阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳
- GPS
- 17:03
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,184m
- 下り
- 2,154m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 3:26
- 合計
- 12:21
天候 | 1日目:快晴、2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.japanesealps.net/yatsugatake/access/minotoguchi.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
阿弥陀岳の登り降りは傾斜キツイため要注意 |
その他周辺情報 | ☆もみの湯 http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html |
写真
感想
今回は、1泊2日テント泊での八ヶ岳遠征。
1日目は美濃戸から阿弥陀〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜オーレン小屋
2日目はオーレン小屋〜天狗岳〜オーレン小屋〜赤岳鉱泉〜美濃戸
で計画。
1日目、美濃戸へと着くと赤岳山荘の駐車場は満車状態…
山荘横の空きスペースに停めさせてもらい、さっそく出発。
相方にとっては初めての2000m越えの登山で、かつテント泊装備50リットルザックに食材類等を詰め込んで歩くのも初めて。
風邪気味で体調も万全と言えない状態の相方を心配しつつ阿弥陀岳を目指します。
行者小屋へと着くと、鼻水は出るけど体調は問題無さそうなので、予定通りに阿弥陀岳へと中岳道を登っていきます。
天気も良くて、青空をバックにした八ヶ岳連峰を眺めながら気持ちも高ぶっていき、阿弥陀と中岳のコルへと出ると富士山がドーン!で、テンションMaX。
相方はザックをデポして阿弥陀岳山頂へと登ると、そこには北から南アルプスまでを一望できる景色が待っており、これに大満足。
時間も無いので、すぐに阿弥陀岳の急傾斜をビビりながら降り、次は赤岳を目指します。ちょっと遅れ気味ですが、赤岳へと登り詰め、ここでも周囲360度の大パノラマに満足して、昼食タイム。
で、ここまでは良かったのですが、徐々に相方の頭痛が酷くなってきたようで、本人は風邪と言い張るけど、どう見ても高山病です。
地蔵の頭まで降りてくると、このまま地蔵尾根を降りて行者小屋でテント泊するかどうか悩みましたが、本人は大丈夫との事なので計画通りに横岳、硫黄岳を目指しますが、ますます頭痛も酷くなってきたようで歩く速度が大幅に遅くなってきました。
励ましながら、何とか硫黄岳へと到着し、そこからはオーレン小屋に向けて高度を下げていきますが、頭痛は治らないようです。
自分も少し頭痛はしてたけど、相方を励ます事で気が張っていたのか?オーレン小屋へと到着した途端に気が緩み頭がズキズキと痛みだした。
18時を過ぎて到着したので、テントを張るスペースもなかなかなくて、隅っこの方の空スペースにテントを設営。
そして、夕食の鍋を作って、さあ食事しましょう!
一口食べて、お互い吐き気がするので、もう食事は要らない…
で、作った鍋はどうするの?って事で、鍋をビニールで来るんで朝まで保管することに。
そして、眠気もあってあっという間に眠りへと落ちて即就寝。
夫婦で高山病デビューする苦い1日目が終わりました。
2日目。
周りの出立の音に目覚めると、二人ともに頭もスッキリでお腹が空いた!
となったので、昨夜の鍋を温めて完食。
テントも片付けると、2日目に予定していた天狗岳は中止してゆっくりと美濃戸へと戻る事に決定。
昨日とは打って変わって、歩く速度がいつもの調子に戻った相方も今日は励ましは不要なので、ノンビリと歩いて赤岳鉱泉へと到着。
2時間前に朝食を食べたばかりなのに、再びお腹が空いたという事で2回目の朝食で親子丼を作り完食。
お腹も満たされ、満足して美濃戸へと下山完了。
その後、温泉、蕎麦屋と立ち寄り、帰りの高速では再びお腹が空いてサービスエリアでお腹一杯食べて、山に登った以上のカロリーを摂取。
何かの反動のように食べ続けた2日目でした。
今回は二人ともが高山病になってしまい…
この経験を今後の山行でどう活かすのか?考え中(という程の事もないですが)
重い荷物を背負っての高所縦走は、もう少し体力がつくまでは自粛して、小屋泊にすべきかと思いました。
1日目は、辛い!を連発する相方でしたが、2日目終わってみると楽しかったと言ってるので、苦しいのを楽しいに変える才能はありそうです。
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