上野道〜摩耶山忉利天上寺〜青谷道【六甲・摩耶、兵庫県】

1997年06月15日(日) [日帰り]

• GPS: 02:00
• 距離: 5.1km
• 登り: 512m
• 下り: 505m

コースタイム

●コースタイム
摩耶ケーブル下 1430 ― 摩耶山忉利天上寺 ― 青谷BS 1630

●行動時間　2:00

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

●今回の移動
自宅 ＝ 摩耶ケーブル下 ― 摩耶山忉利天上寺 ― 青谷 ＝ 自宅

●登山口へのアクセス
○摩耶ケーブル下、五鬼城下入口
・「摩耶ケーブル下」駅・バス停から西へ2本目の縦筋を登り詰めると、五鬼城への入口
・駅から途中にも、五鬼城の案内標示は出ている
・「摩耶ケーブル下」バス停は18系統だが、2系統「観音寺」バス停から歩いて登ったとしても、摩耶ケーブル下までは10分は掛からない程度

コース状況／危険箇所等

●コ−ス状況
○上野道、青谷道ともに利用が多く、ルートは明瞭。何本かの枝道があり、標記のない分岐もあるが、いずれかには通じており、あまり山中に迷うことを心配することはない

その他周辺情報

●買う、食べる
・街中からの山行きとなるので、ハイキングコース入口までの間で買い物、食事等を準備することは十分に可能。ただし、摩耶ケーブル下付近にはコンビニエンスストア等はない。もっと麓側で探す必要がある

●日帰り温泉
・神戸市内には、いくつか日帰り専門の温泉あり

写真

12/24 12:40

旧忉利天上寺は、急傾斜の山中にあるとは思えない全容であったが、昭和になっって火災で焼失。摩耶山の山上に引っ越してしまった。（後日撮影）【旧忉利天上寺山門にて】

撮影機器：

PowerShot SX230 HS CANON

感想

otoh

　この日も足慣らし。身軽な格好で上野道と青谷道を歩いてみることにした。
神戸市営バス18系統で「摩耶ケーブル下」へ。摩耶ケーブルは震災以来止まったままだ。駅舎の入り口もふさがれたまま。このままなくならなければいいのだが。（結局、震災から実に5年後になってようやく再開された。）
上野道の入口へとむかい、ゆっくりと登る。山道らしい道であり、勾配もある。
ケーブルカーの終点駅には寄らず、そのまま摩耶山方面へ。やがて、旧忉利天上寺山門が現れる。こんな山中にあるものとは思えない大きさ。今も荘厳な空間への扉のようだ。山門をくぐり、急な階段を登っていくと寺院の跡。昭和の火災で失われたことを思うと残念でならない。
そこから折り返し、今度は分岐から青谷道へ。細道を下っていくと行者堂。こんな山奥にも人の気配がある。そこからは、青谷沿いに下っていくが、通常の道のように（車が通るほどではないが）整備されている。淡々と進むと、やがて青谷地区の山側に出た。バス停まで歩き、2系統バスで六甲へと向かった。
摩耶山の歴史を感じた一日であった。