記録ID: 1197827
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
日程 | 2017年07月15日(土) ~ 2017年07月16日(日) |
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メンバー |
![]() |
天候 | 晴れ、曇り、雨 |
アクセス |
利用交通機関
沢渡バスターミナル駐車場1日600円。乗り合いタクシーは上高地バスターミナルまで4人以上乗り合いで1100円、バスだと1250円、どちらも片道料金。
バス、
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 10時間26分
- 休憩
- 1時間11分
- 合計
- 11時間37分
- 2日目
- 山行
- 4時間49分
- 休憩
- 1時間23分
- 合計
- 6時間12分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
2日目は4時にアタック開始しました。ログ取り忘れました。
※前穂高岳山頂で声を掛けて頂き、水まで別けていただき大変有り難う御座いました。
※前穂高岳山頂で声を掛けて頂き、水まで別けていただき大変有り難う御座いました。
コース状況/ 危険箇所等 | 奥又白池迄は問題はありません。そこから5・6のコル及び北尾根はバリエーションルートです。経験無き人は立ち入らないようにお願い致します。 池の手前100m位に 分岐があり、そこを右へ行くとガレ沢にに出ます。そこをトラバースすると樹林帯に入って行くのですが同じ高度で樹林帯に入ると踏み跡が有りますが途中で無くなります。その偽の入り口から高度を下げていくと本当の樹林帯の入口が有ります。そこは、かなりの勾配でザレた斜面を激下ります。100m程高度を下げると本谷にピョンと出ます。この日は雪渓がタップリあり、ここを水平にトラバースします。雪が緩んでるので要注意、かなりの斜度がありスリップしたら命の危険があります。シュルンドを避けて岩場に上がり、5・6のコルの谷を詰めます。雪渓がタップリあってコルの直下まで登れそうでしたが、結果的には登りきった先の処理がとても危険です。なので雪渓を登っていって→のマークの所から右の支尾根に取り付きます。なんとなくある踏み跡をたどりますが、数ヶ所とても悪い場所があります。支尾根を詰めると5峰の壁を右へトラバースしますがここが日中も夜も何度も何度も落石が起きてました。とても注意しないと駄目ですし、落石のせいでトラバース道が外傾したザレタ状態で5峰の壁もボロボロでとても危険です。しかも直ぐ後ろにシュルンドが口を空けていてスリップしたら吸い込まれます。 ここには2ヶ所新しいピトンがありました。5・6のコルは先客が居て焦りましたが、ギリギリ2張り幕営出来ました。結果的には5峰山頂にも1張スペースがありました。2日目の天気が悪いのでここで幕営は正解でした。しかし体力的には1日で20kgオーバーのザックでここまで登って来るのは限界でした。 北尾根は特に問題はないと思いますが、基本は尾根を忠実に行くのが良いと思います、下手にトラバースするとザレていて危ないです。特に4峰の大岩を左へトラバースするところはどうもずっとトラバース出来るみたいな、それらしい踏み跡も有りますが、トラバース中に垂れたシュリンゲが見えたらそこを登り、その先に懸垂用の支点がありますが、そこの凹角は難しいのでそこへは行かずに右へ行くとルートがあります。兎に角全体を通して基本的に尾根を通します。北尾根を登っている最中にザレた道が続いたらルートミスだと思います。人が余り歩いてないところは物凄くザレてました。 |
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過去天気図(気象庁) |
2017年07月の天気図 |
装備
個人装備 | 長袖シャツ Tシャツ グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック アイゼン 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) トポ 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル テント テントマット ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング ナッツキー ハンマーバイル アングルハーケン ジャンピングキット アイスアックス |
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備考 | 9Lも水を揚げましたが、兎に角水が足りませんでした。奥又白池で水を更に3L補給しましたがそれでも足りませんでした。(原因はポカリの飲みすぎ?)コルの直下の雪渓のトラバースの時に雪を持って上がるべきでした。また、この時期虫やブヨが物凄く虫除けジェルだけでは役不足でした。蚊取り線香持ってくるべきでした。 |
写真
感想/記録
by maggie0001
アタック日に余裕で準備してたら涸沢側から人が上がってきて焦って準備、出発したら、ログを途中まで取り忘れました。。。正直言って北尾根より、25kgのザックで奥又から5・6のコルへのアプローチの方が断然きつかったし、危なかった。池で水を補給しても尚、水も足りなくなるし、もう2度とフル装備で奥又側から登りたくないと思った。東壁へ登る人たちはここを下ってアプローチしてたんだなーって思うと凄いなーって思いました。でも、前穂高岳東壁の偵察にはなりましたが、やはり岩がとてつもなく脆く、不安定だなって感じがしました。いつか行きたいけどな。。。体力的にも技術的にも、もっと頑張らないと駄目だなって思いました。
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コメント
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この記録で登った山/行った場所
- 前穂高岳 (3090.23m)
- 河童橋 (1505m)
- 紀美子平 (2910m)
- 岳沢小屋 (2170m)
- 徳澤園 (1562m)
- 明神館 (1530m)
- 徳本口 (1545m)
- 新村橋 (1577m)
- 上高地バスターミナル (1504m)
- 上高地アルペンホテル (1505m)
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- 徳沢ロッヂ (1550m)
- 中畠新道分岐 (1880m)
- 奥又白池
- 岳沢湿原・岳沢登山口
- 無料トイレ (1510m)
- 日本山岳会上高地山岳研究所 (1510m)
- 徳沢公衆トイレ (1558m)
- 前穂高岳北尾根5・6のコル (2723m)
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初めまして。この連休、所見で奥又白池経由、5,6に上がりました。一つめのガレ沢を越えた後からおっしゃる通り踏み跡を見失い、逆に登ってしまいバリエーションのバリエーションルートで非常に苦戦しました。正解は下る。だったのですね。非常に参考になりました。
リベンジして再確認してきます(^^)
分かりやすいレコ、有り難うございました。
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