城ヶ平山（富山県上市町）

2017年07月08日(土) [日帰り]

• GPS: 04:10
• 距離: 7.8km
• 登り: 410m
• 下り: 398m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:57
• 休憩: 1:20
• 合計: 4:17

11:03 大岩側登山口
11:59 12:21 城ヶ平山
12:55 13:32 浅生側登山口
14:23 14:44 大岩側登山口
14:51 14:51 大岩西
15:20 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大岩山日石寺近くの大岩親水公園で駐車、大岩側登山口は駐車場から歩いて2〜3分

コース状況／危険箇所等

登山道は随所に道標があり、草をかき分けていくようなこともないのでわかりやすい。大岩側の山頂の少し手前に岩場があり、角度も急だがタフロープがあるため慎重にいけば問題ない。但し、この区間はアップダウンが激しいため、体力に自信がない場合は都度休みながらいくのがおすすめ。

その他周辺情報

大岩山日石寺

写真

7/8 11:02

大岩親水公園から日石寺に向かうと左右に食事処があり、左のお店の奥に行くと大岩側の登山口が見えてきます。

7/8 11:02

城ヶ平山は茗荷谷山とも呼ばれ、山頂には戦国時代に城があったそうです。

7/8 11:03

7/8 11:03

この登山道は中部北陸自然歩道にもなっています。
分岐点を浅生側に下りると登山口近くにアニメ映画のモデルになった古民家があり、そのまま稜線を行くとハゲ山（スゴイ名前…）に行けます。ハゲ山の先は「種」と呼ばれる集落につながっています。

7/8 11:35

道中にはこうしたベンチがいくつか設置されています。

7/8 11:36

このあたりからアップダウンがきつくなってきます。

7/8 11:50

城ヶ平山のクライマックス？
アップダウンの後で息が上がっているので、滑ったり転げ落ちないようにタフロープを使って慎重に登ります。

7/8 12:01

山頂に到着。360度のパノラマが楽しめます。
空気が澄んでいれば能登半島までくっきり見えるそう。

7/8 12:01

通りがかりの人に聞いたら、あと30分早く着いていれば剣岳がはっきり見えたとのこと。
寝坊しなければ…

7/8 12:01

雲がないとこんな感じ。

7/8 12:02

県内の山は標高がこのくらいの場所なら富山湾を綺麗に望めます。

7/8 12:14

下山の前に、浅生側から登山道の草刈りをしていた方と遭遇。毎月草刈りをされているそうで。有償・無償にかかわらず、おかげ様で安全に登山ができます。

7/8 12:15

山頂の三等三角点。

7/8 12:29

木漏れ日の中を下山開始。

7/8 12:36

分岐点。左に行けばハゲ山、種集落へ。
もう少し早く来てればハゲ山に足を延ばせたかも。
分岐点からハゲ山までは40分〜1時間とのこと。ハゲ山まで行って引き返してくる場合はプラス2時間ってところでしょうか。

7/8 12:39

県木・立山杉の中をさらに進みます。

7/8 12:40

7/8 12:41

山頂は開けていて、晴れていると日差しがきつくて暑かったですが、道中はほぼ木々の日陰の中を歩くため、風があったせいもあり思っていたより涼しかったです。

7/8 12:50

しばらく下ると開けた場所に出ました。このあたりは昔、鳥を獲ったりしていた場所のようで、畑跡などもあることから人がかつて生活していた名残を感じます。

7/8 12:54

紫陽花？疲れた体が癒されます。

7/8 12:55

浅生側登山口に到着。

7/8 12:56

7/8 12:57

右側にも道があるように見えますが、登山道ではないので注意。

7/8 12:57

登山道はここまでですが、大岩側に戻るため、この先の県道をさらに歩いていきます。

7/8 12:59

と、その前に、登山口のすぐ近くにある「花の家」に休憩がてら寄らせてもらいます。

7/8 13:00

上市町出身のアニメ映画監督・細田守の作品「おおかみこどもの雨と雪」の舞台モデルになったお家です。元々取り壊しの予定があったそうですが、家主の方の思いもあり残されていたお家がたまたま訪れた細田監督の目に留まって舞台に決まったそうです。

7/8 13:05

玄関を入ると奥に昔ながらの薪ストーブがあるお部屋が。
ちなみに、花の家は訪問者の募金で維持管理費用を賄われています。休憩＆お茶をご馳走になったこともあり、自分もわずかながら募金させていただきました。

7/8 13:06

お風呂。

7/8 13:06

台所。

7/8 13:13

寝室。

7/8 13:25

縁側。家全体が風通しが良いのか、外と比べて涼しかったです。部屋の位置が地面から高いところにあるため、地面に反射した熱を持った風でなく、涼しい風が通るそうです。
冷たいお茶をご馳走になりましたが、これが後のピンチにつながります…

7/8 13:25

大広間。訪れた方のイラストやサイン色紙が飾られています。
天井にはインパクトのある太い木の柱。

7/8 13:25

タペストリーが飾られています。

7/8 13:26

誰かは分からないですがサイン色紙。

7/8 13:34

十分休憩できたこともあり、大岩へ戻るため県道を下ります。細い道なので車に注意しながら歩きます。ちなみにこの道は冬季は閉鎖されますので花の家に車で向かわれる方は時期に気を付けてください。

7/8 13:34

花の家の中がとても涼しかったところに冷たいお茶をいただいたことで、ただでさえ汗だくだったため体が冷えてしまいました。
この辺りを歩いているときはお腹から不穏な動きが…

7/8 13:37

分かれ道があったため振り向いて1枚。左が県道。右は花の家の近くの私宅に向かう道のため入ってはいけません。

7/8 13:46

大岩川。県道はこの大岩川に沿っています。川のせせらぎが涼しげです。

7/8 13:46

大岩川を渡る橋。ヘアピンになっています。
このあたりまで来てようやくお腹の不穏な動きが収まります。危ない危ない。

7/8 13:56

大岩山日石寺近くまで着きました。左に行くと日石寺につながっています。

7/8 13:56

おや、近くに千厳渓なるものがあるそうです。せっかくなので行ってみましょう。

7/8 13:57

いくつかの滝と窟があるようです。

7/8 13:58

滝です。スマホでは撮り忘れてしまいましたが、この先を行くとなかなか見ごたえのある滝がいくつもあり、一見の価値あり。足元が濡れているので滑らないように気をつけましょう。

7/8 14:00

先ほどの看板にあった窟です。

7/8 14:32

日石寺の門前にある食事処は「大岩そうめん」で地元ではちと有名。

7/8 14:38

デザートも併せていただきます。

7/8 15:19

食事の後は近くにある温泉付き銭湯「大岩不動の湯」で汗だくの体を清めます。

7/8 15:20

登山でいい汗をかき、おいしい素麺をいただき、温泉で体を休める。なかなか満足な行程になりました。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

備考

虫よけスプレーを忘れた。下山したあと汗で体が冷えてしまった。

感想

iorin

日本三霊山の一つ「立山」のお膝元に住んでいながら一度も登ったことがなかった私ですが、昨年まで仕事で山に関わることが多く、次第に募る山への興味。今年は是非ともと立山に登りたい、しかし今の自分の体力では若干不安。まずは近場の里山で練習をということで第1弾として城ヶ平山に登りました。アップダウンが適度にありつつ、岩場あり、所要時間1〜2時間程度と初心者の自分にとってはいいコースでした。登山口には休憩や食事がとれるところもあり、温泉もあるため利便性も○。気軽に登れるお気に入りコースになりました。