記録ID: 1176431
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ハイキング
東海
中山道「加納宿〜鵜沼宿」
2017年06月20日(火) [日帰り]
gmt66
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:51
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 40m
- 下り
- 1m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
（復路）JR高山本線・鵜沼駅。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※ 「間（あい）の宿 新加納」の手前を除き、ほぼ市街地と国道歩きです。常に通行車両と隣り合わせの状態で、気疲れします。道中十分に注意して下さい。 ※ 「ヤマレコMAP」 「各務原アルプス」区域。 |
写真
JR東海道本線・岐阜駅に降りて来ました。久し振りで駅前の変貌ぶりに、驚きました。駅前を散策してみます。
岐阜駅の北口に、出て来ました。広いバスロータリーの西側には、噴水広場がありました。
噴水広場の先には、金色に輝く「織田信長」公の像が、建てられていました。
岐阜駅構内を抜けて、本日のスタート地点の南口広場に、向かいます。
南口前のアーチをくぐり、中山道「加納宿跡」に向けて、スタートしました。
老舗のパン屋さんの前を、通りました。アンパンと揚げパンを、購入しました。小豆餡が、絶妙でした。
駅前通りから左折して、中山道に入ります。ここから東方向に歩き、「加納宿」から次の「鵜沼宿」を目指します。
先述の交差点角に目を移すと、黒塀の民家の前に、中山道「加納宿 脇本陣跡」の碑がありました。
「国道157号線」を渡り、東に歩きます。左手（北側）に、碑が見えます。
中山道「加納宿 当分本陣跡」で、「明治天皇 御小休所跡」でした。
老舗の「二文字屋」前を、通ります。名工「左甚五郎」の彫った、「ウサギの欄間」の伝説が残っています。
「二文字屋」の壁面に、左甚五郎の「餅を搗く、ウサギ」が、再現されていました。
同上。看板には、役場の建物についての説明がされていますが、取り壊されて残っていませんでした。
交差点に出て来ました、南方向の様子です。前回右折して、「加納城跡」に向った交差点です。ここから、500m程南に、「加納城本丸跡」があります。
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6/20 9:37
交差点に出て来ました、南方向の様子です。前回右折して、「加納城跡」に向った交差点です。ここから、500m程南に、「加納城本丸跡」があります。
中山道は、この交差点で左折して、北方向に向かいます。城下町によく見られる、防御用の「枡形（ますがた）（鉤型曲り）」です。この城下を出るまで、六カ所の枡形が残っています。
6/20 9:39
中山道は、この交差点で左折して、北方向に向かいます。城下町によく見られる、防御用の「枡形（ますがた）（鉤型曲り）」です。この城下を出るまで、六カ所の枡形が残っています。
右手（東側）の様子です。この川は、加納城の外濠にもなっているようです。
左手の分岐手前に、道標がありました。「左（南方向） 中山道」。「左 西京道」。
橋から北へ少し歩くと、二カ所目の「枡形」分岐です。ここは右折して、東方向に向かいます。
またすぐに、四カ所目の「枡形」です。正面奥の大きな通りには出ず、手前の通りに右折します。
突き当りが、五カ所目の枡形です。ここは、右折します。交差点の左角には、古い道標がありました。
枡形の角に、出て来ました。中山道は、画面奥の南方向に歩きます。
「新荒田川」に架かる、「かのうおおはし（加納大橋）」を、渡ります。
「加納大橋」の欄干には、中山道を往来する参勤交代の「大名行列」が、デザインされていました。
「加納大橋」を渡ると、すぐに六カ所目の枡形分岐です。ここは左折します。これで、加納城下の枡形は終わりました。
枡形の手前の右手に、案内図がありました。私が歩くルートは、この案内図と逆方向です。図の、八幡町の「八」の字から、下に進み右折。加納大橋を渡って、現在地前で左折して、下方向に進んで行きます。
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6/20 10:04
枡形の手前の右手に、案内図がありました。私が歩くルートは、この案内図と逆方向です。図の、八幡町の「八」の字から、下に進み右折。加納大橋を渡って、現在地前で左折して、下方向に進んで行きます。
JR東海道本線のガード下を、くぐります。東海道本線は名古屋駅に向けて、南下して行きます。
昼席・夜席共に、少し背伸びすれば届く料金に、設定されています。
「領下」地区を、歩いています。ふと、振り返ると地蔵堂があり、二股の分岐です。戻って見に行きます。
街道の左右に、一対の「一里塚」が保存されていることは、非常に珍しい事です。まさか、目にするとは思っても、いませんでした！！
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6/20 10:30
街道の左右に、一対の「一里塚」が保存されていることは、非常に珍しい事です。まさか、目にするとは思っても、いませんでした！！
「長森細畑」交差点を渡る途中（左方向）に、岐阜城が見えました。
近くに、コミニュティの「373（ミナミ）バス」の、「細畑中（ほそばたなか）」バス停もありました。
中山道に沿って、右手（南側）の民家裏を川が流れているので、川の名前が知りたくなりました。ちょうど右手への分岐が有り、寄り道してみました。
6/20 10:44
中山道に沿って、右手（南側）の民家裏を川が流れているので、川の名前が知りたくなりました。ちょうど右手への分岐が有り、寄り道してみました。
中山道に戻ってきました。右手に「恵比寿神社」がありました。先程の「恵比寿橋」も、この神社から名付けられた様です。
右手（南側）を見ると、二股に分岐しています。計5差路の広い交差点です。
伊豆神社の東隣には、「馬頭観世音菩薩」がお祀りされていました。
左手の「岐阜信用金庫」前に、中山道の休憩所「ポケットパーク」がありました。
「切通六丁目」の曲り角まで、歩いてきました。正面に「手力雄神社」参道の、石鳥居が見えます。ここで中山道は、左に大きく曲がります。
6/20 11:17
「切通六丁目」の曲り角まで、歩いてきました。正面に「手力雄神社」参道の、石鳥居が見えます。ここで中山道は、左に大きく曲がります。
こちらは、正面の「手力雄神社」の石鳥居と参道の様子です。こちらには、進みません。
石鳥居前の角に、古い道標がありました。「左（東方向）、木曽路」と、記されています。中山道は、正に「木曽路」です。
「美濃正」バス停前を、通ります。風があれば、空き缶がくるくると回っているはずです。
「高田 五丁目」地区まで、歩いてきました。前方に「東海北陸自動車道」のガードが、見えます。この分岐は、左に進みます。
住宅街を離れて、田園地帯に出て来ました。「東海北陸自動車道」のガード下を、くぐって行きます。
中山道「間（あい）の宿 新加納」と、記されています。「新加納宿」の入口です。
「濃川（のうがわ）」を「濃川橋」で渡り、「新加納宿」に入ります。
名鉄「新加納駅」近くの、行先が三方向に分岐する交差点に出て来ました。三方向いずれの道を行っても、中山道を目指して歩けば、同じ場所に出る事が出来ますが、中山道は右手、手前の道を右折して次の分岐を、左折してクランク状に、進みます。
6/20 11:55
名鉄「新加納駅」近くの、行先が三方向に分岐する交差点に出て来ました。三方向いずれの道を行っても、中山道を目指して歩けば、同じ場所に出る事が出来ますが、中山道は右手、手前の道を右折して次の分岐を、左折してクランク状に、進みます。
絵図の拡大です。中山道は、左から右にクランク状に曲がっています。
分岐の右角に、道標がありました。矢印通りに、左折します。またこの分岐の角は、新加納の「高札場跡」でした。
分岐に出て来ました。先述の「三方向への道」が繋がる、合流点です。
分岐を越えて歩き、振り返ると、案内板や道標等がたくさん建てられています。せっかくなので、確認に戻ります。
「新加納駅南バス停」に、「新加納 一里塚跡」、「新加納の案内板」、「日吉の蛙」像、ベンチが、ありました。
地元伝説を伝える、「日吉の蛙」像です。この日吉地域の蛙は、「福蛙」として大切に取り扱われています。
このマップで、「中山道のルート」が「クランク状」だという事が、よく判ります。
こちらは、東側の「新加納 一里塚跡」です。（※「一里塚」は、街道脇の左右一対で、設置されましたので、2基でワンセットです。）
新しい建物ですが、格子で目立たなくして、街道の雰囲気に合わしています。
日吉神社特有の「山王鳥居」では、ありませんね！ これは、境内にお祀りの「稲荷神社」の鳥居でしょうか？
中山道は、各務原市のメインストリート「なか 21 モール」と、なっています。大きなアーチが、いくつかありました。
歩道の、「絵入りタイル」です。各務原市には、飛行場があり、航空機の町、基地の町としての、デザインでしょうか？
「門前町 1」交差点を、渡ります。交差点の先は、大きな橋です。
「新境川」の左岸堤防には、「さくら通り」と名付けられた道路が、通っていました。「さくら通り」の東側には、大きな「市民公園」がありました6/20 12:42
「新境川」の左岸堤防には、「さくら通り」と名付けられた道路が、通っていました。「さくら通り」の東側には、大きな「市民公園」がありました
各務原「市民公園」の入口です。「出会いの街角」と名付けられた、モニュメントがありました。
入口に「馬頭観世音菩薩」が、お祀りされており、お参りしました。
この先国道21号線は、名鉄・各務原線を跨ぐ、高架橋になっています。高架橋に登る歩道は設けられておらず、歩道は線路の近くまで、そのまま側道を歩いて行きます。
6/20 13:55
この先国道21号線は、名鉄・各務原線を跨ぐ、高架橋になっています。高架橋に登る歩道は設けられておらず、歩道は線路の近くまで、そのまま側道を歩いて行きます。
階段前まで来ました。緩やかな勾配で、階段を登る負担を感じません！
この交差点には、向かいに渡る横断歩道が無く、左手にある地下道で向こう側に、渡ります。
道路の向かい側に、地下道への出入り口が見えます。左手の神社は、「神明神社」です。地下道で渡ります。
歩道も場所によって、こんな狭さです。大型トラックが地響きを立てて追い越してくると、持命が縮みます。
左手（北側）に、小山が見えます。「各務山（170m）」でしょうか？
JR「各務原駅」前です。現役ですが、外見は閉店した空き店舗に見えます。
また、国道21号線の高架橋です。ここは、JR高山本線を跨ぎます。歩道は先程の高架橋と同様に、線路際まで側道を進みます。
この様に高架橋への道路に、歩道は設置されていません。通行人は、左側の側道を進みます。
高架橋から、降りて来ました。振り返って見ています。ここから、「播隆上人遺跡」と「各務原 一里塚跡」を探して、歩きます。国道21号線北側の側道沿いには、何もありませんでした。次は、南側の側道を探します。
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6/20 14:57
高架橋から、降りて来ました。振り返って見ています。ここから、「播隆上人遺跡」と「各務原 一里塚跡」を探して、歩きます。国道21号線北側の側道沿いには、何もありませんでした。次は、南側の側道を探します。
次の交差点で国道21号線を渡り、北側から南側の側道入口に、回って来ました。探しながら、側道を西に歩いて行きます。
損傷が大きく、元の形は判りませんが、「播隆上人」の文字が読み取れます。
入口の石碑には、「旅人 道中安全」と記されていました。「播隆上人遺跡」が見つかりました。「各務原 一里塚跡」も、この辺りにあったようです。
6/20 15:06
入口の石碑には、「旅人 道中安全」と記されていました。「播隆上人遺跡」が見つかりました。「各務原 一里塚跡」も、この辺りにあったようです。
国道21号線は、大きく右カーブして行きます。私が歩く、「旧 中山道」は直進です。 ※ 国道21号線にも、新しい中山道として、「中山道」の呼称が使用されています。間違えないようにしてください。
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6/20 15:16
国道21号線は、大きく右カーブして行きます。私が歩く、「旧 中山道」は直進です。 ※ 国道21号線にも、新しい中山道として、「中山道」の呼称が使用されています。間違えないようにしてください。
福祉センターの東隣は、「羽場公園」です。ここには、水場やトイレがあり、休憩をとりました。水道水で、顔を洗いうがいをして、スッキリしました。
6/20 15:22
福祉センターの東隣は、「羽場公園」です。ここには、水場やトイレがあり、休憩をとりました。水道水で、顔を洗いうがいをして、スッキリしました。
「皆楽座」の東側には、赤い鳥居が建っていました。鳥居の先に、中山道を走るバスが見えます。しっぽが見えます！ 「猫 バス？」、それとも「犬 バス？」。
6/20 15:30
「皆楽座」の東側には、赤い鳥居が建っていました。鳥居の先に、中山道を走るバスが見えます。しっぽが見えます！ 「猫 バス？」、それとも「犬 バス？」。
中山道の右手（南側）に路地があり、木曽川対岸の「犬山城」が見えないか、入ってみました。30m程入ると、高台の道路に出ました。見晴らし、抜群です！ 「犬山城」が、見えました！
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6/20 15:38
中山道の右手（南側）に路地があり、木曽川対岸の「犬山城」が見えないか、入ってみました。30m程入ると、高台の道路に出ました。見晴らし、抜群です！ 「犬山城」が、見えました！
古墳から降りてきました。民家の間から、また「犬山城」が見えました。
中山道「鵜沼宿 西の見附跡」の立札と、「翠（みどり）池（葭池）」への案内標識が、ありました。ここから先は、「鵜沼宿 西町」です。
6/20 15:54
中山道「鵜沼宿 西の見附跡」の立札と、「翠（みどり）池（葭池）」への案内標識が、ありました。ここから先は、「鵜沼宿 西町」です。
左手土手の、東端まで歩いてくると、「木曽川泥流堆積物」の立札がありました。現在周りは草茫々で、想像するしかありません。
同上。この先から「鵜沼宿 西町」に向って、緩く下って行きます。
右手の民家前に、家主個人の趣味を生かされた、「アートスペース」がありました。
梅田昭二家住宅です。次に出てくる、梅田𠮷道家が本家で、分家に当たります。
「鵜沼宿」駐車場を囲う板塀に、中山道「鵜沼宿案内図」が、ありました。
「二宮神社」から階段を降りて、中山道に戻り、鵜沼西町一丁目まで、歩いてきました。
鵜沼宿「脇本陣跡」前を、通ります。見学に入りました。復元されて新しく、白木造りでピカピカでした。
「大安寺川」に架かる、「大安寺大橋」南西隅の様子です。「岐阜市へ、四里十丁」の道標がありました。
「大安寺大橋」を渡って、振り返って見ました。橋付近の様子です。
橋の北東隅には、木曽川対岸にある犬山城を含めた絵図がありました。
橋の南東隅には、次の美濃「太田町へ、二里八丁」の道標がありました。
「鵜沼中山道」交差点に、出て来ました。交差点の向こう側に、復元された「鵜沼宿 高札場」が見えます。
交差点を渡った所に、境界を示す「是より東、尾州領」の「傍示（ぼうじ）石」が建っていました。左手の道を挟んで、「鵜沼宿 高札場跡」がありました。
6/20 16:27
交差点を渡った所に、境界を示す「是より東、尾州領」の「傍示（ぼうじ）石」が建っていました。左手の道を挟んで、「鵜沼宿 高札場跡」がありました。
常夜灯の向こう側に、西行きの案内標識がありますが、東に歩く場合には、全く役に立ちません！
「ここは中山道 鵜沼宿」「これより うとう峠 左」と、記されていました。 中山道は、左の「うとう峠」方面に進みます。
中山道「鵜沼宿 東の見附跡」と、「赤坂の地蔵堂」でした。 「東の見附跡」は、「鵜沼宿」への東入り口です。ここが本日の中山道歩きの、ゴールです。
6/20 16:37
中山道「鵜沼宿 東の見附跡」と、「赤坂の地蔵堂」でした。 「東の見附跡」は、「鵜沼宿」への東入り口です。ここが本日の中山道歩きの、ゴールです。
「赤坂地蔵堂」は、三方向からの道に挟まれた、三角地の中に、お祀りされていました。画面は三角地の左側の道です。中山道はこの道で、左折して「うとう峠」に向けて、登って行きます。
6/20 16:37
「赤坂地蔵堂」は、三方向からの道に挟まれた、三角地の中に、お祀りされていました。画面は三角地の左側の道です。中山道はこの道で、左折して「うとう峠」に向けて、登って行きます。
曲がった先の、中山道「うとう峠」方面です。登りが続いていました。
「赤坂地蔵堂」前まで、戻ってきました。ここから、JR鵜沼駅を目指して、下って行きます。
国道21号線に、降りて来ました。この先の交差点を右折すると、JR鵜沼駅のようです。
JR鵜沼駅です。図書館か美術館と見間違うような、洗練されたデザインです。
ホームからの眺めです。向こう側に、連絡路で結ばれた「名鉄 新鵜沼駅」が見えます。
感想
梅雨に入っていますが、連日好天気が続いています。天気予報によると、この好天気も本日まで、明日より崩れるとの事です。早起きして、中山道歩きの続き「加納宿〜鵜沼宿」間を、歩いてきました。
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