秋田駒ヶ岳 〜花尽くしの山旅〜

2017年07月15日(土) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,074m
• 下り: 1,059m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 1:45
• 合計: 8:01

5:09 国見地区公衆トイレ
5:11 5:12 国見温泉
6:01 6:05 横長根出合
6:52 6:53 男岳分岐
7:10 7:14 大焼砂
7:21 7:22 男岳分岐
7:36 7:36 かたがり泉水
7:50 7:51 駒池
8:29 8:53 男岳鞍部
9:06 9:32 男岳
9:46 9:52 男岳鞍部
9:54 9:55 阿弥陀池
10:18 10:19 秋田駒ヶ岳
10:32 11:04 阿弥陀池避難小屋
11:15 11:15 横岳分岐
11:22 11:22 横岳
11:41 11:42 大焼砂
11:48 11:49 男岳分岐
12:28 12:29 横長根出合
13:02 13:02 国見温泉
13:04 13:04 国見地区公衆トイレ
13:10 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北自動車道盛岡ICから1時間ほどで国見温泉登山口へ。朝5:00で駐車場はほぼ満車でした。下山時に確認しましたがかなりの台数が路駐していました。

コース状況／危険箇所等

【国見温泉登山口から横長根分岐】
木道と階段が多いルートです。1部木道が腐っていてガタつきがあるので注意してください。その他、特に危険箇所はありません。
【横長根分岐から馬場の小路(ムーミン谷)入り口】
特に危険箇所はありません。
【馬場の小路】
特に危険箇所はありません。
【ムーミン谷から男岳】
ムーミン谷から男岳稜線までは急坂です。浮石多数あります。滑落にも十分注意が必要です。
【阿弥陀池周辺から男女岳】
特に危険箇所はありません。
【横岳】
特に危険箇所はありません。
【大焼砂】
ザレ道です。スリップ注意ですね。

その他周辺情報

登山後に国見温泉『石塚旅館』さんを利用しました。「日本秘湯を守る会」に加盟されている旅館です。濃いグリーンの変わったお湯です。オリジナル山バッジも置いてありました。

写真

7/15 5:05

おはようございます！朝、5時でほぼ駐車場は満車です。人気のほどが伺えますね。

7/15 5:11

駐車場から舗装された車道を少し登ると森山荘に。その脇に登山口があります。

7/15 5:12

硫黄臭がする登山道

7/15 5:13

最初は横岳へ向かったのですが…

7/15 5:19

尾根へ出るまでは樹林帯歩き

7/15 5:21

木道も整備されています

7/15 5:23

ゴゼンタチバナがお出迎え

7/15 5:24

ギンちゃんも

7/15 5:37

ハクサンシャクナゲ。沢山の虫達が朝食中でしたね

7/15 5:40

段々と視界が開けてきます。森林限界が近い

7/15 5:42

小さなツツジ。コメツツジですかねー？

7/15 5:44

7/15 5:48

ハナニガナ

7/15 6:02

横長根分岐へ到着しました。横岳方面へ向かいます。

7/15 6:02

女岳が見えますね！
なるほど、後に見える男岳よりは女性的なシルエット。

7/15 6:06

良い天気ですが、風は強いです(^_^;)

7/15 6:16

女岳ドーン！カアちゃんの迫力！

7/15 6:18

ミヤマハンショウヅル

7/15 6:19

7/15 6:20

？調べてみます

7/15 6:25

この稜線を歩くわけですな！

7/15 6:27

女岳の向こうに男岳も見え始めました。手前右は小岳ですね

7/15 6:34

カラマツソウ

7/15 6:36

マルバシモツケ

7/15 6:38

和賀山塊

7/15 6:40

展望台着です

7/15 6:41

女岳に隠れていた、男岳もはっきり見えますね

7/15 6:41

うっすら田沢湖

7/15 6:44

ベニバナイチヤクソウですかねー？お初です(´∀｀*)

7/15 6:45

7/15 6:49

ハクサンシャジン

7/15 6:49

ミヤマトウキ？

7/15 6:51

ムーミン谷と大焼砂の分岐。一旦横岳方面へ向かうのですが…

7/15 6:54

おお！コマクサ！

7/15 6:55

7/15 6:56

沢山、咲いています！

7/15 6:56

7/15 6:59

おお?こんな所にヘビ?Σ(`・Д・ノ)ノ
何、食べてんだろ？

7/15 7:00

7/15 7:01

見渡す限りコマクサの大群落！

7/15 7:08

なんだこの数は！

7/15 7:09

山肌がピンク色に〜！

7/15 7:12

霞の中に岩手山が！この辺りで地元のガイドさんからアドバイスを受ける。先にムーミン谷から男岳を登り、帰りにこのルートを下るのがオススメとの事。風も強いのでアドバイスに沿ったルートに変更です！ありがとうございましたm(__)m

7/15 7:14

イワブクロも咲いていました！

7/15 7:27

ちょっと戻ってムーミン谷へ。みずみずしいハクサンシャクナゲがお出迎え！しかし、どれだけ花が咲いてんだ、この山は！(^_^;)

7/15 7:29

ウラジロヨウラク

7/15 7:31

エゾツツジ！これも初見！

7/15 7:31

ハクサンチドリ

7/15 7:32

チングルマはほぼ綿毛に〜

7/15 7:32

ミヤマキンポウゲかな？

7/15 7:33

それほど標高は高くないのですが、物凄く高山な感じがする。しかし、絵になる山だ

7/15 7:33

チングルマ。ほぼ終わりかけですが、雪渓が消えたばかりの場所はまだこれからな感じがします。

7/15 7:34

7/15 7:35

まだまだ見頃な所も

7/15 7:35

小岳斜面。雪渓が消えた順に咲いているのが分かるでしょうか？

7/15 7:36

コイワカガミも残っていた。

7/15 7:37

良い山だね〜

7/15 7:37

レコ書いていたらまた行きたくなってきた(^_^;)

7/15 7:38

ムシトリスミレ。葉っぱに虫が付いているのがみて取れます！

7/15 7:38

そうなんです！食虫植物なのです！スミレに似てるけどスミレじゃないんです

7/15 7:39

エゾツツジは見頃

7/15 7:42

7/15 7:44

この雰囲気はタマラン！

7/15 7:46

秋にも来てみたい

7/15 7:47

ヒナザクラ

7/15 7:47

歩いていて楽しい！

7/15 7:48

馬の背に岩場。迫力があります

7/15 7:48

ムーミン谷とはよく言ったもの

7/15 7:49

7/15 7:49

7/15 7:53

カラマツソウとミヤマキンポウゲ

7/15 7:56

7/15 7:58

今来た道を振り返る

7/15 7:58

男岳へ向かいます

7/15 8:03

桜が咲いています。7月にお花見

7/15 8:04

7/15 8:05

サンカヨウも！

7/15 8:05

ショウジョウバカマ

7/15 8:07

シラネアオイも咲いている！

7/15 8:08

7/15 8:09

ムラサキヤシオ

7/15 8:11

ミヤマキンバイ

7/15 8:12

急登開始です！

7/15 8:13

ミヤマダイコンソウ

7/15 8:13

ミヤマダイコンソウとミヤマキンバイ。ミヤマキンポウゲも咲いているので、もう訳わからん(^_^;)

7/15 8:20

良い天気です

7/15 8:24

さらば、ムーミン谷

7/15 8:39

今度は、ニッコウキスゲのお出ましだ〜(^_^;)

7/15 8:40

稜線に出ると阿弥陀池が見えました。

7/15 9:02

歩いて来たムーミン谷を望む。小岳の火口が印象的

7/15 9:11

男岳登頂！

7/15 9:17

うっすら田沢湖。

7/15 9:31

山頂からムーミン谷

7/15 9:33

男岳山頂周辺はエゾツツジが満開！

7/15 9:34

ミヤマダイコンソウとエゾツツジ

7/15 9:37

男女岳。今から向かいます

7/15 9:43

ニッコウキスゲを眺めながら下山。

7/15 9:45

7/15 9:46

稜線はニッコウキスゲをはじめとする花々に彩られる

7/15 9:54

ニッコウキスゲはこれからが本番

7/15 9:54

ヨツバシオガマ

7/15 9:55

阿弥陀池へ

7/15 10:01

男女岳へ

7/15 10:06

ネバリノギランかな？

7/15 10:07

ウサギギク

7/15 10:13

タテヤマリンドウ

7/15 10:15

ホソイワベンケイ。花は終わっていますね

7/15 10:17

男女岳登頂です

7/15 10:19

山頂から男岳と女岳

7/15 10:20

乳頭山

7/15 10:29

遠くに岩手山。手前は笹森山と湯森山かな？

7/15 10:59

下山後、お昼休憩ε-(´∀｀; )

7/15 11:05

トイレはチップ制

7/15 11:05

横岳へ

7/15 11:08

この辺りはまだ雪渓が残っていますね

7/15 11:14

横岳への稜線から。小岳と女岳

7/15 11:14

馬の背

7/15 11:15

大焼砂

7/15 11:17

雪渓の向こうに男女岳。山頂に大勢の登山者が見えますね

7/15 11:19

ハクサンシャクナゲ

7/15 11:20

この辺りはシャクナゲ祭り。蕾もたくさんありましたよ

7/15 11:22

横岳山頂ですε-(´∀｀; )

7/15 11:24

下山開始です。

7/15 11:32

コマクサ再び！

7/15 11:41

7/15 11:42

斜面にビッシリとコマクサ

7/15 11:42

イワブクロも

7/15 11:54

さらば秋田駒！またいつの日か！

7/15 13:34

国見温泉『石塚旅館』さんで汗を流しましょ(´∀｀*)

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯(GPSアプリ) タオル ストック ナイフ エマージェンシーシート 携帯予備バッテリー ガスカートリッジ トレッキングポール 携帯トイレ コッヘル ソフトシェル

感想

Meta-born

母のおすすめで以前から行きたかった秋田駒ヶ岳。タイミングよく晴れてくれそうなので出かけて来ました。新・花の百名山にも選定されているだけあって、凄まじい数の花々が出迎えてくれました！コマクサにイワブクロ、シラネアオイ、チングルマ、ニッコウキスゲ、エゾツツジ、ムシトリスミレ等々。咲いていた花の種類は今まで登った山々の中では最多。名前を調べるだけでも大分、時間が掛かりました(^_^;)
最初は横岳へ向かったのですが、道中で出会ったガイドさんから大焼砂は降りに使って、コマクサを見ながら下山がオススメと言われ、強風の中での稜線歩きも、消耗しそうなので、アドバイスに従って予定とは逆周りでムーミン谷へ向かう事にしました。
噂通りムーミン谷は素晴らしかった！チングルマは盛りを過ぎたとはいえ、他の花々は瑞々しく、生気に溢れています。特にエゾツツジはこれからが本番でしょう。男岳の取り付きではシラネアオイ。男岳鞍部ではニッコウキスゲ。コマクサ、シラネアオイとニッコウキスゲ、エゾツツジが同時に観れるのは中々無いのでは無いでしょうか？
阿弥陀池から男女岳へ向かっている途中で救助ヘリが旋回し、ムーミン谷側でホバリングの音がしばらく聞こえて来ました。何か事故でもあったのでしょうか？心配です。
男女岳山頂ではガスが掛かったり消えたりでしたね。その日は、終始、そんな感じでした。
男女岳を下山後、阿弥陀池周辺で昼食に。休憩するならこの辺りがベンチも多く、オススメです。トイレも近くにありますが、チップ制ですので、小銭をお忘れなく。
阿弥陀池から20分ほど登ると横岳へ。稜線ではハクサンシャクナゲが 出迎えてくれました。
横岳から降れば大焼砂へ到着です。辺り一帯はコマクサの大群落地。斜面1面をピンク色に染める可憐な女王に感嘆しっぱなしです！
コマクサに後ろ髪を引かれながら下山。下山後はもう一つの楽しみ、そう、国見温泉です。濃いグリーンのお湯に一度入って見たかったので、密かに楽しみにしておりました(￣∀￣)
湯加減もよく、秘湯感満載の思った通りいいお湯でした♩
お花に温泉と大満足の山旅でした(´∀｀*)