羊蹄山京極コース 今年もまた道外の百名山ハンターさんに出会う
- GPS
- 08:04
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,472m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 8:54
天候 | 晴、この時期にしては気温は低め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス | 駐車場は20台ほど駐車可能。トイレなし。登山ポストあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8合目から上のガレ場は浮石多数 ※GPSが不調で地図・標高グラフが少し変 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
|
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備考 | キツイ山なので服装・持ち物を軽量化し靴も底が柔らかく薄いトレキングシューズにしたがこれは失敗。下山時沢山ある段差を降りるときの衝撃を靴底で受けきれるず足の裏にかなり響き下山の後半かなり足裏が痛かった。 |
感想
昨年7月真狩コース以来の2度目の羊蹄山。今年はきつそうな京極コースにした。
足弱な自分にはどのコースで登ろうと羊蹄は相当にキツイ。この日に備え何度かザックを重たくしてのトーレーニング登山をしていたが、そのお蔭か今日は必要なものは全部詰めたザックでもほとんど重いと感じない。そして天気は良いが気温は余り上がらない予報。つまり暑さによる疲労も余り心配が無い。
登りはじめて最初に休憩した6合目までで余り汗もかかず、疲れも思ったよりは無く来れたが、再度登りだすとこの先も続く急登や歩き難そうなザレ場の事を思い気持ちが重たくなる。精神的な余裕が無くなると脚も重たくなり、どうにか理由をつけて登るのを途中で止めて帰ろうかなどと少し思いはじめるが、もう一人の自分がその弱気をなだめたりすかしたりしながらようやく山頂部に到着した。
山頂へ行く前に旧山頂でゆっくり休んだので軽い足取りで無事2度目の山頂到着を果たした。目出度しである。殆ど空腹を感じないがそこでほんの少しだけ山頂ランチを食べてからあたりを少し歩きながら写真を撮り眺望を楽しんでやって来た京極コースへの分岐点に戻る。
中途半端な時間でまだ山頂部にいる余韻を楽しみたいと思い腰を下ろしタバコを吸い始めると登っている途中、確か五合目あたりで抜かされた自分より7・8歳くらい年長の男性がやってきて近くに腰を下ろしてタバコに火をつけて「ああっこれで家に帰れる。」とつぶやくのが聞こえた。
自分が遠くからきたのですかと話しかけたのがきっかけで会話が始まった。この方は青森の弘前から北海道の百名山を登りに来てこの山が最後だったとのこと。天気の関係で九つの山全部を登りきるのに思ったより日数がかかったこと。アクセスがしにくい利尻や幌尻での苦労したことなどなど、そして北海道の山の印象や自分が岩手で登山を始めたことを話すと岩手の山の話も出た。
話しているうちに二人とも遥か昔の学生時代に函館いたことがわかり、どちらもその時函館山に登ったことなどが分かり何だか若い頃を懐かしむ気分にもなっていた。
かなりの時間話をしていると、ここから京極の下山ですか?とそばを通りかかったソロの女性に聞かれたのを潮に話を切り上げ下山を開始することにした、この青森の百名山ハンター氏に自分は脚が遅いのでついて行きますが多分相当遅れますから気にせず先に行ってくださいと話して下山開始。怖いザレ場を無事り切ってからは予想どおり軽々と下っていくハンター氏をペースメーカーに順調に高度を下げていく。下るに従い気温が上がりどんどん汗が出始めてきたのでそろそろ一休みしたいと思い六合目くらいで10メートルくらい前を先行するハンター氏に休憩しませんか?と声をかけるが聞こえなかったのかそのまま先を行ってしまった。2度3度大きな声を出す余裕は無かった。まあ、下山したら挨拶出来ると思い立ち止まりザックを降ろして1枚脱いで汗を拭いて大休止にした。
昨年この山の登山前日に会い登山中・下山後に色々話をした長野の百名山ハンター氏のことを思い出した、あの方は羊蹄を口切に名山周りを開始すると言っていたが果たしてどうだったのだろうか?長身痩躯でさっそうと山中を歩いていた姿を思い出すと、きっと北海道で登りたい山は予定通り登ったんだろうとは思うが、、、
自分は何か数値的な目標を持っての登山をしたいとは思はないが、強いて言えば何度でも、そして何かの折につけては登りたくなる山にいつかは出会いたいというのが目的というか願望かなあなどと思う。
再度歩きはじめて3合目くらいでハンター氏に追いつく、振り向いたら気づかないうちに見えなくなったのでこの少し手前で休んでいたとのこと。そこからまたペースメーカ役になっていただきながら、痛み出した足裏をいたわりながら無事登山口に戻れた。
それぞれの車に戻り身づくろいをしてから、山頂で言い忘れた道内百名山登山の達成のお祝いを言って、そしてお互いの無事の帰宅を言い交わしてハンター氏とのお別れとなった。
羊蹄はきついが毎年登りたくなる山であることを実感した登山だった。来年は一番キツイらしい喜茂別コースにしようか、そして2度あることは3度ありでその時また誰か百名山ハンター氏に出会えるかもと思いながら札幌へ車を走らせた。
こんにちは。初めまして(?)。
お二人はパーティなのかなソロ同士なのかな?と思いながら降りましたが、
謎解けました。
山は広いですが、けっこう狭いものだとも思い、レコ読ませていただきました。
私もハンター的な岳人さんたちが多かったように思いました。
ある年配のソロ男性は「どこが頂上かわからん山だな!ಠ_ಠ
とおっしゃってました(^_^;)
またどこかでお会いしましたらよろしくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いします。
藻岩での忘れ物 見つかるとよいですね。
東日本大震災での札幌カリタスさんの活動を現地で見ていまして宗教全体に否定的だったことがかなり変わりました。宮古での自分の個人的な活動にも助成金を頂いたことも、多分いつまでも忘れません。u神父さんお元気かなあ?
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