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Yamareco

記録ID: 1201743
全員に公開
ハイキング
丹沢

雨後にはヤツらに好かれていた@大室山茅ノ尾根マイナールートの道標設置

2017年07月19日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:49
距離
9.2km
登り
879m
下り
877m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
1:54
合計
7:34
距離 9.2km 登り 879m 下り 880m
8:25
3
野原大橋駐車場
8:28
8:32
2
野原吊橋
8:34
8:37
41
久保吊橋方面分岐
9:18
9:22
32
野原吊橋ルート屈曲点
9:54
10:07
33
ウィンチ放置地点
10:40
10:44
117
大渡方面分岐
12:41
12:44
9
大渡吊橋
12:53
12:54
4
大渡バス停
12:58
19
大渡キャンプ場入口
13:17
14:15
10
大渡キャンプ場
14:25
14:30
27
三段の滝
14:57
15:09
21
大渡吊橋方面分岐
15:30
15:35
10
大渡吊橋
15:45
15:47
12
大渡バス停
15:59
野原大橋駐車場
大渡キャンプ場で突然の大雨になり、建物の軒下にあったベンチで雨上がりを待ちつつ、昼食休憩を取りました。他ではちょくちょく止まってマーキングしたり道標を設置したりしていましたから、全体的に歩くスピードは遅いです。
天候 朝夕は晴れ、日中は曇り一時豪雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野原大橋無料駐車場
コース状況/
危険箇所等
 野原吊橋ルートは涸れ沢を渡ってから尾根に乗るまでちょっと踏み跡が不明瞭になりますが、10日前にはなかったけれど、最近どなたかが付けて下さったピンクリボンのマーキングに、さらにいくつか加えておいたので、まず問題ないでしょう。尾根の肩に何もなくて、ここの道は下りで用いる場合直進できませんから、左右でどちらに下るのか分からなくなりますが、手製道標を折れ曲がり地点に掛けておきましたので、ここも道迷いしないで歩けるようにしておきました。その先、少し登ったところで尾根上に木々の枝がぐちゃぐちゃになって真ん中を通ることができなくなりますが、そこにも通りやすいところにマーキングしておきました。
 大渡ルートは2箇所で左の支尾根に入らないようにすることが肝心ですが、赤テープのマーキングがしっかり以前から巻かれていたようで、それに沿って歩けば大丈夫です。後半で大渡キャンプ場方面の分岐がありますが、ここを歩く多くの皆さんは大渡吊橋ルートを利用されているようです。その大渡吊橋ルートでは基本的に赤テープのマーキングが有効ですが、下の方で道が一層明瞭になって掘られたようになったところで、左の谷の方に赤いマーキングがありました。これは全く道とは関係ないものなので、無視してそのままはっきりした「道」を下るようにします。下に着くと、今度は西にトラバースする区間が続きます。踏み跡が薄く落ち葉が厚くなって斜めになったところもあるので要注意です。最後の吊橋手前は山側が少し崩れていて、登山道の上をザレが覆っていますので、ここも慎重に抜ける必要があります。
 大渡キャンプ場ルートはキャンプ場内の橋を渡って、沢に掛かる簡単な木橋を渡った先にある分岐を右に戻るように鋭角に折れて、尾根の尻をトラバースして隣りの谷間から登ります。急なつづら折れ区間が続きますが、ロープが道の脇に張られたところが多いです。大渡吊橋ルートとの合流地点までの距離は短いですが、一気に登る感じです。

※ 午後2時半から雨後に大渡キャンプ場ルートから登って大渡吊橋ルートを下りましたが、まさかのヒル攻撃に合い、いつの間にか10匹も駐車場まで連れてきてしまいました。もう道志方面には間違いなくヤツらが東丹沢並みに広まっていると見た方が良いでしょう。
今回はピークハントが目的ではなく、大室山の北西に延びる茅ノ尾根の下側にある細かいルートの道標整備をしに行くので、早く歩き始める必要がなく、ゆっくり家を出ました。ゆっくりと言っても保土ヶ谷BPや国道246号で渋滞に巻き込まれるのはまっぴらなので、5時35分には出発しました。天気予報は晴れ時々曇りですから、暑くなりこそすれ、天気が崩れることになるのは予想外でした。やはり夏ですから、霞んで大山の姿もそうくっきりしていませんね。
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今回はピークハントが目的ではなく、大室山の北西に延びる茅ノ尾根の下側にある細かいルートの道標整備をしに行くので、早く歩き始める必要がなく、ゆっくり家を出ました。ゆっくりと言っても保土ヶ谷BPや国道246号で渋滞に巻き込まれるのはまっぴらなので、5時35分には出発しました。天気予報は晴れ時々曇りですから、暑くなりこそすれ、天気が崩れることになるのは予想外でした。やはり夏ですから、霞んで大山の姿もそうくっきりしていませんね。
国道413号を西走し、野原大橋の無料駐車場に到着したのは8時5分。途中、コンビ二に2回寄ったり、道志村役場の先まで進んで戻ってきたりしたので、いつもより時間は掛かりました。
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国道413号を西走し、野原大橋の無料駐車場に到着したのは8時5分。途中、コンビ二に2回寄ったり、道志村役場の先まで進んで戻ってきたりしたので、いつもより時間は掛かりました。
これが今回使ったグッズ。手製道標の一枚は何も書き込んでおらず、後で未踏の大渡吊橋・大渡キャンプ場方面をそれぞれ歩いてから書き込んで掛ける予定です。当初赤テープをコンビニで買って行こうと思いましたが、R413青根のコンビ二では売切れていて、道志村にはもうないので、村役場の先にあった雑貨・食料品店で梱包用テープを購入。大分色褪せているので、相当古いんでしょうね。オマケでおばあちゃんが飴を2個くれました(^∇^)v
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これが今回使ったグッズ。手製道標の一枚は何も書き込んでおらず、後で未踏の大渡吊橋・大渡キャンプ場方面をそれぞれ歩いてから書き込んで掛ける予定です。当初赤テープをコンビニで買って行こうと思いましたが、R413青根のコンビ二では売切れていて、道志村にはもうないので、村役場の先にあった雑貨・食料品店で梱包用テープを購入。大分色褪せているので、相当古いんでしょうね。オマケでおばあちゃんが飴を2個くれました(^∇^)v
入山の準備を整えてからスタートしたのは8時25分になります。今回はピークに登るのは目的ではないので、そんなに疲れる歩きではないですが、日が出ているとやはり滝のように汗が出ますね。
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入山の準備を整えてからスタートしたのは8時25分になります。今回はピークに登るのは目的ではないので、そんなに疲れる歩きではないですが、日が出ているとやはり滝のように汗が出ますね。
早速野原吊橋を渡ります。この道は前回のデタラメ道標に誘導されなければ一生歩くことのない道でしたね。そう思うと何か不思議な感じですが、やはりあのデタラメ道標はハイカーを混乱させて危険ですから、今後ここを利用される皆さんのために、情況を把握できた以上、自分が何とかしないとと思って再度やってきました。
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早速野原吊橋を渡ります。この道は前回のデタラメ道標に誘導されなければ一生歩くことのない道でしたね。そう思うと何か不思議な感じですが、やはりあのデタラメ道標はハイカーを混乱させて危険ですから、今後ここを利用される皆さんのために、情況を把握できた以上、自分が何とかしないとと思って再度やってきました。
野原吊橋の上から見た道志渓谷。ユーシンブルーも真っ青(てか、結局青いんですけどね^^)。秋の紅葉時はなおきれいでしょうね。
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野原吊橋の上から見た道志渓谷。ユーシンブルーも真っ青(てか、結局青いんですけどね^^)。秋の紅葉時はなおきれいでしょうね。
橋を渡ると少しコンクリ道を緩やかに登ります。この道は先で右にカーブして舗装が切れ、そのまま久保吊橋ルートに合流します。久保吊橋ルートは最も整備されたルートで、茅ノ尾根を歩くハイカーのほとんどがそちらを利用するようで、今回の手製道標設置の対象外ですから、そちらは歩きません。
橋を渡ると少しコンクリ道を緩やかに登ります。この道は先で右にカーブして舗装が切れ、そのまま久保吊橋ルートに合流します。久保吊橋ルートは最も整備されたルートで、茅ノ尾根を歩くハイカーのほとんどがそちらを利用するようで、今回の手製道標設置の対象外ですから、そちらは歩きません。
野原吊橋ルートと久保吊橋方面の分岐になる遊歩道の角に一つ目をくくり付けておきました。橋から来ると道標は裏側になって見えませんから、わずかに横にずらしてくくり付けておきました。
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野原吊橋ルートと久保吊橋方面の分岐になる遊歩道の角に一つ目をくくり付けておきました。橋から来ると道標は裏側になって見えませんから、わずかに横にずらしてくくり付けておきました。
道がそこからはっきりしなくなりますが、リボンを巻いて目印にしておきました。この岩の脇を抜けて上に向かいますが、まだ道は勾配があまり付いていません。
道がそこからはっきりしなくなりますが、リボンを巻いて目印にしておきました。この岩の脇を抜けて上に向かいますが、まだ道は勾配があまり付いていません。
いよいよ涸れ沢を横切るところまで来ると、前回見かけなかったピンクリボンが見えました。以降、このリボンが結構有効でしたから、こちらのリボンは分かりづらくなりそうなところに付け足す形にしました。
いよいよ涸れ沢を横切るところまで来ると、前回見かけなかったピンクリボンが見えました。以降、このリボンが結構有効でしたから、こちらのリボンは分かりづらくなりそうなところに付け足す形にしました。
尾根に乗るまでの区間にはちょっと道迷いしそうなところもあるので、薄ピンクテープでマーキングしつつ登り、一箇所つづら折れするところにもチェックしておきましたが、前回下った時より道ははっきりしていましたね。あの後何度かハイカーさんが利用した形跡があります。そして問題の尾根の肩の折れ曲がりポイントに2枚目の道標を付けておきました。下りで利用する場合は、くれぐれもここを右に折れないようにしましょう。
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尾根に乗るまでの区間にはちょっと道迷いしそうなところもあるので、薄ピンクテープでマーキングしつつ登り、一箇所つづら折れするところにもチェックしておきましたが、前回下った時より道ははっきりしていましたね。あの後何度かハイカーさんが利用した形跡があります。そして問題の尾根の肩の折れ曲がりポイントに2枚目の道標を付けておきました。下りで利用する場合は、くれぐれもここを右に折れないようにしましょう。
すぐに尾根は木々の枝だらけのもじゃもじゃ地帯になります。ここは尾根から逸れたとしても、基本的に尾根の上を進むことを心掛ければ問題ないです。一応、歩きやすいところにマーキングしておきました。
すぐに尾根は木々の枝だらけのもじゃもじゃ地帯になります。ここは尾根から逸れたとしても、基本的に尾根の上を進むことを心掛ければ問題ないです。一応、歩きやすいところにマーキングしておきました。
大渡ルートの分岐から下の屈曲点まで、この手製道標が2枚ありましたが、これ自体は問題ないので、「野原」と書き加えておくだけにしました。
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大渡ルートの分岐から下の屈曲点まで、この手製道標が2枚ありましたが、これ自体は問題ないので、「野原」と書き加えておくだけにしました。
真っ直ぐに延びる尾根道ですが、下りだと何か右にも進めそうな尾根らしきものがあるので、念のため進むべき側にリボンを巻いておきました。
真っ直ぐに延びる尾根道ですが、下りだと何か右にも進めそうな尾根らしきものがあるので、念のため進むべき側にリボンを巻いておきました。
登り勾配がキツくなって、先で尾根がピークみたいになったところになりますが、これは偽ピークで、やや右にそのまま直進して登る尾根が続きます。左にも下る尾根がありますから、ここも下りで使うには要注意ですね。
登り勾配がキツくなって、先で尾根がピークみたいになったところになりますが、これは偽ピークで、やや右にそのまま直進して登る尾根が続きます。左にも下る尾根がありますから、ここも下りで使うには要注意ですね。
上に出て念のため直進する側に2箇所リボンを巻いておきました。ここから見て、さあどちらかなと思って先を見れば、左側少し奥の木に同じリボンが巻いてあるのを確認できます。
上に出て念のため直進する側に2箇所リボンを巻いておきました。ここから見て、さあどちらかなと思って先を見れば、左側少し奥の木に同じリボンが巻いてあるのを確認できます。
そしてそこから50mくらい先の方で2つ目の手製道標があります。これも問題ないですが、念のため「野原」と「左」と書き加えておきました。
そしてそこから50mくらい先の方で2つ目の手製道標があります。これも問題ないですが、念のため「野原」と「左」と書き加えておきました。
ほんの少し先にはこの古いウィンチが打ち捨てられたところに出ます。ワイヤーケーブルが木々にたくさん絡み付いています。
ほんの少し先にはこの古いウィンチが打ち捨てられたところに出ます。ワイヤーケーブルが木々にたくさん絡み付いています。
今回持って行ったフィルムカメラはトプコンIC-1 Autoで、精工舎が35mm一眼レフ用のレンズシャッターの供給を止めたため、トプコン・ユニやユニレックスのユーザーがそのまま交換レンズやアクセサリーを活かせるように、ユニレックスのボディを74年にフォーカルプレーン化したシャッター優先式TTL-EEモデルです。交換レンズは頂上までは行かないけれども、28mmと100mmを持って行きました。
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今回持って行ったフィルムカメラはトプコンIC-1 Autoで、精工舎が35mm一眼レフ用のレンズシャッターの供給を止めたため、トプコン・ユニやユニレックスのユーザーがそのまま交換レンズやアクセサリーを活かせるように、ユニレックスのボディを74年にフォーカルプレーン化したシャッター優先式TTL-EEモデルです。交換レンズは頂上までは行かないけれども、28mmと100mmを持って行きました。
一部小ピークがありますが、踏み跡はこれを避けるようにしています。もちろんリボンを巻いておきました。
一部小ピークがありますが、踏み跡はこれを避けるようにしています。もちろんリボンを巻いておきました。
ここももじゃもじゃ地帯ですから、歩きやすいところにリボンを巻いておきました。
ここももじゃもじゃ地帯ですから、歩きやすいところにリボンを巻いておきました。
そしてここが野原吊橋と大渡ルートとの分岐。ここにあった左が大渡つり橋となったデタラメ道標は外し、この先で有効に使えるところに付け替えておきました。
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そしてここが野原吊橋と大渡ルートとの分岐。ここにあった左が大渡つり橋となったデタラメ道標は外し、この先で有効に使えるところに付け替えておきました。
野原吊橋は結構変化に富んだ面白いルートだと思いますね。下りでは途中のもじゃもじゃ地帯を抜けてウィンチの残骸に出て、尾根から逸れてトラバースして下り、下では立派な吊橋で景観を楽しめますから、大室山のルートではお勧めですね。
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野原吊橋は結構変化に富んだ面白いルートだと思いますね。下りでは途中のもじゃもじゃ地帯を抜けてウィンチの残骸に出て、尾根から逸れてトラバースして下り、下では立派な吊橋で景観を楽しめますから、大室山のルートではお勧めですね。
さて、分岐から今度は大渡ルートを下ります。杉の落ち葉と枝がたくさんの尾根道ですが、マーキングはしっかりしています。入って少しすると支尾根がありました。ここは右側に下りますが、先の木に赤テープと黄色テープのあるものの、ぱっと見分かりづらいので、リボンをひらひらさせておきました。
さて、分岐から今度は大渡ルートを下ります。杉の落ち葉と枝がたくさんの尾根道ですが、マーキングはしっかりしています。入って少しすると支尾根がありました。ここは右側に下りますが、先の木に赤テープと黄色テープのあるものの、ぱっと見分かりづらいので、リボンをひらひらさせておきました。
上の分岐にあったデタラメ道標ですが、ここに付けとけば間違いではなくなりますので、設置し直しておきました。
上の分岐にあったデタラメ道標ですが、ここに付けとけば間違いではなくなりますので、設置し直しておきました。
真っ直ぐ下るところからつづら折れする区間になります。見辛いですが、曲がり角にはマーキングが一応ありますから、踏み跡が落ち葉ではっきりしなくなっても、テープを探せば問題ありません。
真っ直ぐ下るところからつづら折れする区間になります。見辛いですが、曲がり角にはマーキングが一応ありますから、踏み跡が落ち葉ではっきりしなくなっても、テープを探せば問題ありません。
ここにも踏み跡が中央からやや左に向かって見えますね。中央右の木に赤テープのマーキングがあります。
ここにも踏み跡が中央からやや左に向かって見えますね。中央右の木に赤テープのマーキングがあります。
こんな感じでピンクリボンを追加している訳ですが、ここは結構赤テープのマーキングがしっかりしていますので、あまり追加しなくても良かったです。ただ、ここは熊の引っ掻きから守るためか、木々に初めから白や紫のテープが巻かれていて、淡いピンクのテープでは視認性が悪いので、結び目の先をたくさん出してひらひらさせておきました。
こんな感じでピンクリボンを追加している訳ですが、ここは結構赤テープのマーキングがしっかりしていますので、あまり追加しなくても良かったです。ただ、ここは熊の引っ掻きから守るためか、木々に初めから白や紫のテープが巻かれていて、淡いピンクのテープでは視認性が悪いので、結び目の先をたくさん出してひらひらさせておきました。
つづら折れが終わり、斜面をトラバースして横切る区間になります。薄いながらも踏み跡はありますね。リボンも追加しておきました。
つづら折れが終わり、斜面をトラバースして横切る区間になります。薄いながらも踏み跡はありますね。リボンも追加しておきました。
そしてV字谷になったところが見えてきました。そこを横切ります。
そしてV字谷になったところが見えてきました。そこを横切ります。
対岸に出て再び斜面を進むと、踏み跡が下に向かっていました。先に何か立っているのが見えますね。
対岸に出て再び斜面を進むと、踏み跡が下に向かっていました。先に何か立っているのが見えますね。
これがその正体。こんな新しい道標を設置しておきながら、なぜ利用者が少ないのかとこの時は思いましたが、考えてみると、上の方の支尾根で道標が必要なのに、そこには何もなかったのですから、ちょっと不親切ですよね。本当の理由はこの先に隠されていました。
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これがその正体。こんな新しい道標を設置しておきながら、なぜ利用者が少ないのかとこの時は思いましたが、考えてみると、上の方の支尾根で道標が必要なのに、そこには何もなかったのですから、ちょっと不親切ですよね。本当の理由はこの先に隠されていました。
再びトラバース区間になって西に向かって進みます。またV字谷を横切ります。
再びトラバース区間になって西に向かって進みます。またV字谷を横切ります。
するとまたここにも道標が。良く見ると柱の上にセミの抜け殻があって、下に脱皮したばかりのセミが飛べるようになるまでじっくり待っていますね。鳥に食われないようにね(^∇^)v
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するとまたここにも道標が。良く見ると柱の上にセミの抜け殻があって、下に脱皮したばかりのセミが飛べるようになるまでじっくり待っていますね。鳥に食われないようにね(^∇^)v
一旦谷間のトラバースが終わり、今度ははっきりした道の緩やかにS字になった下り区間が続きます。登山道自体はこんな具合にはっきりしているのに、谷側の崖方面に誘導するかのような赤テープが幹に巻かれていましたが、普通にはっきりした道を進めば問題ないです。
一旦谷間のトラバースが終わり、今度ははっきりした道の緩やかにS字になった下り区間が続きます。登山道自体はこんな具合にはっきりしているのに、谷側の崖方面に誘導するかのような赤テープが幹に巻かれていましたが、普通にはっきりした道を進めば問題ないです。
隣りの尾根を一時越えるために登りに転じますが、すぐ先で最後のトラバース区間が西に延びています。
隣りの尾根を一時越えるために登りに転じますが、すぐ先で最後のトラバース区間が西に延びています。
下のトラバース区間はしばらく続き、途中2回渡渉するところがありました。この渡渉ポイントは画面中央左の大きな岩下あたりが良かったです。画像では上の方に道がありそうに見えますが、実際は画面中央から左にうっすらと踏み跡があり、わずかに登る感じです。尾根側に踏み跡があっても、そちらではないです。あくまでほぼ同じ標高のところをトラバースします。
下のトラバース区間はしばらく続き、途中2回渡渉するところがありました。この渡渉ポイントは画面中央左の大きな岩下あたりが良かったです。画像では上の方に道がありそうに見えますが、実際は画面中央から左にうっすらと踏み跡があり、わずかに登る感じです。尾根側に踏み跡があっても、そちらではないです。あくまでほぼ同じ標高のところをトラバースします。
これが対岸の道。左下からうっすらと右上に踏み跡が見えますね。道迷いしてはいけないので、渡渉前と渡渉後のところにリボンを巻いておきました。
これが対岸の道。左下からうっすらと右上に踏み跡が見えますね。道迷いしてはいけないので、渡渉前と渡渉後のところにリボンを巻いておきました。
先のトラバース路にはこんな具合に転落防止用の杭とロープが設置されていました。落ち葉が多くて利用者の少なさを物語っているようです。
先のトラバース路にはこんな具合に転落防止用の杭とロープが設置されていました。落ち葉が多くて利用者の少なさを物語っているようです。
そして2回目の渡渉。ここは沢の規模が小さくて水量が大変少いため、ともすると涸れ沢になる可能性もありそうです。
そして2回目の渡渉。ここは沢の規模が小さくて水量が大変少いため、ともすると涸れ沢になる可能性もありそうです。
この区間にもあのデタラメ道標がありました。左側からトラバースしてきましたが、何とそちら側が「つり橋」となっています。完全に逆です。まさかとは思いますが、この後ろの尾根に誘導しているのでしょうか? しかし、これと同じ道標のある野原吊橋ルートで合流する箇所はありませんし、そもそも「つり橋」は左にはありません。とにかく、これではやって来た人が混乱しますから、取り外して対面の谷側の木にくくり付けておき、方向を正しいものにしておきました。誰かがいたずらしてるのでしょうか??
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この区間にもあのデタラメ道標がありました。左側からトラバースしてきましたが、何とそちら側が「つり橋」となっています。完全に逆です。まさかとは思いますが、この後ろの尾根に誘導しているのでしょうか? しかし、これと同じ道標のある野原吊橋ルートで合流する箇所はありませんし、そもそも「つり橋」は左にはありません。とにかく、これではやって来た人が混乱しますから、取り外して対面の谷側の木にくくり付けておき、方向を正しいものにしておきました。誰かがいたずらしてるのでしょうか??
そのままトラバース区間を慎重に進むと、木々の切れ目から橋がチラリと見えました。もうゴールは間もなくですね。このトラバース区間も一部道が細くなったところがあるので、要注意です。
そのままトラバース区間を慎重に進むと、木々の切れ目から橋がチラリと見えました。もうゴールは間もなくですね。このトラバース区間も一部道が細くなったところがあるので、要注意です。
大渡吊橋に到着。吊橋の入口手前に軽度の土砂崩れがあって、ここをトラバースしないといけません。足の置き場はかすかにあるので、VRを経験されたことのある人には難しいものではないですが、もちろん危険なことは言うまでもありません。これこそこの道がしっかりした登山道として利用されてこなかった理由だったようですね。せっかく立派な橋を作ったのに、先の道が不通では使い道は皆無です。ちなみに、草で見えなくなってますが、埋もれかけたロープの手すりが設置されています。
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大渡吊橋に到着。吊橋の入口手前に軽度の土砂崩れがあって、ここをトラバースしないといけません。足の置き場はかすかにあるので、VRを経験されたことのある人には難しいものではないですが、もちろん危険なことは言うまでもありません。これこそこの道がしっかりした登山道として利用されてこなかった理由だったようですね。せっかく立派な橋を作ったのに、先の道が不通では使い道は皆無です。ちなみに、草で見えなくなってますが、埋もれかけたロープの手すりが設置されています。
こんな具合に扉が閉じていましたが、施錠はされていないので、今でも問題なく歩けます。もったいないことこの上なしですね。
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こんな具合に扉が閉じていましたが、施錠はされていないので、今でも問題なく歩けます。もったいないことこの上なしですね。
大渡吊橋はこんな具合で大変しっかりしています。出口の土砂崩れは小規模だから、機材を持ち込まずとも、スコップである程度の道は復活できそうですから、是非そうして欲しいと思わせる道でした。
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大渡吊橋はこんな具合で大変しっかりしています。出口の土砂崩れは小規模だから、機材を持ち込まずとも、スコップである程度の道は復活できそうですから、是非そうして欲しいと思わせる道でした。
大渡吊橋から見た道志渓谷。野原吊橋より高いところにあるのかな?
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大渡吊橋から見た道志渓谷。野原吊橋より高いところにあるのかな?
大渡吊橋の入口側の様子は木々の枝や蔦でぐちゃぐちゃ。ハサミを持っているので、人が通れるように蔦を切り落としておきました。
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大渡吊橋の入口側の様子は木々の枝や蔦でぐちゃぐちゃ。ハサミを持っているので、人が通れるように蔦を切り落としておきました。
扉を閉じて左に繋がる道を進みます。先の方で左に柵と扉が有りましたが、問題なくここまで出られるでしょう。ここのコンクリを椅子代わりにして、飲み干したお茶のペットボトルに2Lのボトルから注ぎ足し作業をして休みます。
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扉を閉じて左に繋がる道を進みます。先の方で左に柵と扉が有りましたが、問題なくここまで出られるでしょう。ここのコンクリを椅子代わりにして、飲み干したお茶のペットボトルに2Lのボトルから注ぎ足し作業をして休みます。
道端にはオレンジのヤマユリがたくさん花開いていました。
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道端にはオレンジのヤマユリがたくさん花開いていました。
出口は前回自転車を止めておいたところの向かいでした。丁度大渡バス停脇の通学バスが止まっている駐車場の裏に出ます。水場はその向かいですから、そこでおいしいミネラルウォーターをごくりと飲んで先に向かいます。
出口は前回自転車を止めておいたところの向かいでした。丁度大渡バス停脇の通学バスが止まっている駐車場の裏に出ます。水場はその向かいですから、そこでおいしいミネラルウォーターをごくりと飲んで先に向かいます。
大渡バス停から少し東側にある大渡キャンプ場から大室山方面に進むのが最後のルートです。手製道標はあらかじめ3つ作っておきましたが、まだ書き入れていないやつがもう一つありまして、大渡吊橋ルートとの分岐に掛けておこうと思っていました。そのためには実際に歩かねばなりませんから、ここを登ってみてから道標を仕上げることにしました。
大渡バス停から少し東側にある大渡キャンプ場から大室山方面に進むのが最後のルートです。手製道標はあらかじめ3つ作っておきましたが、まだ書き入れていないやつがもう一つありまして、大渡吊橋ルートとの分岐に掛けておこうと思っていました。そのためには実際に歩かねばなりませんから、ここを登ってみてから道標を仕上げることにしました。
大渡キャンプ場は今の時期でも平日は誰もいませんでした。その点では大室指・椿のキャンプ場よりも寂しいですね。とにかくここを下ります。後ろの看板に「ここから大室山に登れます」と書かれていて、国土地理院の地図にもここからのルートが点線で書かれていますが、ヤマレコの「みんなの足跡」で確認すると、こちらはほとんど利用されていませんね。
大渡キャンプ場は今の時期でも平日は誰もいませんでした。その点では大室指・椿のキャンプ場よりも寂しいですね。とにかくここを下ります。後ろの看板に「ここから大室山に登れます」と書かれていて、国土地理院の地図にもここからのルートが点線で書かれていますが、ヤマレコの「みんなの足跡」で確認すると、こちらはほとんど利用されていませんね。
この道には白いヤマユリが勢い良く咲いていました。いつも2つ3つが出ているようなイメージでしたが、こんなに密集して咲くもんなんですね。
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この道には白いヤマユリが勢い良く咲いていました。いつも2つ3つが出ているようなイメージでしたが、こんなに密集して咲くもんなんですね。
大渡キャンプ場まではキツイ下り坂をしばらく歩きます。ちょっと靴下一枚では右足小指の方が怪しくなってきたので、途中で靴を脱いでつま先パッドを入れておきました。この日はかかとの靴擦れは起こりませんでしたが、登りをあまり歩いていないので、症状が出なかっただけかもしれません。
大渡キャンプ場まではキツイ下り坂をしばらく歩きます。ちょっと靴下一枚では右足小指の方が怪しくなってきたので、途中で靴を脱いでつま先パッドを入れておきました。この日はかかとの靴擦れは起こりませんでしたが、登りをあまり歩いていないので、症状が出なかっただけかもしれません。
キャンプ場に到着すると、目の前に橋が架かっていました。ここを渡って鬱蒼とした山の斜面に取り付きますが、少し進んだところで雨が降り始め、どんどん勢いが強くなったので、一旦キャンプ場に戻ります。
キャンプ場に到着すると、目の前に橋が架かっていました。ここを渡って鬱蒼とした山の斜面に取り付きますが、少し進んだところで雨が降り始め、どんどん勢いが強くなったので、一旦キャンプ場に戻ります。
どんより雲っているので、水面があまり鮮やかではないですが、朝晴れた時間に見ていれば野原吊橋からの様子と同じだったのでしょうね。
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どんより雲っているので、水面があまり鮮やかではないですが、朝晴れた時間に見ていれば野原吊橋からの様子と同じだったのでしょうね。
予報では晴れ時々曇りでしたが、ご覧のような大雨に。時間も1時半ですから、ここで昼食タイムにしました。それにしても、ただの通り雨なら良いですが、雨が上がらない場合、今回の予定は尻切れトンボになっちゃいますね。
予報では晴れ時々曇りでしたが、ご覧のような大雨に。時間も1時半ですから、ここで昼食タイムにしました。それにしても、ただの通り雨なら良いですが、雨が上がらない場合、今回の予定は尻切れトンボになっちゃいますね。
雨が弱まってきましたが、まだしっかり降っている時に向こう側を見ると、こんな尻尾だけ青いトカゲが。一度こいつは尻切れトカゲになったんでしょうか。
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雨が弱まってきましたが、まだしっかり降っている時に向こう側を見ると、こんな尻尾だけ青いトカゲが。一度こいつは尻切れトカゲになったんでしょうか。
もう「出前山頂」は暑いのでパスし前回のつけ麺作戦も面倒だからやめて、朝コンビ二で買ったおろしぶっかけそばとおにぎりで済ませました。結構このそばはイケましたね。夏の間はこの作戦にしようかな。
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もう「出前山頂」は暑いのでパスし前回のつけ麺作戦も面倒だからやめて、朝コンビ二で買ったおろしぶっかけそばとおにぎりで済ませました。結構このそばはイケましたね。夏の間はこの作戦にしようかな。
昼食を取って、未記入だったもう一枚の道標のベースにコース図を書き込みます。まだキャンプ場ルートは歩いていないですが、上から確認してつづら折れしているのを見ていますので、こんな感じに。後でくくり付けする際に情報を追加しておきます。天気はいきなり晴れてきました。
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昼食を取って、未記入だったもう一枚の道標のベースにコース図を書き込みます。まだキャンプ場ルートは歩いていないですが、上から確認してつづら折れしているのを見ていますので、こんな感じに。後でくくり付けする際に情報を追加しておきます。天気はいきなり晴れてきました。
雨も上がったので最後の「お仕事」に出かけます。時間は午後2時15分です。雨のおかげで道が滑りやすくなっていそうですね。
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雨も上がったので最後の「お仕事」に出かけます。時間は午後2時15分です。雨のおかげで道が滑りやすくなっていそうですね。
雨が上がった後のこの橋はやばかったです。第一歩を踏み出したところで滑って転びそうになりました。苔ではないですが、何かヌルっとしていました。
雨が上がった後のこの橋はやばかったです。第一歩を踏み出したところで滑って転びそうになりました。苔ではないですが、何かヌルっとしていました。
キャンプ場の橋を渡るとすぐ先で沢の上に架かった木橋を渡ります。道ははっきりしていますが、別段この辺りには道標もリボンもありませんので、どこに出るのかは良く分かりません。すると、少し先にピンクリボンのある鋭角に曲るところと、そのまま直進するような左側へ進む分岐に出ます。そこを沢沿いに左に進んでみます。
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キャンプ場の橋を渡るとすぐ先で沢の上に架かった木橋を渡ります。道ははっきりしていますが、別段この辺りには道標もリボンもありませんので、どこに出るのかは良く分かりません。すると、少し先にピンクリボンのある鋭角に曲るところと、そのまま直進するような左側へ進む分岐に出ます。そこを沢沿いに左に進んでみます。
途中、大きな岩を二本の木が包み込むようにして育ったヘンテコなものがありましたが、かなり大きかったですね。画像では迫力が伝わらないですね。
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途中、大きな岩を二本の木が包み込むようにして育ったヘンテコなものがありましたが、かなり大きかったですね。画像では迫力が伝わらないですね。
もう一度沢を渡るところに木橋が掛けられていて、これを渡ってとりあえず左に沢伝いに進んでみます。
もう一度沢を渡るところに木橋が掛けられていて、これを渡ってとりあえず左に沢伝いに進んでみます。
すると、三段の滝が現われました! キャンプ場の橋のところに説明書きがあれば良かったのにね。ちなみに、この右にまだ道らしきものがあったので進みましたが、すぐに軟らかい土の急勾配になって道も消えていました。
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すると、三段の滝が現われました! キャンプ場の橋のところに説明書きがあれば良かったのにね。ちなみに、この右にまだ道らしきものがあったので進みましたが、すぐに軟らかい土の急勾配になって道も消えていました。
高さは15m程でしょうか。ついさっき大雨になったせいか、勢い良く水が落ちていました。
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高さは15m程でしょうか。ついさっき大雨になったせいか、勢い良く水が落ちていました。
分岐に戻ってピンクリボンに沿って進みます。こちらにはこのリボンがまめに結ばれていて、踏み跡はうっすらですが、安心して歩けます。一旦尾根の尻をトラバースして先の方から登りになります。
分岐に戻ってピンクリボンに沿って進みます。こちらにはこのリボンがまめに結ばれていて、踏み跡はうっすらですが、安心して歩けます。一旦尾根の尻をトラバースして先の方から登りになります。
隣りの尾根の先には土砂の流れたV字谷があり、道はそのまま山側に折れて急勾配をつづら折れするようになります。転落防止用にロープの柵が設けられていますね。
隣りの尾根の先には土砂の流れたV字谷があり、道はそのまま山側に折れて急勾配をつづら折れするようになります。転落防止用にロープの柵が設けられていますね。
ここのターン地点もしっかりピンクリボンがあって安心して進めます。踏み跡も薄いながらもちゃんと目視できます。
ここのターン地点もしっかりピンクリボンがあって安心して進めます。踏み跡も薄いながらもちゃんと目視できます。
ますます勾配が厳しくなってきました。濡れ落ち葉で滑るかと思いきや、意外とグリップしてくれますので助かりましたが、ロープの補助なしでは面倒な傾斜ですね。
ますます勾配が厳しくなってきました。濡れ落ち葉で滑るかと思いきや、意外とグリップしてくれますので助かりましたが、ロープの補助なしでは面倒な傾斜ですね。
細尾根になっても勾配はキツいですが、多少緩んでくれました。しかーし! 濡れ落ち葉の下にヤツらが潜んでいたようです…。
細尾根になっても勾配はキツいですが、多少緩んでくれました。しかーし! 濡れ落ち葉の下にヤツらが潜んでいたようです…。
そしてまたジグザグに登って行くと、いよいよ大渡吊橋ルートとの分岐点に出ました。ここまでの距離はかなり短かったですね。登りが始まってから何かあっと言う間にたどり着きました。下のつづら折れの始まるところから14分でした。
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そしてまたジグザグに登って行くと、いよいよ大渡吊橋ルートとの分岐点に出ました。ここまでの距離はかなり短かったですね。登りが始まってから何かあっと言う間にたどり着きました。下のつづら折れの始まるところから14分でした。
そして先ほど通った大渡吊橋ルートの分岐点に到着。追加情報を書き加えてくくり付けておきました。一応昼前にもここで確認して勾配がキツイ事をチェックしていましたが、実際かなり厳しい区間があるので、その旨を書き加え、三段の滝も書き加えました。
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そして先ほど通った大渡吊橋ルートの分岐点に到着。追加情報を書き加えてくくり付けておきました。一応昼前にもここで確認して勾配がキツイ事をチェックしていましたが、実際かなり厳しい区間があるので、その旨を書き加え、三段の滝も書き加えました。
昼前と同じように大渡吊橋ルートを下り、先ほど付けたリボンの様子をチェックしておきます。この掘られたようになったはっきりした踏み跡の道は周辺にマーキングがあっても無視して下まで進むと良いです。こんな森林関連の看板が落ちています。
昼前と同じように大渡吊橋ルートを下り、先ほど付けたリボンの様子をチェックしておきます。この掘られたようになったはっきりした踏み跡の道は周辺にマーキングがあっても無視して下まで進むと良いです。こんな森林関連の看板が落ちています。
トラバース区間に至ると最初の渡渉地点で、最初にくくり付けたリボンの位置がイマイチだったので、落ちていた短い鉄パイプを立てて石で押さえて、ケルンじゃないけどそこにリボンを結んでおきました。
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トラバース区間に至ると最初の渡渉地点で、最初にくくり付けたリボンの位置がイマイチだったので、落ちていた短い鉄パイプを立てて石で押さえて、ケルンじゃないけどそこにリボンを結んでおきました。
トラバース区間に入って、先ほど向きを変えたデタラメ道標を確認。これなら間違えることはないでしょう。
トラバース区間に入って、先ほど向きを変えたデタラメ道標を確認。これなら間違えることはないでしょう。
そしてまた立派な大渡吊橋に到着。とても気持ち良いですが、この後惨劇が待っていました…。あ、別に転落とかそういうものじゃないです(笑。
そしてまた立派な大渡吊橋に到着。とても気持ち良いですが、この後惨劇が待っていました…。あ、別に転落とかそういうものじゃないです(笑。
そこから北西側の山を見ると変な形の雲が立っていました。テポドンでも発射したみたいです(^∇^)b
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そこから北西側の山を見ると変な形の雲が立っていました。テポドンでも発射したみたいです(^∇^)b
大渡吊橋から直下を写真に撮りましたが、この時は気付いていなかったものの、画像で見るともう靴に1匹、左足ズボンに1匹ヤツらの姿が見えますね。多分、キャンプ場ルートでやられた気がします。何しろ雨で湿った落ち葉も多くていかにもと言った環境でしたが、ここは道志ですから、はなからいないものだと思っていて油断しましたね…。
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大渡吊橋から直下を写真に撮りましたが、この時は気付いていなかったものの、画像で見るともう靴に1匹、左足ズボンに1匹ヤツらの姿が見えますね。多分、キャンプ場ルートでやられた気がします。何しろ雨で湿った落ち葉も多くていかにもと言った環境でしたが、ここは道志ですから、はなからいないものだと思っていて油断しましたね…。
橋を渡り、コンクリ舗装の道を戻ります。草の生え具合から、もう事実上の廃道なんでしょうね。
橋を渡り、コンクリ舗装の道を戻ります。草の生え具合から、もう事実上の廃道なんでしょうね。
水場に到着。午後3時46分です。まだヤツらが取り付いていることに気付いていません。冷たい水で、今日の「お仕事」が完了したことを喜んでごくごくやりました(^∇^)v
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水場に到着。午後3時46分です。まだヤツらが取り付いていることに気付いていません。冷たい水で、今日の「お仕事」が完了したことを喜んでごくごくやりました(^∇^)v
大渡から野原まで1kmくらいはありますので、到着は3時59分になりました。この日は風がそこそこ吹いていたので、日影の道ですから結構涼しかったですね。汗だくにはなりましたが、前回の灼熱地獄とは雲泥の差でした。そして帰宅のために靴を脱ごうとすると、靴下にヤツがへばりついていました! すぐに反対側のズボンをめくると、何匹か取り付いて血を吸っていやがりまして、すぐにハッカ油入りエタノールを車から出して吹き付けて皆路面に落としました。道志にまでヤツらがはびこっているのかと、一瞬凍りついてしまいました。
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大渡から野原まで1kmくらいはありますので、到着は3時59分になりました。この日は風がそこそこ吹いていたので、日影の道ですから結構涼しかったですね。汗だくにはなりましたが、前回の灼熱地獄とは雲泥の差でした。そして帰宅のために靴を脱ごうとすると、靴下にヤツがへばりついていました! すぐに反対側のズボンをめくると、何匹か取り付いて血を吸っていやがりまして、すぐにハッカ油入りエタノールを車から出して吹き付けて皆路面に落としました。道志にまでヤツらがはびこっているのかと、一瞬凍りついてしまいました。
雨が降ってからは一層涼しくなったのは良いのですが、ヤツらの活動が活発になってしまい、駐車場到着時に合計10匹のヒルを皆殺しにする羽目になりました。おかげで、脛からふくらはぎにかけて、無数の傷口からの出血が、帰宅後も止まりませんでした(;´д`)。道志に来る際は、西丹沢だから安全と思わない方が良さそうです。
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雨が降ってからは一層涼しくなったのは良いのですが、ヤツらの活動が活発になってしまい、駐車場到着時に合計10匹のヒルを皆殺しにする羽目になりました。おかげで、脛からふくらはぎにかけて、無数の傷口からの出血が、帰宅後も止まりませんでした(;´д`)。道志に来る際は、西丹沢だから安全と思わない方が良さそうです。
これが今回正しい道標設置&マーキングして回ったコース。 一度もピークには至ってませんし(野原吊橋ルートの下の方にプチピークがありますが、巻いてるんですよね^^)、最高地点も803mで総距離も10km未満だから、楽なはずなのに、午後4時になりましたので、7時間半も掛かったことになります。やはりマーキングしながらでは、時間は掛かりますね。でも、少しでもここを歩くハイカーさんの手助けになってくれれば、ヒルの吸血はともかく、嬉しいことです。お勧めは野原吊橋ルートですので、登りでも下りでも問題はなくなりましたから、是非一度歩いてみて下さいね。ちなみに野原方面はまだヒルには遭遇していません(^∇^)v
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これが今回正しい道標設置&マーキングして回ったコース。 一度もピークには至ってませんし(野原吊橋ルートの下の方にプチピークがありますが、巻いてるんですよね^^)、最高地点も803mで総距離も10km未満だから、楽なはずなのに、午後4時になりましたので、7時間半も掛かったことになります。やはりマーキングしながらでは、時間は掛かりますね。でも、少しでもここを歩くハイカーさんの手助けになってくれれば、ヒルの吸血はともかく、嬉しいことです。お勧めは野原吊橋ルートですので、登りでも下りでも問題はなくなりましたから、是非一度歩いてみて下さいね。ちなみに野原方面はまだヒルには遭遇していません(^∇^)v

感想

 19日(水)は、2週間前に歩いた道志から大室山に登る茅ノ尾根の下側にある支線ルートのデタラメな手製道標を直しつつ、新たに正確に記した道標を掛けるべく、道志に行ってきました。その前回歩いて見付けた野原吊橋ルートから登り、久保吊橋間を結ぶ遊歩道に出るところ(山側から見て)にまず一つ、下る際に難儀した尾根の肩のところにもう一つ、上の大渡ルートとの分岐に掛かっていたウソの手製道標を外して、そこに3つ目のやつを掛けておきました。そのウソ道標は下の方で方向を間違えることがないように適正なところに掛け直しました。
 実は残りもう一枚の道標用の板を持って行ったんですが、ルートには大渡方面にまだ分岐があって、大渡吊橋ルートと大渡キャンプ場ルートの分岐に取り付けようと思っていました。ただ、そこはまだ一度も歩いていないので、一度そのマイナー極まりないルートを両方とも歩いてから、板に情報を書き込まないといけませんから、まずは大渡吊橋方面に下ります。
 その大渡吊橋ルートにはしばらくのトラバース区間がありますが、そこにもあのデタラメ道標が掛かっていました。ナンと、吊橋方面の向きが逆になっていて、ひょっとしたらわざと混乱させていたのかもと思えてしまいました。山側に掛かっていたので、谷側の木にくくり付け直して、向きが正しくなるようにしておきましたが、いやはや滅茶苦茶ですね。そして大渡吊橋を渡りましたが、ここは山側の歩道が若干の土砂崩れで通行困難(と言うほどでもないんですけどね)な状態になっていて、形の上では閉鎖しているみたいです。しかし、新し目の道志村が立てた道標がルートには複数あったし、吊橋にある扉も施錠もされておらず、自己責任で入れるようになっているようです。
 大渡キャンプ上に移動したらまさかの大雨。一旦建物の下にあったベンチで休みつつ、昼食を取って雨上がりを待ちます。その間に、空白だったもう一枚の板に、先ほど確認した大渡吊橋方面とキャンプ場方面の分岐の情報を書き込んでおきました。こちらの橋は吊橋ではなく、普通の架け橋です。 先に進むと、道は直進していますが、鋭角に戻るように曲るトラバース路があり、そちらには初めからピンクリボンがありました。念のため、直進方面(左方向ですけどね)を進むと、大渡三段の滝がありました。戻ってリボンのある側を進むと、隣の尾根の方にトラバースして、そこから急登になり、ほどなく大渡吊橋ルートとの合流地点に出られました。そこで、先ほど仕上げた道標に「急勾配注意」「三段の滝」を書き加えてから分岐のところの木にくくり付けておきました。
 それからまた大渡吊橋方面に下って国道に出て野原駐車場に戻りましたが、帰り支度をしたら惨劇が…。な、ナンと、靴にヒルが取り付いていたので、靴下を見ると、もう1匹くっ付いていて、裾を捲り上げると、計6匹ものヒルに血を吸われていました。靴と靴下の間に1匹、ズボンにも1匹付いていましたから、合計で10匹も…。血を吸い終わって落ちた形跡は他になかったので、多分大渡キャンプ場ルートか、もっと後の吊橋ルートのトラバース区間でやられたものと思われますが、最初に歩いた時には全く出なかったので、午後の雨がヤツらを活発化させたのは間違いないです。しかし、何ともまぁ、道志にまでヒルだらけになっているとは。一応ヤマビルファイターを出発時に軽く靴に吹き付けておきましたが、しっかり靴下やズボンの裾にもかけておくべきでした。
 いずれにせよ、これで野原吊橋ルートも大渡吊橋ルートも大渡キャンプ場ルートも完全にマーキングされて、道迷いの心配はなくなりましたよ。少しでもここを利用される皆さんのお役に立てれば良いなと思いました(^∇^)v


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コメント

お疲れ様です!
道標設置お疲れ様です。
今度、ヒルがいない時、確認に行きますね(^.^)
でも、まさか道志方面にも出るなんて・・・
この時期の丹沢バリルートは、どこも危険なんですね(^^;)
2017/7/21 9:22
Re: お疲れ様です!
youさん、こんにちは!
ここ、かなり面白いルートが満載ですよ。
多分、雨にならなければヤツらに遭遇しなかった気がしますが、少なくとも野原吊橋ルートならまだ大丈夫かと。
野原大橋バス停先の無料駐車場に止めて、野原吊橋ルートで茅ノ尾根に乗り、そのまま大室山に出てからすぐ隣りの大室山北尾根を下って大室指に出てから国道を歩いて野原に戻ると言うのも乙かなと思います。
youさんの脚力なら、前大室からヤケハギ尾根で下っても問題なく一周できそうですね。
いずれにせよ、大渡・野原のルートは結構面白い道ですから、是非楽しんでみて下さい。
2017/7/21 13:21
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