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Yamareco

記録ID: 1180927
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沢登り
東北

一里滝沢

2017年06月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
yoshi-suzuki その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:34
距離
4.5km
登り
405m
下り
413m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
0:00
合計
4:35
9:44
275
スタート地点
14:19
ゴール地点
09:44 スタート(0.00km) 09:44 - ゴール(3.87km) 14:19
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
阿武隈源流本谷の遡行と、スタート場所は同じ。途中から踏み跡を頼りに沢床へ下りたら、正面に見える枝沢が一里滝沢。ここから遡行開始となる。
ナメもあるが、ゴロた岩、樹林帯、釜のへつりなど、バリエーションは豊かと思われる。
今回は一里滝が目当てなので、遡行はここまでで撤収した。

本谷との出合いにかかるヤナノ滝(10m)は右壁を突破する。簡単に登れるとの記載も見られたが意外と登りづらい。下からみると階段状で簡単に行けそうだが・・・。下部は簡単に突破できるが、上部はヌルヌル、足場となる岩は下に向かって寝ており、また、ホールドしたい岩はボロボロ崩れるので、慎重に突破する必要あり。怖いときは、左岸やや後方の崖を登れば、巻くことができる(帰りに見つけたルート)。

ヤナノ滝突破から約1時間で、左岸枝沢の高所から一里滝が落ちている。ガレを50m弱、攀じ登っていくと滝前である。

帰路はヤナノ滝を下降するのは避けたいところ。ザイルを結びつけるのに適した木がなく、フリーは少し怖いので、少し戻って壁を攀じ登り、トラバースしつつ、1つ尾根を越えると微かな踏み跡あり。これを下っていけば、南沢にも出られる。
その他周辺情報 甲子温泉・大黒屋
スタート地点から少し進んだところ。甲子大橋の下をくぐり、少し進んだカーブ付近に駐車スペースがあり、ここからスタート。ここで駐車できなければ、少し手前にも置ける。
2017年06月24日 09:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 9:47
スタート地点から少し進んだところ。甲子大橋の下をくぐり、少し進んだカーブ付近に駐車スペースがあり、ここからスタート。ここで駐車できなければ、少し手前にも置ける。
スタートして間もなく、甲子大橋の下を通る。
2017年06月24日 09:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 9:48
スタートして間もなく、甲子大橋の下を通る。
クマさんの巣窟らしい。そもそも阿武隈川は大熊川・逢熊川が転じたもので、元々この一帯は熊の棲家である。
2017年06月24日 09:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 9:48
クマさんの巣窟らしい。そもそも阿武隈川は大熊川・逢熊川が転じたもので、元々この一帯は熊の棲家である。
地形図上の966m付近に一里沢に下る踏み跡あり。実はほぼ同じ地点に右に分岐する踏み跡が2つあるが、最初の踏み跡を辿ると、途中で消える(眼下に堰堤が見える)。どうも崩落により廃道となったものと思われる。2つめの分岐が正解
2017年06月24日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 10:01
地形図上の966m付近に一里沢に下る踏み跡あり。実はほぼ同じ地点に右に分岐する踏み跡が2つあるが、最初の踏み跡を辿ると、途中で消える(眼下に堰堤が見える)。どうも崩落により廃道となったものと思われる。2つめの分岐が正解
写真では緩やかな傾斜に見えるが、踏み跡の最後からは崩落が進んでいるので、場所を選びながら急斜面を下る。
2017年06月24日 10:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 10:08
写真では緩やかな傾斜に見えるが、踏み跡の最後からは崩落が進んでいるので、場所を選びながら急斜面を下る。
本谷に下りて対岸正面に見えるのが一里滝沢。沢登りルートで有名な南沢はこの50mほど下流である。
2017年06月24日 10:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 10:08
本谷に下りて対岸正面に見えるのが一里滝沢。沢登りルートで有名な南沢はこの50mほど下流である。
巨岩の先、出合いにかかるヤナノ滝(10m)
2017年06月24日 10:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 10:10
巨岩の先、出合いにかかるヤナノ滝(10m)
くの字型のなかなか見事な滝。
2017年06月24日 10:14撮影 by  X-T1, FUJIFILM
1
6/24 10:14
くの字型のなかなか見事な滝。
先行する友人をヤナノ滝下部から
2017年06月24日 10:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 10:21
先行する友人をヤナノ滝下部から
この段階ではまだ余裕・・・
2017年06月24日 10:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/24 10:21
この段階ではまだ余裕・・・
ここからは、ホールドしたい岩はボロボロ崩れるモロさ。足場は階段状とはいえ、下に寝ており、しかもヌルヌルでフリクションが効かない。
2017年06月24日 10:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/24 10:23
ここからは、ホールドしたい岩はボロボロ崩れるモロさ。足場は階段状とはいえ、下に寝ており、しかもヌルヌルでフリクションが効かない。
慎重に三点支持で突破した。もしかしたらフリクションが効くかどうかは、時期等、渓相次第かもしれない。
2017年06月24日 10:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/24 10:24
慎重に三点支持で突破した。もしかしたらフリクションが効くかどうかは、時期等、渓相次第かもしれない。
ヤナノ滝のすぐ上の小滝は左岸から簡単に登れる。
2017年06月24日 10:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/24 10:27
ヤナノ滝のすぐ上の小滝は左岸から簡単に登れる。
小ぶりだが綺麗な滝
2017年06月24日 10:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 10:34
小ぶりだが綺麗な滝
ヤナノ滝突破から約1時間で、左岸枝沢高所にかかる一里滝が姿を現わす。急なガレを約5分ほど登っていく。
2017年06月24日 11:37撮影 by  X-T1, FUJIFILM
6/24 11:37
ヤナノ滝突破から約1時間で、左岸枝沢高所にかかる一里滝が姿を現わす。急なガレを約5分ほど登っていく。
水量は少ないが、規模・カタチともに申し分ない。
2017年06月24日 12:11撮影 by  X-T1, FUJIFILM
6/24 12:11
水量は少ないが、規模・カタチともに申し分ない。
2段(上下各50m、計100m)の見事な滝である。
2017年06月24日 12:26撮影 by  X-T1, FUJIFILM
6/24 12:26
2段(上下各50m、計100m)の見事な滝である。
ヤナノ滝落ち口。帰路はヤナノ滝を降下せず、少し手前まで戻って、壁を攀じ登り、少しトラバースすると、緩やかな尾根に微かな踏み跡がある。
2017年06月24日 13:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/24 13:26
ヤナノ滝落ち口。帰路はヤナノ滝を降下せず、少し手前まで戻って、壁を攀じ登り、少しトラバースすると、緩やかな尾根に微かな踏み跡がある。
帰りに立ち寄った南沢F1滝。規模は8mほどだが、なかなか良い滝だ。
2017年06月24日 13:44撮影 by  X-T1, FUJIFILM
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6/24 13:44
帰りに立ち寄った南沢F1滝。規模は8mほどだが、なかなか良い滝だ。
中央部から右のクラックを頼りに中央突破で簡単に登れそうだ。
2017年06月24日 13:45撮影 by  X-T1, FUJIFILM
6/24 13:45
中央部から右のクラックを頼りに中央突破で簡単に登れそうだ。
南沢からいったん戻り、急斜面を下る。これを下れば、ヤナノ滝、右岸手前(巨岩が転がる手前)に出る。これはヤナノ滝の巻きにも使えそうだ。
2017年06月24日 14:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/24 14:05
南沢からいったん戻り、急斜面を下る。これを下れば、ヤナノ滝、右岸手前(巨岩が転がる手前)に出る。これはヤナノ滝の巻きにも使えそうだ。

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 カラビナ クイックドロー スリング ディッセンダー 渓流シューズ
備考 自分はフェルトソールの沢靴、友人はラバーソールの沢靴で行った。自分は普段、ラバーソールの沢靴で通しているせいか、やはり足の運びで戸惑いはあった。濡れている岩はフェルトに軍配が上がるようだったが、ガレの突破、壁の突破ではやはりラバーのほうが安全。総じて、ラバーのほうが有利かもしれない。
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