空木岳 池山尾根から
- GPS
- 09:48
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 2,041m
- 下り
- 2,049m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:48
天候 | 曇りがち |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんど夏道が出ているので、アイゼンは不要でした。空木平小屋周辺は残雪がありますので、夏道が不明瞭なところがあるので注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
コンロ
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
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感想
空木岳は以前、伊那川ダム(木曽側)から登ったことがあるが、今回は池山尾根から登ることにして、登山口に向かった。林道を進んでいくと空木岳登山道入口(第二取付点)を少し過ぎたところに駐車場とゲートがあり、自動車が一台。男性が出発するところだった。ゲートは開いていたが、張り紙が有り、落石の危険があるため入らないようにとのこと。登山者は500mほど戻ったところの登山道入口から入山するようにとある。それならと自分もここに駐車することにして準備をして出発した。薄曇りだが、ヤマテンによると良くなってくる予報だった、大展望を期待しよう。
30分ほど登ると林道終点の広い駐車場に着くが、自動車が2台駐まっている・・・良く分からないが、どうもそういうことなのだろう(?)。体力維持も目的なので余分に歩くことに抵抗はないが・・・ここから池山尾根の登山道に入っていくことになるが、良く整備された広い道で歩きやすいし、分岐点には立派な道標もあり、迷うこともない。戦後に植林されたというカラマツの森を抜けていくと、池山に登る登山道(急峻)と巻道と思われる遊歩道との分岐に差し掛かる。池山は下山時に寄ることにして遊歩道と書かれた方に歩みを進めるが、遊歩道と登山道の表記の違いは何なのだろうか?道に特に違いはないような気がするし、最終的な標高差も同じだ。他にハイキングコースとかの表記もあるところもあった。どうもそういうことなのだろう(?)。
標高2000mも超えるとイワカガミが可愛い花を咲かせて群生している。山歩きをしていてほっこりする場面だ。ここのイワカガミは栄養がいいのか、色鮮やかで大きめで見事なものでした。
さらに進むと迷尾根に入っていくが、残雪はないので特に問題はなかった。クサリやハシゴがしっかり付いているので逆に安心です。ただ、落ちたらちょっとヤバい感じのところは細尾根だからあるね。中途半端な残雪時は神経使いそうだ。
頂上へはこれまた分岐があり、駒石方面から目指すことにする。シャクナゲはまだ咲いていなかったが、キバナシャクナゲが頂上近くになると咲いていた。シャクナゲの見頃はもう少し先になるようだ。下山してきた方によると、今年は少し遅いそうだ。立派なシャクナゲの木がたくさん生えていたので見てみたいものだ。
最近、歳のせいか標高が上がって酸素が薄くなると足が極端に上がらなくなってくる。嫌になっちまう。それでも、なんとか頑張って山頂に到着するとお楽しみの大パノラマが待っていた。遠方は少しガスっているが素晴らしい景色だ。伊那谷と木曽谷を両側に望める素敵な場所だ。
下山は空木平に降りるカールに残雪が多く残っていたので、滑って降りるのもいいかなと思いシリセード、足スキー、滑落訓練?転倒技を駆使し空木平小屋に向かった。雪が柔らかいのでこちらの方が楽で楽しいかもね。ただ、小屋周辺は残雪で夏道がわかりにくいので注意です。自分も少し降りすぎて登り返しました。小屋から分岐まではまだ整備されていないのでちょっと歩きにくいですね。
下山時に寄った池山からは木曽駒千畳敷カールがよく見えるし、駒ヶ根の街や南アルプスの山並みも見ることができます。今日は晴天とまでいかなかったけれど、2800m級の山ならではの大パノラマを楽しむことができてよかったな〜もうあとは下るだけと思っていたら、真っ白なギンリョウソウが大軍で見送ってくれた。ここのギンリョウソウも栄養がいいのか、でかくて立派だった。ひ弱なイメージがあったけど意外でした。
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