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Yamareco

記録ID: 1185099
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県総社市 ヒイゴ池〜権現岳〜秋葉山+タンチョウ&ヒマワリ

2017年07月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:49
距離
9.3km
登り
366m
下り
355m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:26
休憩
1:21
合計
3:47
7:58
16
スタート地点(総社北公園駐車場)
8:14
8:56
39
ヒイゴ池湿地
9:35
9:38
2
総社北公園古墳広場
9:40
9:48
19
青谷川3号墳
10:07
10:07
8
権現岳登山口
10:15
10:25
6
権現岳展望台
10:31
10:31
1
権現岳登山口(2回目)
10:32
10:32
18
秋葉山南登山口
10:50
10:52
5
秋葉神社
10:57
11:07
11
秋葉山頂上
11:18
11:19
19
秋葉山東登山口
11:38
11:43
2
総社北公園親水広場
11:45
ゴール地点(総社北公園駐車場)
総社の7月上旬の動植物を楽しむコース
歩行距離9km、歩行時間2時間30分、歩行数13,700歩
天候 曇り時々晴れ(雲量8)
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 総社北公園の第3駐車場を利用しました。駐車場はいくつかありますが、利用者がいない日や時間帯は閉鎖している所もあります。ヒイゴ池湿地の駐車場は狭く、トキソウやサギソウの時期は利用者が多いので、長時間停めるのは控えたほうがいいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
 ヒイゴ池湿地は木道、権現岳と秋葉山登山道は土道、その他はアスファルト道です。今回は雨上がりで、一部、水たまりやぬかるみもありましたが、なんとか滑らずにすみました。秋葉山は南からの道のほうが急なので、地面が濡れているときなどは今回のように南から登って東へ下りたほうが安全です。
 
 権現岳登山道は、最初は砂利や土の道でぬかるみも多く、道の端の溝には水が流れ、一部、水たまりもありました。途中からは乾いた落ち葉の道です。緩やかなので大雨でなければ大丈夫でしょう。

 秋葉山南登山口<写真32>から頂上<写真36>までは草が刈られた細道で、かたい粘土が多いので大雨のときには水が流れるかもしれません。たまに石埋まりや水たまり、崩れやすそうな岩盤、乾くとかえって滑りやすそうなザラついた土があります。階段状の道が多いので、上りでは滑らずに歩けると思います。

 秋葉山頂上<写真36>から秋葉山東登山口<写真42>までは、緩やかな階段状の土道です。下山開始から最初に出てくる丸太の階段は、周辺の土が崩れていたのでよけたらぬかるみで滑りかけましたが、大丈夫でした。この1本以外は問題ありません。
その他周辺情報  アフター登山は国民宿舎サンロード吉備路の「マスカット」でおいしいランチ(ビュッフェ)を食べ、隣の「きびじつるの里」で生後一ヶ月余りのタンチョウのヒナを見て、さらに備中国分寺で満開のヒマワリを観賞しました。
01総社北公園第3駐車場
総社北公園の駐車場は4ヶ所ほどありますが、午前8時頃に開放しているのは、この第3駐車場ぐらいでした。この写真の左に見えている斜面を上っていくと、古墳広場<写真21〜23>に行き着きます。
01総社北公園第3駐車場
総社北公園の駐車場は4ヶ所ほどありますが、午前8時頃に開放しているのは、この第3駐車場ぐらいでした。この写真の左に見えている斜面を上っていくと、古墳広場<写真21〜23>に行き着きます。
02ヒイゴ池より西から
       北西方面景観
ヒイゴ池越しに北西方向を望むと、右側に160m峰(双耳峰)と、そのさらに奥に秋葉山(あきばさん)が見えました。池で釣りをしている人が何人かいました。
02ヒイゴ池より西から
       北西方面景観
ヒイゴ池越しに北西方向を望むと、右側に160m峰(双耳峰)と、そのさらに奥に秋葉山(あきばさん)が見えました。池で釣りをしている人が何人かいました。
03カキラン
名前は花の色が柿に似ている蘭という事から付けられています。この少し北西には群生していました。
2
03カキラン
名前は花の色が柿に似ている蘭という事から付けられています。この少し北西には群生していました。
04ニホンカナヘビ
なんと、葉の上に留まっていました。身を隠しているつもりなのでしょうか?
04ニホンカナヘビ
なんと、葉の上に留まっていました。身を隠しているつもりなのでしょうか?
05シオヤアブ♂
シオヤアブは肉食昆虫で、スズメバチやオニヤンマも捕食する昆虫界の最強のプレデター(捕食者)です。正面から見ると、黒い真ん丸な複眼とヒゲのような茶色い毛がユーモラスで、どう猛な感じはまったくしません。
05シオヤアブ♂
シオヤアブは肉食昆虫で、スズメバチやオニヤンマも捕食する昆虫界の最強のプレデター(捕食者)です。正面から見ると、黒い真ん丸な複眼とヒゲのような茶色い毛がユーモラスで、どう猛な感じはまったくしません。
06ヌマトラノオ
通常の草原に生育するオカトラノオと比較し、沼(湿地)に生育することからその名がつけられました。オカトラノオとは違い、花穂を垂れません。ここにはオカトラノオも咲くようです。
06ヌマトラノオ
通常の草原に生育するオカトラノオと比較し、沼(湿地)に生育することからその名がつけられました。オカトラノオとは違い、花穂を垂れません。ここにはオカトラノオも咲くようです。
07ハッチョウトンボ♀
ヒイゴ池を30分程歩き回って、やっとハッチョウトンボのメスを見つけました。全長は1円玉の直径と同じぐらいです。動画も撮りました。
07ハッチョウトンボ♀
ヒイゴ池を30分程歩き回って、やっとハッチョウトンボのメスを見つけました。全長は1円玉の直径と同じぐらいです。動画も撮りました。
08ホソハリカメムシ
体長1cm前後で、茶色い体をしています。交尾中でした。ハリカメムシと迷いましたが、体形から判断しました。
08ホソハリカメムシ
体長1cm前後で、茶色い体をしています。交尾中でした。ハリカメムシと迷いましたが、体形から判断しました。
09ツマグロバッタ♂後ろ姿
後脚の折れ曲がる部分が黒いバッタです。オスは全身が緑がかった黄色をしており、とても目立ちます。ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキという別名があります。
09ツマグロバッタ♂後ろ姿
後脚の折れ曲がる部分が黒いバッタです。オスは全身が緑がかった黄色をしており、とても目立ちます。ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキという別名があります。
10ツマグロバッタ♂
後脚のかかと部分で翅端を蹴るようにして、音を出します。つぶらな瞳が可愛いです。
10ツマグロバッタ♂
後脚のかかと部分で翅端を蹴るようにして、音を出します。つぶらな瞳が可愛いです。
11オオカマキリ幼虫
周りの葉と完全に一体化し、最初は気が付きませんでした。人間を恐れているのか、ずっとフリーズしたままでした。
11オオカマキリ幼虫
周りの葉と完全に一体化し、最初は気が付きませんでした。人間を恐れているのか、ずっとフリーズしたままでした。
12ツマグロヒョウモン♂
翅の表側がヒョウ柄で前翅の先端に黒い部分がないのでオスです。元々西日本中心に見られた蝶ですが、温暖化の影響で、関東地方以西でも観察されるようになりました。コンクリート壁の隙間に口吻を突っ込み、カルシウムなどを摂取しているのでしょうか。
12ツマグロヒョウモン♂
翅の表側がヒョウ柄で前翅の先端に黒い部分がないのでオスです。元々西日本中心に見られた蝶ですが、温暖化の影響で、関東地方以西でも観察されるようになりました。コンクリート壁の隙間に口吻を突っ込み、カルシウムなどを摂取しているのでしょうか。
13アジサイ
ヒイゴ池近くの岡山道(高速道)沿いの斜面にいくつか咲いていました。
13アジサイ
ヒイゴ池近くの岡山道(高速道)沿いの斜面にいくつか咲いていました。
14シオカラトンボ♂
シオカラトンボとは、成熟して水色になったオスにつけられた名前で、茶色いメスは俗にムギワラトンボと呼ばれています。
14シオカラトンボ♂
シオカラトンボとは、成熟して水色になったオスにつけられた名前で、茶色いメスは俗にムギワラトンボと呼ばれています。
15ベニシジミ夏型
ベニシジミの春型と夏型の差は幼虫の日照時間によるといわれています。13時間以下で春型、14時間以上で夏型になるそうです。夏型は翅の表側が黒っぽくなります。
15ベニシジミ夏型
ベニシジミの春型と夏型の差は幼虫の日照時間によるといわれています。13時間以下で春型、14時間以上で夏型になるそうです。夏型は翅の表側が黒っぽくなります。
16トノサマバッタ
日本のバッタの仲間では一番大きく、高い飛翔力を持っています。人の気配に敏感で、撮影が難しいバッタですが、隠れているつもりの所を撮りました。
1
16トノサマバッタ
日本のバッタの仲間では一番大きく、高い飛翔力を持っています。人の気配に敏感で、撮影が難しいバッタですが、隠れているつもりの所を撮りました。
17ツクシハギ
他のハギに比べ、上方にある1枚の花びらの色が薄くピンク色で、下方の蝶形花の二花弁が長いのが特徴です。咲き始めでした。
17ツクシハギ
他のハギに比べ、上方にある1枚の花びらの色が薄くピンク色で、下方の蝶形花の二花弁が長いのが特徴です。咲き始めでした。
18メドハギ
茎を占いの筮(めどぎ)に用いたことから付いた名前です。葉や茎に利尿作用があるとも言われます。やはり咲き始めでした。
18メドハギ
茎を占いの筮(めどぎ)に用いたことから付いた名前です。葉や茎に利尿作用があるとも言われます。やはり咲き始めでした。
19コマツヨイグサ
直径は3cm前後で、黄色い花の咲くマツヨイグサ属では最も花が小さいので、コマツヨイグサの名前が付けられました。天気が悪かったためか、まだきれいに咲いていました。
19コマツヨイグサ
直径は3cm前後で、黄色い花の咲くマツヨイグサ属では最も花が小さいので、コマツヨイグサの名前が付けられました。天気が悪かったためか、まだきれいに咲いていました。
20総社北公園のモニュメント
古墳広場<写真21〜23>と陸上競技場の間にモニュメントがありました。「ALL FOR ONE(万人は一人のために?)」と明記されていました。岡山市出身の片岡幸夫氏の作品だそうです。
20総社北公園のモニュメント
古墳広場<写真21〜23>と陸上競技場の間にモニュメントがありました。「ALL FOR ONE(万人は一人のために?)」と明記されていました。岡山市出身の片岡幸夫氏の作品だそうです。
21すりばち池古墳群その1
造園の際に見つかったすりばち池古墳群の一部を古墳広場として保存してあります。石棺跡と石棺の蓋らしきものが横に並んでいました。
21すりばち池古墳群その1
造園の際に見つかったすりばち池古墳群の一部を古墳広場として保存してあります。石棺跡と石棺の蓋らしきものが横に並んでいました。
22すりばち池古墳群その2
サイズが小さく子供用でしょうか?この西にも似たようなのがありました。
22すりばち池古墳群その2
サイズが小さく子供用でしょうか?この西にも似たようなのがありました。
23すりばち池古墳群その3
石棺の端に木が生えていました。
23すりばち池古墳群その3
石棺の端に木が生えていました。
24青谷川3号墳
総社北公園親水広場<写真44>の北西端の住宅地前にありました。道路の南側からは墳丘と開口部が見えます。これは東側から見たものです。墳丘とアジサイが興味を惹きます。
24青谷川3号墳
総社北公園親水広場<写真44>の北西端の住宅地前にありました。道路の南側からは墳丘と開口部が見えます。これは東側から見たものです。墳丘とアジサイが興味を惹きます。
25青谷川3号墳石室
石室内を覗いてみると、奥行きは浅いですが綺麗に石が積み重ねられた空間でした。
25青谷川3号墳石室
石室内を覗いてみると、奥行きは浅いですが綺麗に石が積み重ねられた空間でした。
26オオキンケイギク
道路脇などでコスモスに似た黄色い花を咲かせる外来植物です。繁殖力が強く一度定着すると、在来種の野草などの生育場所を奪い、周りの環境を一変させてしまう性質を持っています。
26オオキンケイギク
道路脇などでコスモスに似た黄色い花を咲かせる外来植物です。繁殖力が強く一度定着すると、在来種の野草などの生育場所を奪い、周りの環境を一変させてしまう性質を持っています。
27アキノタムラソウ
拡大してみるとよくわかりますが、非常に毛深い花です。秋の名が付けられていますが、夏(7月)から咲き始めます。
27アキノタムラソウ
拡大してみるとよくわかりますが、非常に毛深い花です。秋の名が付けられていますが、夏(7月)から咲き始めます。
28権現岳登山口
地形図には載っていませんが、秋葉山に行く前に、先に権現岳を訪れることにしました。プレートがつくぐらいですから、何かあるだろうという期待を持って進みました。
28権現岳登山口
地形図には載っていませんが、秋葉山に行く前に、先に権現岳を訪れることにしました。プレートがつくぐらいですから、何かあるだろうという期待を持って進みました。
29権現岳より城山&鍵山
権現岳の展望台に着くと、高梁(たかはし)川と西方面にある城山(手前)と鍵山(奥)がはっきりと見えました。動画も撮りました。
29権現岳より城山&鍵山
権現岳の展望台に着くと、高梁(たかはし)川と西方面にある城山(手前)と鍵山(奥)がはっきりと見えました。動画も撮りました。
30権現岳より高梁川&秦地区
高梁川は権現岳から下流は南方向に流れています。右岸(写真右)沿いには 岡山県指定史跡の前方後方墳「一丁ぐろ古墳」が発見された秦地区が広がります。
30権現岳より高梁川&秦地区
高梁川は権現岳から下流は南方向に流れています。右岸(写真右)沿いには 岡山県指定史跡の前方後方墳「一丁ぐろ古墳」が発見された秦地区が広がります。
31石畳神社の御神体磐座
展望台より城山の北東端をズームしてみました。石畳(いわだたみ)神社は、古来より本殿を設けず高梁川が大きく曲がる淵にそびえる約60mの大岩塊をご神体として祀っています。
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31石畳神社の御神体磐座
展望台より城山の北東端をズームしてみました。石畳(いわだたみ)神社は、古来より本殿を設けず高梁川が大きく曲がる淵にそびえる約60mの大岩塊をご神体として祀っています。
32秋葉山南登山口
権現岳登山口<写真28>のすぐ東にある秋葉山の南登山口です。秋葉神社<写真34>の一ノ鳥居があります。
32秋葉山南登山口
権現岳登山口<写真28>のすぐ東にある秋葉山の南登山口です。秋葉神社<写真34>の一ノ鳥居があります。
33秋葉神社 ニノ鳥居
秋葉山の南尾根上の標高120m地点にニノ鳥居と石灯籠がありました。
33秋葉神社 ニノ鳥居
秋葉山の南尾根上の標高120m地点にニノ鳥居と石灯籠がありました。
34秋葉神社拝殿
約200年前に静岡県の秋葉山から総社市の井尻野へ勧請されたと伝えられています。火災除けにご利益があるそうです。
34秋葉神社拝殿
約200年前に静岡県の秋葉山から総社市の井尻野へ勧請されたと伝えられています。火災除けにご利益があるそうです。
35秋葉神社神楽殿
秋葉神社の祭礼は、1月1日の元旦祭と4月の第3日曜日の春季大祭です。年に一度の春まつりには、秋葉神社奉賛会による備中神楽の奉納が境内の神楽殿で行われます。
35秋葉神社神楽殿
秋葉神社の祭礼は、1月1日の元旦祭と4月の第3日曜日の春季大祭です。年に一度の春まつりには、秋葉神社奉賛会による備中神楽の奉納が境内の神楽殿で行われます。
36秋葉山頂上
秋葉山頂上は火気厳禁(当然火災除けの神様なので)の東屋、ソーラーパネル、滑り台、幸福の鐘?などコンセプトのよくわからない空間になっていました。
36秋葉山頂上
秋葉山頂上は火気厳禁(当然火災除けの神様なので)の東屋、ソーラーパネル、滑り台、幸福の鐘?などコンセプトのよくわからない空間になっていました。
37秋葉山三角点
標高247.3mの頂上三角点です。
37秋葉山三角点
標高247.3mの頂上三角点です。
38秋葉山展望台より
     南南西方面景観
7月なので植物が生い茂っており、唯一、南南西方面の展望が効きました。高梁川の蛇行ポイントが見えました。この辺りは山城や古墳がたくさんあるエリアです。
38秋葉山展望台より
     南南西方面景観
7月なので植物が生い茂っており、唯一、南南西方面の展望が効きました。高梁川の蛇行ポイントが見えました。この辺りは山城や古墳がたくさんあるエリアです。
39秋葉山頂上の鐘
幸福の鐘?用途がよくわかりませんでした。これを鳴らしたら森の獣人たちが驚くのでスルーしました。
39秋葉山頂上の鐘
幸福の鐘?用途がよくわかりませんでした。これを鳴らしたら森の獣人たちが驚くのでスルーしました。
40ヤマモモの実
見た目は可愛くて綺麗ですが、食べるとなると芯に大きな種があり、果肉部分だけをうまく食べるのが難しいのが欠点なのだそうです。たくさんありましたが、見るだけにしておきました。
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40ヤマモモの実
見た目は可愛くて綺麗ですが、食べるとなると芯に大きな種があり、果肉部分だけをうまく食べるのが難しいのが欠点なのだそうです。たくさんありましたが、見るだけにしておきました。
41秋葉山&秋葉神社分岐
秋葉山の東尾根と秋葉神社<写真34>から北東に延びている道が合流するポイントです。「近道」と書いてある方から下りてきました。
41秋葉山&秋葉神社分岐
秋葉山の東尾根と秋葉神社<写真34>から北東に延びている道が合流するポイントです。「近道」と書いてある方から下りてきました。
42秋葉山東登山口
秋葉山を下りきると、西塔坂峠(にしとうざかとうげ)の少し南に出てきます。逆にここからも秋葉山にアプローチが可能です。
42秋葉山東登山口
秋葉山を下りきると、西塔坂峠(にしとうざかとうげ)の少し南に出てきます。逆にここからも秋葉山にアプローチが可能です。
43秋葉山山系謎の鳥居
道端に番号がついた石仏がいくつも設置された道路を歩いていると、突然、ヤブの中に鳥居があるのに気が付きました。周辺には八十八か所霊場がいくつかあるようなので、そのうちの1つだろうと思います。
43秋葉山山系謎の鳥居
道端に番号がついた石仏がいくつも設置された道路を歩いていると、突然、ヤブの中に鳥居があるのに気が付きました。周辺には八十八か所霊場がいくつかあるようなので、そのうちの1つだろうと思います。
44総社北公園親水広場
総社北公園に戻り、植物と水が豊富な親水広場内を歩きました。野鳥がたくさんいました。
44総社北公園親水広場
総社北公園に戻り、植物と水が豊富な親水広場内を歩きました。野鳥がたくさんいました。
45セグロセキレイ
頭から背と胸は黒色で、頭の黒色の中に額の白色が良く目立ちます。尾羽を上下にフリフリしながら歩く姿がとてもプリティな鳥です。
45セグロセキレイ
頭から背と胸は黒色で、頭の黒色の中に額の白色が良く目立ちます。尾羽を上下にフリフリしながら歩く姿がとてもプリティな鳥です。
46エゴノキの実
果実は卵球形の核果で灰白色です。10月頃に熟すと、果皮は裂けて種子が落下します。果皮にエゴサポニンを多く含むので石鹸の代わりに使えます。
46エゴノキの実
果実は卵球形の核果で灰白色です。10月頃に熟すと、果皮は裂けて種子が落下します。果皮にエゴサポニンを多く含むので石鹸の代わりに使えます。
47タンチョウ親子
山行後、「きびじつるの里」にタンチョウのヒナを見に行きました。アンチャン(手前)は36日目、チビは34日目を迎えました。ロード父さん(右足に足輪)の隣を歩く足取りもしっかりしてきました。動画も撮りました。この後、キビノ母さんが1m程まで近づいてきました。どうやら、危険な奴かどうか確かめたかっただけのようです。我々は「合格」したらしく、すぐ側で餌やりを見せてもらえました。
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47タンチョウ親子
山行後、「きびじつるの里」にタンチョウのヒナを見に行きました。アンチャン(手前)は36日目、チビは34日目を迎えました。ロード父さん(右足に足輪)の隣を歩く足取りもしっかりしてきました。動画も撮りました。この後、キビノ母さんが1m程まで近づいてきました。どうやら、危険な奴かどうか確かめたかっただけのようです。我々は「合格」したらしく、すぐ側で餌やりを見せてもらえました。
48アンチャン&チビ
翼を広げているほうがアンチャンです。飛ぶマネをしているのでしょうか?うまくいけば2ヶ月後ぐらいには空を飛べるかもしれません。動画も撮りました。
48アンチャン&チビ
翼を広げているほうがアンチャンです。飛ぶマネをしているのでしょうか?うまくいけば2ヶ月後ぐらいには空を飛べるかもしれません。動画も撮りました。
49陸の生物を食べる
餌は陸と水中に分けて捕食する術を親から学びます。もう自分で捕食できるようでした。チビは上手に食べましたが、アンチャンはミミズを落としてしまい、駆け付けたロード父さんに手伝ってもらいました。ガサツなロード父さん、意外に気が利くようです。動画にはミミズを拾い上げる姿がバッチリ映っています。
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49陸の生物を食べる
餌は陸と水中に分けて捕食する術を親から学びます。もう自分で捕食できるようでした。チビは上手に食べましたが、アンチャンはミミズを落としてしまい、駆け付けたロード父さんに手伝ってもらいました。ガサツなロード父さん、意外に気が利くようです。動画にはミミズを拾い上げる姿がバッチリ映っています。
50水中の生物を食べる
3週間ほど前は水を怖がっていたのに、今では水中の生物を探すまでになりました。これもアンチャンです。動画にも撮りました。
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50水中の生物を食べる
3週間ほど前は水を怖がっていたのに、今では水中の生物を探すまでになりました。これもアンチャンです。動画にも撮りました。
51よいしょっと!
結局、見つからなかったようです。アンチャンの周りをチョウトンボが舞っていました。水の中での歩き方がおもしろかったです。自分でできるのに、キビノ母さんが餌をくわえると、ピーピー鳴きながら駆け寄り餌をもらいます。アンチャンとキビノ母さん、チビとロード父さんという組み合わせが多いようでした。
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51よいしょっと!
結局、見つからなかったようです。アンチャンの周りをチョウトンボが舞っていました。水の中での歩き方がおもしろかったです。自分でできるのに、キビノ母さんが餌をくわえると、ピーピー鳴きながら駆け寄り餌をもらいます。アンチャンとキビノ母さん、チビとロード父さんという組み合わせが多いようでした。
52備中国分寺ひまわり畑
備中国分寺の五重塔(国指定重要文化財)を背景に咲くヒマワリが見られるスポットです。ここは満開になったばかりのようで、花が元気でした。全体の見頃は7月中旬のようで、周辺のヒマワリ畑は直径5cm程のつぼみをつけた株ばかりの所もいくつかありました。動画も撮りました。
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52備中国分寺ひまわり畑
備中国分寺の五重塔(国指定重要文化財)を背景に咲くヒマワリが見られるスポットです。ここは満開になったばかりのようで、花が元気でした。全体の見頃は7月中旬のようで、周辺のヒマワリ畑は直径5cm程のつぼみをつけた株ばかりの所もいくつかありました。動画も撮りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 軽登山靴 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 この日は気温が33度前後と厳しい暑さでした。本来は相対的に涼しい北部の山行を計画するところですが、北部を中心に前線の影響で天候がやや不安定だったため、雨が降ったらいつでもエスケープが可能な南部の低山として、総社の山を訪問しました。
 
 最初に訪れたのはヒイゴ池湿地です。この湿地に生息するハッチョウトンボなどの観察を楽しみました。グーグルなどの検索エンジンで“岡山県 ハッチョウトンボ”で検索すると、岡山県自然保護センターとこのヒイゴ池湿地の2ヶ所がヒットします。このうち、自然保護センターには先週訪問し、たくさんのハッチョウトンボのオスを観察することができました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1180847.html
最初はこのヒイゴ池湿地では、なかなか見つかりませんでしたが、最後の最後にやっとハッチョウトンボのメス<写真07と動画>を見つけることができました。ただでさえメスはオスより目立たず見つけにくいこともあり、まるで、宝探しで宝を掘り当てたようなうれしい気持ちになりました。

 権現岳は地形図上には名前がありませんが、秋葉山(あきばさん)登山口の近くに道標があったので、その道標に従って進みました。高梁(たかはし)川にどんどん近づくのに、高度が少しずつ上がっていきます。そして、その先にあったのは展望台(東屋)であり、そこからの眺めは想像以上にすばらしい景観でした<写真29〜31と動画>。まさに、景観を楽しむためだけに訪問する所だと思います。東屋もありますので、ここでゆっくりと食事や休憩をとるのもありです。

 秋葉山は岡山百名山にも挙げられているので、道も頂上付近もよく整備されています。麓に石仏がたくさん設置されていたり、途中神社があったり、頂上に鐘があったりで、神仏習合の場でもあり、憩いの場でもあります。頂上からの景観は、前述の権現岳に比べると見劣りします。説明書きには遠く大山(だいせん)や瀬戸内海の島々が見渡せるように書かれていましたが、この時期は快晴であっても、遠く展望するのは難しいかもしれません。

 山行が終わった後は、きびじつるの里にタンチョウのヒナを見に行きました。名前がつくまでの間、便宜上、先に生まれたほうがアンチャン、後のほうがチビと呼ばれています。アンチャンは生後36日目、チビは同34日目でしたが、わずか1ヶ月あまりの間に随分と成長していました。一瞬、エミューの子かと思いました。横から見ると、チビのほうが少し小さいのですが、もう2ヶ月もすれば、2羽とも親と同じ大きさに成長しているでしょう。
 キビノ母さん(左足に足輪)は、よく見物客に近寄って行きます。1m程まで来て安全だと判断すればUターンしますが、くちばしを突き出して威嚇することもあります。おそらく、連写時のカメラのシャッター音や、大声での会話が気に障るのでしょう。ロード父さんがいなければ餌を食べられなかった気弱な彼女は、ここまで変わりました。母は強し。
 ロード父さんは、また餌をヒナの足元に放り投げていました。ヒナが小さいうちはちゃんと口元まで持って行っていたのですが、やはり面倒臭いようです。連れいわく、「人間もタンチョウも男のほうがガサツ」(>_<)いや、おおらかなのです。父さん、頑張れ。

 備中国分寺では、思いがけず満開のヒマワリを見ることができました。キリギリスもよく鳴いており、急に夏が来たようでした。梅雨明けはまだですが、これから少しずつ夏を探してみたいと思います。


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