八ヶ岳 美濃戸口 〜 赤岳

2017年08月09日(水) 〜 2017年08月10日(木)

• GPS: 31:09
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,754m
• 下り: 1,751m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:01
• 休憩: 3:11
• 合計: 8:12

6:50 赤岳山荘
7:00 7:01 美濃戸山荘
8:28 8:31 中ノ行者小屋跡
9:22 9:51 行者小屋
11:02 11:25 地蔵の頭
11:28 12:43 赤岳天望荘
13:16 13:17 赤岳頂上山荘
13:26 14:25 赤岳
14:37 14:37 赤岳頂上山荘
15:02 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 2:02
• 合計: 7:51

6:08 赤岳天望荘
6:38 6:38 赤岳頂上山荘
6:43 6:57 赤岳
7:05 7:05 赤岳頂上山荘
7:29 7:48 赤岳天望荘
7:52 7:53 地蔵の頭
8:02 8:03 二十三夜峰
8:17 8:22 日ノ岳
8:29 8:32 鉾岳
8:35 8:42 石尊峰
8:49 8:49 横岳（三叉峰）
8:56 8:59 無名峰
9:09 9:22 横岳（奥ノ院）
9:36 9:36 台座ノ頭
10:00 10:15 硫黄岳山荘
10:41 10:47 硫黄岳
11:09 11:15 赤岩の頭
11:59 11:59 ジョウゴ沢
12:03 12:04 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
12:08 12:33 赤岳鉱泉
13:17 13:17 堰堤広場
13:51 13:51 美濃戸山荘
13:56 13:59 赤岳山荘
13:59 ゴール地点

天候

9日、10日とも晴れのち曇り。9時ぐらいからガスが山頂付近を覆うようになりました

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘横駐車場に駐めました（1000円/日）

コース状況／危険箇所等

赤岳〜横岳間は岩稜の登降となりますが、ハシゴ、クサリが多数あり、慎重に行動すれば特に困難ではありません。
また地蔵尾根（行者小屋〜地蔵の頭）間も急坂でハシゴ、クサリ場あり。

その他周辺情報

下山後は八ヶ岳温泉　もみの湯（入浴料500円）

写真

8/9 6:55

7時前に赤岳山荘駐車場に到着。平日ということもあってか空いていました

8/9 7:04

07:04 美濃戸山荘通過

8/9 7:06

行きは南沢経由で

8/9 7:14

立派な橋を何度か渡ります

8/9 8:12

緑溢るる森林

8/9 8:18

気持良い清流

8/9 8:30

沢を何度か徒渉します

8/9 8:59

やがて伏流となり枯れ沢となります

8/9 9:04

シラビソ林

8/9 9:07

苔むす森

8/9 9:19

沢が開けてきて、

8/9 9:30

行者小屋に到着しました

8/9 9:31

赤岳が見えます

8/9 9:55

ここからは地蔵尾根コースを進みます

8/9 10:20

石の階段や、

8/9 10:26

ハシゴ場、

8/9 10:48

クサリ場を進み、

8/9 10:54

サングラスを掛けたお地蔵さまの横を通り、

8/9 11:11

11:11 地蔵の頭に到着。少し休憩しました

8/9 11:12

見下ろせば、行者小屋（左）と赤岳鉱泉小屋（右）

8/9 11:25

そして、阿弥陀岳と茅野の街

8/9 11:26

その奥には諏訪湖も見えます

8/9 11:28

今夜の宿、赤岳天望荘に向かいます

8/9 11:34

11:34 小屋に着きました。先ずは昼ごはん

8/9 12:15

山人生初の個室。ここで一夜を過ごします

8/9 12:30

お風呂は2時半からですが、ちょっとお風呂を覗いてきました

8/9 12:49

小屋探検後、ガスも晴れてきたので赤岳を登ることにします

8/9 12:51

ゴゼンタチバナ

8/9 13:20

30分で赤岳頂上小屋に到着

8/9 13:20

小屋前に方位盤が埋め込まれていました

8/9 13:19

三角点（南峰）は小屋から少し先にあります

8/9 13:25

南峰に着きました

8/9 13:32

左に見えるのが一等三角点（点名：赤岳 2899.36m） 標石。あと14cm高くなれば2900mです

8/9 14:38

三角点タッチ

8/9 13:38

石積みの上に建つ頂上小屋。設立者の苦労が偲ばれます

8/9 13:58

しばらく山頂で待機していたら一瞬青空が覗きました

8/9 15:02

1時間ほど山頂で過ごしました。下りで赤岳天望荘を望む

8/9 16:57

夕食はバイキング。豚の角煮、山菜の天ぷら、鶏と大根の煮物、炊き込みご飯など。ごちそうさまでした

8/9 18:43

夕暮れ。雲が高く周囲の山を見ることは出来ませんでした

8/10 4:41

（ここから二日目）
4:15に起床。小屋前でご来光を待ちます

8/10 4:42

赤岳の左には富士山

8/10 4:49

アップ

8/10 4:42

満月過ぎの月が西空に残っていました

8/10 5:06

05:05 夜明け。眩しい光が溢れます

8/10 5:09

朝日を浴びた雲がキレイ

8/10 5:08

さらに赤くなった赤岳

8/10 5:13

阿弥陀岳にも陽が当たります

8/10 5:14

横岳にも...

8/10 5:15

中央アルプスの山々

8/10 5:15

北アルプスの山々

8/10 6:14

朝食を済ませ、昨日に続き赤岳を登ることにします

8/10 6:23

赤い岩を登ります

8/10 6:28

どんどん登ります

8/10 6:36

頂上小屋が見えてきました

8/10 6:41

再び赤岳頂上小屋

8/10 6:42

小屋よりの赤岳

8/10 6:44

昨日と違い、スッキリ晴れた山頂

8/10 6:46

南面は権現岳と奥には北岳

8/10 6:44

雲海に浮かぶ富士山

8/10 6:58

富士山アップ

8/10 6:58

北岳アップ

8/10 6:58

槍・穂連峰アップ

8/10 7:01

北岳をバックに

8/10 7:09

山頂の眺めに満足し下ります。奥には横岳から蓼科山につながる峰々

8/10 7:16

チシマギキョウ。しおれていて元気ありませんでした

8/10 7:58

一旦小屋に戻り荷物を担いで出発。横岳に向かいます

8/10 8:03

さっそくハシゴ

8/10 8:07

小ピークを巻きます

8/10 8:24

いろんな花が咲いていました

8/10 8:19

オタカラソウ？

8/10 8:23

イワオウギ？　ピンぼけでスミマセン

8/10 8:25

ミヤマダイコンソウはもう終わりですね

8/10 8:25

イワベンケイ

8/10 8:25

イブキジャコウソウ

8/10 8:26

タカネナデシコ

8/10 8:52

小ピークが続きます

8/10 8:55

横岳奥ノ院はもうすぐです

8/10 9:05

そして最後の小ピーク（奥ノ院）が目前に

8/10 9:05

ハシゴを登り、

8/10 9:13

横岳山頂（奥ノ院）につきました

8/10 9:10

振り返ると赤岳はガスの中

8/10 9:11

小同心（左）と大同心（右）

8/10 9:14

次の台座ノ頭には狭い稜線。ここからが横岳の核心部のようです

8/10 9:24

先ず、ハシゴ

8/10 9:27

小キレット

8/10 9:27

そしてカニの横ばい

8/10 9:31

核心部を越え、横岳を振り返る

8/10 9:38

台座ノ頭はコマクサの大群落が拡がります

8/10 9:39

保護柵

8/10 9:36

ピンクと白色のコマクサ

8/10 9:53

硫黄岳山荘が見えてきました

8/10 9:59

硫黄岳山荘で軽く腹ごしらえ

8/10 10:23

この辺りにもコマクサが咲いていました

8/10 10:35

その後、大きなケルン沿いに進みます

8/10 10:44

硫黄岳の火口崩壊跡

8/10 10:47

すごいスケールです

8/10 10:51

硫黄岳山頂に着きました

8/10 10:48

広々した山頂

8/10 10:55

下山はこのケルン横から

8/10 11:00

タカネニガナ。ピンぼけでスミマセン

8/10 11:06

行く手に赤岩の頭

8/10 11:11

赤岩の頭に着きました。横岳はガスの中

8/10 11:14

赤岳もガスの中

8/10 11:16

硫黄岳小屋や稜線を歩く人が見えます

8/10 11:17

歩いて来た硫黄岳を振り返ります

8/10 11:13

ここから下ります

8/10 11:22

直ぐに樹林帯となります

8/10 12:01

樹林帯の良い道が続き、

8/10 12:02

北沢に出ました

8/10 12:12

そして赤岳鉱泉小屋。ここで昼食（醤油ラーメン800円）

8/10 13:05

ミヤマホタルブクロ

8/10 13:06

キバナノヤマオダマキ

8/10 13:12

気持ちいい北沢沿いに道が付いています

8/10 13:21

堰堤広場。ここからの林道はだらだらと長く。ちょっとウンザリしました

8/10 13:59

登る時にはガラガラだった駐車場は車でビッシリ埋まっていました

8/10 14:48

下山は八ヶ岳温泉もみの湯でサッパリと。
今回も満足した山旅でした。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL6 オリンパス

iPhone 7 Apple

感想

Ham⭐

年一度、恒例となった息子との山行きです。
当初、立山縦走を計画していたのですが、鈍足台風5号のため北陸地方は天気の回復が遅れる模様。
目的地をサブプランとして考えていた八ヶ岳に変更することにしました。

昨晩秋に蓼科山を登ったものの、八ヶ岳連峰は初めてです。
ということもあって、行き先は盟主の赤岳。
コースは赤岳から硫黄岳の周回コースが取れる美濃戸口を登山口。
小屋は2700m超の高所にありながらお風呂のある「赤岳天望荘」にすんなり決まりました。
赤岳天望荘では個室を予約しました。山人生初の個室泊まりです。ぜいたくな山行きだぁ！


初日、出発後は青空が拡がった天気ですが、稜線に辿り着いた11時頃には赤岳はガスの中。その後もガスが赤岳を覆い、展望を楽しむことが出来ず。翌朝に期待を託すことにしました。

二日目、願いが叶い、素晴らしい夜明けを迎えることが出来ました。
小屋でご来光を見て朝食を食べた後、再び赤岳へ・・・
二度目の山頂で富士山、北岳、槍穂などの眺望を存分に楽しむことが出来ました。

初めて訪れた赤岳でしたが、岩稜歩きを堪能することが出来ました。
時期柄か高山植物が少ない印象がありましたが、台座の頭付近に拡がるコマクサの大群落には驚かされました。
これまでは御嶽の継母岳が最高だったですが、それを遙かに超えていました。

小屋の食事はバイキング形式。美味しくて量も沢山。
そして高所でのお風呂は大満足。
夜は個室でゆっくり過ごすことが出来ました。
八ヶ岳ファンが多いのも頷けた山行きでした。
八ヶ岳・・・いい山です。

'17/8/21 追加：息子が撮影した赤岳天望荘のご来光です。