十勝岳、暴風の深夜山頂に待機して美瑛岳に

2017年07月01日(土) [日帰り]

• GPS: 14:29
• 距離: 17.3km
• 登り: 1,527m
• 下り: 1,511m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:36

20:23 スタート地点
20:52 20:52 吹上温泉分岐
21:24 21:24 十勝岳避難小屋
22:24 22:25 昭和火口
23:59 十勝岳

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:01

3:52 十勝岳
4:03 4:05 2008m平坦地
4:12 4:12 鋸岳
4:47 4:48 美瑛谷３稜の頭
4:54 4:54 美瑛谷２稜の頭
5:04 5:05 美瑛谷１稜の頭
5:54 5:59 美瑛岳分岐
6:21 6:48 美瑛岳
9:45 9:45 吹上温泉分岐
10:53 ゴール地点

天候

快晴の後、曇り、視界不良、曇り

アクセス

札幌から三笠経由で

コース状況／危険箇所等

前十勝〜十勝岳　：最後の急登部は、登り口の両脇がえぐれているので視界不良の時は注意
十勝岳〜美瑛岳　：初めて行く人は、視界不良時に迷い安いので注意
ポンピ沢：問題なく渡渉できます
函状の沢：雪渓を歩けます

その他周辺情報

白金温泉　国民保養センター　３００円　安いです。シャンプー、石鹸ありません
http://bellac.web.fc2.com/Resized/kokuminhs.htm

写真

7/1 3:00

3時、夜明け前の十勝岳山頂、ガスが晴れてきました。
写真はここからスタート、深夜はかなりの暴風でした

7/1 3:13

富良野岳方面
とても太陽がでる雰囲気はありません

7/1 3:56

十勝岳を下って美瑛岳方面に向かいます、
背面からの十勝岳

7/1 4:32

十勝岳〜美瑛岳稜線
エゾノツガザクラの群生いっぱい

7/1 5:14

ツガザクラ好きです

7/1 5:18

チングルマは今からって感じ

7/1 5:20

キバナシャクナゲは、もう終わりかけ

7/1 5:22

エゾクザクラも、これからって感じです

7/1 5:28

イワウメが咲いています

7/1 5:30

稜線は、ガスガス

7/1 5:54

美瑛岳直下にて、美瑛富士とオプタテがかすかに見える

7/1 6:21

ミネズオウ

7/1 6:22

美瑛岳頂上もガスガス

7/1 7:21

十勝岳方面もガスの中

7/1 7:41

美瑛岳直下にもツガザクラいっぱい

7/1 8:18

サンカヨウが今頃咲いているんだあ

7/1 8:33

ポンピ沢の渡渉は楽ちん

7/1 8:47

函状の沢は雪渓に埋もれています

7/1 8:52

ポンピ沢〜望岳台稜線はエゾコザクラ満開

7/1 9:06

イソツツジ

7/1 9:09

メアカンキンバイ

7/1 9:10

ツガザクラ

7/1 9:18

ミクロの世界を見る

7/1 9:19

小さい赤い実

7/1 9:20

かわいい

7/1 9:22

不思議な世界

7/1 9:36

イワブクロ

7/1 9:36

メアカンキンバイ

7/1 10:20

望岳台のナッキーポントで　シマリスさん

撮影機器：

FUJIFILM X-T1 ボディ 富士フイルム

FUJIFILM X-T10 ボディ 富士フイルム

FUJIFILM X-T2 ボディ 富士フイルム

装備

個人装備

冬用のゴアのアウター ノースのアコンカグアフーディのダウンジャケット
ノースのアルパインライトパンツ マウンテンレインテックス
撮影機材<br />カーボン三脚２台 カメラX-T2 T1 T10の３台<br />レンズ　XF１２ １６ １６−５５ １００−４００mm

備考

前十勝岳の途中で引き返しても良かったと思いました
次回のナイトハイクは！ダウン2枚、ツェルトとダウンパンツを必携します

感想

regacyken

6月30日から7月1日
望岳台〜十勝岳〜美瑛岳〜望岳台。
今回は、星とご来光、お花、ナッキーを撮影するため、最近では一番の重装備。カーボン三脚2台、カメラ3台、レンズ4本（400mmの重量級望遠を持参）
望岳台発20時30分、予報では23時くらいから少しの雲がかかる感じ。しかし、避難小屋までは快晴でしたが、前十勝から視界が数mの強風となり、前がほとんど見えない。gpvの雨雲レーダー見ても雲が少ない状況だったので、GPSを使って、ゆっくり頂上へ。しかし、頂上はさらに暴風で、視界はほとんど無し。眠いし、寒いし、帰りたくても帰れない孤独感いっぱい。この時0時、日出までので3時間以上　岩陰に隠れ、待ちました。

1時間30分、寝そべっていたときに明るいライトが見え、トレランらしき二人組が富良野岳方面から来ました、こんなガスと暴風の中を歩くと超人といえばあの人くらいしかいないと思っていましたが、レコを拝見し、pakuminさん、STHさんでした。

自分的は、暴風頂上待機は、ここ10年で一番つらい登山。朝になってもガスガス。明るくなるのを待って、風も強風程度になったので美瑛岳への向かいました。十勝岳から美瑛岳への稜線のお花畑でなんとか癒されました。まったく、寝ないで歩いたので札幌に戻る途中、危なくなり、久しぶりに仮眠して戻りました。お花はすべて16mm　F1.4のレンズで撮影ています。今回の気象パターンを記憶し、次回のナイトハイクに役立てたいと思いました

コメント

happu1411

エゾノツガザクラとミネズオウ〜☆彡
regacykenさん、
こんばんは♪
山頂での暴風待機、大変お疲れさまでした！
荒天の中、低体温症になってしまわないかと…心配です。。
星空とご来光は残念でしたが、
お花たちが瑞々しく、とても素敵なカットです。
特にエゾノツガザクラとミネズオウ…関東にはない
ピンクのお花たちは、とっても可愛く羨ましいですね。
これからもregacykenさんならではの、
星空にご来光に、お花たちのお写真、期待しております。
happuより

regacyken

Re: エゾノツガザクラとミネズオウ〜☆彡
happuさん、ご心配かけました。深夜0時に山頂を目指す登山のリスクについて考えさせられた登山でした。装備は冬用のアウター、ダウンを上のみ持参し！ダウンパンツを置いてきたため、ちょっと失敗。それで、下山するのも寂しいので、お花畑を目指して縦走しまし。ツガザクラなでのムラサキの花は色合いが映えて素敵に写りました。コメントありがとうごさいました。

gaku7

お疲れ様
天候、回復しなかったんですね。
望岳台に23時頃着いた時、十勝岳は雲の中でした。
けんさんの車見て、登ってるんだなあと思いました。
快晴なら避難小屋までと思ってましたが止めました。
あの状況下で単独で登る気力には頭が下がる思いです。

regacyken

Re: お疲れ様
がくさん、こんにちは。前十勝の手前までは快晴で天の川を見えましたが、あっという間に曇り真っ白になりました。ここで、下山してがくさん達と合流しようかとかなり、迷いました。十勝岳に近づくほど風が強く視界不良になりました。冬用のアウターを着ていたので寒くはなかったのですが、頂上に着いた時はとても回復するような天気ではありませんでした。十勝岳から富良野岳に行ってがくさん達と合流しようかと考えましたが、富良野岳方面もどんよりでしたので、美瑛岳に向かいました。いい経験になり、ナイトハイクはより保守的に判断したいと思いました。

tsuririn

無事で何よりです。
避難小屋に避難したのかと思いきや、山頂で過ごしたのですか？
カメラもたくさん担いで相当重かったでしょうに。

暖かい日にナイトハイクご一緒したいです(笑)

regacyken

Re: 無事で何よりです。
つりさん、心配かけありがとうございます。避難小屋通過時は、快晴のほぼ無風状態。
前回85リッターでテント泊行ったので、軽く感じました。つりさん、タイミング合えば、ナイトハイク一緒に行きましょう