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Yamareco

記録ID: 1214459
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

池ノ谷

2017年07月28日(金) 〜 2017年07月30日(日)
 - 拍手
anb29658 その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
22:34
距離
17.0km
登り
3,573m
下り
2,132m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
0:20
合計
8:20
10:30
190
馬場島
13:40
13:50
260
白萩川渡渉(雷岩下流)
18:10
18:20
30
小窓乗越三角岩
18:50
大岩の幕営地
2日目
山行
12:50
休憩
0:50
合計
13:40
6:10
60
大岩の幕営地
7:10
7:20
130
二俣
9:30
9:40
120
EL.2400m 雪渓割れ箇所
11:40
11:50
260
三ノ窓
16:10
16:30
200
剣岳
19:50
天候 1日目:小雨曇り一時やや強い降雨、2日目:小雨曇り日没時晴れる、3日目:薄曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夏山シーズンの週末ではあるが、雨模様の天候が2週間以上続いており、馬場島荘前の駐車場はすいていた
コース状況/
危険箇所等
***要点のみ記載***
・白萩川渡渉は雷岩の下流約30mの場所にした。右岸の岩に新しいトラロープがあったことと過去の記録において雷岩の上流を渡っていたことから、そのあたりまで行ってみたが、降雨で増水ぎみの条件では下流地点のほうが安全と判断し戻って渡渉する(渡渉後、マーキングなどもあり、この地点が最短ルートと分かる)
・小窓尾根の下りは途中まで残置ロープがあって分かり易かったが、過去の崩落個所(現在は草が生えている)だと思うが、急にルートが分からなくなり急傾斜地で不安になる。GPSで過去トレースを確認しながら下ると、ピンクテープがあって安心する
・標高2400m付近の池ノ谷の中央に大きな岩(W=3.0m,H=3.0mくらい)があり、遠くからでも雪渓の中にポツンとその頭部が見える。この地点の雪渓は完全に切れていた。クラック幅約2.0m、雪壁の高さは約3.0m。
上流の雪渓と中央の大きな岩が少しだけくっついていたことから、岩にに乗ってから上流の雪渓に移ることができた。ただし、8月以降は融雪の状況により同様な突破は難しい可能性が大。また、右岸側は小さな滝が流れていてスノーブリッジ状態、左岸側はちょっとした岩壁、どちらも乗り移りたい雪渓はオーバーハング状態であった
・池ノ谷の雪渓が切れて、三ノ窓(コル)までは「池ノ谷ガリー」の兄弟みたいな斜面を這い登ることになる。左岸側寄りにルートをとり、薄いトレースのある草付きの尾根を登った
・北方稜線は残雪が懸念されていたものの、ルート上に雪は残ってなく、特に問題はなかったが、荷を背負って長次郎頭の濡れた岩場の下りは怖かった
エントリー
2017年07月28日 11:10撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/28 11:10
エントリー
雷岩
2017年07月28日 12:45撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/28 12:45
雷岩
渡渉地点ですが、増水気味なので多少の川遊び(渓流釣りやレベルの高くない沢遊び程度)の経験がないと難しいかもしれない
2017年07月28日 13:35撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/28 13:35
渡渉地点ですが、増水気味なので多少の川遊び(渓流釣りやレベルの高くない沢遊び程度)の経験がないと難しいかもしれない
ネオプレーンソックスは荷が重く(2つの登山靴を土嚢袋に入れて背負う)てもグリップが効き、安心して渡渉可能
2017年07月28日 13:51撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
7/28 13:51
ネオプレーンソックスは荷が重く(2つの登山靴を土嚢袋に入れて背負う)てもグリップが効き、安心して渡渉可能
この石碑、渋いっスね〜
2017年07月28日 14:40撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/28 14:40
この石碑、渋いっスね〜
小窓尾根から見えた池ノ谷
2017年07月28日 17:31撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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7/28 17:31
小窓尾根から見えた池ノ谷
小窓尾根の下り
2017年07月28日 18:01撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
7/28 18:01
小窓尾根の下り
池ノ谷下部の大岩幕営地
2017年07月29日 05:21撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
7/29 5:21
池ノ谷下部の大岩幕営地
出発の朝の池ノ谷
2017年07月29日 06:08撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
7/29 6:08
出発の朝の池ノ谷
二俣
2017年07月29日 07:11撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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7/29 7:11
二俣
マッチ箱
2017年07月29日 07:52撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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7/29 7:52
マッチ箱
ガスの晴れたV字の谷、すごい
2017年07月29日 08:25撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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7/29 8:25
ガスの晴れたV字の谷、すごい
遠くのV字の雪渓の中央に大岩(雪渓の割れている場所)の頭部が見える
2017年07月29日 09:13撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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7/29 9:13
遠くのV字の雪渓の中央に大岩(雪渓の割れている場所)の頭部が見える
雪渓の割れ
2017年07月29日 09:33撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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7/29 9:33
雪渓の割れ
雪渓の割れ
2017年07月29日 09:47撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/29 9:47
雪渓の割れ
雪渓終わり
2017年07月29日 10:39撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/29 10:39
雪渓終わり
三ノ窓へ登る際、後方を振り向く
2017年07月29日 11:56撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/29 11:56
三ノ窓へ登る際、後方を振り向く
池ノ谷ガリー
2017年07月29日 12:21撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/29 12:21
池ノ谷ガリー
天気も良くない夕方の山頂は静か。
この後、早月小屋まで下ったものの、そこまで二日間誰にも会わなかった。
2017年07月29日 16:21撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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7/29 16:21
天気も良くない夕方の山頂は静か。
この後、早月小屋まで下ったものの、そこまで二日間誰にも会わなかった。
夕暮れの早月尾根
2017年07月29日 18:55撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
7/29 18:55
夕暮れの早月尾根
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル テント テントマット シェラフ ヘルメット
備考 渡渉グッズは、ネオプレーンソックス(ホームセンター等で冬季になると販売している薄めのもの)・φ6.5ダイニーマ10m・土嚢袋

感想

初日の朝、何度も天気予報をチェックして、決行 or 撤退を判断し入山を決定。
梅雨明け前の難ルート、二週間前(7/15〜17)以降歩いたような形跡もなく、今回も私達だけだった。人の気配は、北方稜線の長次郎コルに幕営1張があっただけであり、翌日早月小屋のテン場でその二人にお会いした。
なお、広島から訪れ二週間前(7/15〜17)に入山されたパーティーのGPXを予めガーミンに組み込み利用させて頂き、助かりました。
3日目の早月小屋〜馬場島の記録は割愛します。

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技術レベル
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