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Yamareco

記録ID: 1219819
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ハイキング
北陸

過ぎ去った栄華を残せし過去の山

2017年08月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
10.5km
登り
889m
下り
879m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:53
休憩
0:04
合計
5:57
11:48
216
スタート地点
15:24
15:27
137
17:44
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
新潟市民なら知らない人はいない五頭山。
磐越道の安田インターで降り、国道290号を出湯温泉(五頭温泉郷にくくられる)を目指す。
すると、出湯温泉街に入るために国道290号を右折する。すると、無料駐車場があり、そこから五頭登山道を目指して歩く事になる。
私のバイブルである新潟100名山と言う本は、色々と親切に書かれているが、とにかく駐車場の位置が何処にあるか全くもって解りにくい。
この写真は登山口に一番近く、広い駐車場だが、一体どうやってここまでくればいいかなんて、あの本からは皆目検討もつかない。
しかし、この理由は後で分かる事になる。
2017年08月10日 12:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/10 12:00
新潟市民なら知らない人はいない五頭山。
磐越道の安田インターで降り、国道290号を出湯温泉(五頭温泉郷にくくられる)を目指す。
すると、出湯温泉街に入るために国道290号を右折する。すると、無料駐車場があり、そこから五頭登山道を目指して歩く事になる。
私のバイブルである新潟100名山と言う本は、色々と親切に書かれているが、とにかく駐車場の位置が何処にあるか全くもって解りにくい。
この写真は登山口に一番近く、広い駐車場だが、一体どうやってここまでくればいいかなんて、あの本からは皆目検討もつかない。
しかし、この理由は後で分かる事になる。
まずは、この『やまびこ通り』に行かなければいけないのだが、どうすればいいのだ!プンプン!
まず、登山ガイドブックは、登山口の駐車場に行くために車のナビに何と入力しなければいけないのか?それを明確にしてほしい。ちなみに五頭山は新潟市民なら誰でも知っているくらいメジャーな山だ。私も幼い頃、伯母に連れられ登らされた嫌な記憶がある。
2017年08月10日 12:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 12:00
まずは、この『やまびこ通り』に行かなければいけないのだが、どうすればいいのだ!プンプン!
まず、登山ガイドブックは、登山口の駐車場に行くために車のナビに何と入力しなければいけないのか?それを明確にしてほしい。ちなみに五頭山は新潟市民なら誰でも知っているくらいメジャーな山だ。私も幼い頃、伯母に連れられ登らされた嫌な記憶がある。
そして、ユーチューブでも何回も目にした登山口であり、登山届を出す小屋だ。
現在時刻は12時。
もうお昼を回ってしまったのは理由がある。
それはスポーツデポでバックパックを買ったからだ!
32リットルサイズで、メーカーはサロモンだ。
ここらへんはスノボのせいだが放っておいてほしいw
2017年08月10日 12:06撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 12:06
そして、ユーチューブでも何回も目にした登山口であり、登山届を出す小屋だ。
現在時刻は12時。
もうお昼を回ってしまったのは理由がある。
それはスポーツデポでバックパックを買ったからだ!
32リットルサイズで、メーカーはサロモンだ。
ここらへんはスノボのせいだが放っておいてほしいw
登山届を出して奥に進むと、しばらく渓流を右側に見ながらひたすら直進します。
ここは、特段危険とか危ないとかはないですが、とりあえず暑いですw
ここで、以前の失敗を繰り返す。
手持ちの飲み物ぶそくだ。今回、一人500mlペットボトルを2本しか持って行かなかったのだ!
2017年08月10日 12:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 12:10
登山届を出して奥に進むと、しばらく渓流を右側に見ながらひたすら直進します。
ここは、特段危険とか危ないとかはないですが、とりあえず暑いですw
ここで、以前の失敗を繰り返す。
手持ちの飲み物ぶそくだ。今回、一人500mlペットボトルを2本しか持って行かなかったのだ!
そして、ようやく登山道という標識を目にする。
ここまでで、『登山口』を案内する標識は、あの道路の看板だけであり、ここに辿り着くのも難儀した。
今は健康志向や登山ブームで、人が好き好んで山に来る。
それを観光資源にできないのは如何なものか?
地元の五頭温泉郷が可哀想だね。
まあ、市町村合併などで、人口が少ない場所にはお金が下りないから整備することすら難しいのかもしれないですけどね。
2017年08月10日 12:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 12:20
そして、ようやく登山道という標識を目にする。
ここまでで、『登山口』を案内する標識は、あの道路の看板だけであり、ここに辿り着くのも難儀した。
今は健康志向や登山ブームで、人が好き好んで山に来る。
それを観光資源にできないのは如何なものか?
地元の五頭温泉郷が可哀想だね。
まあ、市町村合併などで、人口が少ない場所にはお金が下りないから整備することすら難しいのかもしれないですけどね。
しはらく歩くと、橋を渡り、渓流の右岸側に移ると本格的な登山道が始まる。この渓流の源流は、五合目の鳥帽子岩の広場の脇からその源流に触れる事ができる。
そして、ここからどんどん高さを稼いでいく。
2017年08月10日 12:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 12:20
しはらく歩くと、橋を渡り、渓流の右岸側に移ると本格的な登山道が始まる。この渓流の源流は、五合目の鳥帽子岩の広場の脇からその源流に触れる事ができる。
そして、ここからどんどん高さを稼いでいく。
このとおり、水は澄んで綺麗だ。
しかし、源流の場所では【この生水は飲めない】と注意を促す標識がある。
今まで、登山道の湧き水はガブガブ飲んでいたが、そんな事は気にした事もなかったな。
2017年08月10日 12:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 12:21
このとおり、水は澄んで綺麗だ。
しかし、源流の場所では【この生水は飲めない】と注意を促す標識がある。
今まで、登山道の湧き水はガブガブ飲んでいたが、そんな事は気にした事もなかったな。
登山道。中央部が凹んで雨が降った時、ここを流れるようだ。僕はこれをキャニオンと勝手に命名した。これは、登山者が登山用ステッキを使う時にキャップをしなかったせいで地面に穴が空き、凸凹になった地面に雨が降って、そしてこうなったらしい。弥彦山登山口の茶屋にそう紹介され、キャップは必ず付けるよう唱っている。たしかに登り辛く、そこに溜まった落ち葉が腐り異臭を放っている所もあった。しかし、この粘土質特有のキャニオン現象もまた五頭山特有の道であり、さらに苔がびっしり貼ればまた風情があっていいのではないか。
2017年08月10日 12:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 12:45
登山道。中央部が凹んで雨が降った時、ここを流れるようだ。僕はこれをキャニオンと勝手に命名した。これは、登山者が登山用ステッキを使う時にキャップをしなかったせいで地面に穴が空き、凸凹になった地面に雨が降って、そしてこうなったらしい。弥彦山登山口の茶屋にそう紹介され、キャップは必ず付けるよう唱っている。たしかに登り辛く、そこに溜まった落ち葉が腐り異臭を放っている所もあった。しかし、この粘土質特有のキャニオン現象もまた五頭山特有の道であり、さらに苔がびっしり貼ればまた風情があっていいのではないか。
キャニオンは土の登山道なので、急な坂でも階段状の足跡が残るので歩きやすいというメリットもある。
なんか自分が巨人になって、渓谷を進撃しているみたいだw
2017年08月10日 12:50撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 12:50
キャニオンは土の登山道なので、急な坂でも階段状の足跡が残るので歩きやすいというメリットもある。
なんか自分が巨人になって、渓谷を進撃しているみたいだw
私が思うのはキャニオン現象ではない。
木が生い茂り、頭を下げて進まなければいけない場所がかなりあった事。(前かがみはスタミナが消耗するし、バックパックにぶつかる)
そして、木の枝が登山道に散乱し歩きにくいことだ。

まず、生い茂った木々が道を塞いでいる事に関しては、全く手入れされていないのだろう。塞いでいる木々の太さを見ると、山開き以降は手付かずなんだと思う。平標山に登った時は登山道の草刈りしてる人いたよ?
木の枝が登山道に散乱しているのは、ほとんど登る人がいないのだろう。とにかく歩いていると細い木の枝が足に引っかかる。私は、後ろから来る嫁のためにこうした枝を端に寄せたりした。登山客が多ければ、それだけでこういう枝は道から無くなると思う。この日もすれ違ったのはたった2人だけ。登山歴が浅い私よりも遥かに浅いヨメは歩きづらい、誰も登ってないのでは?と勘付く始末。
2017年08月10日 13:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 13:20
私が思うのはキャニオン現象ではない。
木が生い茂り、頭を下げて進まなければいけない場所がかなりあった事。(前かがみはスタミナが消耗するし、バックパックにぶつかる)
そして、木の枝が登山道に散乱し歩きにくいことだ。

まず、生い茂った木々が道を塞いでいる事に関しては、全く手入れされていないのだろう。塞いでいる木々の太さを見ると、山開き以降は手付かずなんだと思う。平標山に登った時は登山道の草刈りしてる人いたよ?
木の枝が登山道に散乱しているのは、ほとんど登る人がいないのだろう。とにかく歩いていると細い木の枝が足に引っかかる。私は、後ろから来る嫁のためにこうした枝を端に寄せたりした。登山客が多ければ、それだけでこういう枝は道から無くなると思う。この日もすれ違ったのはたった2人だけ。登山歴が浅い私よりも遥かに浅いヨメは歩きづらい、誰も登ってないのでは?と勘付く始末。
鳥帽子岩に着いた。ここは五頭山の五合目に位置し、ちょうど中間点になる。ここで遅めのお昼ご飯にする。相変わらず私たち以外の登山者はいない。昔はかなり人気だったはずだ。
平日ではあったが、もう会社を退職された老夫婦の方々だって沢山おられる時代。山ガールという言葉が生まれるくらいの登山ブームのなかで、この閑散っぷりは少し切なさすら感じる。

この場所も昔は多くの登山客で賑わったんだろうな、とおにぎり🍙を頬張りその時代を思う。
いや、知らないけど。
2017年08月10日 13:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 13:45
鳥帽子岩に着いた。ここは五頭山の五合目に位置し、ちょうど中間点になる。ここで遅めのお昼ご飯にする。相変わらず私たち以外の登山者はいない。昔はかなり人気だったはずだ。
平日ではあったが、もう会社を退職された老夫婦の方々だって沢山おられる時代。山ガールという言葉が生まれるくらいの登山ブームのなかで、この閑散っぷりは少し切なさすら感じる。

この場所も昔は多くの登山客で賑わったんだろうな、とおにぎり🍙を頬張りその時代を思う。
いや、知らないけど。
今回の五頭山登山は、登り始めが12時だったこともあり、帰りの下山時間も考え、9合目をゴールにして引き返した。この判断が良く下山したのが17時50分。陽は傾き、林道の中は暗くなってきていた。
無理して登頂してたらーと思うとゾッとする。
やはり登山は朝から登らないとダメだし、飲み物は一人2リットルは必要な事がわかった。
2017年08月10日 13:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/10 13:49
今回の五頭山登山は、登り始めが12時だったこともあり、帰りの下山時間も考え、9合目をゴールにして引き返した。この判断が良く下山したのが17時50分。陽は傾き、林道の中は暗くなってきていた。
無理して登頂してたらーと思うとゾッとする。
やはり登山は朝から登らないとダメだし、飲み物は一人2リットルは必要な事がわかった。
後日談として、この写真は翌日の8月11日の山の日の五頭山駐車場。
11時頃の写真。駐車場は閑散としており、駐車台数は7台。日本で一番登山客が多いであろう、本日山の日。見事に残念な結果である。
2017年08月11日 11:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/11 11:03
後日談として、この写真は翌日の8月11日の山の日の五頭山駐車場。
11時頃の写真。駐車場は閑散としており、駐車台数は7台。日本で一番登山客が多いであろう、本日山の日。見事に残念な結果である。
撮影機器:

感想

最後の感想として、もう20年も前、日本にスノーボードという新しいスポーツが登場した。
スノーボードは、その特性から着脱に座る必要がある。
それを邪魔だと思うスキーヤーは少なくなかった。
そしてスキー場はスノーボード滑走禁止するスキー場と、受け入れるスキー場で分かれた。
その当時、ゲレンデガイドブックでスノーボード滑走可なことを確認しなければいけなかった。
ところがスノーボード人口は爆発的に増え、スキーヤーだけでの経営では成り立たず、最初は禁止していたスキー場も、受け入れざるを得なくなった。
しかし、一度弾かれたスノーボーダーがそのゲレンデに戻るわけがない。そこに行くのはそれを知らない若い世代だけ。
バブル崩壊と経営方針を誤ったスキー場は軒並み潰れた。スノーボードを受け入れていたスキー場も、さらにハーフパイプやパークに力を入れたスキー場は勝ち残った。その当時、私は仕事で上越市にいたので、その頃の流れは妙高高原のスキー場群でよくわかった。

その荒廃していったスキー場と、この五頭山がなぜか被って感じられた。
あと10年後、五頭山は登山ガイドブックから姿を消すのではないだろうか?
山自体はロープで登ったりと、面白い場所ではあるので、この山の復活を願ってレポートとしたい。

最後に、私の愛読書である新潟100名山では、五頭山は今でも皆んなに愛され家族連れが多いととれる紹介文となっているが、レポート不足です。いつの時代の話だ?今は完成に弥彦山に登山客を取られていると思う。

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