黒岳〜北鎮岳〜比布岳〜愛別岳
- GPS
- 14:37
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,698m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 2:40
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
時間を買う感じ? |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし ただ愛別岳へのコースは分岐からの下りがやや危険 火山灰で滑りやすい急勾配で、滑ったら谷底までノンストップ |
その他周辺情報 | 黒岳石室はテント1張500円 トイレは協賛金として200円程度 ロープウエイ利用後は割引券をゲットして黒岳温泉へ(割引料金500円) |
写真
感想
部下が休日の交換を申請したため、思わぬテント泊登山のチャンスが到来!
天気予報も絶好!
とは言え、日曜日も朝の仕事があり、月曜日は夕方から来客がある予定だったため限られたチャンスを生かすべく山行計画を立てました。
まず、登り始めが遅いのでテントを担いで登ってすぐに設営できる立地が必要。そこで選択したのが定番ですが黒岳石室。翌日は朝早くテントを出発してお昼頃までに下山できるように・・・色々シミュレートしてこのコースに決めました。
こういう時、時間を短縮する手段としてロープウエイは助かります。
ロープウエイで同乗したキュートな山ガールと話が弾み、楽しい時間を過ごすことができました。彼女は黒岳石室ピストン。
私は石室でテントを張って桂月岳に登り、石室に戻りましたが管理人さんが「熊が出てますよ!」と言うので望遠鏡を借りて見ると、北鎮岳山麓に巨体の熊が。
遠いので望遠で撮っても限界がありましたが、何とかそれらしく見える程度には撮影できました。
しかし、よく考えてみると明朝、まだ暗い時間帯からあちら方面に登る(北鎮岳山頂でご来光を仰ぐ)予定なのです。少しビビリ入ります。
テントに入り、持ってきた本を読もうと思って愕然。
ランタンを忘れていました。(笑
ヘッドランプはあるけど、そこまでして本を読む気にもなれず床に就きます。夜中に外を見てみると、満天の星空!これまで何度もテント泊を経験してきましたが、これほどの星空に恵まれたのは初めてでした。感動!
・・・写真は撮れませんでしたが。
2日目、予定通り3時前にテントを出ます。熊のことが頭を過ぎりましたが、まだ寝ている人のことを考えて鈴は鳴らないようにポケットに収めます。
御鉢平で鈴をザックに装着し、北鎮岳へ。
予定通りのご来光。
ご来光を待つ間に、朝食を済ませます。どんどん明るくなる御鉢平、そして周囲の山並み。なんとも言えない光景です。
朝食を片付けて眼下の鋸岳山腹を通過し、比布岳へ。
そして愛別岳に向かいましたが、分岐を見落としてしまいます。安足間岳まで行ってから「あれ?」・・・でも愛別岳登頂後に安足間にも登る予定だったので、順番が前後しただけ。今来た道を戻ります。
愛別岳分岐は目立たないプレート標識と白いビニルロープがありましたが、比布岳側からは少し見え難い配置です。プレートを挟むように短い鉄の杭が打ち込んであるので、これを目印に行けばいいかもしれません。
愛別岳へ向かう登山道は、分岐から下る火山灰が滑って気を使いました。ここで足を滑らせたら谷底まで滑り落ちる可能性もあります。しかし、気を使うのはここだけ。
急峻な山並みを楽しむことが出来、独特な雰囲気を持つ山です。
復路は写真撮影に時間を取られました。往路はまだ薄暗かったことと朝露に濡れた花弁と葉がくっつき合って「花の形が良くない」と思い、写真撮影を後回しにしたためでした。おかげで予定時刻を少しオーバーして石室に到着。
急いでテントを畳み、下山しました。
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