立山
- GPS
- 09:06
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 832m
- 下り
- 835m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:往路の逆 |
コース状況/ 危険箇所等 |
舗装路、岩場、一部雪 ぬかるみ少なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
立山には、小学校の頃に登ったことがあるかもしれないが、記憶が定かではない。
最近登山を始めてから、初めての立山登山であるのは間違いない。
立山は元々、(今でも)信仰の対象となる山岳であったという。また、日本でいち早く鉄道や道路を開発し、観光登山というジャンルを拓いた山岳でもあるという。信仰の対象で儲けようという考え、富山人の性根が見てとれる。
未明に実家を車で出発した。
車で登山に向かうというのもまた初めてである。
小雨が濡らす高速道路は空いていた。びゅんびゅん走らせることができ、気持ちが良い。
立山ICで降り、「国立公園立山」への道路案内板を見た。そうか、国立公園なのか。日本国が立てた公園というならば、立派な公園なのだろう。自分はCiv6をやっているので、国立公園を設立するには、いかに困難なことかを知っているつもりである。(それでいいのか?)
黒い夜の帳が上がり、白い朝靄が降りて来る。
5時前に立山駅に着いた。既に駐車場は埋まりつつある。ファミマで買ったお茶とおにぎり、鱒の寿司で朝ごはんとする。
ここらの鉄道やケーブルカー、バスの会社は、「立山黒部「貫」光」という。「観」光ではない。なるほど、立山から黒部へ貫いて、光が通るからそうなのか、なかなか乙なネーミングだ。
0530に駅の切符売り場に並ぶ。既に行列ができており、始発の切符は買えず、0630の切符となった。窓口の女性によると、昨日は2時間待ち、という時間帯もあったという。
ケーブルカーに乗って、美女平へ。このケーブルカーは、角度が一定に保たれたまま登って行く。
バスに乗って、室堂へ。座席には余裕があり、座れる。座れないと辛いだろう。車内には観光案内のアナウンスが流れる。英語のアナウンサー、中央線のそれと声がそっくりである。
生憎の霧のため、称名滝は見えず。
室堂着。寒いが日差しは強い。
登山開始。一の蔵を目指す。
硫黄の香りがする登山道をゆく。
九十九折の登山道を歩いていく。しんどい。なんでこんなしんどいことをしているんだろう。
0845一の越山荘着。標高2700m。本当に着くのかと思っていたら、着いてしまうので不思議である。
この山荘のビール、350ml缶で600円、500ml缶で800円である。400ml生に至っては900円である。
柿ピー1袋100円。2つ買った。
0915次は雄山を目指す。
ここからの登山道は砂利道となる。
砂利道が岩道に変わった。まだ続く。
いいかげんにしてほしい。
岩に手をつきながら登っていく。
後ろからどんどん人がついてくる。追いかけられるのは苦手だ。先に行ってもらう。
岩が大きくなってきた。三点支持で登る。
雄山山頂近くに雷鳥がいた。
75mmに換え、静音モードで撮っていると、人々が集まってきて、撮影大会の様相を呈してきた。
何しろ、自分のカメラはPEN-Fである。「ヒソヒソ。きっとあの人プロよ。」と聞こえた気がする。
1030雄山山頂着。
12mmに換え、風景を撮る。
1115雄山神社に登拝。
1150大汝山3015登頂。
1215湯を沸かし、食事。ビッグカップヌードルカレー味。雪渓を臨みながら食す。うまい。
1250富士の折立目指す。
1315富士の折立登頂。絶景なり。この場所は、山と高原地図では「危」マークがついていたので登るのを躊躇した。が、通りすがりのおじさんが、「登れるよー」と言って登って言ったので、登った。そうしたら本当に絶景が広がっていた。人の言うことは聞くものである。
大汝山山頂の頃には消えていた硫黄の香りが、下りの尾根でまた漂ってくる。
大走りを行く。5mくらいの東風があるが、ストームクルーザーのおかげで寒くはない。転倒。右手人差し指を切る。頭上に上げながら進む。血が止まった。ポールを使って降りることとする。
1540沢を渡る。1550テント場着。硬い道というのはなんと楽なんだろう。
とおりすがりのおやじさんに、室堂行くならギリギリですよと言われ、焦る。
1610雷鳥荘着。強い硫黄の匂い。
1630ミクリガ池。
1655室堂ターミナル。間に合った。雨が降り始めた。
帰りのバスに乗る。疲れた。面白かった。
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