUTの宣伝ではありませんが…
お約束タッチ
2017年06月18日 11:44撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 11:44
お約束タッチ
ピークで同着になった夏道から来た方
絵になっていたのでパチリしちゃいました
2017年06月18日 11:57撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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6/18 11:57
ピークで同着になった夏道から来た方
絵になっていたのでパチリしちゃいました
もう一度劔
2017年06月18日 12:01撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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6/18 12:01
もう一度劔
南峰から釜谷への稜線の雪は崩壊している。結構険しそう。
2017年06月18日 12:01撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 12:01
南峰から釜谷への稜線の雪は崩壊している。結構険しそう。
劔立山猫又釜谷
2017年06月18日 12:03撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6/18 12:03
劔立山猫又釜谷
帰りはガスの中スタート。落ちていく先が見えない。
2017年06月18日 12:46撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
1
6/18 12:46
帰りはガスの中スタート。落ちていく先が見えない。
ずっとこんな感じ。
2017年06月18日 13:10撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
6/18 13:10
ずっとこんな感じ。
雪渓終了地点。ゴミや土砂でドロドロ。今シーズンも無事に乗せてくれてありがとう。帰ったら綺麗に洗うよ。
2017年06月18日 13:21撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
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6/18 13:21
雪渓終了地点。ゴミや土砂でドロドロ。今シーズンも無事に乗せてくれてありがとう。帰ったら綺麗に洗うよ。
スノーブリッジその1を帰りに上から見る。渡渉するには下半身は脱がないと無理かな。流れは速い。
2017年06月18日 13:35撮影 by  GPSMAP 64scJ, Garmin
6/18 13:35
スノーブリッジその1を帰りに上から見る。渡渉するには下半身は脱がないと無理かな。流れは速い。

感想

今シーズンの板納めはどうしようかと思案していたところに某先生のブログでまだ滑れるよと。それならいつか行くから今行ってこようかと思いたち毛勝山へ。
4時53分片貝山荘下林道からチャリで開始。ゲートの部分に「発破作業…」と。冷汗が流れるが、いやいや今日は日曜日、やってないっしょ。
登りはじめてすぐ左手に夏道登山口を確認。今度は紅葉の頃にまた来なくては。
5時13分自転車デポ地。ヘルメットをかぶっていないことに気づく。結局、自転車ではなく荷物をデポし空身で自転車で車まで戻った。途中で一人すれ違った。が、以後山頂まで出会わなかった。車からの戻りは自転車なしで徒歩で。
5時37分デポ地復帰。林道シートラ歩行開始。最初はトレランシューズで。
5時56分地図上林道終点。最後の堰堤2ケは右から巻いた。特に問題なし。藪漕ぎも大したことはなかった。
6時5分最終堰堤。
このあと2回スノーブリッジを渡った。いずれも左岸。厚みは十分にありそう。ただし片斜面なので滑って落ちるとドボンとなる状態で。ウィペットを構えつつ渡った。
ドロドロの雪渓を超えればあとは雪がつながっていた。
6時51分大明神沢出合。大休憩と同時に兼用靴に履き替えてアイゼン装着。どうせ後でアイゼンに換装するんだからと、シールは使わずに以後ずっとアイゼンシートラのままで通した。前方にシール登高の二人先行あり。駐車スペースに止まっていたもう一台の方だった。
7時6分歩行再開。三又に付く頃には先行者のすぐ下まで。先行者がアイゼン換装時に追い抜いて以後は先行。
9時1910m地点の地図上の岩場の下に大きなクレバスあり。覗き込むと3m程は穴が開いている。覗き込むことも危険なのだろうけど… この穴は上から滑ってきても絶対に気づかない状態だったので、大きな木の枝を置いて目印にしておいた。残念ながら同じような木の枝が多数あり、上から滑って来ても気づかなかったが(笑
9時45分ボーサマ谷・直登ルンゼ出合でまた大休憩。二人連れのうち男性の方が追いついてきたので少し会話。初山スキーでここに連れてこられたとのエピソードをお話くださった。ここに初回とは…厳しい指導者ですな(笑
前日のランニングのダメージかこの辺りから足が重い。急斜面はかなりつらい。雪も緩んできて踏み抜き加減なこと多し。ウィペットを刺して四つん這いで上がる時間も少々。
草土が出ている部分も少しあった。右谷筋の奥には大きな雪庇が残っていて崩れたら嫌なので出来るだけ左に左にと進路をとった。
10時46分ボーサマのコル到着。終始くもり空で涼しかったので大汗をかくことはなかった。
11時13分南峰。高曇りでまだガスも少なくほぼ周囲は見渡せた。まずは写真撮影。劔が目の前に見える。先日より晴れ間は少ないが雲海が少ない。猫又・釜谷山方面は随分雪が少なくなって、今縦走すると藪漕ぎも多そうだった。南峰ピーク自体も雪はなく、どこがピークなのかはっきりわからず。藪漕ぎもイヤなので突入もほどほどにしておいた。
11時33分北峰。自転車ですれ違った方がほぼおなじくらいで先着していた。少しお話し、それぞれに時間をかけて撮影・昼食。彼の劔を眺めている姿が良かったので掲載の確認もせずに後ろ姿写真撮影。人が入っていると写真が映えるなぁ。風は冷たく陽も少ないので防寒具は使用。暑くなるかと凍らせてきたペットボトル飲料は脳天に突き上げる冷たさだった。
12時26分下山開始。アイゼンでコルまで戻る。
12時32分ボーサマのコル。先程の二人が昼食中。すでに斜面はガスで覆われてコンディションは悪化。
12時48分滑走開始。最初の急斜面は緩んだザラメで超快適。気持ちよくラストを飾れるか!!と思ったら登ってくる登山者3人を確認。この時間にあの位置だとピークは14時くらいだし下山は夕方だけど…
ザラメスラフが流れたり、石が流れそうだったのでスピードを落とし真上を滑らないように注意しながら高度を落とすうちに美味しい斜面は終わってしまった。ガスもかかり視界が悪くなったので以後はゆっくり安全に下りた。ガスの中一息ついていると、シューっと音がして数m先をφ15cmほどの石が飛んでいった。続けて今度は遠くを20cmほどの石が。これはやばい。あんなのあのスピードで当たったら即死です。出来るだけ斜面の鉛直線上には乗らないように注意しつつさらに高度を落とした。
13時16分大明神沢出合。ここまで来れば斜度もないので落石はなかろう。この辺りは固くしまって波打った斜面に木の枝やら小石やらが多数落ちていてもはや滑走という代物ではなくなってきた。
最後にドロドロの雪につっこみ板は泥だらけに(泣
13時34分最終堰堤上。シートラへ変更。帰りは兼用靴にアイゼン装着で安全にスノーブリッジを渡った。
13時43分〜58分最終堰堤上スノーブリッジを渡りシューズに変更。
あとは林道を花を探しながらのんびり下山。
14時40分駐車地で終了。
3週前の山行と合わせて毛勝三山コンプリートです。
何事もなく山スキーシーズンを終えられた。新しい出会いもあり、来シーズンはより飛躍したいと思った。
帰ったら感謝を込めて丁寧に雪山装備を片付けないと…

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