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記録ID: 1177062
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沢登り
飯豊山

門内沢〜北股岳〜石転び沢、梅花皮滝

2017年06月20日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.2km
登り
1,939m
下り
1,931m

コースタイム

日帰り
山行
10:35
休憩
1:15
合計
11:50
5:50
20
スタート地点
6:10
6:10
125
8:15
8:30
45
梅花皮滝
9:15
9:15
75
10:30
10:30
95
12:05
12:15
45
ギルダ原
13:00
13:15
5
13:20
13:30
10
南西尾根
13:40
13:50
25
北股岳
14:15
14:30
70
15:40
15:40
95
17:15
17:15
25
17:40
ゴール地点
【梅花皮滝について】
世界百名瀑の一つ、落差270m、7段の滝。国内における世界百名爆の中で第2位の落差を誇る(1位は立山の称名滝、落差349m)。「世界百名瀑」は写真家 白川義員氏ら9人によって推薦・選考された国内外の100の滝。
雪渓が残っている時期のみ滝壺までたどり着くことが出来る幻の滝とされる(5月下旬から6月上旬くらい)。滝の途中がくの字に曲がっているので全段を見るのは難しい。梶川尾根の滝見場からでも直線距離1.6キロで望むことが出来る。倉手山山頂からも望むことができる。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
石転び沢は滝沢出合の300m下流付近より雪渓を歩ける。降り口に赤布あり。その後は安定した雪渓が続くが落石には注意。上流部の中ノ島付近からは特に急登。
門内沢はバリエーションルートです。傾斜が増す1450〜1500mで2回も落石を目撃する(雪渓中央部を音もなく自動車並みの速度で転がっていく)。雪渓の真ん中でゆっくり休憩しない方が良さそうです。
飯豊山荘へ向かう途中。飯豊山が見えてきた。
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飯豊山荘へ向かう途中。飯豊山が見えてきた。
長者原より望む飯豊連峰。
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長者原より望む飯豊連峰。
アカツメクサと飯豊連峰
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アカツメクサと飯豊連峰
登山口をスタート
登山口をスタート
温身平を通過
梅花皮沢の第4砂防ダムを通過
梅花皮沢の第4砂防ダムを通過
ヘツリ道から下つぶて石(左下)が見えてきた
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ヘツリ道から下つぶて石(左下)が見えてきた
ここは一時的に河原へ降りて雪渓の脇を通過。そして再び夏道へ。
ここは一時的に河原へ降りて雪渓の脇を通過。そして再び夏道へ。
この赤布の地点より夏道から雪渓歩きが始まる。ずっと安定した雪渓が続く。
この赤布の地点より夏道から雪渓歩きが始まる。ずっと安定した雪渓が続く。
滝沢の出合にかかる3mの滝。左岸尾根から巻いて滝沢へ降りる。
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滝沢の出合にかかる3mの滝。左岸尾根から巻いて滝沢へ降りる。
滝沢に降りると安定したほぼ雪渓が続く。
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滝沢に降りると安定したほぼ雪渓が続く。
一か所のみ雪渓が切れている。
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一か所のみ雪渓が切れている。
登ってきた雪渓を振り返る。
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登ってきた雪渓を振り返る。
奥に梅花皮滝が見えてきた。
奥に梅花皮滝が見えてきた。
右岸の岩壁を登攀して滝の全貌を確認する。
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右岸の岩壁を登攀して滝の全貌を確認する。
岩壁にはニッコウキスゲとヒメサユリの共演が見られた
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岩壁にはニッコウキスゲとヒメサユリの共演が見られた
岩壁に登って対岸を望む
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岩壁に登って対岸を望む
7段270mの梅花皮滝。
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7段270mの梅花皮滝。
滝上部をアップ。
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滝上部をアップ。
画像では6段しか確認できない。左下はヨツバシオガマ。(元サイズあり)
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画像では6段しか確認できない。左下はヨツバシオガマ。(元サイズあり)
梅花皮沢へ戻り石転び沢出合へ。左は石転び沢で右の門内沢へ進む。(元サイズあり)
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梅花皮沢へ戻り石転び沢出合へ。左は石転び沢で右の門内沢へ進む。(元サイズあり)
門内沢の上流部は幾つもの支沢に分かれている。中央の雪渓が門内小屋方面へ突き上げる沢。
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門内沢の上流部は幾つもの支沢に分かれている。中央の雪渓が門内小屋方面へ突き上げる沢。
門内沢下流方向。
門内沢下流方向。
門内沢の源頭部はかなりの勾配。
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門内沢の源頭部はかなりの勾配。
詰めた雪渓を振り返る。
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詰めた雪渓を振り返る。
門内小屋が小さく見えてきた
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門内小屋が小さく見えてきた
ギルダ原付近の窪地の雪渓に出る。中央奥に門内小屋。
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ギルダ原付近の窪地の雪渓に出る。中央奥に門内小屋。
目指す北股岳。
北股岳の登りにて梶川尾根を振り返る。
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北股岳の登りにて梶川尾根を振り返る。
北股岳への登り。主稜線の西側は残雪は殆ど残っていない。西側の斜面は暑い。
北股岳への登り。主稜線の西側は残雪は殆ど残っていない。西側の斜面は暑い。
二ツ峰、二王子岳方面。
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二ツ峰、二王子岳方面。
北股岳山頂。登山道修復資材が置いてあった(元サイズあり)
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北股岳山頂。登山道修復資材が置いてあった(元サイズあり)
鳥居と山頂。
門内岳方面の展望。
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門内岳方面の展望。
飯豊山〜大日岳方面のパノラマ。(元サイズあり)
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飯豊山〜大日岳方面のパノラマ。(元サイズあり)
現在、新発田方面への通り抜け不可。赤谷林道の出入口付近で崩落があるため。
現在、新発田方面への通り抜け不可。赤谷林道の出入口付近で崩落があるため。
おういんの尾根を少し下ってみる。尾根上部の様子。
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おういんの尾根を少し下ってみる。尾根上部の様子。
ハクサンイチゲのお花畑と大日岳
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ハクサンイチゲのお花畑と大日岳
雪渓に覆われた洗濯平と大日岳
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雪渓に覆われた洗濯平と大日岳
ハクサンイチゲと烏帽子岳、御西岳。
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ハクサンイチゲと烏帽子岳、御西岳。
北股岳に戻り、梅花皮岳小屋に向けて下る。一部残雪に覆われている(左下)。
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北股岳に戻り、梅花皮岳小屋に向けて下る。一部残雪に覆われている(左下)。
北股岳〜梅花皮小屋も、お花畑が点在している
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北股岳〜梅花皮小屋も、お花畑が点在している
ウスユキソウとイワカガミ
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ウスユキソウとイワカガミ
オヤマノエンドウ
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オヤマノエンドウ
梅花皮小屋の周辺はミヤマキンバイやハクサンイチゲが群生。
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梅花皮小屋の周辺はミヤマキンバイやハクサンイチゲが群生。
梅花皮小屋の内部の様子(上段は2階、下段は1階)。なかなか広くて快適な小屋。ロフト(中3階)もあり、トイレも使用可能。管理人は不在。
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梅花皮小屋の内部の様子(上段は2階、下段は1階)。なかなか広くて快適な小屋。ロフト(中3階)もあり、トイレも使用可能。管理人は不在。
梅花皮小屋直下の石転び沢へ下る登山道。
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梅花皮小屋直下の石転び沢へ下る登山道。
北股岳を振り返る。
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北股岳を振り返る。
梅花皮小屋を振り返る
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梅花皮小屋を振り返る
石転び沢の雪渓上部はかなり急勾配。手前に中ノ島が見えてきた。
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石転び沢の雪渓上部はかなり急勾配。手前に中ノ島が見えてきた。
トレースがいくつも付いていた。
トレースがいくつも付いていた。
雪渓上部の斜度。
雪渓上部の斜度。
中ノ島より下流を望む。
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中ノ島より下流を望む。
中ノ島を振り返る。このあたりから少し勾配は落ち着く
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中ノ島を振り返る。このあたりから少し勾配は落ち着く
北股岳方面の岩稜を見上げる。左の鞍部が梅花皮小屋方面。(元サイズあり)
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北股岳方面の岩稜を見上げる。左の鞍部が梅花皮小屋方面。(元サイズあり)
所々にに石が残っている。
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所々にに石が残っている。
雪渓と岩壁の間はシュルント(深い隙間)になっているので要注意。
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雪渓と岩壁の間はシュルント(深い隙間)になっているので要注意。
再び石転び沢の出に戻る。
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再び石転び沢の出に戻る。
地竹原付近を通過
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地竹原付近を通過
支流の梶川上流方向。
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支流の梶川上流方向。
雪渓の崩落が始まる地点の手前から夏道へ入る。
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雪渓の崩落が始まる地点の手前から夏道へ入る。
夏道は歩きやすいが小刻みなアップダウンとヘツリ有り。
夏道は歩きやすいが小刻みなアップダウンとヘツリ有り。
雪渓を横から見た断面。自然にできたアーチ状の構造が印象的。
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雪渓を横から見た断面。自然にできたアーチ状の構造が印象的。
栃ノ木に架けられた看板。
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栃ノ木に架けられた看板。
伏流水となってわき出す水は透明感あり冷たくておいしかった。
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伏流水となってわき出す水は透明感あり冷たくておいしかった。
砂防ダムの脇の階段を降れば温身平は近い。
砂防ダムの脇の階段を降れば温身平は近い。
下山後、梅花皮荘へ立ち寄り日帰り入浴。
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下山後、梅花皮荘へ立ち寄り日帰り入浴。
(おまけ)倉手山の登山口にある梅花皮滝の看板(元サイズ)
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(おまけ)倉手山の登山口にある梅花皮滝の看板(元サイズ)

感想

・滝沢は出合付近に滝がかかっているため左岸尾根から巻いて入渓。その先は梅花皮滝の直下までほぼ雪渓に覆われている。
・門内沢は石転び沢と違って上流部が多方向に枝分かれしており選択肢が多い。いずれも源頭部が急登だが、その中でも門内小屋付近に突き上げる支沢が比較的緩やかそうに見える。
・ハクサンイチゲは北股岳周辺でまだ見ごろ。
・石転び沢は梅花皮小屋から中ノ島までは特に急な雪渓だが目印などはなくトレースが幾つも出来ている。
・主稜線の東側(山形県側)は連年より残雪がかなり多い感じを受けた。
・暑い日の雪渓コースは快適。天然のクーラーのように冷風が吹き下ろし体温の上昇を抑えてくれる。

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