カロー大滝 旧日原小学校から登り、モノレール軌道経由で下山
- GPS
- 09:47
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,335m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:22
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の山行で「gengen0229」さんの記録を参考にさせて頂きました。ここに感謝致します。 コースは全てバリコースです。 《日原〜カロー谷》 長い登り一辺倒のトラバース道が終わるとジグザグ道が始まり、5分程で道を塞いでいる倒木に到着する。この倒木は乗り越えず右に行きます。(倒木はジグザグ道の左端に位置しています) 自分は倒木を乗り越えて1時間のロスをしました。 倒木から45分程で難場の岩で、ここは慎重に下れば通過出来ます。ここから20分程で本日最大の難場に到着します。沢の土砂崩れ、複数の木橋がずだずだになった岩場、渡れない木橋、足場が消えてしまった沢の崩落と続きます。難場を過ぎてもカロー谷まで斜面があちこちで崩れていて歩きにくいです。 《カロー谷〜カロー大滝》 滑状の滝が見える処で踏み跡がはっきりしなくなるので適当に上に行くと踏み跡が現れます。 真中で折れた木橋を過ぎると、滝の左に林班界標16|15の標識が有る小さな滝が現れます。ここは直進せず渡渉です。 《カロー大滝〜モノレール軌道》 大滝からハンギョウ尾根に向かう、対岸に石垣とその上流に赤いテープの目印が有ります。書き込みに従って、目印から急登しましたが足場が悪く大苦戦をしました。石垣からの方が楽だったかもしれないです。(自分が書き込み内容を勘違いしたかも) 右折するモノレールへの分岐は直進しそうになるので要注意です。ジグザグ登り中に、沢筋の処で右折します。肩状の処に出ると踏み跡が分からなくなります。尾根でなく左の斜面に薄い踏み跡が有ります。 《モノレール軌道〜ハンギョウ尾根下部〜モノレール車庫》 モノレール軌道の1000m表示の手前の尾根を下るとトラバース道が横切っていて、幅広の尾根が下に続いています。下りの目印が見つけられなかったので、トラバース道を右に行きモノレール軌道で下山しました。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
時計
タオル
カメラ
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感想
《日原〜カロー谷》
カロー谷まで3時間。高低差がないのに時間がかかる。旧日原小学校から巨樹コースの分岐まで15分、そこから長いトラバース道が終わるまで30分。休憩後に5分程で倒木に到着する。この後まさかの道間違いになるとは・・・
倒木の先に踏み跡が見えるので倒木を乗り越え先に進む、(右の踏み跡は倒木の巻道と判断したのが間違い)。少し行くと尾根に乗るが先に進むトラバース道が見当たらない。尾根の下にも見当たらない。GPSナビで確認したらGPSが受信できず使えない。上に向かう尾根にはっきりしない踏み跡が有るので登ってみると左にトラバース道が現れたので先に進む。尾根を横切る度々に踏み跡がはっきりしなくなり、遂にトラバースの踏み跡がなくなってしまった。尾根には、はっきりしない踏み跡が有ったので上に行く事も考えたが、踏み跡がはっきりしないので戻ることにする。
倒木まで戻り、もしかしてこの上に道が有るかもしれないと思い登ると、踏み跡が上に向かってついていた。倒木は道を塞いでいる物と思いこんだのが間違いでした。これで1時間のロスをする。
登って行くと横切った尾根に石杭が有る。家に帰ってGPSログを確認すると道探しで登った尾根の上部でした。途中の怪しいトラバース道がなければこの石杭に辿りつけていた、ついていなかったな。石杭はなぜかここから3、4個だけ有りました。
倒木から45分程で難場の岩に到着です。こらから見ると普通の岩だが向こう側にすんなりと降りる事が出来ません。岩を乗っ越すと下の小沢まで足場の悪い岩場を下ります。一般コースならロープが設置されている様な処です。ここから20分程で本日最大の難場に到着します。
最初は沢の土砂崩れ、次は複数の木橋がずだずだになった岩場で通過出来ないので下を巻く、次は渡れない木橋の右側を通り、最後に足場が消えてしまった沢の崩落。ここは足場の悪い道を慎重に通過する。この難場が終わると林班界標15|14の標識が現れる。ここの難場はU字状の地形なので、沢の土砂崩れから沢の崩壊までをショートカットすれば時間短縮になりそうです。
林班界標15|14の標識からカロー谷まで、斜面があちこちで崩れていて歩きにくく20分かかってカロー谷に到着する。
《カロー谷〜カロー大滝》
カロー谷に出たら最初に小川谷林道からの踏み跡がないか確認しました。去年の9月に道間違いでカロー谷に降りた時に、奥に向かって踏み跡が続いていたので踏み跡が有るかと期待していたのですが残念ながらなさそうです。
少し進むと木橋が上下に2つ有る。上の橋は大きく傾いていて、ここが煙窪の分岐だと思う。数少ない使える木橋を渡ると広場の左に木橋がかかっている。これはハンギョウ尾根の分岐だろう。更に行くと滑状の滝が見えてくる。休憩するのに良さそうな処だった。休憩後に踏み跡がはっきりしないので適当に上に行くと踏み跡が現れる。
真中で折れた木橋を過ぎると滝の左に林班界標16|15の標識が有る小さな滝が現れる。事前の知識が無ければ直進してしまいそうだ。渡渉して対岸を来た道を戻る様にジグザグに登って行くとT字路に出る。ここが読めない道標が有る処だと思うが道標は見当たらない。左に行くが右の踏み跡もはっきりしている。JiroDaiのGPSログはここから上に向かっているので別のルートが有るのかもしれない。
支沢を越えるとカロー大滝の分岐に到着する。カロー大滝の滝壺は雰囲気が良く高さもあり、いい滝だが水量がないのが残念だ。
《カロー大滝〜モノレール軌道》
大滝からハンギョウ尾根に向かうのに、対岸に石垣と上流に赤いテープの目印が有る。石垣の奥は斜めに道形が確認できたが斜面が崩れて歩きにくそうだった。記録に従って目印から急登すると足場が悪く大苦戦をしてなんとかコースに出た。踏み跡は谷に向かってついていて石垣からの方が楽だったかもしれないと思った。
少し登ってから大ダツ窪に向かって下って行く。大ダツ窪を横切ると、今迄と違い斜面の崩れが少なく歩きやすくなる。ハンギョウ尾根とモノレール軌道との分岐は、気を付けていないと直進しそうな分岐だった。右折して登って行くと沢筋を過ぎた処で踏み跡がはっきりしなくなり道間違いに気が付く。戻って沢筋から上に向かって行く。薄い踏み跡が何回か交差する。肩状の手前で踏み跡が薄くなる。肩状の処に到着すると踏み跡が分からなくなる。
戻って確認したが肩状の処までは間違っていないてみたいなので、道探しをすると尾根でなく左の斜面に薄い踏み跡を見つける。踏み跡を辿って行くと段々薄くなり、最後に分からなくなるが適当に進めばモノレール軌道のどこかに出だろうと行くと林班界標17|16の標識の下に出た。
《モノレール軌道〜ハンギョウ尾根下部〜モノレール車庫》
モノレール軌道を下り1000m標識の手前の尾根を下り、トラバース道の踏み跡に出ました。去年の9月はここで下山方向を間違えてハンギョウ尾根を下ることが出来ませんでした。幅の広い尾根で踏み跡がはっきりしない。目印も見つけられないし、GPSナビも使えない。今回は下山コースの断定が出来ないのでトラバース道を右に行きモノレール軌道を下山することにする。
モノレール軌道は道間違いの心配がないが熊との遭遇が心配だ。熊には過去に2回会っているので会いたくない。モノレールの中間駅?、500m標識を過ぎモノレール車庫に到着しました。
《カロー大滝〜モノレール軌道》
カロー橋への途中で落石が林道を塞いでいます。カロー谷の遊歩道に去年の9月には無かった鎖の手摺が設置されていました。
GPSロガーは記録出来るのに、スマホのGPSナビは使えませんでした。谷間以外では使えるかと思っていたが標高1000m位の場所で駄目でした。スマホのGPS受信感度が低く疎林帯でないと使えないのだと思います。GPSロガーのデータをスマホに送って地図に表示させるアプリがあれば万が一の時に使えるのでは思いました。これから探してみます。
カロー谷の遊歩道に鎖の手摺が設置され、通行止め箇所の路面工事も完成していたので小川谷林道のカロー橋までの通行解除が近い気がします。通行止めが解除されたらカロー橋からハンギョウ尾根を登り、トラバース道の踏み跡を右に行くと、作業小屋手前の分岐辺りに行けそうな気がします。カロー大滝の手前では直登コースを降りず踏み跡をトレースし、カロー大滝からは登りきってから右折箇所を直進してヨコスズ尾根を目指す予定です。この踏み跡はどこに向かうか分かりません。JiroDaiさんのGPSログは北東に向かっているが、踏み跡は南東に向かっています。もし踏み跡がなくなったら高みを目指して尾根に上がればヨコスズ尾根に出られるはずです。
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