受講準備に半年もかかった💦独力系クライミング講習会【インドアで学ぶアウトドアクライミング講習会】
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
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写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
グローブ
ロープ
ハーネス
チョーク
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
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感想
兼ねてからの念願であるアウトドアのクライミングを目指して、この夏は修行体制になっているのだが、兎にも角にも外でできるようにならないと話にならない。
クライミングジムに行けば、独学でも登る力はつくけど、外岩は『登れま~~す』だけじゃ当然無理で、安全確保のために道具の扱いの技術が要求される。
たとえば、ヌンチャクを岩のフック引っ掛け、ロープを通して登っていく、『マスターリード』と呼ばれる登り方や、『結び替え』と呼ばれる技術。
あと、『懸垂下降』・・・といっても、壁に張り付いたまま、登ってきたロープを手繰ったりする、スーパー大変なヤツ。しかも垂直の壁にぶら下がりながらの作業はかなり怖い。
他にも外岩のマナーとか、教科書に書いてあるけど、実際は違うこととか結構あったり、乗ってないけど絶対やってはいけないことなんかモロモロ必要になってくる。
いつも通うクライミングジムに、アウトドアに『マジで自力で出て行くため』とうたったコースがあったので、半年ほど前からこれを受けようと決めていた。
だが・・・・これには大きな壁があった。
『自力系の講習』は、誰にでもおいそれと教えてくれるわけではないのである。
((((;゜Д゜)))))))
実際、壁に張り付いたまま作業しなければならないので、あるグレードのリードクライミング(ロープを自分でかけながら登る)が安定して登れないとダメという条件があり、これは、初心者お断りなのだ。
センスのいい人なら数ヶ月で達せられるものだが、センスがない我々にはなかなか手厳しい条件である。しかもこれまでチンタラやっていたので、この条件にギリギリ達していなかったので、ここ数ヶ月間は特訓に走ることになる。
もっとも私の弱点は
『人の2-3倍体が硬い』
というところにあった。
((((;゜Д゜)))))))
『手に足』という、手で持っているホールドに足を乗せるという、体が硬い人にとっては"拷問"のような技があるのだが、みんなでトライした時、私だけできず、数度のトライの上、成功してホールドの上に立てた。
このときには周りから
『うわーーー!!おめでとう!!』
と歓声が上がったという思い出がある。
気持ち的には
アルプスの少女ハイジのラストで、
『クララが立ったーーー!!』
とハイジ達に言われたクララの心境である。
(;´д`)
しかし、その後、毎日のストレッチを絡め、週二回ペースでボルダリングに通ったのだが、さすがに成果が出て、グレードを突破でき、受講できるに至った。
実は1ヶ月ほど前にスタッフと話をした時、
「グレードに達していなくても受講していいですよ」
と言われてはいた。
でもそれを目標に数ヶ月特訓していたので、ここで妥協するのも・・・と思い。
「そのグレードを登れるようになってから受講します」
と、わざわざチャンスを棒に振ったのである。
男気のあるカッコイイ断り方?である。
(;´д`)
「そんな、こだわらないで、受講しちゃえばよかったかな?」
とも思ったが、趣味とはいえ、やはり、ここまで頑張っておいて目標を諦めるのも、なーんかやな感じだったのだ。
ただ、結果的に断ってよかったなと思った。
講習前に、久しぶりにトップロープをやったのだが、驚いたことに、相棒も私も、一つグレードが上がっていた。リードと、ボルダリングばかりやっていたので全然気づかなかったのだが、5.11台にもうすぐ手が届きそうになっていることを実感した。
「ああ、努力した結果が出てんだな・・・」
その嬉さひとしおだった。
あと、実地講習を受ければ、はれて自由にフリークライミングができるようになる。
簡単な岩場ならやれそうなので、少し触っておこうかなとも思っている。
カジャロさん達に相当触発されています♪
パートナーと一緒にスキルアップして行く姿が素敵で、羨ましいです。僕も今月からチマチマと練習中で、まだトップロープで5.9を足自由で登るくらいですけど、リードで5.10aをキレイに登れるのが当面の目標かな〜★
うう〜、僕も早く外岩に行ってみたい
wakatakeyaさんこんにちは
本当はどちらかのスキルが高ければ、もう少しスキルアップが早いのですが、2人ともおんなじくらいなので、ノンビリペースで楽しんでおります。
2人でグレードがあがったときは祝杯のネタになるのは良いです(←そこ?)。
外岩行きたいですよね〜〜
登山をやってる身だと、登るならやっぱアウトドアだよなぁって思いますよね!
wakatakeyaさんのレコに外岩デビューがあがるのを楽しみにしてます!
九州にもけっこうクライミングエリアがありまして、密かに(いつかは)と狙っている場所もあったりします 。
ようやく梅雨らしくなって蒸し暑いものだから、しばらくインドアで練習もいいなぁ。
wakatakeyaさん
こんにちは
インドアやってるとスポーツクライミングにも興味が湧くのでオリンピックを見る楽しみが増えるのがいいですよね。
こないだ、トップロープやってる時に真下をくぐったけしからん女の子とおっさんがいたのですが、なんと白石阿島さんと平山ユージさんでした。ギャフン!
ま・ま・マジですか!
世界トップクライマーの二人を股くぐりさせるなんて、すんげぇ〜!(笑)
「ちょっと、そこ危ないよ!」とか言って欲しかったです
アシマちゃんは帰国したらユージさんとよくセッションしてるみたいですもんね。五輪は米国枠で出場してもらって、日米で表彰台を独占してもらいたいです 。ちなみに女性クライマーでは、渡辺沙亜里さんが同じ久留米市在住なので推してますが、五輪にはちょっと遠いかなぁ
男性クライマーでは、緒方良行くん!ぜひ応援してやって下さい
今年のボルダリング日本代表選手(A代表)で、息子の高校時代の同級生なのです★
ホント危ないですよ。だって僕らが登ってるのですから。
いつ落ちるかわからない。(笑)
わたしも阿島ちゃんはやっぱり、米国枠で出場してほしいなぁ。
ってわかります。
しかし世界は狭いものです。
緒方良行くん、wakatekeyaさんとご縁があったとは・・・
ぜひ応援します!
cajaroaさん、maamさん、こんばんは☽
アイスクライミングまで熟すお二方ですし、日常クライミングジム通われて鍛錬されてますし、もうスキルは充分なのかと思ってましたが、それでも、まだまだなんですか? ザイルワーク、実は難易度は高いんですね
自分、生半可な気持ちで、ザイル&簡易下降器なんか揃えちゃいまして、大して本格的に練習するわけでもないので、お恥ずかしい限りです
もともとクライミングそのものを主体とするわけではなく、いざという時の撤退用としての装備でですが、それなりのスキルがないと撤退もできないわけでして、やっぱりちゃんと習わないとなぁ〜
…とはいえ、時間とお金の問題から、なかなかスキルも磨けず…
そのくせ、撤退時にはザイルが必要な変なルート考えちゃったりして、ちょっと反省ですね…
先日、いつものランニングコースの善福寺川で、懸垂下降の練習できるかなぁ…なんてイケナイ発想しちゃいましたが、多分やったら通報ですよね… ←あ〜やりませんよ、勿論
machagonさんこんにちは
善福寺川で懸垂下降はヤバいでしょう。と言いたいところですが、僕らも夜、蚕糸の森公園のジャングルジムでクライミングの動きを練習したことはあります。ハハ・・・
懸垂下降、雪山で遊んだりしてたけど、壊れない支点の選び方、セルフビレイをとって支点にロープを設置するまでの準備、また、間違えると取り返しのつかない落とし穴対策とか、「降りること以外の部分の方」は、これまでわからなかったので、たとえバリエーションルートであろうと、登山にザイルは持ってってないです。
あくまで、自分たちでやれる範囲で計画し、それでも、行ってヤバければ撤退と割り切ってます。(今後は懸垂想定で行くかもしれませんが・・・)
この手のロープワークって、頭で考えて作業しているようではダメだとおもいます。だって、撤退する状況って、ヤバかったり、テンパってる状況じゃないですか。
末期肝硬変でも、懸垂のシステムが作れるようになる・・・と言うと大げさですが、身体が覚え込ませるくらいにしておかないと、ミスって事故を起こす恐れもあるとおもいます。
登山でやる懸垂のシステムと、クライミングでやる懸垂のシステムはチョット違いますが、支点をとる、セルフをとる、取り返しがつかない場合があると言ったところは共通かと思います。
せっかく師匠がおられるんですから、教わってみては?そう言えば、今月のヤマケイに懸垂下降特集乗ってたので参考になるかと思います。練習は垂直でなくてもできるので熊倉山の急傾斜とかでも出来ると思いますよ。
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